2003年8月15日
カレーなし
朝は寝過ごしたので、朝食が食べれず、炊いたコメだけ持って仕事へ行った。外は嫌がらせのような強い雨が降っていた。
今日は寒かった。八月の半ばに長袖を着て震えることになるとは想像もしていなかった。さらに、雨の中自転車に乗っていたため、袖とズボンはずぶ濡れになっており、これが肌にべったりとくっつき、嫌らしく体温を奪う。服が乾くまで、午前中はぶるぶる震えながら仕事をしていた。私がこんなに苦しんでいるのに、職場は呑気に冷房などかけていた。腹が立ったので、全部止めてやった。無断で。
今日はお盆ゆえ、出社すると2000円もボーナスが出るという。そして、いま、身体が冷えている。このままでは風邪をぶり返しそうな勢いだ。ここは、カネをケチるべきではない。私は豪華な昼食を摂ることに決め、オリジン弁当で300円相当のお惣菜を買い、さらに小さいカップラーメンを買った。それと、家から持ってきたコメで朝食兼昼食をお腹いっぱい食べた。
美味しく贅沢な惣菜と、暖かいカップラーメンを食べて、私は幾ばくか身体を暖めた。だが、贅沢な昼食は私の身体を暖めるだけに留まらず、猛烈な眠気という反作用をもたらした。夜早く寝ている上に今朝は寝過ごした私だが、それだけの睡眠時間を取っていても眠気は律儀に襲ってくる。眠気に襲われると、幼稚園児レベルの教育ソフトですら手に負えなくなる。昼に眠くなるとは、人間は何と不便な生き物なのだろう。
帰って、夕食にインスタントの鳥雑炊を作って食べた。食べながら、地上波の映画「灰暗い水の底から」を見たが、とても怖くて、柄にも無く「ヒィー」とか言いながら見ていた。どのくらい怖かったかといえば、CM中にメールを2本も送ってしまったくらいだ。
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