WJ17号感想

まずはライブの宣伝です。

週刊少年ジャンプをテーマに活動している僕たちのバンド「サイクロプス」が、4月4日にライブをします。
場所は新宿ヘッドパワー
STARTは17:45だけど、僕たちの出番は20時過ぎの予定。
お値段は前売り1800円+ドリンク代です。
アバル信徒の間で大人気の「デストロイのうた」、最近ヒットした「ドーピングコンソメスープのうた」、そして、「JUMP STAR」もやりますので、みなさん是非来てくださいね。(リンク先で曲が聴けます!)
みんなでドーピングコンソメスープを歌いましょう!

ライブの後は酒を呑みながらオールでオフ会になります。
いつもラジオでやってるような感じになりますので、サイクロプスとテニスやタカヤの話がしたい人は是非是非! ジャンプ持っていくよ!

公式サイト:http://cagami.sakura.ne.jp/cyclops/
ご予約は公式サイト、もしくは下記のアドレスまで。
cagamiincage★mail.goo.ne.jp (★→@)


☆☆☆ジャンプヒーローキャラ言シール☆☆☆

特にギャグ漫画家にとってセンスが試される企画です。
今回はテニスが非常に大人しくて残念(許斐先生が企画に絡んでないのかな?)
他のギャグ漫画家がいまいち外し気味なのに対し、僕的に健闘を称えたいのは大石先生。
ここで自分の名前を出すのかー、やるなあ。
大石先生って、ひょっとして4コマ漫画よりも、こないだの脇くん似顔絵みたいな飛び道具的、企画的なネタに瞬発力があるのかも。

・ジャンケングー
でもシールはジャンケンパー。
悲しくなるぐらい冨樫先生らしさが出ています。
「ゴンです」と同じくらい冨樫先生。


☆☆☆ワンピース☆☆☆

あっはっはっはっは。

いやー、酷いなあ尾田先生。
なんかここまでされると、逆に笑えてきます。

・表紙
表紙はGoodですね。ロビンの造形とか、特に、イイ。
ゾロとか魔剣シャオに出てきそう。金子ちっく。

・立ち上がっちゃったよ、フクロウさん
ああ、もう、またやっちゃったよ、尾田先生。
ホント悪い癖だよなあ。
前回の流れは「ギャグも良かったし展開もスピーディでバッチリ」という意見が多かったんですが(僕はギャグもいらないと思った)、そんな読者の期待を悪い方向に裏切ってくれました。
僕も、流石にここでフクロウを立たせるほど尾田先生もダメではないだろうと思ってたんですが、いや、やっぱりダメでしたね。
先生は前回のあの決着に、一体何の不満があるんだろう。
今週の話とか一話丸まるいらないですよ。

それにしても、ワンピースは良くも悪くも人気にあぐらをかいてる気がします。
「良くも」ってのは、この長ったらしい戦闘シーンは単行本仕様であると考えられるからです。
単行本でサクサク飛ばし読みすれば、このくだらない戦闘シーンも物語の重厚さを表現するのに一役買っているのかも。(※1)
ジャンプ本誌が不人気で打ち切られることはないから、尾田先生は単行本に照準を合わせて書いてるんじゃないでしょうか。

ただ、それによって、ジャンプを毎週購読している読者の視点が欠けているんじゃないかとも思ってます。
だって、話が進まなくてつまんないんだもん。(※2)
テニスみたいに毎週毎週サプライズが用意されてるわけじゃないし。
正直、エンターテイメント性では、尾田先生は許斐先生の足元にも及ばないと思います。
ストーリーテリングとなると話は別だけどね。

(いつも言ってることですが)結論としては、「CP9編はやく終われ」

※1 後期ドラゴンボールを鑑みるとこう思う。当時、リアルタイムでジャンプ感想をしていたら、僕はきっとドラゴンボールをこきおろしただろう。

※2 しかし、単行本に照準を合わせているとしたら、現在のジャンプ本誌におけるこの人気の高さはいま一つ理解できない。もしかしたら、ワンピースは大人にはついていけない「本当に子供向けの」漫画なのかもしれない。コロコロの4コマ漫画とか今読んだら本気で理解できないし。そうだとしたら、こんなことをグダグダ書いてても的外れだ。


☆☆☆ナルト☆☆☆

・「カブト……そういうのは帰ってからにしなさい」
本当にダメだな、この子も。
どう考えても優先順位低いだろ、それ。
あのフェイク死体が足止め以上の効果を持つと本気で思ってるんでしょうか。

・「無い…」
大事な取引先と商談中に、財布がなくなったことに気付いたみたいな反応。


☆☆☆ブリーチ☆☆☆

・「本能だ!!!」
白一護さんが何を言ってるのか良く分からないんですが、とりあえず理性で戦ってくれないと漫画として面白くならない気がします。
ほら、一応能力バトルなんですし。
能力バトルなのに、「本能で勝ったぜ!」だと困るっしょ。

・「俺が王になる」
なんか、どっちが強いかでどっちが身体を操るか決めてるみたいですけど、仮に自己の保身が目的なのだとしたら、個人の戦闘能力よりも、うまく大勢に身を委ねられる方がいいですよね。
要は白一護さんは身体を乗っ取って何がしたいんだって話ですよ。
ホント、何がしたいの?
いま身体を乗っ取ったら、周りを取り囲んだ8人のヴァイザードにボコられる運命ですよ。
理性と本能の戦いだから、そういうのは関係ないのかな??
にしてもよく喋る本能だよな。


☆☆☆アイシールド☆☆☆

・ヒル魔の敗北宣言
ヒル魔のキャラじゃない。

これはアレですか、ついにセナがヒル魔を殴ったりするんですか?
んで、「テメーらの意志を確かめただけだ」とかそんな感じですか。
まだ雪光先輩も投入してないから、ヒル魔的にもここで勝負を投げるってのはありえない気がするんですが。

仮に、もしこれがヒル魔の本心だとしたら、雪光先輩が憐れすぎます。
あんだけ「お前がカギだ」「頼んだぞ」と持ち上げられてて、計算にも入れられてないよ!


☆☆☆リボーン☆☆☆

・「形の伝承は一度きり」
そ れ は 何 の た め の 型 な ん だ 。

守破離の守は省略ですか。

・「ナンパと一緒なんだ」
僕はナンパをしたことがないから分からないのですが、新宿とかでナンパしてる人を見た感覚で言うと

数 う ち ゃ 当 た る

ということでしょうか。
正解はシャマルさんが大量の紙飛行機を投げる、ということでオウケイ?

・「死ぬ気をコントロール」
しばらく前から思ってたんですが、この漫画、うまいこと「死ぬ気」という『意志』を、『気(=オーラ)』に変換しやがりましたね。
この二者は全然全く別物なのに、気という言葉が被ってるだけで故意的に混同させてます。
巧いなあ。


☆☆☆デスノート☆☆☆

ああ、もうここまでやっちゃったら死なないんだろーなー。
絶対ニアに裏かかれてるよ。
でも、どうやって裏かくんだろう。
楽しみだなー。

それにしても、魅上さんはもうなんかホントやばい。
表情だけでなく、動きとかもヤバくなってる。

・「だ、駄目だ、まだ笑うな」
今までのあの邪悪な表情とかも、「ま、まだだ、まだだぞー」みたいに、我慢して我慢してそれから笑ってたのか。
なんか急に親しみが湧いてきましたよ、ライト君。
それにしても、この表情はもう笑ってるも同じだろ。


☆☆☆アニプリ☆☆☆

先週の許斐先生のパンクロックにより、売上低下が懸念されるトレカその他。
まあ、若干は落ちるかもしれないけど、大勢に影響は無い……と、思いたい、です。

仮にコナミの主要収入源がテニスのトレカだった場合、先週のジャンプが発売されると同時にコナミ株の売りが殺到したりしたんだろうな。
早売りジャンプを購入するか、土日に2ちゃんねるをチェックしてなかったヤツラはみんな負け組。

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( / ⌒ヽ  
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 ‐ニ三ニ‐


☆☆☆M&Y☆☆☆

ワンピースに通じる戦闘シーンのリズム感。
バトルしてるワンピースと読後感同じなんですよね。
もちろん、悪いと言ってるんですよ。

しかし、兄をミスリードに用いようとした気概は評価したいです。
残念ながら最初の「ニッ」で分かっちゃいましたけど。
「あー、これ単なる趣味のミスリードだー」って。
でもまあ、そんなアホなネタで読者を裏切ろうとした気概は評価するべきっしょ。

あと、イズミが宿主というのは確かに裏はかかれたものの「だから何なんだ?」という感が強いです。
宿主になってたからって、これといって被害ないもんなー。
服が破れてへそだしルックになるくらい?
これが青年誌だったら、おひげで毎晩エロイことされて、でも記憶はない、みたいな展開なんだろうけど。青年誌だったらっていうか、孔雀王だったらっていうか。

とまあ色々書きましたが、冒頭のゆーなさんのバスタオルだけで及第点です。
これは僕の素直な気持ちです。

・「ズンズンッ」
ガンガンズンズングイグイ上昇!
日本で最も高名なラッパー、今井メロ先生だーッ!!!!


☆☆☆ネウロ☆☆☆

あれだけミスリードと思われていた「笹塚=サイ」路線が、そうとしか思えない程に強調された今週。
これだけやって「笹塚=サイ」じゃなければ、逆に不自然だよ。
どうするんだろう、松井先生。
何かうまい案があるのかな?

そして、本当に「笹塚=サイ」だとしたら、笹塚さんの安否が超心配。
サイには笹塚さんを生かしておく理由なんて何もないし、これで笹塚さんのリタイアもまさかありうる??
分かんないなー。
常識的に考えてそんなことありうるはずもないんだけど、松井先生が坂本先生に対抗意識を燃やしてたら分からないよ?


☆☆☆ツギハギ☆☆☆

・「ミネラルブルーの大海原を越えると…」

「ミネラルブルーの大海原を越えると、オールドローズの厳格な岩肌が私の眼に映り込んだ。未開の情景に私の胸は高鳴った。だが、同行していた別の作家の『いつ小野が仕掛けてくるとも』との言葉に私は不安になり、とにかく一人が心細くなったので、その作家たちに付いていきたいと思った。だが、そんな私の不安を見抜いたのか、彼らは高圧的になり『這いつくばれ』と命じてきた。作家はどいつもこいつもこんなやつらばかりだ」(犬上著「新島漂流録」より)

・「そいつは相当の手練で人も平気で殺すぎゃ」
あなたも、脅かすつもりじゃなくて、殺す気で石落としましたよね?
しかも、一番弱そうな女の子の上に。女の子を平気で殺す気でしたよね?

この漫画はぼっこりの爺さんといい、人命をヘリウムガスより軽いと思ってるフシがあります。


☆☆☆もて王☆☆☆

全キャラクター総登場みたいな感じで、ギャグやってた頃のリボーンみたいで懐かしかったです。

・「笑ってる場合じゃないでしょ! あんたが一番とばっちりくってるじゃないの!」
爆笑。
確かにその通りだ!
なんだかんだ言っていつも一緒にいるんだよな、阿久津。
最近、召喚もされてないのに。


☆☆☆タカヤ☆☆☆

・タカヤはRPG漫画です
イベントが発生し、敵ボスと城内で戦うことになります。
最初は3人パーティーで戦うことになりますが、早々にレスターが抜けるので、実質、タカヤとナギサの二人で戦わなければなりません。
ナギサは武器と魔法が使えますが、敵の素早さが高いため、なかなか当たりませんので、タカヤの攻撃でフォローを入れる必要があります。
なお、タカヤは武器を装備することはできませんが、このバトル中に「ガラスの岩」を使うことができます。
回数制限があり、1回使ったら壊れるので注意しましょう。
ある程度戦うと、敵の体力が回復し、素早さが増し、攻撃回数が増えます。
ここからが本番といえるでしょう。

・「想像と破壊」
ヒロインの武器がハルバート……。
ヒロインとハルバートって、また坂本先生はすごい萌えポイントを突いてくるなあ。
アニメ版ドラクエのデイジィだって、おしとやかに剣だったのに。ハルバートって…。
それにしても、ヒロインの固有能力が出てきたというのに、この盛り上がらなさは一体何なんだろう。

・「この場を離れて姫を守れなくなるのは本意ではないが、仕方がない」
明らかに優先順位を間違えてる気がしますが、姫の直命ならば仕方ありません。
しかし、この城って他に騎士はいないの?
王族が最前線で戦ってるあたり、ほんとにRPGです。


☆☆☆ムヒョ☆☆☆

・「お子さんを寝かせてあげて下さい」
あ、魔法律家じゃない普通の人たちも住んでるんだ。
街として機能してるんだから、そりゃ当たり前か。

にしても、この人たちはこんな危険な街によく住む気になりますね。
まず、禁魔法律家から狙われてるし、それが無くても、先日の合宿中の事故のように魔法律家の不手際で凶悪な霊に襲われる可能性があります。
さらに言うならば、ここの対霊防壁は無いに等しく、もし霊に襲われても、魔法律家たちは

1、見殺し
2、非力で役に立たない
3、除霊はするが法外な請求

の三択。
リスクばかりが高すぎます。
チェルノブイリ原発の横で暮らしてるようなもんです。
そういえば、事故を隠そうとする辺りも同じだ。

みんな、表社会では生きていけないような過去を背負って、この街へやってきたのかなあ。

・「しかも、さっさと取り返せときたもんだ、呆れたよ」
いや、呆れるのはあんただよ!
結局公表しないのかよ!!
「急ぐのに間違いない」じゃないですよ。
そこまで保身を図るのか!?
協会全体に危機を呼びかけて、全員一丸となって掛かるかどうかの話じゃなかったの??
今井さんも
「そこまで腐敗していたとは……!」
じゃないですよ。
まずは目の前のおっさんの腐敗を糺しましょうよ。

・「奴の純粋な仕草は仮面でしかなかった」
仮面なら親友じゃないじゃん。
でも、このケースは純粋さが仮面だとは思えません。
むしろ(ある意味)純粋だけど、それゆえにイッちゃってるんだと思います。
可愛く言うと、少女が野の花を摘む感じ?

・「少年の頃より犯罪を重ねていた」
え、魔法律協会って、過去の悪行とか前科とかは問わないんじゃないんですか?
だって、ほら、エビスさんとか今ものうのうと魔法律家やってますよ。
五嶺グループなんて現在進行形で脅迫やってますし。

・「こんな倉庫に呼びつけて…最後の講義は終えたはずです」
さ、最後の講義って・・・!
もう、なんかYukimiさんに対して「ほらネタにしろ、さあネタにしろ」と言ってるようなもんですね。
「ふふふ、最後の講義はまだ終わってないんだよ。ほら、キミだけの特別講義が……」
みたいな。

僕は下ネタは使わないキャラなんで、ここは大人しくYukimiさんにお任せします。

・「いっそコレクションにしてしまいたい・・・」
右手で自分の顔を押さえているトーマスさんですが、これ、パッと見る限りは「キスを迫るトーマスさんと必死で抵抗する五嶺さん」ですよ。
こないだの花畑といい、やっぱり狙ってるのかなあ。

・「禁書を奪う気か…!浅はかな…!」
魔法律協会の「厳重な管理」なんてものを信用しているペイジさんの方が浅はかな件。

・「今はせめてムヒョ達が、無事帰ってくれればいいが――」
と、言いながらも、決して助力には向かわないペイジさん。
良く考えたら、呑気に過去話とかしてる場合じゃないんじゃないかな。
禁書の危険性がどれくらいのものかさっぱり分からないからアレだけど。実はもう少しゆっくり取り掛かってもいい問題だったりして。

で、ムヒョたちが帰ってくるまでペイジさんは何をやってるんだろう。
たぶん、作戦を練りながら今井さんとチェスだと思う。

・「蠅王の宝箱」
今回たまたまムヒョが蠅王を使ったから、たまたま助かったトーマスさん。
前回も五嶺さんごと地獄送りにすれば終了だったわけで、何気にこの人すごい勢いで綱渡りだと思う。
ムヒョもそこで破魔の術じゃなくて、こないだの破魔竈を使えば勝負ついてたんじゃないかな。

・魔法律の見た感じの威力

破魔の術・・・ドッジボールを思いきり投げつけた程度
破魔竈の術・・・手榴弾が爆発した程度

いや、やっぱりノータイムで竈を選ぶべきだったよ、ロージー!



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