架神のカレー日記04.2前半
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2004年2月15日
カレーなし

 うどんを食べて仕事に行った。作業はつまらなかったがゲームは面白かった。発売して2年くらい経って安くなったら買いたい。それにしても、やりたいゲームは山ほどあるのに全く時間が追い付かない。早く金を作って遊んで暮らしたい。

 帰りに新宿に寄って、少しゲームした。エスプガルーダがラスボスまで行けた。今日は調子が良かった。その後、マックハンバーガーを一個買い、漫画喫茶『野望の王国』の続きを読みながら食べた。単にお腹が減っていただけかもしれないが、ハンバーガーがとても美味しく感じられた。今までマックのハンバーガーは「肉のはさまってる安くてまずいパン」と認識していたが、今日で「安いハンバーガー」と認識が変った。

 帰って、昨日ビデオに撮っていた『五条霊戦記』を見ながら、冷奴を呑んだ。冷奴だけでは足りなかったのでカップ焼きそばを作って食べた。
 『五条霊戦記』はあまり面白くなかったので、途中から『新撰組始末記』を見た。こちらは面白かった。結構酔っていたので、『新撰組始末記』が終わると同時くらいに眠ったと思う。『新撰組始末記』のラストは何となく覚えがあるので、たぶんこの辺だろう。

2004年2月14日
カレーなし

 スーパーファミコンのカセットを2本買う夢を見た。

 昨日の残りの豚汁メンチカツを食べて仕事へ行った。朝、それだけ多くのカロリーを摂取したにも関わらずお昼にはお腹が減ったのでパンを食べた。

 帰りに電車の中でギリシャ神話の本を読んでたらやっぱり寝てしまった。寝ずに神話の本を読むことは出来ないのだろうか。

 家に帰り、ラーメンを作って食べた。今日はゲームもする気がしないし、何か作ったりする気もしない。こんな無気力な日も珍しい。

 フリーのブロック崩し。面白い。

 そういえば、今日チョコをもらわなかったことに気付いた。年々少なくなっていたが遂に無くなったか。

2004年2月13日
トマトと挽肉のカレー

 カレーを食べて仕事に行った。電車の中でギリシャ神話の本を読んでたら眠くなった。神話は眠い。

 仕事をした。今日は13日目の金曜日だが明日はバレンタインということで休憩室にチョコレートが置かれており、ご自由に食べてください女の子もね、と書かれた紙が添えられていた。親切な女性社員によるものだろう。ありがたくたくさん頂いた。

 仕事の後、帰りの電車の中で先輩に今現在抱えている作品のアイデアを語ったら思った以上に好反応を示してくれた。このアイデアにちょっと自信が持てた。後はこれを現実化するためのスキルを得なければならないが、私は変なところで要領がいいので多分だいじょうぶだろう。。
 先輩と分かれた後、電車の中でギリシャ神話の本を読んでたら寝てしまった。神話は眠い。

 帰ってお風呂に入った後、豚汁を作ってアニメ『巷説百物語』を見ながら食べた。も呑んだ。その後、メガテンした。

 先日借りた『式神の城』サウンドトラックにかなりハマっている。

2004年2月12日
カレーなし

 起きてとりあえずお風呂に入った。朝食に卵とじ蕎麦を食べて、『血を吸う宇宙』をもう一度見直した。やっぱり素晴らしい。何度見ても何も心に残らない。なんて良い映画なんだ。DVDを買ってしまいたいくらいだ。

 身支度をして、新宿に行く決心を固める。自分はビデオを返しに新宿に行くんじゃない、新宿に遊びに行くついでにビデオを返すのだと、改めて自分に言い聞かせる。昨日の晩、なんとか新宿で用を作ろうとヒマそうな人に声をかけたりしたのだが、結局何も用事は出来なかった。いろいろ考えた後、新宿の漫画喫茶にしか置いていないであろうマニアックな漫画を読みに行くことにした。

 新宿でビデオを返した後、『野望の王国』を置いている漫画喫茶を探す。一昔前ならともかく復刊された今ならばそれほど難易度は高くないはずだ。まずは『ヨムヨム』へ行ってみる。ここは値段は高いし、ドリンクは有料だが、品揃えは確かだ。……潰れてた。諦めてしらみつぶしに探すことにしたが、幸運にもいつもの行き付けの漫画喫茶に置いてあった。フリードリンクを飲んでたら口元が寂しくなってきたのでピザ(300円)を食べた。

 いま、帰って放心してる。休日に外出するとすごく無駄な一日を過ごした気がする。しかし、用も無いのに休日に一人で外出するなんて久しぶりなことなので(2年ぶりくらいか)、新鮮ではあった。

2004年2月11日
カレーなし

 納豆食べて仕事に行った。

 帰りに新宿にちょっと立ち寄った。少しだけゲームして帰るつもりだったのに、ゲーセンに知った方々がたくさんいたので長居してしまった。あまりに遅くなったので新宿でラーメンを食べて帰った。

 ツタヤの返却期限が明日までだったことに気付いた。困った。明日は仕事無いのに。ビデオを返すためだけに新宿くんだりまで行きたくない。

2004年2月10日
カレーなし

 休み。子連れ狼を見ながら、朝食にカレースパを食べた。日中はゲームしてた。夕食に蕎麦を食べながら『発狂する唇』を見た。続編の『血を吸う宇宙』よりも、一般的には『発狂する唇』の方が評価が高いのだけれど、私的には『血を吸う宇宙』の方が良かった。

2004年2月9日
カレーなし

 朝起きれなくて、朝食を抜いて仕事へ行った。休憩中に持参したカップラーメンを食べた。

 帰って納豆うどんを作って食べた。美味しかったけど、冷たいうどんなので寒くなった。ジャンプの感想を書いた。

2004年2月8日
カレーなし

 朝食にうどんを作って食べて仕事へ行った。

 仕事した。あー、だるかったー!本当に労働は嫌だ。いつもいつも思うことだが、私は何か社会のためになるこをして、その対価として給与をもらっているのではなく、日がな一日労働の不快感に耐え忍んだご褒美としてお金をもらってるような、そんな気がする。そんなことを思うと、労働している自分があまりに不憫で可哀想になってくるが、しかし、明日の雨露を凌ぎ明日の空腹を粗食で満たすためにも最低限の労働は避けられない。ああ、わが人生は何と不幸なのだろう!

 しばしば私は狂人が羨ましくなる。そう、「仕事が生甲斐」とか信じられないことを言う人たちのことだ。労働が絶対悪であることなど論じるまでもない。労働を愛するということは、悪魔のファロスに口付けをするということだ。しかし、私は狂人を羨ましいと思う。嘘でも気の迷いでもいい、一度でいいから私も仕事にやりがいを感じるという狂気に精神を犯されたいものだ。私は不幸にもそれらの人々より多少理性的であるばかりに、労働が本質的に悪であるという真実を知ってしまっている。世の中には知るべきでない真実も、呑みこまれるべき幻想もれきとして存在しているというのに。労働という悪徳をあたかも美徳であるかのように錯覚できる人生は何と愉快なことだろうか!ああ、それにつけても狂人が羨ましい!

 と、このように定期的に襲い来る労働への憂鬱感を散文詩に仮託して解消したところで日記に戻ろう。仕事の後、私は新宿へ寄り、まずカフェAYA牛丼(280円)を食べた。前も書いたがカフェAYAは280円で牛丼・味噌汁・玉子が揃うとてもリーズナブルな店だ。その後、ゲーセンで少しだけ遊んで、半額セール中ツタヤビデオCDを借りた。借りたものの内訳は、ビデオはシャンゼリオンが2巻と『発狂する唇』(ついに借りた!)。CD映画『ブレイド』のサウンドトラックと、ゲーム『式神の城』『真・女神転生III』のサウンドトラック、それとステレオラブという気持ち悪いけどやめられない奇妙なポップバンドのCDを2枚借りた。

 で、いま『エイリアン2』をまた見てる。もう流石に見ないでおこうと思っていたのに、やっぱり見てしまった。何回目だろう。5回は超えてると思う。それにしてもエイリアン2は素晴らしい。ヴァスケスが死ぬ辺りまでは。エイリアン2はエイリアンシリーズ最高傑作というに留まらず、SFホラーにおいても最高傑作の一つだろう。ヴァスケスが死ぬ辺りまでは。

 エイリアン2は初めて見た時は、何が何だかさっぱり分からなかった。特に海兵隊なんてガイジンだからどいつもこいつも同じような顔で、そのうえ序盤でまとまって死ぬから初見の人には全く見分けがつかないだろう。私も小説を読んで、映画を繰り返し見ることでやっとその全体像(?)を把握した。なので、僭越ながらこの場でエイリアン2における海兵隊の推移を紹介しようと思う。なお、エイリアン2に興味の無い人はここで今日の日記を読むことをやめても構わない。後は私が好きなだけエイリアン2を語って終わりだからだ。

 まず、繭に包まれた人間を幼生ごと火炎放射器で焼き殺してからの海兵隊大虐殺。これが一番訳が分からないと思うが、まず一番初めにエイリアンの尻尾で誘拐された綺麗なおねーさんディートリッヒ。彼女は戦闘医療技術兵なので、いきなり回復役を失ったことになる。(まあ、この状況下で回復なんてしていられないんだけど)
 そして、混乱したディートリッヒの火炎放射器でフロスト死亡。おまけに(たぶんフロストが持っていた)みんなから回収した弾薬に火がついて爆発。爆破の衝撃で海兵隊二人死亡(一人はスパンクマイヤー。もう一人はファーロか?影が薄すぎて覚えて無い)。
 さらに混戦の中、現場隊長のアボーン曹長がエイリアンに誘拐される。一般的に、小隊において戦闘のプロフェッショナルは曹長・軍曹といった人たち(少尉以上の将校は戦闘能力よりも指揮能力が優先される)。そのうえ、エイリアン2では指揮官の中尉は装甲車の中から指示を出していたわけだから、アボーン曹長が実質的な現場指揮官。つまり海兵隊は序盤であっさりと現場指揮官&最大戦力を失ったことになる。
 装甲車へと撤退する海兵隊一行のしんがりを務めたのがドレイク。ドレイクとヴァスケスはこの海兵小隊の中で最大の火力を持つスマートガンを装備しており、二人は何だか仲が良かったのだけど、ここでドレイクがエイリアンの返り血(強酸)を浴びて死亡。
 ついでに揚陸艇を操縦していたクロウ&ウィルボウスキーもエイリアンにやられて、ここまでで計8人死んだことになる。生き残った海兵隊はヒックス伍長(彼がこの後のリーダー役となる)、通信兵のハドソン(泣き言が多い)、スマートガンのヴァスケス(バンダナが目印)、途中で頭を打って気絶してたゴーマン中尉(頭に包帯)。
 この後、研究室のあたりが襲われ、一行は後退戦を強いられて、まずハドソンが足元から襲われて死亡。良く喋るやつは後半で死ぬの法則通りの展開。その後、会社代表の人が死んだりして、しんがりを務めてたヴァスケスが銃弾撃ち尽くして強酸を浴びて動けなくなって、そこを助けに来たゴーマン中尉と一緒に自爆。少尉クラスの将校は士官学校ぽっと出で実戦経験に乏しく、実戦経験豊富な曹長・軍曹あたりに頭が上がらないケースもあると聞くが、まさにこの海兵隊がそのような感じだったのではないだろうか。エイリアン2では中尉はとにかくヘボく描かれている(でも最後はとてもかっこいい)。
 その後のヒックスやリプリーのことは別に書くこともないだろう。人数も減ってスッキリしてるから、見てれば分かる。区別がつく。どうでもいいけど、最後のリプリーとエイリアンクィーンの宇宙船での戦いは蛇足だと思う。パワーローダー装備のリプリーとエイリアンクィーンの戦いなんて何のスリルも無い。ゴジラvsキングギドラみたいなものだ。ちなみに、エイリアン3の冒頭でせっかく生き残ったヒックスも、せっかく救出したニュートも不時着のショックであっさり死んでしまう。脚本の都合だろうけど、なんだかなあ。
 個人的には終盤までディートリッヒが生き残るエイリアン2が見てみたいものだ。

2004年2月7日
カレーなし

 昼頃起きて、チキンラーメンを食べた。後はHPを作ったりしてた。夜は「みどりのたぬき」を食べながらを呑んだ。

 いま、「ロード・オブ・ザ・リング」を見ている。……なんだかなあ。

2004年2月6日
カレーなし

 私は9時頃目が覚めた。しかし、後輩はまだ寝ている。家主を起すのも失礼と思い、しばらく手持ちのペルシア神話の本を読んでいた。後輩は12時ごろ、眠い瞼が開かないと言いながら何とか布団から出てきた。12時間寝ておきながらまだ眠いとは、やはりこの子は只者では無い。

 朝食は、勝手に冷蔵庫を漁ってキャベツ豚肉野菜炒めを作り、目玉焼きを添えた。人の食材で朝から肉が食べれるなんてラッキーだなあ。後輩はを焼いていた。
 野菜炒めを食べた後、しばらく後輩の部屋にあったますむら・ひろしという人の漫画を二人で物も言わずに真剣に読んでいたが、明日も仕事だし今日のうちにいろいろとやらなければならないこともあるので、二時ごろ後輩の家を辞した。(だが、明日は休みで急いで帰る必要は無かったことが後で分かる)

 帰って、掲示板のレスとかHPの更新などをした後、夕食に雑炊を作って食べた。そして、食後はゲームをしようと思っていたのに、いま仲間二人に次回作の構想を熱弁している。閃いてしまったものは仕方ない。

 くれると言っていた蒲鉾をもらって帰るのを忘れたことに気付いた。いたわさ食べたい。

2004年2月5日
カレーなし

 微妙に寝坊したので、チキンラーメンを急いで食べて仕事に行った。

 今日は仕事の帰りに後輩のお家に寄ることになっていた。まずは新宿のツタヤビデオを借りることに。ツタヤの会員カードが切れていたため、新規入会扱いになったが、身分証明書が2種類もいるとはびっくりした。幸い、保険証と公共料金の領収書があったため事無きを得たが、なんと厳しい入会制限だろう。
 また、ツタヤは半額セール中で、良く分からないが携帯で何か会員になれば半額でレンタルできるという。私は携帯のことは本当にさっぱり分からないのだが、それでも何とか頑張って半額クーポンを表示させようと四苦八苦した。するとそのうち店員が憐れに思ったのか「もういいですよ。半額にしときます」と折れてくれた。『発狂する唇』が無かったので、『血を吸う宇宙』を借りた。それと『シャンゼリオン』の一巻を借りた。
 それにしても新宿ツタヤの品揃えはやはり素晴らしい。私の近所のビデオ屋はシャンゼリオンはおろか、『発狂する唇』も『血を吸う宇宙』もないというのに、ツタヤには2本ずつ置いてあった。

 後輩と高田馬場で待ち合わせして、一緒に食材を買いにスーパーへ行った。ぶり大根を作るという話だったので、ぶりと、大根と、お酒を少々買った。
 二人でぶり大根を作って(私は大根を切っただけだが)、食べながら『シャンゼリオン』を見た。後輩は「王蛇だ!王蛇だ!」と喜んでいた。後輩は『仮面ライダー龍騎』が好きなのだ。続いて『血を吸う宇宙』を見た。この作品はカルト過ぎるあまり、もしかしたらただ退屈な作品じゃないかと危惧したが、そんな心配は無かったようでとても喜んでくれた。後輩は途中寝てたけど。どちらのビデオも楽しんでくれたようで良かった。

 眠くなったので12時頃寝た。

2004年2月4日
カレーなし

 昨日借りたヘルシングテレビアニメだった。OVAだと思って借りたのに失敗した。テレビアニメとOVA(オリジナルビデオアニメ)では雲泥の違いがある。特にヘルシングのように原作がカルトな作品であれば尚更だ。対象を数奇者に特化したOVAと違い、テレビアニメは一般人にもそれなりに受け入れられる必要があるため描写が生温くなる。テレビアニメ「ヘルシング」もご多分に漏れず生温い描写で、原作のソリッドなイメージを著しく損なっていた。
 まあ、それでもそれなりに面白かったので良し。100円だし。

 朝食は昨日買っておいたイワシの天ぷら卵とじにしてご飯にかけて食べた。普通に美味しかった。

 仕事に行った。行きの電車の中でペルシア神話の本を読んだ。昔、「運動靴と赤い金魚」というイランの映画を見て、この映画に出てくる2匹の赤い金魚の意味は何なのだろうとずっと気になっていたが、どうやら2匹の金魚はゾロアスター教の善神アフラ・マズダーが創造した「2匹のカル魚」の見たてで、正月に飼うものらしい。私たちが食料品店に餅が並ぶと正月を意識するように、イランでは金魚売りが多くなると正月の到来を感じるという。
 帰りの電車でも同じ本を読んでいたが何時の間にか寝てた。

 夕食はマイタケのスープスパゲティを作った。タマネギマイタケ粗挽き胡椒で炒めた後、フライパンにを入れ沸騰させる。それにコンソメを溶かし、茹でておいたパスタをおもむろに加えて完成。それを食べながらを呑みつつ、昨日の続きのヘルシングを見た。

 日々の試行錯誤の結果、グラスの縁に良い感じで塩を付けられるようになった。

2004年2月3日
カレーなし

 最近朝起きれないので、昨日早寝したのに、やっぱり起きれなかった。己の不甲斐なさにビックリした。

 仕方ないのでごはんだけ持って仕事にいって、休憩中にオリジン弁当お惣菜を買って食べた。アジフライが美味しかった。

 帰りに食料品をいろいろ買った。レンタルビデオ店が今日は100円なので、リベリオンを借りようと思ったけど借りられていてなかった。なのでヘルシングを3巻借りた。そういえば、もうすでに誰かに借りられていたのだけど『死霊のはらわたIII〜キャプテン・スーパーマーケット』が入っていた。とても嬉しい。やっとキャプテン・スーパーマーケットが見れる。ここでキャプテン・スーパーマーケットを入荷するなんて、素晴らしい選別眼だ。

 一週間くらい前から女神転生3がしたい気分だったので、これから夕食(まいたけうどん)を食べてゲームしようと思う。ゲームがしたい。


 今日分かったこと:女華姫(めがひめ、GS美神)の知名度は意外と高い。職場調べ。

2004年2月2日
朝:カレーうどん

 昨日の夜、八甲田山関係のページを見たり、後輩とメッセンジャーで世間話をしたりしていたらすっかり寝るのが遅くなってしまった。八甲田山関係のページを見ていると、八甲田山の生き残りのお孫さんが運営するHPを発見した。八甲田山の陸軍遭難事件は明治の頃の話であるし、お孫さんといえどもかなりの老齢のはずだ。
 老人が八甲田山事件についてのページを開いているということで、やはり先入見から、口うるさい陰鬱なページを想像していたのだが、まったく真逆で、阿部翁の何とも若若しいセンスにビックリした。いかんせんタイトルからして「あるボケ老人の独り言」である。阿部翁は定年退職してからハングライダー、トルコ語、彫金、妖精画インターネットを始め、掲示板でのHNは「ファンタ爺」。すげえセンスだ。70過ぎの爺様とは思えない。「悪がきの履歴」は身震いするほど面白く、50も齢を隔てていても違和感を感じない。まるで20代青年のHPのようだ。まったく、こういう年寄りになりたいものだ。

 今日は高邁な活動予定を立てていたにも関わらず、朝二時間寝過ごしたことから全てが狂ってずるずるとした一日になった。
 朝(昼)はカレーうどんを作って食べた。食べながら『子連れ狼』を初めて見たのだけど、ものすごい内容だった。梯子剣とかいう珍妙な剣術を使う刺客が相手で、梯子剣の使い手は、右手に刀、左手に梯子という明らかに間違った構えをして、戦いの最中、隙を見て梯子を駆け上り頭上から主人公を襲うとか、ものすごく間違った兵法を使っていた。他にも梯子をスノーボード代わりにして雪上を滑るとか、山田風太郎か笹沢佐保が原作を書いたのかと思うほどにエキセントリックな兵法を繰り広げていた。かなり笑えた。『子連れ狼』は面白すぎる。
 それから通販をちょろちょろっと処理して、図書館で本を借りた。古代マヤ文明に興味があったので、そこら辺を何冊か借りて帰った。その後、ビデオを作って、ジャンプを読んで感想を書いた。間に夕食を食べた。納豆カップラーメンだった。感想を書き終わって、いま、11時半。本当は夕方6時までに感想を書き終わり、もう一本書き物をした後にゆっくりとゲームをしようと思っていたのに。全然ダメだ。

銀行印にイモ判は使えないらしい。

2004年2月1日
カレーなし

 起きてから、昨日撮った映画「首都消滅」を布団の中で見た。まあ、そこそこ。期待していたほど面白くなかったが、及第点は十分越していた。

 終わった頃、お腹が空いていたので豚キムチ(豚無し)を作った。キャベツとキムチを一緒に炒めただけの料理だが、キムチの水気が多すぎて、なんだかぐちゃぐちゃした食べ物になった。ザーサイみたいだ。あんまり美味しくなかった。
 食べながら、やはり昨日撮ったビデオ「迷宮」を見た。あらすじはすごく心惹かれるもので、「血を吸う宇宙」のような隠れた名作かと期待していたが、単なるエロ映画で残念だった。

 日中はいろいろ書いてた。

 夕食に袋ラーメンの味噌を作って、朝の豚キムチ(豚無し)の残りを入れて食べた。どうかと思った。

 「発狂する唇」が見たい。近くのレンタル店には置いてなかった。仕方ないから新宿TSUTAYAの会員になろうと思う。





 自分メモ:日記を書いていて思い出したのだけど、学生の頃、夏の八甲田山に行って「八甲田山」のリメイクをしようと思ったことがあった。


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