架神のカレー日記04.5前半
back number

2004年5月15日
カレーなし

 今日は休みなので一日中だらだら遊ぶことにする。毎日休みだと、「いつも何かしなきゃいけない」という気にさせられるが、5日も働いた後だと土日は遊び呆けてやろうという気分になる。平日に働きながら、休日に作品作れる人ってホントすごいなあ。

 というわけで今日はゲームして少しだけHPを更新して、後はny関連を読んだりしてた。nyに関して浅学ながら思うところは、逮捕はやりすぎじゃないか、の一言に集約できる。いままでグレーゾーンだったところをいきなりブラックにして逮捕するなんて、やっぱりどう考えても酷い。法律的に問題なくても人道的にどうかと思う。
 この世の中にはグレーゾーンはたくさんあって、みんな大なり小なりそこに踏み込んでるわけで、それを黒にするタイミングなんてものは幾らでも恣意的に変えられるのだから、まずは警告とかするのが筋じゃないだろうか。例えば、同人誌なんて多くは著作権侵害だけど、いまのところほとんどの企業はおめこぼししてるわけで、これが突然民事裁判起して損害賠償とか要求してくると「大人気ない」と思うはず。まずは注意なり勧告なり警告なりしてからが筋じゃないだろうか。ny使用者はまあ逮捕されても仕方ないと思うけど、製作者に幇助の意図があるかどうかなんて言い掛かり以外の何物でもない。言い掛かりをつけたくなる気持ちも分かるけど、それでも逮捕はやっぱり酷すぎる。金子さんなどは社会的地位も高いのだし、逮捕なんてされたらたまったものじゃないだろう。

 とまあ、問題の本質とは少し外れたところで私は憤っているのだけど、結局Winny製作が違法か否か、幇助が事実かどうか、というところよりも、逮捕してまで潰そうとする姿勢が気に食わない。人一人の人生が掛かってるんだから、潰すにしてももう少し緩やかにすればいいのに。あまりにヒステリックすぎる。今後、私が何か作ったり書いたりするたびに、極めて広い範囲で解釈される法律にかすりはしないかとビクビクし、もしかすっていたら警告もなしに突然逮捕されるのかと思うと実にアホらしい。なんて不健康な社会だろう。

 あと、ZAKZAKのこの記事は書いた人の良識を疑う。学者が私服で仕事してたらオタクだなど詭弁も甚だしい。私服の学者なんか幾らでもいる。新聞・ニュースも含め、あらゆるメディアは完全なる中立性を確保することは不可能だと思うが、この記事からは明らかに読者をミスリードする意図が見受けられる。

 ny関連でいちばん面白かったのは、このページにあった下記の投稿。

>> 京都府警:
>> 捜査情報漏洩等で恥をかかされ、むしゃくしゃしてやった。
>> 反抗的で漏洩経緯に関係するヤツならば誰でも良かった。
>> 無茶な理屈を振り回しているとは思わなかった。

>> 問題はこれから先、
>> 『今は反省している。』が出てくるかどうか...。

 朝食はスパゲティーを食べた。夕食はお蕎麦を食べながら焼酎を呑んだ。

2004年5月14日
カレーなし

 朝はミートスパを食べた。仕事。今日で連続5日目。自分、頑張りすぎ。仕事の後、明大前へ行き、『餃子の王将』という店で「明大丼」(500円)を食べた。ごはんの上に野菜と肉の甘酢あんかけがかかった物で、やたらお皿が大きく「なんて大袈裟な店なんだ」と思ってたら、本当にたっぷりとあんかけがかけられて、大きなお皿も決して大袈裟ではなかった。すごいボリュームでちょっと嬉しかった。

 ナミキでシューティングをいろいろしたのだけど、今日は振るわなかったので省略。ただ一つ言えることは、ケツイはBタイプの方が調子が良いということだ。私は何気に高速機向きなのかもしれない。

 Winnyについてはいろいろ言いたいことがあるけど、勉強不足なので何も言えない。とりあえず、良く分からないけど腹は立っている。

2004年5月13日
昼:ビーフカレー

 ギリギリまで寝てたので、朝食が食べれなかった。昼休みに近くのカレー屋でビーフカレー(500円)を買って食べた。美味しかった。食べながら、休憩室にあった『銀と金』を読破した。ラストが微妙だった。森田が最後に出てこないのは何ともしっくりこない。

 仕事で使っていた携帯がどうしても開かないから、力づくで開けようとしたら同僚に怒られた。どうやら、開くのではなく回すものだったらしい。なんで、開くんじゃなくて回すんだ?携帯がどうしてこのような進歩を遂げたのか、良く意味が分からない。
 どうでもいいけど、私は流行りものが嫌いだし、だから携帯は今のまま当分白黒を使っていきたいと思うけど、でも正直なところ、MP3が聴けて、静止画と動画が撮れて、ゲームができる携帯が欲しい。MP3プレイヤーとデジカメとワンダースワンをあのサイズにまとめられるなんて、すごいと思う。欲しいなー。

 仕事の後、同僚に変な牛丼屋に連れてって貰った。牛丼が230円、カツ丼が350円という実に胡散臭い店で、私はそこで開化丼(300円)を食べてみた。意外と吉野屋よりも旨かった。

2004年5月12日
カレーなし

 朝食を食べずに仕事に行き、昼にさくら水産という安くて多くて美味しくない店でたくさん食べた。帰ってからジャンプの感想を書いて、夕食に納豆うどんを食べた。
 
 今日は仕事中、辰巳君から一社アポが取れたと連絡があり、すっかり興奮して仕事中ドキドキしてた。だめだなあ。まだアポが取れただけなのに。全出版社から門前払い、くらい覚悟していただけに嬉しかった。

2004年5月11日
カレーなし

 朝食はおにぎりと味噌汁を食べた。

 仕事。眠かった。

 ゲーセンに寄って帰りたい気持ちをぐっと抑え、直帰し、家に着いてすぐにジャンプ感想に着手。はい、時間切れ。残りは明日。夕食にうどんを食べながら銀河英雄伝説を見た後、辰巳君(※)とミーティング。明日は彼が各出版社に持ち込み問い合わせの電話を掛けることになった。そして、私たちの当面の目標は林さんに定められた。

 性別があやふやだった後輩が女性だと分かった。今日は早く寝ます。

 ※メタリカ君のこと。統一したいみたいなので、これから辰巳君と書きます。なんか、こそばゆいなあ。

2004年5月10日
カレーなし

 久しぶりの仕事。実にだるい。納豆を食べて家を出た。

 私のずうずうしく厚かましいアピールにより、上司のコネで一社企画書を回してもらえる(?)ことになった。生まれつき無恥厚顔で良かった。これからも恥知らずに生きていこう。

 帰りに上司・同僚とラーメンを食べた後、みんなでゲーセンへ。この職場でしか有り得ないアフターファイブだ。一同と別れた後、私は一人、またゲーセンへ。自分でもどうかと思う。今日のガルーダは調子良かったけど、後一歩で敗れた。残念。久しぶりにプレイしたケツイはあまりに難しくて、何だか虚しくなった。ケツイ2コインより、ガルーダ1コインの方が長く遊べる。戦闘力(※)が高校生並に低い私には辛い。

※一日のゲーセンで投入可能なコインの枚数。主に社会的地位に比例する。

 ところで、今日も私は電車に乗って家に帰っていたのだが、今日は運良く座席が空いていて座ることができた。それで、ひとつみなさんに確認しておきたいのだが、私の見識が間違っていなければ、世の中にはおそらく慣性の法則というものがあるはずだ。具体的には、電車が駅に着いたり、駅から出発したりするとき、椅子に座っていても、私たちの体が細かく左右に揺れる。これは慣性の法則による当然の働きのはずだ。ここまでは、おそらく間違い無いと思う。

 よって、座席に座っている私の体も慣性の法則に従い、駅に着いたり、駅から発車したりするたびに、細かく左右に揺れていたのだけど、右に揺れた時に右隣のご婦人(年の頃は60〜70といったところか)がずいぶんとエキセントリックな反応をして、私を強く押し返したり、汚い物にでも触れたように服を払ったりする。
 私は「ご婦人、いい加減にしなさい」と叱りつけたい気分に駆られたが、流石にそれは大人気無いと思い、紳士的に、私の体が揺れてご婦人に当たる時の衝撃の強さとご婦人の反応にはどのような相関関係があるのかデータを取ることにした。もちろんわざと強く当たったりはしない。慣性の法則に逆らわないレベルでいつも通り自然に体を委ねるだけだ。
 駅での発着のたびにデータ徴収を繰り返していると、ご婦人の反応の激しさは体が当たる強さに比例するよりも、むしろ回数に比例することが分かってきた(つまり、後になればなるほど反応が激しくなり、それは体が当たる時の衝撃の強さとはほとんど関係が見られないのだ)。ご婦人の反応は非常に腹立たしいが、しかしまあ「データ徴収」という私の意思は貫けた。よって、私はこのデータに満足し、大変快い気分でいた。だが、そうしていると……

 「君、ビシッと座っておきなさい。横の方が迷惑しているだろう!」

 なんと左隣のサラリーマンに注意されたのである!
 しまった!思わぬ伏兵だ!!まさか、ここでこのような展開になるとは!それまでは圧倒的に有利だった私が一転敗者となってしまった。私は状況的な不利を悟り、その場での負けを認めざるを得なかった。仕方なく私は次の駅からは気合を入れて慣性の働きに逆らわざるを得なかったのである。完全に負けた。何ということだ……。

 その場その場での最適な選択肢を的確に選択することは非常に難しいことである。この件でも私はそれを強く自覚した。今になって思えば、モアベターな選択肢はいくらでも思い浮かぶ。たとえば、もっとも無難な選択肢は「寝たふり」であろう。これなら相手も注意するわけにもいかない。仮に注意されても「おっと、失礼」とかいって、またすぐに寝たふりすればいい。2度くらいまでは通用するだろう。
 また、序盤において「ご婦人、いい加減にしないか!相手の迷惑を考えたことがあるのか!」など叱責し、相手の気勢を削ぎ周囲を味方につけてもいい。これは「寝たふり」よりはリスキーだが、うまく周囲を扇動し、ご婦人を孤立させることができれば勝利の美酒に酔うことができる。

 だが、結局のところ私は負けたのだ。私は慣性の働きに逆らい小揺るぎもしない態勢で電車の発着に備えるような、そんな肩の凝る座り方はしたくない。右や左へ少々揺れさせて欲しい。一方のご婦人は何が何でも人に触れて欲しくなかったのだろう。私の個人的な見解としては私の方が常識的な態度だとは思うが、しかし、人それぞれ様々な理由があって当然だ。何が何でも触れて欲しくない人がいたって別に構わない。ご婦人の存在や価値観・思想を否定する気は毛頭ない。ただし、それは私に迷惑が掛からなければ、の話だ。

 私はできるだけ人に迷惑はかけたくない。しかし、自分が迷惑をこうむるくらいなら人に迷惑をかけた方がマシだと常々思っている。自分を犠牲にしてまで人に優しくある必要も無いし、そこまで自分を貶める気もない。この場合、お互いに自分の都合があるのだから、お互いが自分の都合を主張を貫き通せばいい。ご婦人は私を強く押し返せばいいし、私はそれを気にしなければいい。

 結局、誰が正しいかなんて関係ない。勝つか負けるかだ。この文を読んで私の常識を疑う人もいれば、ご婦人がエキセントリックだと思う人もいるだろう。当然だ。人の意見なんて片方に集中するわけがない。だから、勝つか負けるかだ。どちらが自分の意見を押し通せるかだ。今日は私が負けた。負けたから恥をかくのも仕方ないし、自分の意志に反する行動を強制されたのも仕方ない。だが!だが、次は勝つ!もう負けはしない!私は、あらゆる状況を物理的暴力以外で打破してみせる!!

 と、誓ったのだけど、こういうのって良くあるんだよね。なかなか勝てません。

2004年5月9日
カレーなし

 昨日の夜、メタリカ君と企画書を作っていたが、二人ともイライラしてた。実にだるい。何で私が企画書とか作らなきゃいけないんだ。作品だけ作らせて欲しい。それをどうするかは編集者がパッと一目で見て判断してくれないものかなあ。本文の要旨を書くのはいい。百歩譲って、狙いとかテーマを書くのもまあいい。だが、なんだ読者対象って。それは作り手が考えるようなことなのか?ゴッホに対して「あなたは耳を切り落とした自画像の購買層をどの辺りに設定していますか?」と尋ねるようなものじゃないのか。ああ、面倒くさいなあ。本文を推敲するのはともかく、企画書を推敲するのは本当に時間の無駄としか思えない。

 起きて、急いでお風呂に入って、昨日の残りのお味噌汁とかを食べて、急いで家を出た。吉祥寺の方でペントジャパンという雑誌の取材とか収録とか、良く分からないけどすることになっていたのだけど、家を出て程無くして雨天中止と言われた。日本ぶんか社は売り込み先としては有力なので、編集者とコネを作っておきたかったのだけど。残念。

 仕方ないので、売込みに使うサンプル原稿を作ることにした。作るといっても、メタリカ君がWordで作ったファイルを印刷するだけだ。
 しかし、私はずっと以前からWordというソフトはクズのようなソフトだと思っていたが、やっぱりその通りで、Verが違うだけでまともに印刷もできやしない。何か解決手段はあるのだろうけど、分からない。1時間程調べたり、試行錯誤したりして、時間とインクと無駄紙を多いに費やした。しかし、結局できなかった。
 実に腹が立った。せっかく時間が空いたからさっさと終わらせてゲームしようと思ってたのに、なんでこんなことで時間を取られなきゃいけないんだ。オレはシルバーガンがしたいんだ、クソッタレー!あまりにムカついたから、もうWordの機能を使ってそれらしいサンプルを作ることは諦めて、手動で改行してそれらしい物を作った。なんだよ、2分でできるじゃねーか!Fuck!

 というわけで、メタリカ君の苦労もすっかり無駄になったサンプル原稿と企画書を持って高円寺へ。主な目的はエーツーのライブを見ることだが、そのついでに円盤に売り込みにいってみる。オズディスクはCDは出してるけど、出版は手掛けてないからたぶん無駄だろう。でも、何かヒントは貰えるかもしれない。

 で、円盤で話を振ってみたが、向こうはすっかり混乱していて、まったく会話が通じなかった。オズディスクとしては原稿持ちこみなどそれほど無縁な話だったのだろう。まあ、音楽作ってるところに原稿持っていってどうにかなるなどと考える方が間違っているか。とりあえずサイトのビラだけ置かせてもらった。

 そのあと、無善寺でエーツーのライブを見た。私たちのプレゼントしたシンセを(裏返しにしてポコポコ殴るなど)効果的に使っていた。あのように重宝してもらえるとプレゼントした方としても嬉しい。今日もエーツーのライブは非常にくだらなくて素晴らしかった。
 「水中、それは苦しい」はものすごくかっこよかった。弦が切れても張り替えようとしないのが特に良かったが、ときどきチューニングをしているのはファッションパンクだった。

 ライブの後は、高円寺2000Vなどにビラを置き、大陸というパンクな中華屋でカツ丼(400円)を食べた。所持金が157円になった。

 以下、身内ネタ。無善寺での会話。

戮さん「広辞苑の売れ行きはどうですか?あれなら、雑誌で紹介とか仲介できますよ?」
私「いや、あれはメディア露出だめなんですよ。女優に止められてて」
戮さん「じゃあ、女優変えて撮り直しましょうよ。そうだ、森永で撮り直しましょう(笑)
私「……………(;゚д゚)」

 戮さん、私、社交辞令と現実の区別がつかないことで有名ですよ…。


2004年5月8日
カレーなし

 私の友人のクリスチャンがカトリックでもプロテスタントでもなくて、金正日キリスト教という金正日をイエスの生まれ変わりと信仰する宗教の教徒だと知り、私はこれから彼とどのように付き合っていけばいいのだろう、と苦悶する夢を見た。この夢にはどういう意味があるのだろう。教えて、ユング先生。

 加藤夏希版エコエコアザラクはとても出来が良かったけど、とてもハラハラドキドキさせられる内容で、黒猫紳士風に言うとバリアフリーじゃなかった。過去3作品と併せても、出来が良いのは明らかにこの加藤夏希版だけれど、個人的にはバリアフリーな1作目が好きだ。ハラハラドキドキ心臓に悪い。

 朝は鮭ともやしを炒めて、ドレッシングをかけて食べた。美味しかった。夜は鮭を入れたお味噌汁を作って食べた。美味しかった。肉とか魚とか入ってれば基本的に美味しい。

 今日は昨日の続きでネタを削っていた。一応全部終わったけど、改めて見返すとあまり変わっていない。こっからどうしたものかなあ。

 月曜に仕事が入った。仕事が入ると、今までほどには動けなくなりそう。これからのセールスは相棒のメタリカ君に一任したい。もう一度言おう。

セ ー ル ス は キ ミ に 一 任 し た い 。

2004年5月7日
カレーなし

 マッタリと作家志望青年の日記に移行する予定。

 朝食は塩ラーメンとおにぎりを作って食べた。ごはんじゃなくておにぎりが食べたくなる時がたまにある。

 メタリカ君の先輩(編集者)からアドバイスを頂いた。とりあえずテキスト自体は及第点らしい。しかし、企画書、ならびに企画がよろしくないと。もっと読者対象を絞りこんで、テキストを全体的にそちらの方向にシフトしないといけないみたい。
 私も作っているときから、これはネタが多すぎて読むのが疲れるなあ、と思っていたので、とりあえず微妙なネタを削ってテキストを軽量化する方向に。今日一日で大体3割ほど終わった。ちなみに、これは持込用の方をいじっているのでWeb版は無関係。Webはゆっくり読めばいいのだから、ネタも多い方がいいでしょ。作品の方向性をどうするかは、ネタを全部削り終わったらまた考え直そうと思う。でも、クオリティを高めるのもいいけど、気合が削がれないうちに持ちこみとかして自分を追い詰めた方が良い気もする。

 久しぶりに外出し、200M先にある肉屋にコロッケ(42円)を買いにいった。コロッケが売切れだったので、カニクリームコロッケ(67円)を買った。25円の思わぬ出費だ。その後、スーパーに寄ってもやしと鮭を買った。鮭は1パックで100円。いつも思うが不可解に安い。

 
夕食はレタスとカニクリームコロッケで食べた。いまからケーブルで加藤夏希版エコエコアザラクを見るので、とても楽しみ。

※いままで手抜きのためにBOLD(太字)処理してましたが、だるくなったので止めます。しばらくして処理してた方が読みやすかったら言って下さい。

2004年5月6日
カレーなし

 売り込み日記になるのも辞さない構え。

 朝は納豆うどんを食べた。

 昼間は主に宣伝をしていた。

 夜はカレーチキンラメーンを食べた。

 明日も仕事がない。困ったなあ。今日は何から取りかかれば良いのか分からないので、とりあえず編集やってる従兄弟に電話してみた。「ロッキンオンとか宝島に売り込みなよ!」。流石はプロだ。両社のHPを見てみたところ、確かに売り込む価値はありそうだ。とりあえず持ちこみの方法を訊くためメールを送ってみた。ムシされたら、次は直接電話掛けてみよう。明日は脈の有りそうな会社にガンガンメール送ろうと思う。何とかなって欲しいなあ。

 「完全パンクマニュアル」掲示板が早くも愉快なことになっている。嬉しい。荒らしではなく、ローカルルールですよ?


2004年5月5日
カレーなし

 朝はまたミートスパを食べた。

 掲示板をポンと貼りつけた。完成した。疲れた。打ち上げしたい気分だ。でも、まだモノが出来ただけだ。

 これが世間に通用するものかどうか、世の中そんなに甘くないとか、井の中の蛙だとか、不遜だとか、自意識過剰だとか、そんなことは本当にどうでも良くって、恥を掻くのも別に全然怖くなくて、とにかくこれがカネになってくれないと経済的に本当に苦しい。
 なので、完成するや否や企画書の製作に取り掛かった。細部を煮詰めて、企画書を完成させたら、すぐに売り込みに入らなければ……。

 私も幾ら何でもそれほど人生ナメてるわけじゃないので、たぶんどうにもならないとは思っているが、しかし、こちらから何も手を講じずに向こうから拾い上げてくれることを願って待つほど甘くもない。カネになる確率は低くとも、少なくとも同金額の宝クジを当てるよりは期待値は高いだろう。

 夕食はうどんを食べた。あんまり心地よくない疲労感に包まれている。
 

《お願い》
出版社に知り合いがいる、編集者に知り合いがいる、という方は紹介して頂けませんでしょうか。また、売り込みのアドバイス(売り込み先・企画書)など頂けると感謝感激です。なお、上記のサイトのテキストは基本的にWeb用のものなので、メディアが変われば必要に応じて書き換えるつもりでいます。ラオウネタとか使えませんし。

2004年5月4日
カレーなし

 朝はそうめんを食べた。昼三時くらいから深夜二時くらいまで書き物をしてた。本格的に疲れた。夜はミートスパを作って食べた。

2004年5月3日
カレーなし

 9時に起きるつもりが11時半に起きてしまい、急いで身支度をして家を出た。「闘劇」会場に着いたのは昼1時半セイヴァーはすでに始まっているはずの時間だったが、この手のイベントにはありがちなことに時間が押していて、まだ始まってもいなかった。

 セイヴァーの大会は周りの観客が「うあー、本当に速ェー!」「なんだこのスピードは!?」とか騒いでるのが面白かった。でも、肝心の試合は、ほとんどの選手は動きが堅かったし(偉そうですいません)、そもそもベスト8までは4試合同時に展開されるので、4試合のうち1試合しか見れない。ほえさんの試合が3試合中2試合見れたのは不幸中の幸いだ(見れなかったら何のために有明くんだりまで来たのか分からない!)。
 時間の都合上仕方ないのかもしれないけど、4試合中1試合しか見れないというシステムは何とかして欲しかった。純粋に観戦を楽しむというだけなら、昨日の巣鴨の方が面白かったかもしれない。

 その後、バーチャファイター4の試合などを挟んだのだけど、私は軽い頭痛と強烈な眠気に襲われ、コーヒーなどを飲んでも効果がなく、仕方なく後ろの方に座って眠っていた。
 セイヴァーの優勝決定戦あたりはちゃんと起きてたし、それなりに楽しかったのだけど、しかしどうも体調が悪かったので乗りきれず。ほえさんに挨拶もできないまま帰宅した。

 帰ってラーメン作って食べてすぐに寝た。体調が悪いとテンションも低い。

2004年5月2日
カレーなし

 田舎から高校の頃の友人が家に遊びに来るというので、気合を入れて8時半に起床。プリキュアを半分寝ながら見た後、駅へ迎えに行く。友人三人のうち二人は私の部屋に着くなり「パソコンを使わせてくれ」と申し出てきて、使用を許可するとすぐさま風俗情報を検索しだした。そして、必要な情報を入手した後、「じゃあ、また。会えて良かったよ」などと言い残してすぐに去っていった。何が会えて良かっただ、おまえら何しに来たんだ。
 残った一人は彼らと行動を共にはしないらしく、私の部屋に残った。といっても歓待するようなツールもないので、仕方なくロマンポルシェでも聴かせながら、私は一人で朝食を食べたりしてた。朝食はレタス梅干を入れた塩ラーメンに、マーボーナス丼だ。

 昼頃友人と分かれ、巣鴨へ向かった。明日から「闘劇」という大きな格闘ゲームのイベントがあるのだけど、それの前夜祭と称して巣鴨のゲーセンでちょっとした大会が開かれることになっていた。この前夜祭の意味は、おそらく「闘劇」参加者が九州や北海道など遠隔地から来る理由を増やすためだろう。大きなイベントだから前夜祭会場となったゲーセンも儲かるだろうし名前も売れるし、誰も損をしないナイスなアイデアだと思う。ちなみに昨日は西スポという新宿のゲーセンで大会があったらしい。

 大会だが、すごくたくさん人がいた。100人以上はいたと思う。このゲームの大会はこれまでもしばしば開かれていたが、いつも多くて30人程度だったから、普段と比べるとずいぶん多い。それに今日は実況が付いて、大きなプロジェクターに試合内容が投影されたりした。これに私のうんこみたいなヘボプレイが映し出されるのかと思うと参加したことをちょっと後悔しなくもなかったが、広い宇宙のことを考えるとどうでもいいやと思った。

 というわけで、まずは5人チーム戦。当日参加なので、その場にいた人と組んで頂く。で、一回戦。相手はモリガン。おお、微妙に得意な相手だ。少しはまともな勝負ができるかもしれない。試合開始。なんてこった、早速転ばされてしまったよ。ここはちょっとDFとか使って起死回生を図ろう、最近DF調子いいし。うわっ、DF出なかったよ。チェーンダクネス食らってるよ。困ったなあ、もう一回チャレンジしてみよう。あわわ、またDF出ないよ。またチェーンダクネス食らってるよ。もう死んじゃった――!!!弱い!弱いよ、かがみジェダ!(※)

 とまあ、上記のような感じで今大会最速で敗退するという不名誉な負け方をしてすっかりガッカリしてしまった。

 チーム戦の後、東西戦へ移行。参加プレイヤーを関東勢・関西勢に分けての総当り勝ち抜き戦。私は最初の方に出て、今度は"善戦"できた。つまり負けたのだけど、でもチーム戦のときほど何もできなかったわけじゃなかったので良かった。善戦できて喜んでるようではダメだとも思うが。

 東西戦は何だか熱かった。別に関東が勝ったからといってどうなるわけでもないし、私が嬉しがる理由もないのだけれど、それでもやはり関東勢を応援したし、関東側が勝利した時は嬉しかった。思わずスタンディングオベ―ションしてしまった程だ。やはり、地域で分けることによる帰属意識が成すものなのだろうか。野球の特定球団を応援する心情に近いものがあると思う。

 そういえばスポーツの大会ゲームの大会類似点も興味深い。ゲームの大会でも、チームメイトは「ここは確実に一本取っていこう!」「焦らずに凌いでいこう!」などのアドバイスを送るし、巧いプレイがあれば観客は歓声をあげ拍手する。私は高校の頃、バドミントンをしていたが、それの試合と雰囲気が似ている。たぶんテニスとかも同じだろう。特にチーム戦が部活の団体戦と似ていた。

 そういうわけで、明日はウィンブルドンを観に行くような感覚で遥か有明まで「闘劇」を観戦しに行ってくる。

 ちなみに夕食は試合の合間に松屋唐揚げ飯を食べた。大会の終了後はみんなで記念写真とか撮った。

※他の格闘ゲームは知らないけど、少なくともセイヴァーでは「プレイヤー名+キャラ名」で呼ぶのが一般的らしい。私の場合だとジェダというキャラを使っているので「かがみジェダ」。師匠のほえさんは「ほえジェダ」。リリス使いのおしゃぶさんは「おしゃぶリリス」でちょっと卑猥。


2004年5月1日
カレーなし

 仕事もないのに、今日から3日間、毎日遊びで予定が埋まってる。まず、今日は森永さんの追っかけしなきゃいけないし、明日はヴァンパイアセイヴァーの大会に参加するし、明後日は同じくセイヴァーの全国大会を観戦しに行く。流石に3日間丸々遊び呆けるわけにはいかないから、時間を見つけて少しは書き物を進めなければならない。実際のところ、一日に1時間や2時間程度進めたところでたいしたことはできないのだけど、少しずつでも何かやらなければならないような強迫観念にかられている。一日でも勉強をサボると、それが原因で受験に失敗するのではないかと危惧していた受験生の時みたいだ。これら全て、強迫観念である。しかし、原動力でもある。

 というわけで、朝食に(昨日3本100円で買った)を使って(親からもらった)ごはんがススムくんのマーボー茄子を作って食べた後、家を出るまでの間で急いで書き物をした。

 新宿に出た後、とりあえずゲーセンへ行った。明日、曲がりなりにも大会に参加するのに最近全然プレイしてなかったからちょっと練習をしようと思ってのことだ。最初は勝ったり負けたりしてたけど、途中から相手がビシャモンを使い出して、絡め魂ハメでボコボコにされた。巧い人同士の対戦を見ると絡め魂ハメも「まあ、これも戦術だよな」とか思えるが、実際に自分がやられてみると理不尽このうえない。こんなの勝てないよー。

 その後、森永さんのライブを見に新宿ヘッドパワーへ。中に入ると、(まったくやる気の見られない)ピッコロのコスプレをした藤宮君小学生将棋を打っていた。激しく今更だが、何をやっているんだ彼は。

 ライブは山下総合病院はいつも通りいつものようにすごかった。ネタはすべり気味だったけど、全体の構成は素晴らしいし、ラストの盛り上げ方も巧い。
 椎名朔哉さんは素直な歌声で気持ちの良いボーカルだった。
 未亡人滝沢怪盗20面相非合理この上ない杜撰な計画が良く表現されていたと思う。
 森永さんのバンドはとても素晴らしかった。いままでで一番良かったと思う。とても勢いがあったし、今日の衣装はエロかわいかった(はっぴが着崩れてキャミが覗くのは、始めからキャミソールで出てくることに比べなんと刺激的なことだろうか)。いやあ、それにしても今日はエロかわいかった。私はオタクじゃないから3次元人にも萌えますよ。

 後で森永さんにお誕生日プレゼントとしてカールを渡した。藤宮君から言われたのだけど、カールじゃなくてスコーン(?)が正解だったらしい。スナック菓子など普段ほとんど買わないから違いが全然分からない。ただ長細かったことだけは覚えていたのだけど。私は西洋神秘主義に関する知識はあっても、カールとスコーンの違いも分からないのだな。これだから文学部卒は役に立たない。

 帰ってカップラーメンマーボー茄子の残りごはんを食べた。

 藤波かよ子さんから「楽しいゆううつ生活」のVol.2が届いた。読まないと……。あと、(ずいぶん前の話だが)エーツーからDMが届いた。「水中、それは苦しい」と競演するらしい。すごいなあ。誰もすごいと思わないだろうけど、すごいなあ。


戻る