架神のカレー日記04.3
back number

2004年3月31日
カレーなし

 朝食に納豆とか食べた後、仕事に行った。その後、アバル信徒の方々とお酒を呑んだ。ソドブレ黒猫はもちろん、神撫手少年守護神などの話で多いに盛りあがった。そして、バンドのメンバーはこんな感じに決まった。

 Vo.架神京助(架神恭介)
 Gt.暗井くん(メタリカ君)
 Ba.J.J.(クソさん)
 key.愚裏威怒(Kさん)
 Dr.氷堂純一(アバレッドさん)

 アバレッドさんが早稲田の新一年生だったこともあり、私は相当浮かれていた。日本酒が水のように呑める!こう感じた時は危険信号だと、普段の私なら分かっていたはずだ。この日はそれも分からないくらい浮かれていた。私は水のように酒を呑んだ。

2004年3月30日
カレーなし

 会社が休みなのは別にいいけれど、一日の労働単価6900円と同等の経済活動が家でできなかったのは問題がある。

 まず朝起きたのが10時半。この時点で問題がある。成人の睡眠時間7〜8時間が適当と言われるが、昨日の就寝時間は2時。30分も多い。その後、起きてすぐにゲームしてしまった。朝起きてすぐに活動なんてできないからゲームをすること自体は正しい。だが問題は、30分ヴァンパイアセイヴァーをした後に、30分怒首領蜂をしてしまったことだ。ここで怒首領蜂をするべきではなかった。すぐに作業をするなり、朝食を作るなりすべきだった。
 次にミートスパゲティを作って、2ちゃんねるをチェックしながら食べた。洗顔・歯みがきなどもした。これが11時半〜13時。ちょっと時間を掛けすぎた気もするけれど、しかし、ゆっくり食事を摂ることは悪いことではないし、2ちゃんねるも毎日チェックしておくべきだろう(これは違うかもしれない)。
 その後、2時半まで男爵ディーノを更新。ここで1時間半を費やしたわけだが、これは仕方がない。男爵ディーノはすぐに金になるわけではないが、長期的視点から見れば全ての経済活動を支える基盤になるであろうから。男爵ディーノの更新は費用対効果が悪いはずではない。
 その後、やっと取り掛かり中のサイト構築に入る。4時半まで書いたところで時間切れ。つまり最も金になる作業には2時間しか時間を掛けれなかった。このサイトによる収入が10万円(極めて楽観的な予想)として、うち私の取り分は8割なので8万円。ここから逆算すれば、このサイトを作るのに11日間以上掛かってしまうとペイできない計算になる。既にデータ収集に3日を費やしているから、昨日と今日の分も併せると残り6日間しかない。
 それから後輩のサークルの呑み会に参加。6時半から8時半まで。安くて食べ放題で呑み放題で良かったけど、大変元気のよい(おそらく)早稲田のサークルが2組いて、ちょっとノイジーだった。もちろん呑み屋で騒いだからといって彼らが悪いわけではない。しかし、私たちには彼らに対抗できるだけのエネルギーが無く、会話が弾まなかったことも事実だ。その他の点では申し分なかっただけに残念だ。

 家に帰ったのが9時半頃。男爵の掲示板にレスを書いて、シルバーガンを30分遊んで、プレイ日記をアップして、メールなど打って、うっかり2ちゃんを見てしまい、今に至る。もう12時だ。明日メタリカ君に渡すべきCDジャケットを仕上げて早く寝なければならない。そういえばを炊いてない。お風呂も入ってない。明日は仕事なのに大丈夫だろうか。1時までには寝たい。

 こうして一日を振り返ってみると、意外と自分が無駄に時間を費やしていないことがわかる。ゲームもこのくらいは精神衛生上必要であるし、いろいろ切り詰めても一時間くらいしか作業に割り当てられる時間が増えない。何か無駄な時間が挿入されているというよりは、ひとつひとつの作業スピードが遅いことが問題である気がする。あと、電車の中でもっと資料を読んだり、シャワー中に構想を練ったり、そういうことをすべきかもしれない。

 今日の日記を読んで、思った以上に私が打算的な人間であることにビックリした人がいるかもしれないが、私もしばしば自分がどうかと思う。しかし、自分が打算的な人間であることよりも、私の打算にはしばしば詭弁が入り混じり、その詭弁に自分が積極的に乗せられていることが私は嫌だ。例えば男爵ディーノの経済価値なんて本当はほとんど無いのに、「いや、あれは金のなる木だから」と言い聞かせて時間を割いてる自分がいる。男爵ディーノに限らず、いろいろな活動に「ほんの少しでも金になる可能性」を付与して、自分の行為を「これは経済活動だ」と正当化している。広辞苑は稀な例だろう。私は、もっとシビアに費用対効果を見つめ直した活動をすべきかもしれない。(こんなことを書くと、また父から「パチスロのプロを目指せ」と本気で説得されそうだ)

2004年3月29日
カレーなし

 朝食はミートスパゲティを食べた。昨日の残りのヒレカツをトッピングした。

 日中は洗濯をしたり、布団を干したりした。あと、細々といろいろやった。たいしたことしてないのに何故かすごく疲れた。

 夕食はかけそばを作って、を呑みながら食べた。蕎麦のあと、蕎麦湯を飲んだ。さらに冷奴を肴に酒を呑んだ。お腹がたぷたぷした。

2004年3月28日
カレーなし

 朝はとんこつラーメンを食べた。

 日中はジャンプ感想を書いてた。

 夜は誕生日だし何か豪華に食べようと思い、スーパーへ行き、プリンお酒一口ヒレカツ(半額で4枚130円)とローストチキン(半額で140円)を買った。帰って一口ヒレカツ2枚を使い、カツ丼を作った。昨日の雑炊は薄くて美味しくなかったので、今日は醤油をふんだんに使ったら辛かった。

 この後ゲームして、ローストチキンを食べながらを呑んで、それでゲームして寝る予定。誕生日だからといって、別に何も無い。


 いまメールチェックしてみたら、目黒さんからお誕生日のお祝いが届いていた。目黒さん、ありがとう。一緒に神撫手2作りましょうね。

2004年3月27日
カレーなし

 納豆を食べて仕事に行った。仕事した。

 明日が休みになったので、帰りに新宿へ寄りゲーセンでゲームした。始めに50円コーナーにある『ケツイ』というバカ難しいことで有名なシューティングをやってみた。ずっと昔に一度やったときは2面のボスで死んだ。先にプレイしている人がいたので傍から見ていたら、正気とは思えないような弾幕で、何かの冗談としか思えなかった。
 しかしシューティングには良くあることだが、実際に自分がやってみると何とかなるもので3面ボスまで行けた。正気とは思えない弾幕も結構かわせるものだ(嘘よけも多かったけど)。3面ボスまで進めたことよりも、ちゃんとボムを使いきって死ねたのが良かった。でも、ケツイってやっぱり華がないなあ。

 その後100円コーナーに移動し、いつも通り『エスプガルーダ』をプレイ。先に難しい『ケツイ』をプレイしたのだから、『エスプガルーダ』は気軽にプレイできそうなものだが、そうでもない。シューティングにおいて慢心は最大の敵である。「ケツイの弾幕がかわせたのだからガルーダなんて楽勝だろう」。このようなイメージを作ってしまうと、覚聖やボムの使用に一瞬の戸惑いが生じ死へと直結する。シューティングで長生きするためには「自分は弾よけが下手である」ことを自分に言い聞かせ、危機を感じたら避けようとする前にボムを発動することである。
 そういうわけで、1回目のプレイは4面で5ミスしてゲームオーバーになった。あまりに不甲斐なかったので、心の中で「自分は弾よけが下手だ、下手だ」と10回ほど言い聞かせ、再プレイ。今度は良い感じで進めて、ガラズハズバンド(ジャコウっていうらしい)の最終形まで行けた。ガラズハズバンド突入時で残機3。ガラズハズバンドの最後の1ゲージは、(初見ということもあるが)鬼のような攻撃でオール覚聖、ボム連発しないと生きて行けなかった。最後の左右の石から変なのがウニウニ飛んでくるアレになってから、ボムが尽きて死亡。あと1機あればクリアーできそう。

 帰って、鍋で豚肉もやしを茹でて、ポン酢をつけて食べた。その後、お米を入れて雑炊にしたのだけど、酒も醤油もケチったため、味が薄くて美味しくなかった。

2004年3月26日
カレーなし

 朝食に味噌煮込みうどんを作って食べた。が入ってると、うどんが美味しい。

 今日の仕事中はものすごく眠たかった。朝食べたうどんがピリン系だったのかと疑ったほどだ。尋常なく眠かった。仕方がないので、休憩を取り昼寝をしたが状況は改善されない。どうしようもなかったので、諦めて立ったまま仕事した。私は労働者の鑑だと思う。今日は早く寝よう。

 帰ってお風呂に入ったりした。チャットでアバル信徒の方々と語らった。「うた置き場」コピーバンド計画は私の想像以上のスピードで現実へと向かっている。こりゃあ、もうジョブチェンジしかない。黒猫紳士→アバル信徒(アビリティ:偉大です)の方向で。

 夕食は今日買ってきた袋ラーメンのタンタン麺を作った。美味しかった。3食で199円もするだけある。

2004年3月25日
カレーなし

 昨日ふと思ったのだけど、このサイトのリンクに食べ物系の広告を貼りつける意味はあるのだろうか。確かに、当初このサイトはグルメ系のサイにしよう作られたものだが、今となってはもそんな趣旨はどこにも見られない。
 
 朝食は寝坊して食べれなかったので、手早くおにぎりを作り、それとカップラーメンを持って仕事に行った。5日ぶりの仕事でだるくてだるくて仕方がなかったが、まあそれなりにこなせた。私がエロゲーが大好きだったら、今日の仕事もきっと楽しめただろうに。残念だ。

 「帰って魔神転生2やらなきゃ」と職場でこぼしたところ、上司から「そんなのやってるなら、私のマニアクスを代わりにクリアーしてください。」と言われた。マニアクスを貸してくれるというのはとても嬉しいのだけど、すごく残念なことにゲームの裾野を広げる余裕が全くない。いまゲームは魔神とシルバーガンでいっぱいいっぱいだ。まだ斑鳩もやらなきゃいけないし、そのうち九龍妖魔学園も出るし、エスプガルーダだってPS2移植だし。……いったい、こんなに何時やれって言うんだ!やっぱり仕事を削るしかないのか!

 先日食べた豚肉とマイタケとタマネギ炒めごはんがとても美味しかったので、帰りに豚肉マイタケタマネギを買おうとスーパーに寄ってみる。しかし、財布を見て唖然。現金が400円しかない!たったこんだけの食材も買えないのか、クソッタレー!

 と、梅澤春人のように叫んでも仕方がない。どれか一品削るしかない。となればマイタケの脱落は当然である。タマネギがないとボリュームが足りないし、豚肉がないのは本末転倒だからだ。結局、タマネギと、10分待ったら半額になった豚肉を購入した。

 夕食は豚肉タマネギごま油で炒めてごはんにかけて食べた。食べながらネットを見ていたら「ぬ献上ゲーム」を見つけた。180点くらいまでしか取れなかった。

 父から愉快なメールが届いた。2、3日中に渋谷でテロがあるらしい。これかな?どちらにしろ情報が遅いですよ、パパン。
 ちなみに、この程度の経済的影響はかわいいもので、13日目の金曜日による経済的損失は毎年8億から9億円だという。

2004年3月24日
夜:グリーンカレー

 朝食にマイタケとナスナポリタンスパゲティを作って食べた。いつも思うことだけどナポリタンは味付けの加減が難しい。ある程度ケチャップをかければ色はナポリタンらしくなるけど、ちゃんと味が付いたか分からない。まあ、味見すればいいことだけど。

 昼は昨日の続きで作業してた。あと、ここのリンクに広告を増やしてみたので、みなさん訪れてください。カニ占いとかしましょうよ。私は岩ガニらしいですよ。相性の良いカニは足折れガニです。

 夕食にカレーを食べながら、ビデオでも見ようかとテレビを点けたら「未来忍者 慶雲機忍外伝」という、何ともものすごい映画をケーブルでやっていて、うっかり見入ってしまった。基本は戦国時代テイストなのに、妙にメカとかサイボーグとかが入り乱れてて、足軽は背中に旗差してるのにバズーカ撃つし、明らかに怪人じみたサイボーグが床机に座ってるし、終いには館が飛んでるし、いろいろものすごかった。突然、登場人物が「気合度80以上の威勢の良い奴等5人借りていくぜ!」とか言い出して、何なんだ気合度80って。訳が分からない。良かった。
 で、やっぱりこの作品はマニアの間でカルトな人気があるらしい。たまたまだが、見れて良かった。あと、元ネタはゲームらしい。気合度80の意味が分かってしまい少し残念。何の脈絡もなく「気合度80」が出てくるなら、このクリエーターは天才だと思ったのだけど。

2004年3月23日
カレーなし

 昨日の残りの豚肉タマネギマイタケごま油で炒めて、ごはんに乗せてポン酢をかけて朝食を食べた。すごく美味しかった。昨日の夕食からタレポン酢が変わっただけなのだけど、すごく美味しかった。また豚肉食べたい。

 昼は昨日の続きでいろいろ調べたりしてた。TELNETとSSHの意味が良く分からない。パソコンは難しいなあ。

 夕食は9時頃に蕎麦を食べた。私にとって「蕎麦を食べる」とはイコール「酒を呑む」ということであり、「酒を呑む」ということはイコール「本日の作業の終了」である。酒を呑めばまともに作業はできない。
 そういうわけで、お腹が空いて仕方なくなるまで作業してから、かけ蕎麦を作って食べた。お酒を呑みながらゲームした。楽しかった。

2004年3月22日
カレーなし

 朝は味噌煮込みうどんを食べた。豚肉を入れたのでとても美味しかった。

 昼間はずっとジャンプ感想を書いていた。やっぱり5時間も掛かった。なんとかしたい。今週の感想はあまりよろしくなかった。

 ジャンプ感想を書き終わった後、夕食に豚丼を作った。豚肉とタマネギとマイタケを焼いて、豚肉に付いて来た変なタレを絡めたら、とっても美味しい豚丼ができた。

 そろそろ働こうと思って会社に電話したら「仕事がない」と言われたので明日も休みになった。まあ、いい。やるべきことは山ほどある。仕事が休みなら家で金を作る方法を模索するだけだ。本来はそちらがメインで、バイトなどその場凌ぎに過ぎないのだし、正しいあり方に立ちかえったともいえる。

 というわけで、昨日思いついたビジネスアイデアをメタリカ君に提唱して、二人でせっせとデータ集めをしていた。実に疲れた。これはたぶんカネになると思うけど、何事も実際やってみないことには分からない。

2004年3月21日
カレーなし

 今日も休み。起きてチキンラーメンを食べた。

 昼間は基本的にゲームしてた。夕方頃、これではいかんと思い、あれを書いたり、これを書いたりした。また、生まれて始めて小説を書こうとしてみた。すごく難しかった。読めたもんじゃない。酷い。まあ、最初はこんなものか。

 夕食はちょっとリッチにスーパー半額のお弁当を買ってみた。半額の豚肉も買ってみた。最近休んでばっかりなのにこんなに贅沢していいんだろうか。まあ、いいや。若いんだし、刹那的に生きてみよう。

 夕食の後、メタリカ君と今日書いてみた小説について設定上の問題などを話し合った。矛盾点がざくざく出てきた。根本から考え直さなきゃいけないみたいだ。どれもすごく難しい問題だ。普通の人なら諦めてしまうような難問揃いだが、しかし私は諦めない。だって、根が楽天家だから。たぶん、何とかなるんじゃないかなあ。

2004年3月20日
夜:グリーンカレー

 寝てたら電話が掛かってきた。電灯の取替えをしてくれる業者からだった。まさか向こうから、それもこんな早い時間(9時半)に掛かってくるとは思わずびっくりした。10時半頃行ってもいいかと聞いてきたので、寝惚けながら「11時半頃にしてください」と答えた。
 11時半少し前に起きた。まあどうせ時間通りには来ないだろう、と思ってうどんを作って今まさに食べようとしたら、来た。仕方ないので、台所の方で小さくなってうどんを食べながら電灯の取替え作業を見ていた。ばつが悪かった。電灯は取りかえられて、蛍光灯の数が4本から3本に減った。目に見えて部屋が暗くなった。

 私はOperaというマイナーなブラウザ(100人に1人しか使ってない)を使っているのだけど、バージョンが6から7に上がってるのに気付いたのでバージョンアップしてみた。スキンを変えたり、ツールバーをカスタマイズしたりで2時間も掛かった。便利になったと言っていいのかどうか良く分からない機能が増えており、逆にスキン周りの細かな設定が出来なくなっていた。微妙だ。当面使ってみて、だめだったらバージョン6に戻そうかとも思う。誰かバージョン7の素晴らしい点を僕に説いてください。早送り機能って何の役に立つんでしょうか。

 それから後はゲームしてた。ずっとゲームしてた。楽しかった。途中でカップラーメンとか食べた。美味しかった。塩ラーメンには梅干を入れるべきだ。

 夕食は作るのが本当に面倒くさくて、外食するか、コンビニ弁当でも買って食べようかとも思ったが、外出することの方が自炊することより面倒くさかったので、結局お米を炊いてカレーを食べた。美味しかった。

 この映画が見たい。

「生きる希望を見出せず、ただ過ぎていく日々に流されるようにしてソープランドの仕事をこなしていた道子は、ある日一匹の野良犬と出会う。道子はその犬と一緒にジョギングをはじめ、かけがえのないパートナーとして犬をかわいがるようになる。しかしある日、何者かに犬が殺害されてしまう。敵討ちを誓った道子は、犬を殺した犯人を追って、時空をも越える果てしない旅に出るのだが…。」(あらすじより)

 犬を殺した犯人を追って時空を超えるという発想の飛躍が素晴らしい。誘拐された娘を救うため宇宙人とインディアンと三つ巴の戦いを繰り広げる『血を吸う宇宙に通じるものを感じる。

 ご冥福をお祈りしときます。

2004年3月19日
昼:チキンカレー

 昨日へろへろしながらも、せっかく時間が出来たのだしと思いゲームしたら、意外と楽しかった。ゲームは偉大です。

 しかし、精神的な疲労は抜けていなかったようで(我ながら情けない)、起きて第一声が「疲れた」というのは、何だかまずい気がした。テンションを上げるべく、携帯用MP3プレイヤーに「ぶっと殺すのうた」「ミリオンのうた」などを入れてみた。チキンラーメンを食べて家を出た。

 それらを入れたのは正解だったかもしれない。通勤中にそれらを聴いていたら何だか元気になってきたからだ。仕事中、うっかり「デストローイ!」と叫びそうになったほど元気になった。

 昼は近くのスリランカカレー屋「コートロッジ」からチキンカレー弁当(500円)を買って食べた。漫画を読みながら食べていたら、チキンが滑ってカレーがエクスプローズしたが、普段から黒い服しか着てないので事無きを得た。

 ところで。部屋の電灯がチカチカするので、明日か明後日か、業者が修理に来てくれるという話になっていた。で、今日の昼3時までに、明日来るのか明後日来るのか連絡してくるという話だった。しかし、3時を過ぎてもちっとも連絡が来ない。前回の二の舞かと思い、アパートの管理会社に電話をしてみたところ、「担当者は休みです」と言われた。ああ、またか。

 そこで、電話に出た人に事情を伝えて、業者に聞いて急いで連絡してくれるようにと頼んだ。業者が明日来るか明後日来るかで、私が明日の仕事を休むかどうか決まるので、それなりに急いでいた。電話口の人は「5分ほどで折り返し電話します」と言った。
 それから30分程待ったが、電話はない。まあそんなもんだろう、と思い、こちらから電話した。今度は別の人が出たようで、私はイチから事情を説明し直し、その場で「明日行きます」という返答を得た。
 
 結局、私は必要な情報を必要な時刻までに無事に入手できたので、今回のことで、別に管理会社に対して腹が立ったとか、ムカついたとか、そういうことはないのだけど、これは普通の人だったら絶対怒るだろうなあ。私の会社もいろいろいい加減だけど、ここの会社程じゃない。
 明日の何時頃来るかは今日のところは分からないらしく、明日連絡をするといっていたが、もちろん向こうから電話が掛かってくるとは思えないし、むしろ修理自体忘れているに違いないから、明日の3時か4時頃にこちらから電話を掛けようと思う。たぶん営業時間は5時までだろうから、私の修理をすっかり忘れていても4時までに電話を掛ければ向こうも何とか対応できるだろう。

 帰りに紳士淑女の社交場ゲーセンに寄り、セイヴァーとかガルーダとかやった。(こんなこと書いても誰も読まないだろうけど)今日のガルーダはずいぶん好調で、5面突入時に1ミスの残機4。5面でボムを無事回復した後、残機4のまま中ボスの五行ギャル戦(勝手に命名)。1ミスするがこれを倒し、アリス地帯に突入。この時点で残機3。ボムは結構残ってる。ボムを使い果たしても、アリス地帯を残機3で抜けれたならラスボス相手にイイトコまでいけるんじゃん?と思ってたら、アリス地帯で2ミス。痛すぎ。結局ラスボスまで辿りついたときには残機1のボム半分。最初のアレスポッド(勝手に命名)を倒した後、ラスボスのガラズハズバンド(勝手に命名)を相手に第一段階を倒しかけたところで死亡。ゲームオーバー。でも第一段階まではガラズハズバンドも結構なんとかなるんで、残機3でボムがフルにあれば何とかなりそうな雰囲気を感じた。エスプレイドよりは早くクリアーできそうだ。

 エスプガルーダ、プレステ2に移植らしい。エスプレイドとカップリングなら、定価で買ってもいいのになあ。PC版で、かつ、エスプレイドのサントラ付なら10000円まで出してもいい。

 これから、ゲームして、納豆うどん食べて、またゲームしようと思う。



 メタリカ君いわく「読まなくても買うべき」。シャーロック・ホームズの全作品がわずか900円で読める。1100ページ。重量1キロ。京極より重い。

2004年3月18日
朝:グリーンカレー

 10時頃起きて、昨日のお鍋の残りに味噌を入れたお味噌汁と、それとグリーンカレーを食べた。食べながら『13日目の金曜日』のメイキングを見た。面白かった。人気シリーズの第1作は傑作と相場が決まっているが、『13日目の金曜日』もやっぱり素晴らしい出来だった。あからさまに低予算だし、脚本も単純だし、凝ったこともあんまりやってないのに、それでも水準を十分超えた面白さだったのがすごい。面白いというか偉大な映画だった。「死霊のはらわた」の初代もそうだけど、映画自体が面白くて仕方ないというわけではなく、この限られた状況でこのレベルの作品が作れるのか良くまとまっているなあすごいなあ、という類の凄さ。今の自分と製作環境が似ているから「私にはこのアイデアは湧かないなあ」とか、そういうところが楽しいのかもしれない。だから、普通の人が見たら全然つまらないかもしれない。

 ビデオを返した後、12時から8時まで休憩除いて7時間くらい書いてた。すごく疲れた。予定していたところまで進めなかったし、その後やろうと思ってた別の書き物も出来なかった。そして、終わった後、ものすごく疲れた。いま疲れてる。7時間会社で働くより、7時間家で文章を書いてる方が疲れると分かった。これ、完成したら売れるのかなあ。売れないだろうなあ。でも売れないと思ってた『広辞苑の女』も思ったより売れたので、今度も頑張りたい。後がつかえてるから、これも早く終わらせないと。疲れた。

 夕食はタマネギとナスとマイタケのナポリタンスパを作った。フォークを運ぶのもだるいほど疲れてた。いまもだるい。終わったらゲームするぞ!と思ってたけど、ゲームする気も起きないほど疲れてる。なのに、(あれだけ書いてたのに)いまこうして日記をだらだら書き綴ることはできる。たぶん、文章を推敲してないから楽なんだろう。

 今日書き物中に調べ物して知ったのだけど、酒って適度に呑むと身体にいいらしい。何を馬鹿なことをいってるんだ、そんなこと自明の理じゃないか、昔から酒は百薬の長というじゃないか。そう思われるかも知れないが、しかし、それは飲酒がストレス解消になるという意味での「百薬の長」だと思ってはいないだろうか。私もずっとそう思ってた。そして、それは実際にやっぱりそうなのだけど、ストレス解消なんていう曖昧なものだけでなく、動脈硬化の予防、血栓症の予防といった具体的な効果があると知ってびっくりした。さらに言うと、毎日適度な飲酒を続けていると、飲酒してない人に比べ死亡率が50%も下がるらしい。びっくりだ。そして、適度な飲酒量は日本酒に換算して1〜2合らしい。ちょうど私が毎日呑んでいる程度の量だ。私は長生きするかもしれない。

 どうでもいいけど、酒を適度に呑む、など「ほどほど」が積極的な意味で使われる時は「適度」「適量」という言葉が使われて、否定的な意味で使われる時は「中途半端」なんだな、と昼間に気付いた。
 ということは、中途半端な状態であること、はっきりしないことなどを「適度」という言葉に置きかえれば、それだけで文脈が積極的になるんじゃないだろうか。そう思い、実験してみた。

「真剣にならずに、適度に夢を追いかける」

 なんか微妙だ。成功してないと思うけど、あながち失敗じゃないかもしれない。

 今日はボールド(太字)処理は止めておきます。Ctrl+Bを押す気力がないです。

2004年3月17日
カレーなし

 朝は親子丼を食べた。美味しかった。

 仕事は昨日の続きかと思ったら、今度はエロゲーに回されてた。多くのエロゲーは文章が空寒くて読んでて嫌になる。だけど、この程度の不快は仕事と割り切れば全然許容範囲だし、むしろマシな部類に入る。空寒い文章読んでるだけでカネになるんだから良しとしよう。

 帰って、豆腐と白菜と鶏肉水炊きを作って、ポン酢を付けながら食べた。昨日と同じじゃん!と思うかもしれない。私もそう思う。ただ、昨日は食べた後に雑炊を作ったが、今日はうどんを入れて釜揚げっぽく食べた。昨日・今日で七味唐辛子の小瓶1/5ほどを使った。一般的な15g入りの小瓶である。私のタバスコと七味唐辛子の年間消費量は一般家庭の5〜10倍くらいだと思う。

 風邪をひいたらしく、喉が痛い。

2004年3月16日
カレーなし

 朝、うどんごはんを食べた。炭水化物ばっかりだ。

 仕事。最近はあまり愉快でない仕事にずっと従事しており、今日もそれだろうと諦めていたが、何故かそこから外されていて、代わりにすごく簡単でお気軽な仕事が待っていた。嬉しかった。いつもの仕事に入ってる人から「羨ましい」「オレと代われ」など言われた。だが、断る。
 明日も同じ仕事で、しかも今日のうちに9割8分終わらせたから、明日はとても楽な仕事になりそうだ。

 レンタルビデオ屋100円セールだったが、「バタリアン」「リベリオン」もなかった。うっかり初代「13日目の金曜日」を借りてみた。

 豆腐と白菜とたまねぎと鶏肉水炊きを作って、ポン酢を付けながら食べた。お酒も飲んだ。食べ終わった後、ごはんを入れて雑炊にして、また食べた。

2004年3月15日
カレーなし

 朝起きてオムライスを作って食べた。美味しかった。

 最近、電灯がピカピカしてとても困っていて、アパートの管理会社に電話したら、今日12時ごろ様子を見に来るという話になっていた。なので、それなりの服装に着替えて、部屋を軽く掃除して待っていたのだが、いつになっても来ない。3時頃電話したら、担当の者が休んでいるとか言われた。休むのは勝手だが、ちゃんと仕事は引継ぎして欲しい。(まあ、私も自分を振り返ってみればそんなにいつもカチッとしているわけじゃないし、たまたまミスしたのだろうと好意的に解釈したい)
 で、結局、代わりの人が5時頃来てくれた。私が電話しなかったら来てくれなかったのだろうか。様子を見に来た人は5分ほど電灯を眺めた後、1週間以内に業者の人を呼びます、と言って帰っていった。掃除とかしなくても良かった気がした。

 待ってる間にジャンプの感想を書いていた。12時ごろジャンプを買ってきて読みながら書いていた。5時に書き終わったから、読む時間も含めて5時間か。まだ長いなあ。読む時間込みで3時間半まで短縮したい。

 で、その後、気合を入れて書き物とかすれば良いのだけど、5時間もカリカリ書いた後にまた何か書くなんて気力が残っているはずもなく、すっかり脱力してゲームしてた。6時から11時までゲームした。久しぶりに思う存分遊んだ気がする。

 夕食はミートスパゲティを食べた。

 今日は一日、うた置き場のうたをエンドレスで聴いてた。「ぶっと殺すのうた」「ファックボールのうた」「ミリオンのうた」が特に好きだ。誰が作ってるのか知らないが、すっかりファンになってしまった。「ミリオンのうた」の「熊じゃねーか!熊だ!」のセンスとか卓抜してる。昨日コピーしたいと言ったが、「ミリオンのうた」とか歌いこなせるのか少し不安だ。これ、たぶんすごく難しい。

2004年3月14日
カレーなし

 朝食に納豆とか食べて仕事に行った。相変わらずだるい仕事で、あー早く終わらないかなーあと何時間かなーと数えながら仕事していた。このように解放までの時間を指折り数えながら仕事するのが大嫌いだ。人生は有限なのに、時が早く過ぎ去ってくれることをただ待ち続けるなど、なんと嘆かわしいことだろう。だから労働は嫌いだ。大嫌いだ。

 仕事の後、職場の先輩と安珍清姫について語りながら帰途についた。先輩は「蛇体に人面という構成がシンプルだが良い」と言っていた。帰り際にこのような会話が自然に交わされるのも特殊な職場ゆえだろう。

 新宿に寄って博多天神ラーメンを食べた後、初台ドアーズというライブハウスに森永理科さんのライブを観に行った。パスで入れてもらったのだし後ろの方で大人しく観ていようと思ったけど、気付いたら「理科ちゃん―――!!」とか叫んでた。こんなことでいいのだろうか。
 帰りに楽屋に挨拶に行った際も緊張してロクに話もできず、ただおどおどして帰った。我ながらだめだ。さらに、アンケートの「カバーして欲しい曲はありますか」の欄には「セクハラでなければメイドさんロックンロールをカバーして欲しいです」と書いたのだが、今考えれば、これは明らかにセクハラだ。本人を目の前にするとビクビクしてて、書面でセクハラだなんて、何だか典型的な根暗ストーカーみたいだ。でも、メイドさんロックンロールはいろいろ置いといてやっぱり素晴らしい曲なので、是非カバーして欲しい。

 家に帰って、しばらく前から気になっていた「ぶっと殺す」の元ネタを調べたら梅澤春人大先生のソードブレイカーだった。ソードブレイカーネタを今まで見落としていたなんて不覚だ。
 ところで、調べていたら「ぶっと殺すのうた」なんてものまで見つけてしまった。「デストロイのうた」は有名かつ素晴らしい名曲なので私の携帯用MP3プレイヤーにも入ってるくらいだが、うた置き場の曲がこんなに増えてたとは思わなかった。さっそく「ぶっと殺すのうた」を聴いてみて、もう大爆笑。面白すぎる。もちろん梅澤春人漫画を知ってなければ笑えないのだけど。それにしても、ここの曲はネタにしてもクオリティが高い。いったい誰が作ってるんだろう。
 というわけで、いま「ぶっと殺すのうた」とか「デストロイのうた」とかのコピーバンドがしたい。すごくしたい。大声で「大人しく死んどけクソッタレー!」とか叫ぶのはきっと気持ちいいに違いない。

 で、結構本気でやりたいので、私の身の周りで楽器ができて洒落が分かって、ちょっとだけコピバンができる程度の余裕がある人はやってみませんか?九印さんとかどうですかね?メタリカ君とかどうですかね?邪悪さんとかどうですかね?たつおさんとかどうですかね?カゲロウ君とかどうですかね?ライブで「デストローイ!」と叫びたい人、募集してまーす。

2004年3月13日
朝:グリーンカレー
夜:グリーンカレー

 起きて、カレーを食べて、いろいろ書いて、夕食にカレーを食べました!

 電灯がピカピカしてすごく目が疲れるから、あまり書く気がしない。

2004年3月12日
夜:グリーンカレー

 朝、シャワーを浴びた後、納豆朝食を食べながら適当にネットを見ていたら、『九龍妖魔學園紀』という、とても面白そうなゲームを発見した。ストーリーを見ると、「生徒会に支配された学園」「転校生の正体はトレジャー・ハンター」「学園の地下にある魔物が徘徊するダンジョン」など、何とも菊地秀行テイストで熱い!このストーリーを読んで、私は大変胸が昂ぶったわけだが、これに同意してくれる人はあまりいないだろう。何がそんなに熱いのか、私自身良く分からないし、説明も出来ない。菊地秀行という言葉で納得して頂けないのなら、もう諦めるしかない。
 2004年発売ということだが、これはうっかり発売直後に買ってしまいそうだ。ああ、いつ出るんだろう。楽しみだなあ。

 仕事は相変わらずとても苛々とさせられるもので、みんなで機械に対してブツブツ不平不満を述べながら働いていた。しかし、所詮、不平不満の対象が機械という時点でたいしたストレスとは言えまい。人間相手に不平不満を述べるような仕事でないのだから、幾万倍もマシというものだ。

 帰りに新宿で少しだけゲームをし、地元に帰ってからスーパーで茄子を購入。夕食は、たっぷりの牛肉茄子たけのこグリーンカレーを作った。牛肉をすごくたっぷり入れたので、カレーというより、カレー味の牛丼を食べているようだったが、問題なく美味しかった。

2004年3月11日
カレーなし

 楽しい温泉旅行の二日が終わり、今日からまた仕事である。実に不快だ。早く遊んで暮らせるようになりたい。

 昨日早めに寝たので今朝は少しだけ早く起き、お米を炊いて、シャワーを浴びた。温泉にたっぷり浸かったせいか、いつもよりすっきりした気分だった。
 朝食に納豆味噌汁を食べて、家を出た。起きたのは早かったが、お米が炊けるまで時間が掛かったため、家を出るのはあまり早くなかった。

 職場に着き、とりあえず上司・同僚にお土産を配った。しばらくして、上司の一人から「君のお土産の飴は不味いね。失礼だが、本当に不味いよ」と言ってきた。人がお土産として差し出した物を面と向かって不味いというだなんて何と失礼な人だろうと思いながら、その飴を私も食べてみた。確かに不味かった。こんなものを差し出した私の方が失礼かもしれない。

 今日の仕事は実に眠かった。別に大変な仕事ではないが、苛々する類のもので、そして眠たかった。明日はもっとずっと楽な別の仕事に入るはずだったが、帰る頃には、明日も今日と同じ仕事に入れられていた。酷い。飴のせいだろうか。しかし、こんな機会もそうそうないので、上司に向かって「オンドゥルルラギッタンディスカ‐!」と言ってみた。オンドゥル語に関する知識は職場でも広まっていたため、自然に受け入れられた。話の分かる職場だ。

 帰りにスーパーで細切りタケノコと半額だったので牛肉を買った。昨日上野に集合した際にレッドカレーグリーンカレーのペーストを購入したので、明日カレーを作ろうと思う。
 今日の夕食は味噌煮込みうどんを作って食べようと思っている。

2004年3月10日
カレーなし

 朝起きて、私より早く寝た後輩の一人と一緒に酒宴の後をてきぱきと片付けた。飲みかけの酒がかなり残っていた。参加している女性の一人に酒神の如き酒豪がいるため、例年、酒も肴もかなり多目に購入しているのだが、今年は驚いたことに焼酎が半分以上残っていた。いつもは瓶に直接口をつけて焼酎を呷るような人なのに、今年は一体どうしたのだろう。私が寝た後もカードゲームに熱中していたのだろうか。

 宿の朝食を美味しく頂いた後(この朝食も適度な量で良かった)、後輩の一人がお土産を買いに行きたいと言い出した。私も上司・同僚から「温泉に行くならお土産をよろしく」と言われていたことを思い出し、チェックアウト時にロビーに置いてあった飴をしこたまポケットに詰めこんだ。上司・同僚へのお土産は無事に確保できた。
 その後、ホテルニュー岡部お土産コーナーへ行き、皆でお土産を買った。私も自分自身へのお土産として3食入りのお蕎麦を買った。3食で約700円だから一食単価に換算すると非常に高価なものであるが、最近、家で美味しい蕎麦を食べていないので、我慢できずに購入してしまった。

 昼の1時頃、北千住まで帰ってきた私たちはそこで解散し、私は家に帰ってから蛍光灯を取り替えた。部屋が驚くほど明るくなった。最近、蛍光灯がチカチカしてとても困っていたのだが、これで直ってくれると嬉しい。

 親から送ってもらった冷やし中華みたいなものを作って食べた後、掲示板にレスなどを書いた。夕食にお土産の蕎麦を作り、を呑みながら食べ、ゲームをした。蕎麦は、蕎麦自体よりも蕎麦湯がとても美味しかった。あんな美味しい蕎麦湯は初めてだ。
 ゲームをしてたら眠くなったので11時頃寝た。昨日・今日はほとんど生産的なことをしなかったので気楽で楽しかった。基本的に消費は楽しく、生産は疲れる。

2004年3月9日
カレーなし

 今日から一泊ニ日温泉。大学を卒業して二年も経つというのに、何故か私が幹事で、サークルの後輩たちを引き連れて行く。もともと在学中にサークルの後輩たちと個人的に温泉に行こうとしのが始まりで、今では半ば恒例行事のようになっている。もっとも温泉旅行の愉しみの1/3は宿を選ぶことにあるので、宿を自由に選別できる立場にあることは嬉しい。

 昼頃上野に集合した私たちは北千住を経由し、東武線にて一路鬼怒川温泉へ。3時頃到着し、コンビニで買物などをした後チェックイン。荷物を置くや否や早々と温泉に浸かりに行った。過去の経験上、夕食後はお腹が一杯でゆっくり温泉に浸かることもできない。温泉にゆっくり浸かるのは食事前に限る。

 今回、私たちが泊まる宿は鬼怒川にある『鬼怒川旅物語りと言う名の旅館』という旅館で一泊二日7000円。この旅館自体には小さな温泉しかないが、本館に行けば広いお風呂露天風呂がある。私はとても温泉が長いので、まったりと浸かっていた。後輩たちが出ていった後も、一人で露天風呂に浸かってニコニコしていたが、気付いたら6時を過ぎていたので慌てて湯を出て、旅館に戻った。6時半から夕食だったためである。
 夕食はあまり期待はしていなかったが、十分なものだった。旅館の料理は基本的に食べきれないほどの量が出るものだが、ここは食べきれない程でなかったのも良かった。田舎汁をメインに、刺身香の物などスタンダードな料理だったが、お蕎麦が出てきたのはとても嬉しかった。やはり日本酒には蕎麦だ。
 今回はネットで拾ったクーポン券を使っていたため、夕食に酒が付いたのだ。本当はとある旅館紹介サイトを経由しないと使えないはずのクーポンだったが、言ってみるものだ。私は電話予約だったし、電話予約の際には別のサイトのクーポンまで使っていた。電話予約で済ませた上に2種類のクーポンを同時に使ったわけだ。流石にこれは無理だろうと思っていたが、図々しく言ってみれば案外何とかなるものだ。これからも厚かましく生きていこうと思う。

 そういえば、今思い出したのだけど、夕食時、私が皆のお茶を注いでいた気がする。私は一応このサークルの初代幹事長で、何より最年長なのだけど、すごく自然に皆のお茶を注いで回っていた。年齢による上下関係が無いって、とても素敵なことだと思う。

 夕食後、しばらく皆でゆっくりテレビなどを見た後(私が『わがままフェアリーミルモでポン!』を見ていると、皆は最初つまらないと言っていたが、終わる頃には「意外と面白かった」と意見を変えていた)、酒宴となった。酒宴の途中、座興としてトランプUNOなどを始めたが、段々これが酒席の余興の域を超え、皆、真剣にカードゲームに打ち込むことになった。カードゲームがあまりに真剣だったため、酒が思ったより進まなかった。私もすぐに眠くなったので二時半頃には寝た。

2004年3月8日
夜:カレーうどん

 白菜と鶏肉の味噌炒めを作って、朝食を摂った。

 仕事へ行き、昼の休憩中にジャンプを読み、仕事をしながら「今週の黒猫感想どうしようかなあ」と考えていた。仕事が終わり、帰りの電車の中でも「黒猫感想をどうしたものか」と考え、家に帰って夕食にカレーうどんを作りつつも「何て書けばいいんだろう」と悩んだ。

 こういうときは、他の人の書いていることを参考にするに限る。カレーうどんを食べながら、自分の掲示板のカキコミや関連するスレッドなどを見ていると、インスピレーションが喚起され、程なく構想がまとまり、無事感想を書き上げることが出来た。諦めさえしなければ黒猫の感想は書けるものだ。
 しかし、今週も大変だった。毎週毎週「ジャンプ感想は2時間以内に書き上げるぞ」と思っているのに、今週も結局2日で計5時間掛かった。内、黒猫が2時間である。大仕事だ。
 しかしなあ・・・それでできたのがアレだからなあ。私の時間の使い方は正しいのかどうかすごく疑問だ。少なくとも、今日ゲームが出来なかったことはすごく悲しい。

 明日は温泉に行くので今日は早く寝ます。

2004年3月7日
カレーなし

 昨日を呑んで気持ち良くなった後、すぐに寝た。11時頃だったろうか。本当は12時ごろまでゲームするはずだったのだけど、とても気持ち良かったのでさっさと寝床に入った。その代わり、朝6時に起きてゲームしようと思っていたけど、起きれるはずが無かった。寝れる時間があれば、あるだけ寝てしまう。起きてしばらくして、昨日の夜にケーブルでやってた京極夏彦のインタビュー映像を録画し忘れたことに気付いて少し悲しい気分になった。

 朝は昨日の残り汁お米を入れて雑炊を作った。

 仕事中はものすごく眠かった。8時間も睡眠を取り、仕事中も1時間くらいお昼寝したのに何故だかとても眠かった。

 帰ってカップラーメンを食べた。生まれて初めてラーメンにゴハンを入れて食べるという行為をしてみた。変なところで上品を気取っている私は、今までこのような食べ方をしたことがなかったのだ。しかし、何事もやってみなければその本質は掴めない。ラーメンにゴハンを入れて食べるのは、かねてからの課題であった。
 で、やってみたけど。うん、雑炊だね。これは。別に不味くはないけど、やっぱりラーメンにゴハンを入れて食べる積極的な意味は無い気がした。

 メッセンジャーにて。メタリカ君に「今日、仕事中に思いついたんだけど、パンの耳を挟んだサンドイッチというのはどうだろう。パン一枚でサンドイッチが作れるよ」と言ったら、案の定「それは良いアイデアですね。サンドイッチというのは要はパンの間に何かを挟めばいいわけだから、パンの耳でも構わない」と乗り気になり、彼はそれから一人で論を敷衍し、「マーガリンやバターは要するに塩と油だから、塩と油を挟めばいい」と言い出し、すぐさまパンを買いに行った。全く、飽きれるくらい無駄な行動力である。
 それから十数分後、彼からレポートが届けられた。「塩は油に溶けない」など苦心したらしいが、意外なことに塩と油を塗ったパンも、普通に美味しかったらしい。香りが無いくらいで全く問題無かったという。彼は「パンは美味しい」という、良く分からない結論に至っていた。

2004年3月6日
カレーなし

 味噌煮込みうどん朝食に作り、『死霊のはらわた3』特典映像を見ながら食べた。

 仕事に行った。通勤中の電車では『八甲田山から帰ってきた男』という、伝記を読んでいた。八甲田山では2つの隊が同時に雪中行軍を行ったが、無事帰ってきた方の隊長の伝記である。はっきり言って私にはこんなものを読むような暇はない。通勤中の電車は資料を読むための大切な時間であり、少なくとも今すぐには役立たないこんな本を読んでる暇など元来ないのだが、しかし、読みたい本、気になる本を読めないというのも何とも悲しい人生ではないだろうか。可能な限り早く読み終えることを己に科し、この書を読むことに決めた。通勤中の電車の時間くらい、自分の読みたい本を読みたいものだ。

 それで、しばらく読んでて思ったのだが、この伝記の主人公である福島大尉は本当に普通の人だ。伝記を書かれるような人物ではない。確かに優秀な人物ではあると思うが、この程度の人材は稀有というほどではない。探せば私の周りにだっているだろう。明らかに、もう一つのほぼ全滅した部隊の悲劇が八甲田山の物語に色を添え、本来なら伝記で語られることなどないであろう福島大尉に光を差しているのが分かる。そして、このような微妙な人物の伝記が書かれることは、本人にとって可哀想な気さえした。
 と、このように、本書は何かの足しになるとはさっぱり思えない本だったが、少なくとも明治初期の陸軍の有り様などが記されていたことは参考になった。2日もあれば読み終えることが出来そうだし、さくっと読み飛ばして資料に当たりたいと思う。

 仕事をした。上司は『死霊のはらわた』は1と2しか見ていないというので、3を強く勧めておいた。

 仕事を終えて家に帰り、夕食を何にしようか迷ったが、結局、白菜と鶏肉の水炊きを作ることにした。白菜と鶏肉を湯で煮込み、ポン酢につけて食べる大変お手軽な料理である。
 そして、このような料理を作ったとき、思慮分別のある大人であれば当然を呑みたくなるはずだ。私も例外ではなく、燗酒を作り、これを食べながら呑んでいた。そして、食べながら『死霊のはらわた3』3回目を見た。
 一応断っておくが、幾ら何でも全く同じ映画を3日も連続で3回も見ているわけではない。1回目は日本語音声で、2回目は英語音声に英語字幕で、3回目、つまり今日はサム・ライミ監督と主演のブルース・キャンベルの音声解説付きで見るというように、毎日変化を加えている。ここらへんがDVDの良いところだ。
 3回目だけど、やっぱり、とっても面白かった。この映画で私の一番好きなシーンは、ガイコツ軍団の鼓笛隊が笛を吹くシーンだろう。ガイコツなんだから、当然笛なんか吹けるわけがない。だって腹筋も肺臓もないのだから(それをいったら言葉も喋れないのだけど)。この投げやりな演出が何度見ても面白い!すごく幸せだ。
 私はいつもぶすっとしているのだけど、今日はお酒と『死霊のはらわた3』のお陰で、とてもとてもニコニコしている。

2004年3月5日
カレーなし

 起きてゲームした。そのうちお腹が空いてきたので昨日の残りの豚汁を食べた。

 昼頃から少しウィルス対策をしたりしてた。4時頃お腹が減ったのでカップラーメンを食べた。あと、洗濯もした。

 5時頃から書き物の続きをしていたが、あまりに気分が乗らないので8時頃に止めた。全然進まなかった。

 お茶漬け冷奴を食べながら、再び『死霊のはらわた3』を見た。やっぱり素晴らしい。最高だ。面白いとか、面白くないとか言う次元ではない。見てるだけで幸せだ。サム・ライミは良い意味で子供騙しがすごく巧い。とっても楽しそう。ライミ監督がニコニコしながらこれを撮ってるんだろうなあと想像するだけで、私もすごく幸せな気分になれる。
 もうすぐ誕生日だから、今年の(自分への)プレゼントはこれのDVDにしようかと思わなくもない。しかし、再生さえしておけばニコニコしていられる素晴らしい映画であることは確かだが、ニコニコしているだけの時間がそんなに取れるかどうかは別問題だ。

2004年3月4日
朝:トマトと挽肉のカレー

 朝、カレーを食べて仕事に行った。

 仕事した。疲れた。

 帰りに、どうしても見たくて見たくて仕方なかったので、『死霊のはらわた3』をレンタルした。

 夕食に豚汁を作って食べながら、『死霊のはらわた3』を見た。



 打ちのめされた。



 すごすぎる。サム・ライミは天才だ。漫画太郎くらいすごい。未見の人は騙されたと思って『死霊のはらわた』を1〜3まで見て欲しい。『13日目の金曜日10』の200倍笑えることを保証する。何なのだろう。どうして、ライミ監督は自分の作品をあんなに気軽に遠くに放り投げられるのだろう。少なくとも『死霊のはらわた1』は(極めてユーモラスだが)ホラー映画だった気がするのに、3はドリフじゃないか!本当に尊敬する。

 明日、もう一度見ようと思う。この映画は私の過去見た作品の中でBEST10に入る。昨日見た『X−MEN2』も良作だったが、この作品の前には霞んでしまう。

2004年3月3日
カレーなし

 朝、鶏肉お味噌汁のようなものを作って食べた。肉が入ってると、すごく味噌汁が美味しい。味噌汁というより、味噌スープって感じがする。

 昼の間はビデオの量産とかしてた。夕方になって、自分のバンドのライブがあるので見に行った。休みの日に家から出ることはすごく面倒くさかったし、今日のライブに私は出ないので別に行かなくてもいいといえば行かなくても良かったのだけど、やはり自分のバンドのことだからそれなりに気になった。
 会場へ着くとメタリカ君がいた。彼も今日は出ないらしい。せっかくなのでサクラでもやろうかという話になり、自分のバンドが演奏している時に最前列でモッシュしたりした。あまり曲は聴いていなかったのだけど、どうもニューウェーブっぽかった。まったく曲は無関係に暴れていた気がする。
 自分のバンドのことはともかく、森永さんに会えたので新宿までライブを見に来た甲斐はあったと思う。森永さんに会えて良かった。

 帰って、納豆うどんを作って熱いを呑みながら『X−MEN2』を見た。すごく面白かった。1も良かったが、2も非常に丁寧に作られており、そこらへんのアクション映画とは頭2つくらい飛びぬけてると思う。あれだけアクの強いキャラを揃えておきながら、キャラクターの立て方が秀逸で、彼らの能力の見せ場と演出に全く無理がない。しっかり、かっちりと脚本を練りこんでいるのだろう。実に良い仕事だ。このクオリティを保ったまま、シリーズを続けて欲しいものだ。

 どうでもいいけど、初代『X−MEN』に対して「アクションシーンが地味」という非難はどうかと思う。別に他人がこの作品に対してどんな感想を抱こうと知ったことじゃないし、私さえ楽しければそれでいいのだが、これは幾らなんでも筋違いだろう。初代『X−MEN』のアクションシーンは小さい力で効率良く大きな力を破ったから地味になっただけであり、「アクションシーンが知的」ならともかく、「アクションシーンが地味」などと、とんでもない言い掛かりだ。映像が派手なばかりで大味なアクション映画など幾らでもあるのだから、そういうのが好きな人は『インディペンデンス・デイ』でも見てろと言いたい。

2004年3月2日
カレーなし

 昨日はうっかり仕事の準備を夜遅くやっていたため寝るのが遅くなった。しかし、何故か朝起きれた。味噌煮込みうどんを食べて仕事に行った。

 今日の仕事は、とあるレトロアクションゲームラスボスの攻撃を10分間かわし続けるというもので、こういう仕事がしたくて今のバイトを選んだ私には、まったく涎の出るような作業だった。そして、昼過ぎにはノルマを無事クリアー。後は半分遊んでいた。こんな気楽な仕事は久しぶりだ。実に楽だった。毎日こうなら良いのになあ。

 帰りにレンタルビデオ店に寄ったら、運の良いことに100円セール中だったので銀河英雄伝説外伝のDVDを2本と、X-MEN2のDVDを借りてみた。

 家に帰って、白菜・もやし・豆腐・鶏肉を湯で煮て、ポン酢につけながら食べ、を呑んだ。白菜の美味しさがただごとではなかった。そしてほろ酔い気分で銀河英雄伝説DVDを見ていた。ホットカーペットはポカポカ暖かいし、お酒に酔って気分は良いし、ごはんは美味しいし、銀英伝は面白いし、無上の幸福とはまさにこのことだろう。
 我が身の多祥にうっとり浸っていると、突然足がつった。

2004年3月1日
カレーなし

 昨日は夜10時からゲームをするはずだったのに、いろいろとあって11時からになってしまった。もちろんゲームの時間を削るわけにはいかないので、仕方なく就寝時間が1時間遅くなり、すると当然の帰結として、今朝1時間寝過ごすことになり、実に慌しい朝を過ごした。でも納豆味噌汁でちゃんと朝食は摂った。

 本当は今日はお休みのはずだったのに仕事を入れられた。しかし、(私は全く困らないしむしろ嬉しいくらいだがおそらく会社的には)困ったことに作業すべきアプリケーションが届いておらず、しばらくの間は暇だった。なので、「オンドゥル語」で検索をかけて色々なページを見ていたらこのようなページを発見し、とてもとても面白かった。笑いをこらえるのに必死だった。

 さらに明日も仕事になってしまった。明日は休みのはずだったのだが、とても楽しそうな作業を鼻先にぶら下げられ、見事に釣られてしまった。しかし、明日の作業は楽しみだ。

 夕食はカレーうどんを作るつもりだったが、帰りに立ち寄ったスーパーで鶏肉が安かったため親子丼に変更となった。先ほど食べ終わったところだ。上司から明日に備え家で仕事の準備(ゲームの練習)をしてくるように言われたので、まったく嫌で嫌で仕方ないが、これから明日の仕事の準備(ゲーム)をしなくてはならない。家でも仕事の準備をしなきゃいけないなんて、まったく難儀なことだなあ。いやあ、楽しみだ。


戻る