●WJ39号感想

今週のジャンプはつっこみどころが多かった気がします。


☆☆☆ハンターハンター☆☆☆

相変わらず素晴らしく文字数の多い今週。
僕なんかは楽しんでますけど、スペル関係はもう飛ばしちゃってる人もいると思うのでご愁傷様です。

対ボマー組に対し共同戦線を張る6組のプレイヤー
P347の最後のコマ、キルアの「ちょっといい?」は、てっきり「どうしてクリア先越されちゃダメなの?」だと思ったんですが、「ランキングってどうやって調べるの?」でした。
いや・・・そんなことより、どうしてクリア先越されちゃまずいのか、ハッキリさせて欲しいんですけど・・・。
ゴンには「心情的にイヤだ」という理由があるので分かりますが、他の人たちが何故クリアを阻止しようとしてるのか分かりません・・・。

ところでそんなボマーさんたち、先週「コツコツ獲っていこう」なんて言ってましたが、ホントにコツコツ取ってたようで、ゲイン待ちの二種を入手し、「マッド博士の整形マシーン」「スケルトンメガネ」も手堅く入手したようです。
ゲイン待ちのカードは運良く「アイテム化しないと次の指定カードが取れない」カードだったんでしょう。
そうそう、そういえば「ゲイン待ち」で思ったんですけど、このゲーム、現物を持っていて、誰かがカード化解除したら、手元の現物がカード化する訳ですよね。
ということは、奇運アレキサンドライトがカード化限度枚数超えてた場合は持ち歩かなきゃいけない訳で・・・
リスキーですよね(汗

その後、アスタさんとキルアの微笑ましい会話と情報交換が続きますが、まあ別にいいです。
鬼太郎ねえさん可愛いくらいでしょうか。

ソウフラビへ飛んだ、ゴンたち一行。
当然、そこではツェズゲラさんたちとの邂逅もあるわけで、そのうち旅団も来たりするんでしょう。
そういうわけで、来週が楽しみ・・・・・・だけど来週は休載です(苦笑)


☆☆☆ソードブレイカー☆☆☆

さすが、バンドのオープニングナンバーに「Kill You」と名付ける梅沢御大。
今週も飛びぬけたセンスが炸裂しています。
デストローイ!!!!

序盤のザコ魔人戦もさることながら、魔人グリードの変形に至ってはギャグ以外の何者でもありません
梅沢先生は大真面目に描いてるんだろうなあ、と想像するだけで頬が引きつってきます。
ただでさえカッコ悪いグリードのフォルムが、さらに巨大な剣になって・・・とても真面目に読むことの出来ない面白さでした。
剣を振り下ろす絵の間の抜け方は狙ってるんじゃないかとすら思わせるくらいです。

そしてラスト。
死んだと思われたトラが胸元のペンダントを握りしめながら復活
ベタベタの予感に思わず苦笑いがこぼれます。


☆☆☆ブリーチ☆☆☆

これまでの長い長い長い長い長すぎる戦闘シーンは、全て浅野と水色の会話のために、周到に用意された伏線だということで納得したいです。
P28の上2コマはそのくらい面白かったです。


☆☆☆テニ王☆☆☆

跡部王子の誘導尋問はさっぱり意味不明ですが、今後何かの伏線になってくれることを期待しましょう。

そんで、きっと人によっては大喜びの幼年時代の手塚部長。
体操服とか着ちゃって、フケ顔と見事にミスマッチです。

確かに腹立たしい行為で、殴られる手塚。
先輩達からすれば、その気遣いは思いっきり逆効果だと思います・・・。
ところで、先輩が手塚を殴るシーンの絵の不自然さが何かを彷彿とさせるんですが、思い出せずに悔しいです。
「幕張」かな?「おでかけレスター、れれれのレー」かな?


と、作者の思惑に全くそぐわない感想しか書けないあたり、自分は心が歪んでると思います。


☆☆☆ナルト☆☆☆

大怪獣対決、密かに楽しいです。
これまでさんざん引き伸ばしてきた、本気モード我愛羅は「本気で入眠モード」でした。
こうなってしまえば、既に我愛羅の実力ではなく守鶴の力だと思うし、偉そうに脅しながらただ眠るだけの我愛羅は何だかマヌケで可愛かったです。


☆☆☆遊戯王☆☆☆

感動しました。

海馬社長「大会主催者としてその栄光を讃えてやる!!

・・・す、素敵すぎます。
優勝者に向かって、この言い草
普通のプレイヤーだったら気分悪くて出ませんよ、こんな大会。

いやしかし、これでこそ我らの海馬社長。
マリクのサレンダーも、遊戯の勝利も、この一言の前では些細な問題に過ぎません。
遊戯王はどう楽しむマンガか?今週の内容に凝縮されていた気がします。


☆☆☆こち亀☆☆☆

最近その傾向が強かったのですが、今週のこち亀は本当にオチで落ちてませんでした。
というか、そもそも落とす努力が感じられなかったです。
来週に続くからいいのかな??


☆☆☆ミスフル☆☆☆

パワーしか取り得の無い猿野が、最後は3年の力の象徴である三象先輩を倒すラストは、地味ながらも猿野のキャラクターに沿ったもので、上手いオチだと素直に認めたいです。


☆☆☆ボーボボ☆☆☆

今週は「ロビーン」が面白すぎました。それだけですけど。
しかし、このネタ、小学生とかには絶対分からないと思います。
念のためいうとキン肉マンから「ロビンマスクvsアトランティス」。
詳しく知りたい方はこちらのページをどうぞ。


☆☆☆アイシールド21☆☆☆

どうしてこのマンガがこれほど面白いのか、今週でなんとなく分かった気がします。
ストーリー中に無駄な演出がないんですね。
これまでのいろいろな情報が全て一貫性を持ったストーリーの中で昇華されています。
今週でいうと、出場を渋っていた主人公を引っ張り出すのに、主務としての責任を引き出して使っているわけです。
ヒル魔にムリヤリ・・・という展開を当然予想していたのですが、こう来るとは思いませんでした。
例え責任を負う形であっても、主人公が半)自主的にアメフトに参加することで物語を清清しいものにし、また主人公を単なるダメダメ少年に描くのではなく、ポジティブな面を強調させることにもなっています。
主人公の成長物語としての側面を考えるなら、押し付けがましくもイタくもない、素晴らしい展開だと思います。

正直、ここまで話を考えて描くとは思いませんでした。
さすがはストーリーキングです。
某東先生と同じ出身とは思えません。


☆☆☆毒河童☆☆☆

表紙までは面白かったです。



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