バレンタインチョコカレー

2002年2月14日

(作業編)

 バレンタインライブにて披露。皆を驚かせたい一心でチョコでカレーを作ってみる。どんな味になるのか想像もつかない。とても怖い。

 具材。まずはタマネギ。ちゃんとキツネ色になるまで炒めてみる。途中でニンジンも加え、炒める。なかなか楽しい作業だ。ジャガイモは適当に切り適当に放り込む。

 そして煮込むこと1時間強。皆の前でカレールー(に移し変えたソックリさんのチョコレート固形)を入れる。意外にチョコ臭はしないものだ。


(試食編)

 とにかくすごい味だった。ギャグにならず、ただただ不味かった。チョコの甘さと野菜のアクが見事にぶつかりあい、不協和音の怒号となって渦巻いていた。完食している人間はいなかった。

 今回は一般的サイズのカレールー容器に入るだけのチョコを使った。もちろんチョコは一度溶かして移し変えた後、再度固めてある。ぱっと見はカレーにしか見えない。
 そしてこのチョコカレーの残りに、本来容器に入っているハズのカレールーを入れてみた。つまりチョコカレールーをちょうど同程度入れてみたわけである(正確には皆が食べた分チョコの量は減っているのであるが)。チョコをカレーの隠し味とするのは常套手段だが、それにしてもこのチョコの量は相殺できまいと思っていた。が、意外とこれだけのルーでも食べれるくらいのカレーっぽさまで回復した。というか、結構美味しい。まだチョコっぽさが残るもののこれなら許容範囲であろう。

 つまり、逆から考えるとカレーの隠し味としてチョコを利用するときは、入れすぎじゃないか?というくらい入れてしまっても差し支えはないようである。むしろ大目の方が美味しい。なかなか勉強になる実験であった。


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