小物類は置いておくとして、まずはおおまかなファッションについて考えていきましょう。
ジャケット、Tシャツ、パンツなど人目に触れる部分は、やはりパンクファッションに身を包みたいところですよね。
では、代表的なパンクファッションを考えてみましょう。
破れた服を安全ピンでとめた服や、 ボンテージパンツ、ガーゼシャツ・・・。これらが代表的なパンクファッションです。
これらのパンクファッションは、パンクロッカーのみならず、一般的にも広く愛用されています。
それは全て、これらのパンクファッションが極めて安価に揃えることができる経済的な衣類であるためです。
以下に、代表的なパンクファッションと、その製作手順を簡単にアドバイスいたします。
最初の「破れた服を安全ピンでとめる」というファッションは、最も手軽に実践可能な入門用のパンクファッションですね。
このファッションについては、もはや解説は不用でしょう。
あなたの衣類の中から飽きて着なくなったもの、使い古したもの、もしくは繊維疲労により破れた服を用意しましょう。
そして、それらに大雑把に鋏を入れましょう。
鋏の入れ方は適当で構いませんが、脇の下の部分や、ヘソの辺りから下をばっさり切れば伝統的なパンクファッションですね。
そのあと、破った場所や、正面などの目立つ場所に安全ピンをさしましょう。
安全ピンは大きくて色の付いた目立ちやすいものが最適です。
「安全ピンをつけている」ということがパンクファッションの何よりのアピールであるからです。
とにかく安全ピンは大きくて目立つ色の付いたものを選びましょう。
幸いなことに、パンクファッションに最適な安全ピンはどこでも簡単に入手することが出来ます。
私は近くの100円均一ショップで購入しました。
(使い古した服と安全ピンで簡単に製作できます)
ボンテージパンツというのは、要するにベルトのついたズボンです。
両足をベルトで繋いでいるのは、単純に考えるとただただ動きづらいだけであり、ややもすれば事故を誘発する・・・・・・全く無駄で不毛なものです。
しかし、その非生産性に多くの人がパンク魂を感じるのも事実です。
ですから、私たちも積極的にパンツをベルトで繋ぐ必要があるのです。
では、具体的にパンツを繋ぐにはどうすれば良いのでしょうか。
動きづらい、ということが大切である以上、単にヒモを付けるだけでも用を足すことはできますが、これではファッショナブルとはいえませんよね。
そこで、私がオススメするのがガムテープを使った方法です。
ガムテープを両面合わせで貼りつけ、それを膝のほんの少し下のあたりに貼り付けます。
パンツが黒いものであれば、ガムテープも黒色に合わせたほうが良いでしょう。
これでボンテージパンツも完成です。
このファッションも非常に経済的ですね。
最後に、ガーゼシャツです。
ガーゼ生地は肌触りが良く、また汗をしっかり吸収するので夏場などに良いですね。
ガーゼ生地のシャツを既に所持しているならそれを使いましょう。
なければ、近くの衣類量販店へ買いに行きましょう。
ガーゼシャツはどこでも手軽に、安価に入手できます。
(例:無印良品、綿二重ガーゼチェックボタンダウンシャツ。2500円)
また、ガーゼシャツを買うカネすら惜しい、という人は、適当なTシャツ(白に近い方が望ましい)にパンクっぽい絵柄を貼りつけても良いでしょう。
私は、ネットで落としたシド・ヴィシャスの画像をプリントアウトし、それを鈴木あみのアイドルTシャツの上から貼りつけています。
これだけでも十分立派な、どこへ出しても恥ずかしくないパンクTシャツとなります。
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(鈴木あみTシャツがパンクTシャツに早変わり!)
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