架神のカレー日記03.9
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2003年9月30日
カレーなし

 一日中、CDのジャケットとか作っていた(こんなの)。疲れた。これから、これを印刷しなければならない。まだ眠れない。

 朝はうどんを食べた。夜は鮭のお味噌汁を食べた。美味しかった。

 ゲームしたい。GCなんて、まだ開けてもない。

2003年9月29日
カレーなし

 朝は納豆とか食べた。

 昼間はスタジオに行った。

 帰ってカップラーメン食べた。

 徹夜でCDのミキシングとマスタリングをした。疲れた。

2003年9月28日
カレーなし

 朝、昨日持ちかえったものを温めなおして食べた。

 撮影をした。とても疲れたけど、楽しかった。たぶん良い作品になるだろう。

 参加者に蕎麦を奢った。3000円ほど支払った。撮影に使ったお金も合わせると、今日一日で8000円ほど使ったことになる。・・・・・・まあ、6本も売れれば取り返せる。売れろ、売れてくれ。せめて6本は売れてくれ。

 帰りに地元駅前のゲームショップで『斑鳩』を探した。せっかくだから遊びたい。しかし、『斑鳩』はどこにも置いていなかった。まさかとは思うが、『レイディアントシルバーガン』のようにプレミアがついたりはしていないだろうか。同じ会社だけに心配だ。

 家に帰って、昨日持ちかえった残りを食べながらを呑んで、ケーブルテレビで『R.O.D.』を楽しく見た。その後、今日撮った映像をPCに入れようとしたが、IEEEがどうにも言うことを聞いてくれず、入ってくれなかった。パソコンは何か新しいことをやろうとすると、必ず私を躓かせてくれる。そういうものだ。

2003年9月27日
朝:カレースパ(適当なカレー使用)

 朝からカレースパを作って、食べて、仕事へ行った。

 仕事の後、職場の慰労会とかいうイベントがあり、通常5000円ほどの食べ物が500円で食べられるという。これに参加しない手は無い。大き目のタッパーを持参し、慰労会に挑んだ。

 慰労会は食べ放題のバイキング形式だった。最近、めっきりと食の細くなった私は、昼を抜いて腹を減らしていたにも関わらず、焼肉を4切れほど、料理を2皿ほど食べたところで満腹になってしまい、食べ放題を満喫できなかった。

 その後、抽選会とかいうものが催された。参加者は80名ほど、賞品は20ほどだというから。4人に1人は当たる計算だ。しかし4人に1人でも、きっと私は当たらないだろうし、それに20も賞品があるのでは賞品1つ1つはショボイものばかりだろう、と思っていた。

 が、予想に反し、賞品は新作ゲームソフトやらDVDやら(社風が出てはいるものの)あまり酷いものではなかった。さらに予想、というか諦念に反するように、何と私にも当たった。しかも特等だったらしい。ゲームキューブが当たった。

 同僚たちが口々に「重そうだね、持ってあげようか」といってくるのを丁重に断り、家にGCを持ち帰った。持ちかえった、が、少し困った。どうしよう。GCが当たったこと自体はものすごく嬉しいのだが、しかし、ゲームハードというものはゲームソフトが無ければただのハコだ。ゲームソフトを買うような経済的余裕は私には無いし、それにゲームキューブで遊びたいゲームは『斑鳩』しかない。
 すぐに売っ払って換金するのも、賢い選択のような気はした。だが、このような大物が当たったのは、生まれて初めてだ。換金しても、わずかバイト代2日分程度に変わって終わりだ。この喜びを2日バイトをサボるだけに換えるのも、それもすごく損な気がしてきた。合理的ではないが、心情に沿った帰結だ。

 というわけで、私はゲームキューブを抱えて困っている。一体、どうしたものだろうか。とりあえず売る気は無い。『斑鳩』はやりたいし、メガテンの新作がGCで出る可能性も1000に1つくらいはあるだろう。それにしても、本当にどうしたものか。

2003年9月26日
カレーなし

 朝、納豆とか食べて仕事へ行った。疲れた。

 日曜の撮影のため、帰りにレンタルビデオ店資料映像を借りて帰った。これから、この資料を見ながら、カメラワークやら構成やらを練らなければならない。明日は仕事の後、職場の飲み会なので、とてもそのような時間は取れないだろう。今日中に構成の青写真を組上げなければならない。昔から私が監督をしたときはロクな映像が録れなかったので、今回はそれなりに研究練磨して、力不足を補いたい。

 夜はコロッケうどんを食べた。金曜はフライ物が安いらしく、普段60円のところを40円で購入した。

2003年9月25日
朝:カレースパ

 朝、カレースパを作った。一日中レコーディングマスタリングをしていた。疲れた。休んだ気がしない。というか、実際休んでない。家にいただけで、休んではいない。夜は全く作る気がしなかったので、スーパーで半額のビビンバ丼を買ってきて食べた。

2003年9月24日
カレーなし

 昨日の続き。私の家で泊りがけレコーディングを行うことになったわけだが、何といっても私はやることがない。自分のレコーディングは後で一人でできるし、それに夜に大声で歌うわけにもいかない。私は明日が仕事ということもあり、レコーディングをしているギターとベースを横目に、12時ごろには一人就寝することにした。

 しかし、この狭い部屋に男3人は辛すぎる。人間、立って半畳寝て一畳というが、私の部屋には2畳ほどしか空いたスペースが無く、そこで2人の男がベースを担いだりギターを担いだりしているのだ。私の寝るスペースなど座布団2枚分ほどしかない。
 仕方なく私は膝を抱え、胎児のように丸まって寝ていたが(こんな姿勢で寝る気になった自分も自分だと思う)途中、膝が痛くなって3度ほど目が覚めた。膝を抱えて寝ていると膝が痛くなることが分かった。

 その後、深夜4時ごろ「コーラスを入れろ」と叩き起こされ、寝ぼけたまま、近所迷惑にならぬよう細心の注意を払いながら「フーゥ」とか「イエー」とかコーラスをいれたりした。彼らは5時ごろに帰っていったので、そこから先はやっと四肢を伸ばして寝ることができた。

 今日は仕事だったので、朝7時におきるつもりで目覚ましを3つ仕掛けていた。数字上、私は十分な睡眠時間を取ってはいたが、狭苦しい場所で膝を抱えて寝ていた時間は、カウントされないようだ。2度も2度寝をした挙句、3つ目の目覚ましが鳴らなかったため、起きられず遅刻してしまった。

 仕事は最近とてもだるい。やはり、どのような仕事であれ、働かないに越したことはない。仕事中、ぶつぶつと「空からごはんが落ちてくれば働かないでいいのに」とつぶやいていると、横で作業をしていた先輩(上智大学出身)から「旧約聖書ですか?」とつっこまれた。クリスチャンらしいエスプリの効いたジョークだと思った。(『出エジプト記』において、マナという良く分からない食べ物が空から降ってきたことに由来)

 家に帰って、親子丼を作った。汁気が多すぎて、雑炊みたいになってしまった。失敗、失敗。

2003年9月23日
朝:適当なカレー

 カレーを食べた。バンドのメンバーレコーディングをしに、家へ来た。7時ごろには終わると思ったのに、終電までに間に合わず、泊りがけで録ることになった。明日仕事だというのに、困った。夕食はコロッケうどんを食べた。

2003年9月22日
夜:適当なカレー

 朝、納豆とか食べて、仕事へ行った。仕事中、昨日ずっと脚本を書いていたせいで、全く疲れが抜けていないことを知った。家から出なければ疲れないわけではないらしい。

 帰りにスーパーでマイタケ鶏肉を買い、図書館で「鉄鼠の檻」「世界史秘密結社ミステリー」を借りた。前者は最近読んでいる京極夏彦のシリーズであまり言うこともない。後者は秘密結社についての本だが、たとえば澁澤龍彦の「秘密結社の手帳」などと比べると、ずいぶんとハジケた内容で、目次を見ると「フリーメーソン、世界を席捲する国際機関の威力」など臆面もなく書かれている。しかし、こういう下世話な内容も、見方を変えれば十分に面白い。書かれている内容はともかくとして、そのような内容の本が流通しているという状況そのものが愉快だ。例えるならば、MMRを読むような心境だろうか。

 夜はカレーを適当に作った。タマネギを適当に切って放りこみ、鶏肉を適当に切って放りこみ、マイタケを適当に裂いて放りこみ、を適当に茹でて放りこんで煮た。ちょっとだけ味噌を入れてみたが、あまり変化は感じられなかった。

2003年9月21日
朝:初イエローカリー(終了)

 朝はとりあえず遊んだ。旧約・女神転生を進めた。

 昼頃になって、二ヶ月くらい前に作ったまま冷凍していたカレーを食べた。なんか食感が怪しかったが、お腹が痛くならなかったし問題は無かったのだろう。
 
 午後からは一念発起して次の作品の撮影予定地をネットで検索し、電話で確認を取り参加者にメール連絡をした後、延々と脚本を書いていた。疲れた。思ったよりも難解な作品で、積極的に努力を重ねないと凡作に終わってしまいそうだ。撮影日の木曜までイメージトレーニングとカメラワークの研究、さらに脚本の推敲を重ねなければなるまい。仕事も一日休んで、この準備に当てたいところだ。

 夜はうどんを適当に作って食べた。本当はスーパーで具材を買ってカレーを作るつもりだったのに、今日も雨のせいで外出できなかった。雨ってすごい。空から水滴が落ちてくるだけなのに、私の活動を大幅に制限する。

2003年9月20日
カレーなし

 朝、缶詰のさんまの蒲焼ごはんを食べた。午前中にジャンプ感想を書き、午後からはカレーを作るため材料を買いに行こうと思っていたが、雨が降っていたので断念した。夜はチキンラーメンを食べた。
  
 食後、次の作品の脚本を書こうと思っていたが、ゲームのお誘いがあったので、ゲームしてしまった。

2003年9月19日
カレーなし

 ごはん納豆お味噌汁を食べて、仕事へ行った。最近の仕事は不毛で辟易する。チェックのために送られてきた資料が間違っており、その資料の誤りを指摘していたら一日が終わってしまうからだ。チェックのための資料をチェックするという、何の生産性もない作業はやっていると虚しくなってくる。もっとも、どんなに無意味な作業であっても、こちらはやれば金になるので文句を言う筋合いはないのだが、依頼主はこんなことでいいのだろうか。金を捨てているようなものだと思うのだが。

 仕事の後、新宿で白鳥さんに「もみじまんじゅう」という地元の銘菓をお土産に渡した。それから、CafeAYAお蕎麦を食べて、新宿西口のビデオマーケットインディーズの映画などを眺めたりした。「妖女メロン」という映画が気になった。そのあと、モアセイヴァーをした。相変わらず手も足も出なかった。

 最近、「世界神話辞典」という本を読んでいるが、日本の神話を見ていると、しばしばその中にワニが出てくる。日本にワニはいないと思っていたので不思議に思い調べてみると、どうも昔は日本にもワニがいたらしい。

2003年9月18日
カレーなし

 朝、「なっとくのハヤシライス」というレトルトのハヤシライスを食べて仕事に行った。

 仕事中、上司から「血色が良くなった気がするだの「肩に張りがある」だの言われ、しかも何だか残念そうだった。私が健康的だと何か不都合でもあるのだろうか。それにしても、半月田舎に帰っただけで傍目からも分かるほどの栄養を摂取できるとは、心身の健康のためにも、年に二度は帰省すべきだ。

 あと、少し給料が上がっていた。この会社はこんなことで大丈夫なのだろうか。もっと、他に給料上げるべき人はたくさんいるだろう。私の給料など上げてる場合じゃないと思うのだが。

 仕事の後、某所へ某アイドルたちのライブを見に行った。アイドルは可愛い。うっかり次のライブの予約までしてしまった。アイドルってすごい。ライブハウスから自転車立ちこぎで帰るアイドルを見たのは、とても新鮮だった。

 帰ってお茶漬けを食べた。最近、同僚が「巫女みこナース」主題歌の話ばかりしているので、検索してみたらこんなのがヒットした。

2003年9月17日
カレーなし

 チキンラーメンごはんを食べて、久しぶりの仕事へ行った。久しぶりの仕事はやっぱりだるくて、家でゴロゴロダラダラしていた帰省中の日々はやはり幸せだったと思った。早く正月になってほしい。

 帰って、うどんを作って食べながら、帰省中に撮り貯めていた「銀河英雄伝説」をずっと見ていた。

帰省中の日記
2003年9月3日〜16日

9月3日
田舎に帰った。
夜はすき焼きだった。

9月4日
朝は焼き豚を食べた。とても美味しかった。
昼はうどんとかお肉とか食べた。とても美味しかっ た。
夜はグリーンカレーを作った。美味しかった。
妹はグリーンカレーを見て「犬の吐瀉物のようだ」と不快なコメントを残し た。
妹やその友達とじゃんけんすごろくなどしていた。

9月5日
朝は昨日の残りのカレーを食べた。
昼はとんかつを食べた。
夜は、やきそばとか、野菜炒めとか作って食べた。
旧約女神転生が面白い。

9月6日
朝は鮭をバターで焼いて食べた。
昼は家族とラーメンを食べに行った。豚の角煮がと ても美味しかった。
夜は、父の釣ってきたセキアジとかいう魚で、味噌汁とか、刺身とか作って食べた。3枚におろす、という高等テクニックを教えてもらった。思っていたほど 高等なテクニックでもなかった。
妹にカルドセプトで負けた。

9月7日
朝は焼魚を食べた。
昼は唐揚げを食べた。
夜は豚と茄子の味噌炒めを作って食べた。
妹にカルドセプトで勝った。なぜか殴りかかってき た。不条理だ。

9月8日
朝は焼魚を食べた。
昼は肉とか焼いて食べた。
夜はミートソースのスパゲティを作って食べた。アルデンテを失敗した。
父が出張先で卓球をしていて肉離れを起こしたらしい。
我が父ながら、本当に頭が悪い。昼休みに卓球をする、そのこと自体は問題ない。体を動かすのは良い気分転換になるだろう。だが、筋肉が断裂するほど真剣に卓球をすることもないだろう。 母も妹も父のことをバカだアホだと罵っていた。母は、一昨日は釣り、昨日はソフトボール大会と父は体を酷使しており限界が来たのだろう、と分析した。妹はそれを受け、「いわゆるラストストローだね」とコメントした。私は妹からこのような気の利いた言葉を聞くとは思わ なかったため、びっくりした。

9月9日
朝、ベーコンエッグを作ろうとした。形が崩れて違うものができた。
昼は他人丼を食べた。
夜はカレーを作った。煮豚用のブロック肉を使い1時間半ほど煮続けると、スプーンで切れるほど柔らかくなった。

9月10日
朝はカレーを食べた。
昼は鶏の唐揚げを食べた。
夜は南蛮漬けを食べた。

9月11日
朝は焼魚を食べた。
昼は天ぷら蕎麦を食べた。昼間から酒を飲んだ。
夜はポトフを作った。牛肉を1000円分くらい使った。

9月12日
朝は焼き魚とポトフの残りを食べた。
昼はうなぎを食べた。
夜は豚汁と水餃子のあいのこのようなものを作って食べた。

9月13日
朝は焼き魚を食べた。
昼は家族と外食に行き、ステーキとハンバーグを食 べた。
夜はチャーハンを作った。

9月14日
朝はパンとか食べた。
昼は家族と回転寿司に行った。
夜は餃子を食べた。かねてよりの念願であった餃子50個に挑戦したが、焼いてる横から家族につままれ、35個くらいしか食べれなかった。
初めから分 かりきっていたことではあるが、餃子などあまりたく さん食べるものではない。

9月15日
朝はホットサンドを作った。
昼はそうめんと秋刀魚を食べた。
夜はシーフードカレーを食べた。私が作る予定だったが、中学の時の友人と呑みに行くことになったため、母が作ってくれた。

9月16日
朝、昨日の残りのシーフードカレーを食べ、身支度をして家を出た。
昼に地元駅前のラーメン屋でラーメンを食べた。
夜は綾瀬の駅前でかけうどんを食べた。




帰省中のまとめ

・金があれば肉が買える。時間があれば肉を煮込める。煮込んだ肉は柔らかく、それだけで十分美味い。おいしい食生活に必要なのは料理の技術よりも、金と時間だ。

・コンソメスープに野菜と肉をぶちこんで煮続けるだけ、という極めてお手軽な料理であるポトフだが、実際は肉を買う金と肉を煮る時間が必要であり、それらの経済的・物理的制約から、私にはポトフを作る余裕がなかった。だが、帰省はそれを可能にした。

・カレーにバナナを一本溶かしても、家族は誰も気付かない。

・餃子をたらふく食べることは私のかねてよりの夢であったが、想像通り、30個も食べると気持ち悪くなった。

・魚をおろすのはめんどうくさい。

・寿司はゆっくり食べた方が幸せだ。

・車に乗ると酔う。

・昔撮っていたGS美神のアニメを見たら、面白かった。

・妹は大学生、それも文学部に進学したのに、相変わらず異常に語彙が少なく心配になる。「韋駄天」という言葉は、私が思っているほど一般的な言葉ではないのだろうか。もっと漫画を読めと言いたい。

・帰省中は大体、妹とカルドセプト2をやって遊んでいた。通算成績はわずかに負けた。

・妹はカルドセプトで負けると、私に殴りかかってくる。

・妹がカルドセプトの一人プレイをしているとき、私は実家のパソコンで旧約女神転生をやっていた。

・実家のパソコンはredlofというウィルスに感染していた。面倒くさいので、再インストールした。

・従兄弟がパソコンを買ったというので、ネットの設定をしてやったら、繋げた途端にblasterに感染した。腹立たしいので、再インストールした。繋げるだけで感染するとは、一体どういう理屈なのだろうか。

・実家にたまっていた、月刊ジャンプや月刊マガジンや週刊マガジンをまとめて読んでいたが、月刊ジャンプの「ギャグまんが日和」の面白さを再認識するばかりだった。月刊マガジンはやはり「Mr.釣りどれん」が終わってずいぶん寂しくなった。週刊マガジンはクロマティが健在だった。KYOは巷でもてはやされているほどハジケた漫画ではなかった。

・じゃんけんすごろくは遊んでいるととても疲れる。

・じゃんけんすごろくに関して。ただじゃんけんをするよりも、カードを用いた限定じゃんけんの要素を取り入れた方が白熱する。そして、グー・チョキ・パーを3枚ずつ、計9枚を各自が持って勝負する場合、計算は非常に難解なものとなる。おそらく、そのときの最善手を割り出す方程式は存在するのだろうが。そのパターンは山ほどあり、その方程式を割り出す労力をプレイヤーに求めるのは無理だろう。最善手が計算で割り出せるにも関わらず、それが非現実的な難解さであるということは、つまり、現実的には計算は不可能と言うことであり、逆説的に運の要素が強くなってしまう。つまり、3枚ずつ計9枚のセットでじゃんけんすごろくをゲームとして成り立たせるためには、より交渉の重要性を強調する必要がある。そのためには、1回ずつの勝負で勝敗が決するのではなく、数回、たとえば3セットマッチでの最終的なポイントで勝者を決めるのが良いだろう。また、ゴールからのマス目の数をポイントにすることで、より白熱したゲームが行えることもわかった。不謹慎な発言ではあるが、麻雀のように金を賭けて遊べば、かなり熱いゲームだろう。

・一方で、グー・チョキ・パーをそれぞれ9枚ずつ、合計27枚をシャッフルし、各自にランダムに9枚ずつ配ってゲームをした場合。これは、相手の手札を己の手札と捨て札から推測するしかなく、不確定要素が高まる。不確定要素が加わることにより、ゲーム自体の難易度がより高度になるのではないかと思われたが、実際は不確定要素の部分を割り切れるため、どちらかといえば気軽に遊べるゲームとなった。運の要素が強くなるが、ギャンブルと割り切れば悪くはない。

・帰る間際に計ったら2.5キロほど体重が増えていた。


実家に帰るので2週ほど更新停止します


2003年9月2日
夜:温泉たまごと豚の角煮カレー

 起きて、朝食にオムライスを食べた。明日からしばらく実家に帰るので、冷蔵庫の玉子を消費するためだ。そして、オムライスを作ることで、無事玉子を3つ消費できたのだが、いかんせん他に具材が無いため、オムライスは単にコメをケチャップで炒めて卵焼きでくるんだだけの物になってしまった。さすがに味が単調で辟易した。
 これだけのリスクを支払っても、まだ玉子は3つある。どうしよう。あと2食で3つ消費しないといけない。

 昼はジャンプ感想を書いたり、じゃんけんすごろく新しいMAPを作ったりと、精力的に活動した。

 夕方頃、チキンラーメン玉子1つ入れて食べ、海上姉妹のライブを見るために渋谷へ行った。本当は家から出たくなかったのだが、今日は私のバンドのメンバーの子が水着で踊ると聞いていたので、行かないわけにもいかなかった。
 だが、残念なことにその話はなくなったらしく、普通のライブだった。残念だった。本当に、残念だった。でも、普通にいいライブだった。海上妹は痛いキャラを演じるのが巧い。素がそうなのかもしれないが。

 ライブの後、近くのファミレスのようなところで、軽い打ち上げのようなものをして、温泉たまごと豚の角煮カレーという大層なものを食べた。それでも500円だった。ちなみに、これは同席したアダルトな方に奢っていただいた。

2003年9月1日
朝:さばカレー

 朝、人からもらった「さばカレー」なるものを食べてみた。やはりカレー魚介類は組み合わせが難しい。イカとかホタテならカレーと合わせるのも簡単かもしれないが、サバとかマグロとか鯛とか、お魚系は難しい。しかし、この「さばカレー」は香りこそ少々魚っぽかったものの、比較的まともに食べれた。だが、決して特別美味しいわけでもなかった。

 今日はライブだったが、音楽しかしないため、さっぱりライブをするような気分になれず、昼過ぎまでだらだらと過ごしていた。

 ライブは6バンド中3バンドに出演したため、とても疲れた。しかし、最後のバンド、は素晴らしかった。「2時間ライブしてくれ」という私たちの無茶な注文にも快く応え、(最終的には営業時間により中断せざるを得なかったが)1時間半ものライブを行ってくれた。1時間半ほとんどをMCで過ごし、ずっと「小田和正は、あいつはいつもオフコースですませる」とか「オーストラリアは天気が良かった」とか「南らんぼうは南こうせつよりすごい気がする。名前がらんぼうだし」とか、まったく意味の分からない話を延々と続けていた。よくあんな意味のない会話を延々と続けられるものだ。今日、オープン前に私も少し挑戦してみたが、本当に難しく、とてもできなかった。狩生さんは、無意味な事を口走る天才だと思う。
 今日のハコ、大久保水族館は、寿司が驚くほど美味しかった。ライブハウス経営の片手間に握った寿司だろうとタカを食っていたが、なかなかどうしてレベルの高い寿司だった。もちろん、私は寿司の貴賎をうんぬん言えるほど寿司に精通しているわけではないが、少なくともスーパーの寿司などとは大違いだった。
 私は自分が出るバンドの演奏が全て終わった後、寿司をゆっくりと食べながら国を見ていたが、気分的には家でごはんを食べながらテレビを見ているようなもので、とても楽しかった。

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