実験カレー1

2002年2月15日

(作業編)

 先のバレンタインカレーの際、ネットでいくらかカレー情報を得たので、今回は少しばかり本格的に作ってみようと思う。

 まずはタマネギオリーブオイルキツネ色になるまで炒めてみる。タマネギはみじん切りに。めがねをしていたが何の役にも立たず非常に目が痛い。世の奥さま方はどうやってこれを克服していらっしゃるのだろうか。ここで予想以上に時間を食う。
 そして実際に炒めてみる。しっかりかき混ぜていればタマネギは焦げることなく様々な色の変貌を見せる。ちょっと楽しい。オリーブオイルで炒めているため、香りもとても美味しそうだ
 
 炒め始めて30分ほどでキツネ色になったため、ニンジン牛肉鶏肉鷹のツメを加え炒める。いい感じで炒めあがったところでに移し、みじん切りにしたバナナ一本椎茸を加え、それにを入れ煮込みに入る。

 ニンジンがゴロゴロ入ってるのは「オレはカロチンが必要だぜー」といってるようで格好悪い、と私は思う。なので、今回はニンジンの形がなくなるまで煮込んでみようと決意する。というわけで、煮込む。煮込む。煮込む。

・・・一時間経過。いまだニンジンはその姿を留めている。全く、憎たらしいニンジンだ。おなかが減ってきたので仕方なく今回は諦める。一体、ニンジンを溶かすには何時間掛かるのだろうか?

 そしてルーを加える。今回は濃くまろカレーゴールデンカレーのブレンドだ。それに前回の鶏肉とマイタケのカレーも一食分入れてみる。昔のカレーを加えると、隠し味に良いらしい。他に隠し味としてチョコレート烏龍茶を少々、それと卵黄を加える。最後にあらかじめ作っておいたゆで卵二つを入れ完成。


(試食編)

 それなりに美味しかった。だが、烏龍茶を入れた時点で味見すると「さっぱり+後に残る辛さ」のとても面白い味だったのが卵黄を入れたことにより「まろやかだけど単純」な味になってしまった。次回は卵黄を入れずに作ってみたい。

 一時間煮込んだせいか、牛肉はとても柔らかく、非常に良い味になっていた。一方、鶏肉はあまり変わらずタンパクな味のままだった。カレーには鶏肉よりもの方が良いのかもしれない。
 
 ちなみにゆで卵はカレーに漬けて一日置いた方が味が染みて良かった。


(データ編)

★濃くまろカレー1/2・・・75円
☆ゴールデンカレー1/2・・・69円
★椎茸・・・75
☆ニンジン・・・100円
★バナナ・・・51円
☆タマネギ×2・・・96円
★卵×3・・・57円
☆鶏肉・・・134円
★牛肉・・・184円

制作費計・・・841円
11食分、1食あたり約76円


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