そうですね、僕はやっぱりKing Crimsonが一番好きです。それも(大雑把に分けた場合の)第2期がベストです。初めて聴いたクリムゾンのアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」はそんなに思うところがなかったのですが、次に何気なく聴いてみた「スターレス・アンド・バイブルブラック」には一回聴いただけでガツンとかまされた思いがしました。このアルバムの最後に収められている「Fracture」は、今でもクリムゾンの中で最も好きな楽曲です。
第2期は他にも名曲揃いで、「太陽と戦慄」「トーキング・ドラム」「グレイト・ディシーバー」「フォーリンエンジェル」「ワン・モア・レッド・ナイトメア」「RED」「スターレス」など、どれも珠玉の名曲。特に「トーキング・ドラム」のライブバージョンが大好きで、第2期のライブアルバムである「ナイト・ウォッチ」(2枚組¥3,680)や、「ザ・グレイド・ディシーバー」(4枚組¥10,194)などを、高校の時分うっかりポンと買ってしまったことが懐かしいです。受験勉強の合間に「トーキング・ドラム」とか「Fracture」とか聴いてたけど、今思えばこんなの聴きながらリラックスできるわけないじゃん。アホか、自分。
それから、あまり評価が高くないと聞く第3期の”踊りようがないダンスミュージック”も結構好きです。
後は洋楽の有名どころをつまみ食いしてて、ツェペリンとパープルをそれなりにコアに。レインボー、クリーム、ポリス、ピストルズ、イエス、チープ・トリック、ピンク・フロイド、レッチリあたりをライトに聴いてました。
それから音楽的嗜好は紆余曲折しましたけど、今はSTGとかのゲームサントラやアニソンばっかり聴いてます。今も昔も共通してるのは、流行り歌に全然ついて行けないことですね(苦笑)(C)
好きな音楽といえば、僕はここ6年くらい不動の一位がいます。それはSmashing
Pumpkinsです。残念ながら彼らは2000年に解散してしまいましたが、この地位を揺るがすバンドはまだ無いですね。ただ僕が昔ほど音楽へアンテナを張っていないせいかもしれませんが。
彼らを初めて知ったのは多分中学3年の終り頃だと思います。当時僕はNIRVANAに狂っていた(音楽聴いてコピーしてコスっぽい服着てた)ので、音楽雑誌のオルタナ関連の記事見たり、いろんなライナーノーツちゃんと読んだりして、彼らの名前を知ったはずです。そして多分高校一年のとき、『Mellon
Collie and the Infinite Sadness(メランコリーそして終りの無い悲しみ)』を買ったと思います。静岡の丸井に入ってたvirginでだったかな。買おうと思ってなかったけど、店頭で見てジャケ買いという感じ。まあ、名前知ってたわけだけど。
でもすぐにははまらず、『メランコリー〜』も時々聴く感じでした。その後僕はNIRVANAを軸にしつつ、一時期パンク/ハードコアのオムニバスアルバム(エピタフのとか、『NO
FATE』ってシリーズとか)に興味を示したり、ソニックユースに行こうとしたけど新しいものは難解すぎて無理だった(昔の『goo』や『dirty』は好きだった)りしながら、最終的にNIRVANAを離れてMARILYN
MANSONへ行きました。
それで、僕がスマパンにはまり出したのは高校3年くらいだと思います。きっかけは全く思い出せませんが、時期的に『Adore』か『Machina
-the machines of god-』の発売かと思います。解散が近いことを知って、ということかもしれません。とにかく、僕が大学に入る2000年4月までには完全にスマパンしか聴いてないくらいの状況になりました。今は流石にそこまでヘビーローテーションではなくて、museとかシャンソンとかも再生リストに入ってる感じですが、毎日のように聴いてますね。
一番好きなアルバムというのは難しいんですけど、敢えて一つに決めるなら『Machina』かな。解散直前のもので、多分ファンの間ではこれをベストに挙げるのは邪道だと思うんですけど、ハードさとソフトさとヘビーさとライトさとポップさとダークさの混合加減が僕にはちょうどいい感じです。(『Gish』はハードロック臭が強いので、ハードロック嫌いの僕にはつらい。『Siamese
Dream』はポップさが足りない。『メランコリー〜』はあらゆる面で素晴らしい(好きな曲は「Zero」「Bullet
with Butterfly Wings」「Galapogos」「Thru
the Eyes of Ruby」とか。まあ王道か。)んだけど、いかんせん曲数が多いから、続けてかけておくと好きな曲に来るまでの時間が長い。『adore』は『machina』の次によく聴いたと思うけど、やっぱハードさが足りない。ギターにディストーションがかかってないと眠くなってしまいます。)『machina』の中でも一番好きな曲は「Age
Of Innocence」ですね。僕はNIRVANAで洋楽ロックに目覚めたんですが、そこからも分かる通り(?)、基本的に単純な繰り返しで構成された曲が好きです。でも単純はいいんだけど単調はだめ。単純でもアレンジで抑揚をつけて欲しい(その意味ではラヴェルの「ボレロ」は完成形かもしれないw)。その要件を満たすのがこの曲です。まあ理由は後付で、本当はただ単純に最初聴いたときグッときたし、今も来るというだけの話ですが。この方向だと『MachinaU』あるいは『ROTTEN
APPLES』の「real love」もすごく好きで、初めて聴いたとき、仰向けに寝ながら聴いていたんですが、飛び起きました。
まあ、こんな感じです。スマパン以外に好きなバンドも列挙しておきましょうか。
ニルヴァーナ、ソニックユース(初期)、スーパージャンキーモンキー、ミューズ、スピッツ、椎名林檎、イエローモンキー、マリリンマンソン、ラスプチナ、メトロノーム、アンチクランケ、無恥鞭アナゴ、エイフェックスツイン、イヴモンタン、電気グルーヴ、などなど(記載漏れたくさんありそう)。あまりカラオケで歌えるものが無いのが悩みです。(T)
|
|