WJ42号感想

鈴木洋介さんを師と仰ぎたい。


☆☆☆キャッチフレーズグランプリ☆☆☆

今週のジャンプで最大の危険度を誇っていたのが、この企画。
開いてすぐのペラペラしたやつがめくれると同時に、不意打ちで目に飛び込んでくるキラーワード。

「無我無我だね」

笑いすぎて死ぬかと思いました。

キャッチフレーズグランプリという企画はこのネタのために今まであったのではないかと思うくらいです。
もうホント素晴らしいですね。素晴らしいの一言です。
こんなネタを送りつけた鈴木洋介先生(先生と呼ばせて下さい)、そしてこんなネタを選んだ審査員一同、さらにあんな絵を付けちゃった許斐先生。
三位一体のコオペレーションにより出来あがった珠玉の一品です。
まず「無我無我だね」というほとんどダジャレに近い、語感の情けなさが素晴らしい。
ひらがなで書けば「むがむがだね」、カタカナで書けば「ムガムガだね」。
まるで越前少年が口の中に食パンを頬張って「まだまだだね」と言おうとしたらこうなってしまったような、そんな響きの情けなさ。
そして、全員赤目で金色のオーラを放つ無我使い5人。
この絵をあえて「カッコイイ」と捉えるとしても、まず、「ムガムガだね」の語感の情けなさとあいまって一つのギャグとして成立しています。
さらに、言うまでもないことですが、赤目になって金色のオーラを放つこの絵からは実際のテニスを微塵も感じることはできません。
「ムガムガだね」の語感の情けなさと、赤目金髪オーラによるテニスからの乖離。
これを無理矢理図にしてみると


ムガムガだね←←←実際のテニス→→→赤目金色オーラ


このように真逆のベクトルに向かった二つの絶対値により、中心に存在する「実際のテニス」が疎かにされること甚だしく、そして、そのことが何よりも「テニスの王子様」という作品の本質を的確に捉えているこのパラドクス!
読者・集英社・作者、およそ漫画に関わる全ての立場の人間が「テニスの王子様で遊ぼう」という姿勢の下、この作品を完成させたわけで、なんかもう僕は感動してしまいました。
テニスってホントにあったかいなあ。


鈴木洋介さんへ。
もし見ていたら、お友達になって下さい。


☆☆☆テニス☆☆☆

・「手負いの手塚と少女ミユキに忍び寄る、悪意に満ちた昨年の全国ベスト4獅子楽中の影」(柱より)
テニス漫画どころか、スポーツ漫画のアオリにすら見えない素晴らしい仕事です。
扉絵もラケットを除けば、一切テニスを感じさせません。

・「雑誌で見たばいね」
流石は月刊プロテニスです。
プロテニスと名乗る割に中学生ばかりを追いかけている井上記者。
まさか、いち中学生の怪我の具合まで載せているとは、この雑誌本当に売れているんでしょうか。

・「結構だ、邪魔したな」
この後の手塚の表情がやっぱり偉そうに見えて仕方ないので、どうしてこの絵がこれほど偉そうに見えるのか、昨日一緒にジャンプを読んでいた人と考えたのですが、やっぱり手塚が遠くを見てるからじゃないですかね。
この視線はまだ見ぬ明日とかを見てる目線ですよ。
獅子楽に対する華麗過ぎるスルーっぷりが手塚の偉そうさを表出しているのではないでしょうか。

・人質を取る獅子楽
今週のジャンプで2番目に面白かった1コマ(1番面白かったのは「無我無我だね」)。
先週の感想にてネタで書いた僕のSSですが、大きく外れてはいませんでした。
中学生同士のテニスの試合で人質が出てくるとは許斐先生流石です。
しかもラケットで首筋押さえて、果たしてこれに何の意味があるんだろう。
ラケットですよ、ラケット。やっぱスタンガンラケットなのかな。

あとね、獅子楽って大丸さんのワンマンチームのようにも見えるけど、横にいるリーゼントも結構いい仕事してますよ。
このコマの表情とか姿勢とか、かなりイケてます。
それと、もう改めて言うほどのことでもないですが、本当に中学生テニスプレイヤーってロクでもない人間ばかりで素敵ですね。
比嘉中と獅子楽のせいで「許斐先生は九州・沖縄ばかり悪く書いて、これらの地域が嫌いなのだろうか」とみなさん思われているかも知れませんが、よく思い出してください。関東圏にもロクなやついませんから。

・「誰がボウシゴリラだっ!」
よく「許斐先生は狙ったギャグはつまらない」といわれますが、僕はそんなこともないと思います。
だって、今回のこのネタに至ってはギャグであることすら分からずスルーしちゃいましたもん。
ギャグだと分からないのだから、面白いもつまらないもないのです。
今回は一緒に読んでた人に指摘されて初めて気付きました。

・「全国区の手塚国光とお手合わせ出来るなんて光栄たい」
大丸さん、一応あなたも全国区じゃないのですか?

・「肩が・・・上がらない!」
何が面白いのかさっぱり分からないけれど面白い1ページ。
なんだろう、背景の巨大手塚が奈良の大仏みたいで、後ろのトーンが不思議空間を形成してて、その上で手塚部長の当たり障りのないポージングがミスマッチだからかな。なんだろう。

・「勝てる、勝てるぞぉ」
ここに来てやっと勝てることを確信した大丸さん。
あなた、少女を人質にとってまで勝負をけしかけて、まだ勝てる確信なかったんですか!
よくもまあ勝てるかどうか分からない試合をするために、少女を人質に取る気になるなあ。
テニスが巧い中学生の考えることは僕には理解できません。

あと、このコマの大丸さんも何が面白いのか分からないけど面白いです。
ちょっと真田みたい。

・泣き叫ぶミユキ
テニスで負けてるだけじゃん。
確かに酷いと思うけど、別にそこまで慌てなくてもいいじゃん。

・セミ
セミのコマが2つ続いて、次のページは1ページ丸々セミのアップだったら許斐先生は神だと思ったけど、流石の許斐先生もまだそこまでのレベルではないようです。

・「ゲームセット……」
ところで、こういうのって誰が言ってるんでしょうね。
吹き出しの形を見るからには、誰かがマイクを通して言ってるように見えるんですが、そんなわけないし。
地獄甲子園で、主人公と番長が校舎裏でケンカしていたら、途中からマイクで解説が入ってるっていうギャグがあるんですけど、それをちょっと思い出しました。

・ドロボーの兄ちゃん
あれだけ獅子楽中が手塚手塚と連呼しているにも関わらず、決してこの呼称を改めようとはしないミユキ。
ファーストインプレッションって重要ですね。

・「ワッハッハ、世間に言いふらしてやるよ!!」
獅子楽は確かにダメですね。
そんな目的のために人質を取ってまで……。
そんな暇があるなら少しでも練習すればいいのに。

・「次、俺の番ズラ!」
と、殿馬さん!?

・「日本中学テニス界でもっともプロに近い男ってこんなもんかい?」
見逃しがちですが、日常会話に「日本中学テニス界」などという言葉がひょいと出てくることに、僕たちはもっと注意を払うべきでしょう。
みなさんも何か部活などなさった経験があると思いますし、僕もバスケやバドミントンをしていましたが、一度たりとも「日本中学バスケ界」「日本高校バドミントン界」などという言葉を使った覚えはありません。

・「次俺にやらせろ」
この後のリーゼントくんのスルーっぷりも愛らしいです。
なんか、小学生が友達の家でみんなでゲームをしてて、「次、僕の番だよー」といったらコントローラーをポンと投げ渡されて、「じゃあオレたちは外で遊ぼうぜ!」って仲間外れにされたみたいな哀愁を漂わせてます。

やっぱ、このリーゼントくんはもっと注目すべきですよ。
滝萩之介と同じくらい注目したい。

話は飛びますが、氷帝のダブルス1って誰が出るんですかね。
やっぱ鳳・宍戸なんですかね。もう揺るぎ無いんですかね。あの二人は人気高いし無理かなあ。
僕としてはジロー・滝とか期待しちゃうんですけど、やっぱ無理かなあ。
宍戸・滝とか、鳳・滝とかでもいいけど、とにかく滝を出して、滝らしいプレイをさせて欲しい。

あ、そうだ。鳳のスカッドサーブが滝の後頭部に直撃して、それで急遽ダブルスパートナーを宍戸に換えればいいんだ。
これなら滝ファンも納得だし、宍戸・鳳ペアも出せるし、万事解決ですね。

・「ウチがやっちゃる!」
獅子楽としてはミユキと試合をすることに何らメリットがないわけで、そんな道理が通じるはずもありませんが、でもそれを言ったら手負いの手塚と試合をすることにもメリットがないのですから、ここは引き受けちゃうと思うんですよね。
で、獅子学の殺人サーブがミユキを半殺しにして、手塚が覚醒。
「ミユキのことかーっ!!」と。
あれ、ミユキのイップス克服フラグが入る余地ないや。


☆☆☆ハンター☆☆☆

今週はすごく絵が綺麗ですね、びっくり。

・ディープ・パープル
上にも乗れちゃうディープ・パープル。
モラウ先生の能力はおそらく変化系で、「オーラを煙に変えている」のだと思いますが、しかし、これだけ煙が自由自在に姿を変えるなら、「オーラを具現化する」のと余り変わらない気がします。
具現化系は「オーラ→モノの形」ですが、ディープパープルは「オーラ→煙→モノの形」。
具現化したアイテムはいろいろ付加価値を付けれますが、ディープパープルも人形をオート操作したりできますし。

・レンタルポッド
レンタルポッドはMP3プレイヤーにもなる??
最初は「これは念能力じゃなくてMP3プレイヤーなんですよ」っていうフェイントかと思ったけど、具現化するところを見せちゃってるから違いますよね。
しかし、60分を計るという意味では確かに良いけど、聴覚を犠牲にするうえに、あんなイヤホンなんかいつ外れるか分からないし、どの程度有効な戦法なのか疑問です。

・TUBE
夏といえば海、海といえばTUBE、そして海といえば波、波といえば稲村ジェーン
稲村ジェーン懐かしいなあ。
映画は見てないけど「とんねるずのみなさんのおかげです」で繰り返しネタにされてたことだけ覚えてます。

この能力は雨の日限定でオーラを水に変えれるんですかね。
モリとサーフィンボードは具現化で。
しかし、雨の日にしか使えないという汎用性の低さにもかかわらず「戦闘状況が優位になる」程度の結果しか出せないこの能力。
どうなんだこれ、使えんのかこれ。

ところで、この能力はモラウ先生のダチの能力らしいですが、もしかしてリャッケ?
あと、レンタルポッドは能力者が死んじゃうと使えないから、このお友達は死んでない上に、さらにレオルさんから何か良いことまでしてもらったわけで、実は今ごろ安全なところで美味しいごはんでも食べてるのかもしれません。
もしかしたら、レオルさんに騙されて感謝した挙句、肉樹林かもしれませんが。

あと、借り物の能力にもかかわらず、レオルさんはオリジナル技まで開発するなど、結構使いこなしてますね。
一体、このお友達は何度借りを作ったんでしょうか。レオルさんにめちゃめちゃ感謝してそうです。
「レオル?あいつキメラアントだけどマジでイイヤツだよね」
モラウ先生が友達の身の安全を心配する一方、すごくヌクヌクしてそう。

・うずまき
モラウ先生大脱出シーン。
ここで「うずまき」と書くあたりが良くも悪くも冨樫先生の個性です。
「ゴンです」を思い出しました。

・ぼくのかんがえたねんのうりょく
オリジナル念能力を披露してみるシリーズ第2回です。

【能力名】「剛田の論理/グレイトフル・ジャイアニズム」(特質系)

【性能】有形・無形に関わらず、様々なものの所有権を主張することができる。ただし、所有権を主張するには以下の2つの条件をクリアしなければならない。

1、相手に対し、物理的攻撃など暴力を使った精神的プレッシャーを与える
2、「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」と相手に迫り、相手が「分かったよ、***(能力者の名前)」と同意する

この条件をクリアすれば、具現化した念能力なども自分のものとすることができる。
念を奪われた相手はその念を使うことはできなくなり、また奪った相手が死亡しても奪った念は失われない。

【制約と誓約】使い勝手が良くリターンの大きな念能力であるが、その分、制約と誓約が厳しい。まず、この能力者は歌声を犠牲にしなければならない。さらに誓約により、実母が「ぬかみそにフタをしたい」と思った瞬間から、全ての用事を投げ出してでも可及的速やかに実家に帰らなければならない。

【能力者】能力者は地元では青果の小売業を営む妹想いの巨漢で、また急進的な愛国者としても知られていた。彼は隣国に伝わる武道である「KENDO」が自国の発祥であることを証明することに生涯を捧げてきたが、明かにそんな事実はないわけで、途方に暮れた彼はついにこの能力を編み出すに至った。無論、彼の最終目標は「KENDO」の所有権を主張することである。


☆☆☆銀魂☆☆☆

・「多分なんかこんなフワフワした描写でごまかしてくれるはずだ」
あ、なんか、ありましたね、そんなの。
パンツ100%とかなんとかいう漫画で、確か。

・猫耳族
キャサリンといい、猫耳族はみんな怪盗とか強盗団とか盗人ばかりの民族なんでしょうか。
夜兎が戦闘民族であるようにね。
みんながみんな盗み合ってるコミュニティは、実は私有財産がなくて共有財産のみで平和に暮らしていけるのかもしれません。
そして、それはもう盗人ではなく中間流通業者な気がします。
あ、でも生産者はどうするんだろう。流通業者ばっかりだ。


☆☆☆ナルト☆☆☆

・万華鏡写輪眼
なんでカカシ先生がこんな偉そうにしてるの!?
と、思ったら、なんとも凶悪な術をコピーしていました。
これ酷いなあ。暁の人(名前失念)が可哀相だ。
こんな訳の分からんことされて右腕失ったらショックですよ。
「なんか睨まれたら腕が弾け飛んだんですけどー」って感じ?

でも、カカシ先生が強くなってもサクラが強くなるほどのショックはないですね。


☆☆☆ブリーチ☆☆☆

・なんとも微妙な援軍の死神たち
なんなんですかね、この「現世なんかどうでもいいよ」と言わんばかりの死神側の対応は。
大体、彼らの仕事って人間界に現れる虚を退治することじゃなかったんですか?
こないだナッパとベジータが来た時は、到着と同時に彼らの存在を察知したにも関わらず、結局最後まで助けに来ませんでしたし。
それで、やっと重い腰を上げたと思ったらこのメンツ。
やる気が感じられませんよ、やる気が。
日番谷&松本はともかく、ミスターかませ犬の阿散井恋次、そして今更何の役に立つのか想像もつかない、一角&もやしマツゲ(弓親)。
隊長格が日番谷一人という時点で甚だどうかと思うのです。

ところで、足元しか描かれていない場面の台詞ですが、誰が誰だかさっぱり分からないながらも何とか割り振ってみました。

もやし「で、どこの教室でしたっけ?」
松本「知らなーい」
一角or恋次「いやホラ、向こう出る時、メモ持ってたじゃないスか」
松本「…あァ、無くしちゃった」
一角or恋次「なく…ちょっと!!何してんスか!!」
日番谷「ガタガタ言うなよ、霊圧探りゃいーだろうが」
一角「だって、俺コレ入んの初めてなんスよ?なかなか霊圧のコントロールが…」
松本「下手クソですいません」
恋次「下手クソじゃねーよ!つーかなんでアンタが一番シレっとしてんだよ!!」
一角「しかし、窮屈な服だなオイ」
もやし「じゃあ僕達みたいにスソ出せばいいのに」
一角「バカ言え!そんなことしたら腰ヒモに木刀が差せねえじゃねーか!」
一角「大体オメーらが真剣はダメだっつーから俺は木刀で我慢してやってんだぞ!?」
もやし「僕らが言ってんじゃないの。法律が言ってんの」
一角「意味わかんねーよ真剣がダメって!!どういう法律だよ!!」
日番谷「ウルセーぞ、オマエら!!」
日番谷「騒ぎにしたくねえなら、まず静かに歩け!!」
???「へーい」
???「へーい」
日番谷「着いたぞ!この部屋だ!!ホラ開けろ!」

根拠の理由
・偉そうなのは日番谷
・体育会系は恋次か一角
・裾を出してないから「バカ言え〜」は一角
・一人称が「僕」なのは、おそらくもやし
・松本に対し敬語なのは一角だから?同格の恋次も後輩だから敬語の可能性アリ
・女言葉は松本
・「入るのが初めて」なので、この台詞は一角かと。恋次は昔来たときに義骸入ってたっけ??


☆☆☆ワンピース☆☆☆

・イキリ立つニコ・ロビン
いや、まあ、勝手に乗りこんできてあんだけ暴れてるんですから、そりゃ迎撃しますよ。
あの状況で「こじつけで協定を破った」なんて言われてもCP9も困るよなあ。
尾田先生はスパンダムさんを何とか悪役にしたいみたいですが、ここはちょっと無理でしょ。
何も知らずに司法の島を守っている海軍のみなさんは数百人単位でボコボコにされて、描かれてませんがきっと死人も出てますよ。あ、ワンピは人が死なないのか。
まあ、とにかくこの描写はちょっと無理がありますね。

・中佐
中佐と大佐って階級一つしか違わないのに、随分戦力に差が出るんですね。
実はスモーカー大佐ってあんまり強くないのかもしれませんが。


☆☆☆ジャンプthe Revolution☆☆☆

ブリーチのロックミュージカル潜入レポを、こないだの「バカ・イン・ザ・シティー」の大石先生が描いてるという点においてのみ興味を惹かれます。
ただ、相手はあのオサレ久保帯人。
ネタにすると本気で怒りそうなイメージがあります。
果たして大石先生はオサレのプレッシャーの中でどこまで描くことができるのでしょうか。
これが許斐先生なら何やってもOKっぽい感じなのになあ。

まあ本人に会った訳でもないですし、あくまでイメージの話なんですが、久保先生とかキユ先生とかはネタにしたら本気で怒りそうなイメージがあるのです。
他には、岸本先生は本気にして真面目に反省しそうだし、和月先生は反省を通り越して落ちこみそうだし、澤井先生はさわやかにスルーしそうだし、大亜門先生は自分の漫画に使いそうだし、秋本先生は大物ぶって余裕を見せようとするも心の中ではムスッとしてそうだし、空知先生は鼻をほじりながら屁をこきそうだし、冨樫先生はそもそも目を向けることすらなさそうな、そんなイメージです。あくまでイメージの話ですけどね。


☆☆☆リボーン☆☆☆

イタリアの監獄から脱獄した凶悪な殺人者たちが日本の中学校を襲う話だったようです。

リボーンのバトル編は幾つかのサイトを見た限り揃って反応悪いですが、僕はそんなに嫌いじゃないです。
今回の山本の活躍とかもね。側近が飛び道具使いに剣士って王道ですよ。ちょっと燃え。
でも、これが続くと確かに困るな。今回のシリーズでサクッと終わらせてくれるならOKですが。それも短めにね。
毎回ギャグを描くより楽だと思うけど、天野先生が味を占めることがありませんように。

・人気投票
ツナの2位はむしろ善戦。
良く頑張った!感動した!
山本に勝てるとは思わなかったよ。

獄寺のトップはまあ固いですね。
雲雀は意外と伸びませんでした。
リボーンの7位もむしろ善戦。
ハルはもう少し上でもいいような…。

注目すべきは京子ちゃんがランクインしていないことではなく(そんなことは火を見るよりも明かなので)、ビアンキがランクインしてないこと。
意外と人気ないんだなあ。コロネロより低いってどうなんだ。むしろコロネロ11位ってなんなんだ。どうしてなんだ。母さん、ぜんぜんわかんないわよう。いいから母さんはだまって見ててよ!


☆☆☆タカヤ☆☆☆

相変わらず気持ち悪い男同士のニヤニヤしながら殴り合い。
「気合の入ったいいパンチだ!」の前の拳がめり込むシーンが一番気持ち悪かったです。
非常に下品で女性の方から「やだわかがみさんてそんなコト考えてる人なのショックー」って思われそうだから反転しますが、まるでアナルにアレを突っ込んだメタファーのように見えてしまいました。
僕はダメです、ごめんなさいSnowSwallow先生。僕はあなたほど堂々とエロを押し出せません。

ところで、以前「男同士がニヤニヤしながら殴り合うのは気持ち悪いが、これが女性なら萌えかもしれない」と書いたところ、掲示板にて「そういう漫画ありますよー」と教えてもらいました。
「美女で野獣」という漫画がそんな感じみたいです。
レビューサイトを読むと「人ぶん殴りなぐってるときに「キラキラキラキラ…」っていう邪悪な少女マンガ文法持ち込むのはすげぇ卑怯ッスよ!」とのことで、やっぱりそういう漫画っぽい。
僕の仮説を証明するためにも、そのうち読んでみたいです。

参考)amazon:「美女で野獣」

・「"プロレスラー"だからだ!!」
いや、プロレスラーキャラがこういう戦闘をするというのは、全く道理だと思いますし、そういう表現をすること自体は決して非難できないんですが

…………でも、やっぱ刃牙だよなあ。アントニオ猪狩だよなあ。

坂本先生が悪いとは軽々に言いたくはないけれど、やっぱりちょっと刃牙は偉大過ぎますね。
どうしても刃牙のパクリ影響を受けてるとしか思えないのです。

・タカヤ
達人と1ヶ月間山篭りして組み手をするだけで、コンクリートに大穴を穿つような衝撃に二度も耐えれるタフネスを獲得したタカヤ。
至上最強の弟子を遥かに超える成長スピードで、ちょっとあなたやり過ぎですよ。
「翔がすごいから」では説明できない成長スピードです。
トーナメントはまだ早かったんじゃないかなあ、とも思いますが、連載を確保するためには決して早くなかったんでしょうね。
ルームメイトの料理人に再び脚光があたるのは、さていつになるのでしょうか。


☆☆☆ムヒョ☆☆☆

五嶺さんはレディーでいいんですよね?

・あっさり脱出
先週、不意打ちで霊を捕らえつつも霊はあっさりと脱出。
前回の戦略に一体何の意味があったんでしょうか。

・エビスさん
五嶺さんにより、なんだか大変な目に遭わされてるエビスさん。
しかし、安易に彼に同情するのは早計というしかありません。
もしかすると、彼はこの生活に喜びを見出しているのかもしれないのです。
(ヒント:五嶺さんの性別、エビスさんの性癖)

・裁判官の正しい使い方
そういえばエビスさんって裁判官でしたね。
今週の使われ方を見る限り、なんか奴隷みたいなハードMみたいな感じでしたけど、そっかあ裁判官ってこういうこともしなきゃいけないのかー。
裁判官補佐とかの前では上司として威厳ある姿を見せる裁判官も、執行人の前では「良く分からないものを飲みこめ」と命令されたり、まるで隷属関係のような立場になってしまうんですね。


……今井さんごめんなさい、僕はいますごく卑猥な想像をしてしまいました。
(ヒント:今週のエビスさんを今井裁判官に置き換えてみよう)

・「厳選された執行人達を各支部に配し」
厳選するほど質の良い執行人が多数いるんですか、あの協会に??

・「協会への影響力も計り知れない」
あんなヘボ協会に影響力を持ってるからって、それが何になるんですか???

・「死ぬところだったんだ、五百万なんてはした金だと〜」
うん、主に死ぬくらい辛そうだったのはエビスさんだし、何となく彼にはそれくらい要求する権利がありそうな気がします。
でも、この人たちは商売がヘタだなあ。
先に親御さんを説得してからじゃないとダメでしょうに。
もう一度憑りつかせたり、二度手間になるだけですよ。
支払いが滞ったら霊を憑りつかせる彼らに何をいっても無駄でしょうけど、契約が成立していないので商法上これは支払う義務ありませんしね。

・「キミなら今の世の中、お金も簡単に稼げる」
今の世の中だからこそ、18歳以下の少女が大金を稼ぐのは大変だと思うのですが。


今週の結論:やはり魔法律家には無能か悪人しかおらず、魔法律家による害悪と、霊による害悪はどちらがより程度が酷いのか一概には言えない。美神は実はすごくクリーンな商売をしていた。


☆☆☆モテ王☆☆☆

・HとEROでHERO
先週のソラミミもですが、大亜門先生のこういう発明はすごい。
全部オリジナルなのかな?
毎週こんなネタをさらりと出せるなら、いつまでも連載して欲しいです。

・「性転換したらまた来るんだな」
性転換したらオッケーなんだ。
確かに何も問題はないはずですが、僕なら割り切れない。
泰臓すごいや。

・「力が欲しいか?」
昨日読んでて「これの元ネタなんだっけ?」と悩んでたんですが、ARMSで正解ですか?

・額のM
これはビビディですよね。

・サイボーグ
これの元ネタなんだろう。

・オチ
JOJO第一部ラストかな。


☆☆☆ミスフル☆☆☆

なんかあんまりにアレな展開すぎて、呆れることすら容易ではない、そんな状況です。
なんだろう、もう遥か遠くの物語になっちゃってつっこむことすら馬鹿らしい。
なぜ鈴木先生がこんな意味の分からない急展開を目指したのか、今からついに華武戦というのになぜ今になってこんなことを??

恐らく打ち切りの危機がかつてないほど迫ってたんでしょうね。
このまま華武戦に突入しても打ち切りは免れない状態で、それでやむなく埼玉変態オールスターズを結成、というところでしょうか。
ずいぶんと思いきったテコ入れではありますが、これが良い方向に転じるとは思えません。

・華武
芭唐少年が声を荒げた通り、彼らにしてみれば突然そんな余興みたいな大会を組まれて、甲子園出場の価値が相対的に下がってしまった上に、これから甲子園に向け部内での結束をさらに一段と高めなければならない時に他の学校とキャンプを組まされるという、まさに降って湧いたような災難。
もっと本気で怒った方がいいと思うけどなあ。まあミスフルだしどうでもいいか。


☆☆☆切法師☆☆☆

・ライデイン
奥の手が今まで隠してた額にあったという展開はちょっと燃え。


☆☆☆カイン☆☆☆

うん、良く分からんがエンウンはすごい。
キーパーソンはカインでもオウマでもなく、ばっちりエンウンですね。間違い無い。


☆☆☆1o'clock☆☆☆

悪役の行動理由がさっぱり分かりません。
人を巻き戻すだけならまだ言動一致してる気もしますが、撲殺には一体何の理由があるんでしょうか。
さっぱり理解できません。
それと、彼は巻き戻す能力で元に戻す能力がないのなら、最初から若々しい頃の姿でいればいいのに。
仮に時間制限があるのだとしたら、子供達を赤子に戻す意味が分からないし。
とにかくこの悪役は一体何がしたかったのかさっぱり分かりません。

あと、契約することのデメリットが低過ぎます。
出会った人間は離れなければ忘れられないんでしょ。
7歳の時に肉親に忘れられるのは確かに辛いですが、それで永遠の命と永遠の若さが保証され、病気の心配がなくなり、さらに超人的な能力まで手に入るんなら、これは契約しちゃってもイイような気がしてきます。

ストーリー的にいろいろ杜撰な印象を受けました。
金未来杯はバカ・イン・ザ・シティーで決まりな気がします。



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