WJ21号感想

黒猫紳士に100の質問?


☆☆☆休載☆☆☆

いくらなんでも3週はきついですよ…。
冨樫先生…。冨樫先生……。


☆☆☆アイシールド☆☆☆

中途入学枠ってたぶんそういうものじゃないと思いますけど、ヒル魔がいるから何とでもなるんでしょうね。
彼が高校一年生(にあたる年齢)ということがビックリです。


☆☆☆ワンピース☆☆☆

オヤビンを助けに行くフォクシー海賊団一同が良い感じでした。
結局、海賊旗を奪うという展開になったわけですが、かといって「敗者から誇りを奪う」という感じでもなく(実際はそういうことなんですが)、「きつね」のオチも付いてたし、そんなに悪いとも思いませんでした。

ワンピースにしては珍しいことに敵役が好感度を保ったまま終了した今回のシリーズ。
やはり勿体無いのは今シリーズの最初にシェリーが銃撃されたことですね。
あれがなければフォクシー海賊団は読者的に嫌うところのない敵役なんですが。
あれは試合中に卑怯なことをしたのと同じレベルで考えるべきなんでしょうか。
海賊だから卑怯な戦法は当り前だと思うように、手段を選ばないのも当然ですかね。

フォクシー海賊団の扉絵連載は楽しみです。
気付いたら王下七武会にやられてたりしませんように。


☆☆☆ボーボボ☆☆☆

「食品は無数の食物連鎖の最下位」
「わしは誰にも食べられはせぬ!!!自分死守!!!!」

ハンペンの戦う理由に何か高潔なものを感じてしまったのですが、気のせいでしょうか。


☆☆☆テニス☆☆☆

この漫画では覚醒すると他の人の技がすべて使えて、スーパーサイヤ人のようにオーラをまとうらしいです。
たまねぎ剣士ですね。
奇人変人揃いの氷帝選手の覚醒が楽しみです。
あれ?樺地クンは常時覚醒状態??


☆☆☆デスノート☆☆☆

デスノートで人を操って殺させることはできなくとも、絡新婦の織作茜さんみたいにLの命に危険が及ぶ状況を整えることはできると思います。
実行したら、無関係の人がたくさん死ぬことになりそうですけど。


☆☆☆ブリーチ☆☆☆

ひょっとして一護の修行話がなければブリーチって結構面白いんじゃないかと思った今週。
冒頭の松本女史はひどくエロいなあ。エロすぎるなあ。
日番谷隊長はちっちゃいけどカッコイイです。ちっちゃいけど。


☆☆☆チームG59上☆☆☆

バラクーダ参戦!

あの「おまえ、マスク狩りされても今更だろ」とつっこまれる元となった、肉の黒歴史バラクーダが!
な、なぜ、いまさら・・・。
タワー・オブ・バベルの何の意味もない合体っぷりには胸が熱くなります。


☆☆☆少年守護神☆☆☆

や、やめんか、きさまー。

小中学生の股間を狙っていいのは岡野先生だけだー。
岡野先生はなー。岡野先生はなー。
小中学生の股間を刺激することでしか連載を続けられる可能性はないんだー!

だから、おまえがするなー。
おまえは自分のフィールドで勝負しろー(守護神のフィールドってなんだろう)。



ホント、やめてよ。
やめてよ…。ゲドーの打ち切りが確定するから…。


☆☆☆スピン☆☆☆

今週はイマイチ・・・。
ちょっと毒が強かったですね。
あ、いや、別に自分をダブらせて憂鬱になったりしてませんよ!
女の子の前で「魁!男塾」の魅力を語ったことなど、とうの昔の出来事ですよ!


☆☆☆ミスフル☆☆☆

虎徹先輩と雛壇の会話に思わず爆笑してしまいました。
すごいなあ。こういうのを五十歩百歩、目くそ鼻くそを笑う、というんでしょうね。
いけすかないやつ、だって。

(つっこむのも面倒ですが)紫SHIKIBUには微妙な人たちが二人。明らかにアウトな人が一人いますね。
しかし、これもアイドルの条件。
ルナシーに真矢がいるように、SPEEDにヒトエがいるように。


☆☆☆ゲドー☆☆☆

ゲドーで恐ろしかったのは、未確認生物を相手にブローカーなどが動いて、それを外堂がうんぬん、という王道展開になることでした。
今週はちょっとそこらへんをかすっていた話でしたが、しかし、一話で完結してくれたうえにちゃんと捻りもあったので良かったです。
ホッと一安心。

僕個人としては質の高い中堅漫画として安定しているように見えるのですが、この掲載順はとても厳しい。厳しすぎます。
今からでもアンケートを出すべきでしょうか。


☆☆☆ハロー地蔵堂☆☆☆

僕も授業中一人で勉強してるタイプだったので、この少年のいうこともあながち間違ってないとは思いますが(少なくとも大学に受かるためだけなら学校は行かない方が効率的だとは思います)、そこらの価値判断はエポケーしますと、最後に母親が来るなど話の展開はそこそこ良かったと思います。
雪舟ネタは他の環境が整っていただけに(地蔵とか)巧く機能していた気がします。


☆☆☆モスキートパニック☆☆☆

家族、冨樫先生が描いたみたい。

いろいろ良い点もあったんですが、展開が分かり辛い(突然犬が出てくるとか)ことや状況の推移が判断し辛いのはイマイチ。
夢うんぬんも蛇足としか思えませんでした。
もっと高いレベルで物語と絡ませてれば良かったんですけどね。
そうじゃないなら、人間対蚊の攻防戦だけをしっかり描いた方が面白かったような。

少年漫画に対しこんなこと言っても仕方ないんでしょうけど、そもそも将来の夢などというものは、それを持つことが正しいことであるかのように子供のころから囁かれ続けてきたからそう思うだけのことであり、夢を持つことが絶対的に正しいというわけではありません。
夢を持つことがモアベターと考える思考は、いわば文化依存です。
夢を持つことがモアベターではない文化ももちろんあるでしょうし、悪徳とすら考える文化もあるでしょう。
同じ人間であっても文化が違えば共通の認識を持ち得ない概念が、人と蚊という異種族間で共有できるとはとても思えません。
主人公の言い分はものすごく横暴に聞こえますし、リラに夢を持つ必要性があるとも思えません。
どうも自分の価値観を人に押しつける描写はいけすかないです。

家族の描写は良かったと思います。
主人公はがんばってるのに、くすぐったかっただけ、とか。


☆☆☆マンキン☆☆☆

黄道十二宮編が始まりました。


☆☆☆武装練金☆☆☆

鈴木君はたかが生徒会書記のくせにすごい権力を持っているなあ。


☆☆☆こち亀☆☆☆

「裸が出る番組」→「大相撲」
からの一連の流れは久しぶりに笑えました。
葛飾署長さんは会議の後、唐突に時代劇を放映しようとしたり、最近は奇行が目立ちますね。
もっとも、それは秋本先生の都合でそうなってrうわなにをするやめろはな


☆☆☆小畑ボーボボ☆☆☆

小畑先生がボーボボを描くことで一番恐ろしかったのはおでんに浸かってるソフトンの描写でしたが、湯けむりで隠れてますね。良かった。
1ページ目のおでんに浸かるビュティは温泉に入ってるみたいでセクシーでした(こんにゃくが露天風呂の岩に見える)。
テンションの低いビュティは透瑠さんみたいですね。

全体的に見て、思ったほど違和感を感じませんでした。
サイボーグGちゃんを読んでる気分でしょうか。


☆☆☆澤井デスノート☆☆☆

ボーボボキャラでのデスノートといった感じでしょうか。
ちょこちょこ入っている小ネタは蛇足なモノもあれば、良い感じのものもあります。
しかし、ビュティがいないというのはこうも寂しいことなのか。

澤井版デスノートも、結構普通に読めました。
つの丸先生がサバイビー描いてるみたいなもんですかね。
もしこれで連載されていても、僕は普通に好きだと思います。
でもごっちゃんみたいに打ち切りなんだろうなあ。


今回の企画はどちらも思ったほど違和感がなかったのが、ちょっと悲しいところですね。
もっと、ものすごい違和感を感じたかったです。
しかし、結果はともかくとして、このような企画を思いつき実行に移したジャンプ編集部は評価したいと思います。


☆☆☆巻末コメント☆☆☆

「私にも簡単なことは分かります。〈つぐみ〉」

意味はまったく分かりませんが、何だかとても深そうです。
この企画の裏に、一体、何が……。

「井の頭公園まで花見に行ってきました。〈健太朗〉」

矢吹先生もお花見に訪れた井の頭公園(!)
また、新たなる聖地が誕生しました!!

「大西さん、銀魂1巻どこの書店にも置いてませんよ…。」

なんかすごい売れてるらしいですよ。
いや、ホントに。

「セーラーセドナ期待してたんだけどな。〈伸宏〉」


和月先生、あなたセドナってコレですよ。

……ああ、だからセーラーセドナに期待してたのか。
和月先生、あなたって人は……(黒い和月先生も好きです)。


☆☆☆黒猫☆☆☆

トレインの神聖攻撃「ブラック・クロス」がクリードさまに命中。
身体は無限再生なのだから弱点である妄想虎徹で受ける必要は全く無いのに、トレインの意志に応え、あえて妄想虎徹で受けるクリードさま。
トレインがクリードさまの精神を砕くことで勝利しようとしているように、クリードさまも「キミの攻撃では僕の紳士魂は挫けないよ」ということを証明し、トレインの精神を砕こうとしているのです。

トレインの黒十字を受け、震える建物。
あの巨大な建物が震えるとは、たった二撃というのに黒十字とはなんという恐ろしい威力でしょうか。
館の破損度を見るかぎりでは、小さな隕石が落下したほどの威力があるように見えます。
しかも、これはクリードさまを通して伝わった衝撃なのです。
黒十字を直撃したクリードさまが受けた衝撃はこの比ではないでしょう。
それにしても、これほどの威力を持つ殴打を四度も食らいながら生きていたとは、シキさまの肉体の強さも賞賛されるべきものでしょう。
相手の肉体の強さを瞬時に見抜き、必要なだけの殴打を適切に加えるトレインは流石です。

しかし、今回ばかりは完全無欠のヒーロートレインも誤算だったのでしょう。
五つの衝撃を与えた妄想虎徹はそれでも砕けなかったのです。
私のような凡夫はすぐにこう考えてしまいます。
「そりゃあ、普通の肉体のシキでさえ4発くらっても死なないんだから、オリハルコン以上の強度の妄想虎徹に5発じゃ足りないよなあ」
ですが、今回のトレインのミスは致し方ないものともいえるのです。

何故なら、妄想虎徹とはクリードさまの紳士精神に応じてその強度をコロコロ変える武器だからです。
前回、クリードさまは一時的にとはいえ紳士精神を揺るがしてしまい、妄想虎徹の強度を著しく下げてしまいました。
そういった妄想虎徹強度の激しい変化を目の当たりにし、トレインの計算もわずかに狂ってしまったのです。
今回は妄想虎徹の「紳士精神に応じて強度を変える」という性質が瓢箪から独楽の形でメリットになったのです。
それにしても、こういった細かなやり取りをキャラクターの台詞などで表現せず、あくまで「気付く人だけ気付けばいい」といった形で提示する矢吹先生の度量の広さは偉大です。
薄っぺらいキャラクターが薄っぺらいストーリーの中で薄っぺらいバトルを繰り返すだけの何の中身も無い薄っぺらい漫画だと一部の人に誤解されることなど、矢吹先生は決して恐れないのです。

一方、舞台は移りスヴェン・イヴvs鬼星隊の紳士対決。
トレインの戦いが気になり、ついつい余所見をしてしまうスヴェンに対し「腕マシンガン(仮)」は決してその隙を突くことなどせず、「どこを見ているのですか」と注意を喚起します。
そして、スヴェンがしっかりと自分に注意を向けなおしたことを確認してから、身体中に仕込んだ武装を展開します。

それだけではありません。
彼はスヴェンの銃弾を受けた後、「そんなモノ効きませんよ」とのアドバイスを送ったのです。
言うまでもなく、黒猫世界では銃撃よりも殴打による破壊力の方が遥かに上です。
時速30kmでしか飛ばない弾丸では殺傷能力など無いに等しいからです。
「腕マシンガン(仮)」は、あくまで自分の身体を気遣いながら戦っているスヴェンに対し、「そんなもの効きませんから、本気で(=銃を鈍器として使って)掛かって来てください」と言っているのです。
自分は銃を銃器として使っている(=相手を殺傷する気が無い)にも関わらず、相手に対しては命の危険すらある危険な殴打を認めるとは何という優れた紳士でしょうか。

トレインvsクリードさま、そして、スヴェン・イヴvs鬼星隊。
これほどの紳士戦を同時平行で2つも進める矢吹先生は偉大です。

後は、気付いたらクリードさまの左手からワイヤーを外しているトレインの紳士性とか、オリハルコンより硬いものを殴っているにも関わらず自分はまったく砕けないハーディスの神秘性とかいろいろありますが、うまく話に絡められないのでもう終わります。

矢吹先生は偉大です。
矢吹先生は偉大です。



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