架神のカレー日記03.8後半
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2003年8月31日
カレーなし

 朝、遅目に起きたにも関わらず、朝から呑気にラーメンを作って食べていたら、仕事に遅刻しそうになった。紳士なのに朝から走ってしまった。

 仕事はだるかった。今日働いたら半月程遊んで暮らすというのに、それにも関わらず非常にだるかった。

 夕食はうどんを作って食べた。関西風のうどんだしが作りたかったので、ネットで調べて作ってみたが、単に味の薄い関東風うどんだしになってしまった。実家に帰った際に母に教えてもらおうと思う。

 メタリカ君がハァハァ言ってるので、どの2次元キャラクターに欲情しているのかと思ったら、昨日作ったチャーハンにあたって苦しんでいたらしい。夏は物が腐るという噂がある。気をつけたい。

 明日がライブだというのに、まったく何の緊張感も無い。手の込んだライブをすると準備が忙しくてげっそりするが、何も手の込んだことをしないライブは逆に何もする気がおきずに、おかしな焦燥感に駆られる。

2003年8月30日
夜:初イエローカリー

 今日も朝食にナポリタンを食べた。お腹が減っていたのでたくさん作った。多すぎて、食べても食べてもなくならなくてびっくりした。まあ、たまにはいい。もちろん全部食べきったが、1時間ほど掛かった。

 昼間は何となく、もらったゲームをしていた。AD&Dは、楽しそうだったが、いかんせん操作系統が複雑で、回復アイテムを使うまでに20分も掛かってやる気をなくした。歳を取ると、こういうことが耐えられない。

 あとは文章を書いたりしていた。夕食はカレーコールスローお味噌汁を食べた。

2003年8月29日
カレーなし

 朝食にたっぷりのナポリタンを作り、ビデオに撮っておいた一昨日の「銀河英雄伝説」を見ながら食べた。

 今日は新宿で宅さんレコーディングをすることになっていたが、エンジニアはバンドのメンバー二人が担当するため、いかんせん私には仕事がない。仕方がないので買出ししたり、謝礼金のため銀行で新札に変えたり、そんな雑事をこなしていた。

 レコーディングの後、カフェアヤ肉そば玉子入り(280円)を食べて、ゲーセンで少し遊んで、学生寮に立ち寄った。そこで、頼んでいたアレをアレしてもらった。ありがとう。アレは良いものだ。

 明日は仕事がないらしい。明日仕事がないということは、明後日も仕事が無いのだろう。9月は前半丸々田舎に帰ってしまうので、来月は経済的に厳しくなりそうだ。そのことを考え、8月中は少し多めに働いておきたかったのだが、なかなか上手くはいかないものだ。田舎には骨休めだけに帰るつもりだったが、何かカネになることをした方がよいかもしれない。

 しかし、自分で言っといて何だが、私などが骨休めなどというのは、多くの社会人にとって侮辱でしかない気がする。信じられない話かもしれないが、私はこれでも疲れている。週に4日も働いていれば、ガタも出てくる。

2003年8月28日
カレーなし

 今日も手抜きで。

 朝、寝過ごしたので朝食を作る暇もなく、駅前のうどん屋でうどんを食べた。乾燥わかめを持参したため、100円かけうどんわかめうどんになった。

 渋谷スタジオの後、新宿へ行き、宅さんのライブを見た。宅さんは、日常と違い、ステージではとてもプロっぽかったが、それでも今日は調子が悪かったらしい。
 それにしても、山下総合病院というバンドはすごい。これだけ歌えて演技できる人間がよく15人も揃ったものだ。ちょっと考えられないすごさだ。

2003年8月27日
カレーなし

 忙しいので手抜きで。

 朝、昨日の残りの餃子汁を食べて、仕事へ。昼食は、持参した鰹節海苔をつけたご飯に、買ってきたアジフライ(100円)を乗せて食べた。帰って、残りの餃子汁を平らげた。

2003年8月26日
カレーなし

最近、暑さで目が覚めるので、もう目覚ましをセットしなくても起きれるだろうと思い油断していたら、昼頃に起きてしまった。今日は涼しかったらしい。

朝食(といっても3時過ぎだが)に、残りの餃子と、キャベツナスを炒めてご飯と一緒に食べた。白米が美味しかった。

その後は、適当にネットサーフィンとかしていた。ジャンプを買って、感想も幾らか書いた。「テニスの王子様」が面白すぎて、笑い転げてしまった。2ちゃんでもやはり話題になっていた。この漫画はどんどんすごいことになっている。一部からは「アストロ球団を超えた!」などといわれていた。

夕食は、なめこ茄子味噌汁に朝の残りの餃子を入れて食べてみた(命名「餃子汁」)。ワンタンのようで、何の問題もなく美味しかった。

昨日、メタリカ君と話していて聞いたのだが、最近、ハーフの方々が自分達のことを「ダブル」と呼ぶようにする運動があるらしい。いわく、ハーフには「半分」というネガティブな意味があり、半分ではなく2つの文化を受け継いでいるという意味でダブルという言葉を選ぶらしい。

しかし、運動をする本人たちの思惑はともかく、一般的なイメージとしてはどうなのだろうか。ハーフという言葉は、客観的にはネガティブなイメージを含んでいないような気がする。字義的に「半分」という意味合いがあることは確かだが、少なくとも日本において、ハーフが半分と直結し、ネガティブなイメージに至ることは無いように思われる。むしろハーフという言葉は「何となくカッコイイ」というイメージと直結していると思う。もちろん、それ自体はポジティブなイメージであっても、逆差別に繋がる可能性はあるため、単純に「ハーフが良い」とは言えないのだが。

問題はそこよりも、むしろ「ダブル」という言葉にある気がする。少なくとも、私にはそう思われる。私の中では、ハーフという言葉はどちらかというとポジティブなイメージを持つが、一方でダブルという言葉には明かにネガティブなイメージを持っている。それは、決してダブルという言葉自体の字義的な問題ではないのだが、私の中のイメージの連鎖から、ネガティブなものとなっている。
具体的に言えば、ダブルという言葉は、いわゆるドッペルゲンガーを指すことがある(独:ドッペルゲンガー、英:ダブル)。まず、ドッペルゲンガーという言葉自体が不吉なものだし、さらに、ドッペルゲンガー現象とは、精神医学用語ではオートスコピー(自己像幻視)といい、分裂病などにおいて見られる一症例である。私は、ダブルという言葉を聞くと、ここまでのイメージが連鎖的に浮かんでしまうため、どうしてもダブルという言葉自体を肯定的に受け取ることができない。

字義的な問題はともかく、ダブルという言葉にネガティブなイメージを持つ人は私だけではないだろうと思い、いろいろなページを見たところ、やはりハーフの方の中でも「ダブルよりもハーフと呼ばれる方が良い」という人がいた。まあ、当然のことだ。どのようなストリームの中にあっても、何か一つの意見に全ての人間の意思が統一されるなど、有り得るはずがない。
しかし、こうなると困るのが第三者だ。本人たちの間で意見が分かれているというのに、第三者は一体何と呼べば良いのか。打算的に考えるなら、ダブルと呼ばれたがっている人をハーフと呼ぶと怒るかもしれないが、ハーフと呼ばれたがっている人をダブルと呼んでも当事者はこちらに悪意は感じないはずだから、とりあえずダブルを選択しておけば間違いはない気がする。しかし、先に述べたように、私はダブルに対して肯定的なイメージをさっぱり持つことが出来ないので、督促されない限りは、なかなか口に出来ない気がする。

2003年8月25日
カレーなし

朝食に、またギョウザキャベツナスバターで炒めて、それを味噌ラーメンに入れて食べた。今日は久しぶりに暑い日で、部屋の中も蒸し風呂のようだった。しかし、毎日が一人がまん大会の私は、このような状況下にあっても平気でラーメンを食べることができる。むしろ、何かを試されているかのようで、意味の分からないやる気や負けん気が出てくる。

朝食を食べながら、昨日の件の口述試験のレジュメのようなものを読んでいた。なんで学生じゃない私が、朝食に味噌バターラーメンを食べながら社会学を理解しなければならないのかと、一抹の疑問を感じないでもなかった。
しかし、いかに頭の回転の遅い私であっても、さすがに要点をメモにとりながら3度も読み返せば、ある程度は理解できた。少なくとも質問ができる程度には。そして、思った。大学院行かなくて本当に良かった、と。私はやはり根源的には学問も好きじゃないらしい。学問は楽しいけれど、本気でやると疲れる。

あとは日中は主にゲームしていた。呑気な感じだった。「ギレンの野望」は悪いゲームではないのだろうが、シミュレーションらしく覚えることがたくさんあって疲れた。少しやっていたら眠たくなったので、カルドセプトに切り替えてしまった。

夜はゲームをしながら、チキンラーメンを食べた。

2003年8月24日
夜:カレー屋でマトンカレー

朝食におにぎりを食べて、仕事へ行った。

昼も持参したおにぎりを食べた。

仕事から帰った後、宅さんの家に次のレコーディング用にデモの入ったMDを渡しに行く。電車代が勿体無いので自転車で行った。所詮、地下鉄で3駅の距離。たいしたことはないだろうと思ったが、片道40分も掛かった。時間もだが、川を二つも挟んでいるため、坂道が多く辛かった。160円と40分+体力のトレードオフは微妙なところだ。

宅さんにMDと、バイマクルーをお裾分けした後、近くのインドカレー屋に行き、カレーを食べた。ナンがとても大きかった。

10時ごろに宅さんの家を辞し、家に帰った。
家でへらへらしていると、バンドメンバーであり、友人でもあるメタリカ君が、大学院入試の口述試験用に作った叩き台を送ってきて、質問やら指摘やらして下さい、といってきた。ずいぶん軽軽しく言ってくるので、その程度の気軽なものかと思って見てみると、これが非常に難解でさっぱりと理解できない。質問しようにも、何を質問していいのか分からない、どこが分からないのかではなく、全部分からない。こんなものを軽軽しく突き付けてくるとは、彼は私を過大評価しているのか、それとも私の知的レベルが彼の周囲の人々より大きく劣っているのだろうか。
いい加減眠くなってきた私の頭では、この難解な課題にそれ以上向き合うことができなかったので、明日に回して寝た。

2003年8月23日
カレーなし

適当に朝食を食べて、仕事へ行った。

帰りにスーパーでギョウザ(16個入り130円)とトマト玉子を購入した。

夜は、味噌ラーメンにバターで炒めたキャベツギョウザ目玉焼きを2つ入れ、それらを食べながらを呑んだ。
目玉焼きを二つも入れたのは、自転車で帰宅する途中、玉子が2つ割れてしまい、早急に使用しなければならなかったためだ。

2003年8月22日
夜:初イエローカリー

今日は朝9時までに職場に来いと言われた。
普段10時出社のところが、9時である。
私は、自分で言うのも何だが、早起きが大変に苦手だ。いつもより1時間早く起きるなど出来るわけが無い。困った。

というわけで、6時半に起きることが不可能だと知った私は、朝5時に起きることにした。6時半に起きるのは「早起き」なので不可能だが、5時に起きるのは「生活時間のシフト」なので可能だ。他人には理解できないかもしれないが、私の中ではそうなっている。単に「早起き」するのが嫌いなのかもしれない。

9時「までに」来いと言われていたわけだから、当初私は7時半に行ってやろうと考えていた。7時半に行けば2時半には家に帰れる。私は何か逆境に立たされたときは、常にそれを逆手にとって利用しようと考える。この場合では、早く来い、と言われたのだから、相手方が意図する以上に早く職場へ着き、さっさと帰ってやろうと考えたわけだが、起きてから愚図愚図と支度をしていたら、結局着いたのは朝8時半で、何とも中途半端な時間となってしまった。

仕事の後、図書館へ寄り「姑獲鳥の夏」を借りた。「悪魔大辞典」は1/3ほど読んで返却した。「悪魔大辞典」は各悪魔のエピソードが挿絵付きで短くまとめられた、大変楽しい本だが、いかんせん様々な宗教のごった煮であり、短くまとめられた紹介文の中にその宗教特有の世界観や、覚えにくい固有名詞が頻出し、また何といっても神話というのは本来理解に苦しむ荒唐無稽なものなので、それらを何とか理解しながら読んでいくのはなかなか疲れる。しかし、この本によって、様々なインスピレーションを喚起したのも確かで、次は田舎に帰る際にもう一度借りて、新幹線の中で読もうと思う。

夕食は、買ってきたキャベツコールスロードレッシングキャベツの千切りサラダカレーを食べた。コールスロードレッシングは期待していた以上に美味しかった。

夕食を食べながら、キン肉マンを見ていたが、そういえば吉野家の歴史を知らないことに気付いた。なので、さっそくネットで調べてみる。吉野家HPの沿革によると吉野家の歴史は私の想像以上に古く、1899年から続いているらしい。歴史があるといっても、せいぜい50年程度かと思っていたが、まさか100年以上も続いているとは思わなかった。ちなみに、早稲田大学が創立されたのは1882年。1899年には清国の留学生が入学したらしい。早稲田に初の留学生が入学した頃、吉野家は生まれたのだ。

また、キン肉マンの中で、アフリカに遠征したキン肉マンが現地の牛丼屋のような場所で、お勘定に巨大な石のお金を以って支払おうとしていたが、ゆでたまごか、もしくはアニメスタッフは、現地人原始人を混同していたようだ。言うまでもないことだが、アフリカの奥地に住む現地人の方々は原始人ではなく、我々と同じ同時代人である。
未開社会は文明社会に至る前段階であるという思考は、19世紀末の人類学で提起された見解であるが、当然これにはダーウィンの進化論的世界観が下敷きとなっており、文化進化主義と言われている。つまり、アフリカの奥地に住む人たちは時間が経てば、いずれは自分たちと同じような文化を持つだろう、という今から考えれば信じられないような自文化中心主義を当時の学者たちは真剣に語っていたわけだ。しかし、それすらも、当時においては非常に開明的で進歩的な考え方だった。当時の人類学者たちは、たとえ「原始人」としてでも、現地人を「人間」と考えたからである。当時の人々は、現地人を自分たちと同じ人間と考えていいのかどうか、それすら決めかねていたからだ。
ちなみに、この見解はレヴィ=ストロース自文化の相対化を謳うことにより文化相対主義へと繋がり、現代では、多くの人は現地民も我々と同じ同時代人だと考えている・・・・・・と、思う。

なお、巨大な石のお金は現在でも、ミクロネシア・ヤップ島では使用されているという。無論、これで野菜を買ったりはしないが、嫁入りのときなどに使われるらしい。

2003年8月21日
カレーなし

納豆を食べて、仕事に行った。仕事は、どうも朝9時に来なければいけなかったらしいが、そんな話は聞いていないので、いつも通り10時に行った。私は何も悪くないし、別に誰からも責められなかったが、上司は困っていた。まあ、私のせいじゃないから、別にいいや。

仕事の後、海上姉妹が目黒の鹿鳴館というところでライブをするというので見に行った。7時からと聞いてて、7時10分に着いたのだが、着いた途端に終わってしまった。予定よりも少し早く始まったらしい。扉を開けたら丁度幕が閉まるところで、230円も払って遠路はるばる目黒まで来たというのに、何ということだ。

綾瀬に帰って、駅前のうどん屋100円かけうどんを食べた。吝嗇家の私が1週間と空けずしてまたここで外食をしたのは、その単価の低さばかりでなく、うどんのだし関西風だからだろう。東京に来たばかりの頃は、関東風のだしに対して「こんな醤油漬けうどん食えない」と酷評していたが、2年も経つ頃にはすっかり関東風のだしにも慣れてしまい、家でうどんや蕎麦を作るときも、専ら関東風だ。というか、関西風のだしの作り方が分からない。今度帰省した際に母から教えてもらおうと思う。

ちなみに余談ではあるが、私が「関東風のだしなんて醤油を薄くしただけじゃないですか。関西風じゃないと食べれません」と言ったため、今でも早稲田大学文学部カフェテリアには、関西風うどん・そばしかない。


最近、グーフィーとプルートが気になる。どちらも同じくディズニーのキャラクターであるが、方や人語を解しニ足歩行を成しているのに対し、一方は愛玩動物のままである。この違いはどこに起因するのか、両者の立場を分かつものは何か、そんなことが気になり調べてみたところ、やはり私と同じ疑問を持った人は多く、そして「ディズニーも深く考えてなかったんじゃないのか」という答えが多く見られた。
なお、この件に関しては、ディズニーの日本語版オフィシャルサイトでも言及されており、そこのプルートに関するページには

おなじように犬がモデルのグーフィーとプルートですが、グ ーフィーはミッキーの友人であるのにたいして、ペットであるプルートは言葉がはなせません。そのかわり、どのキャ ラクターよりもゆたかな表情と全身のうごきで、いろいろな気持ちを伝えてくれます。プルートのいちばんの魅力はそこにあるのかも?

と、非常に苦しいコメントを以って応じている。とまれ、ディズニー本部もこのグーフィーとプルートというシニカルな対比には違和感を感じていたのだろう。また、他のページを見ていると、同じくこの問題にふれたページで以下のような大変アイロニカルな画像を発見した。



2003年8月20日
夜:初イエローカリー

朝、というか、昼頃起きてカレーを食べて、バンドの練習のため渋谷へ行った。
練習の後、メンバーとじゃんけんすごろく試作品1号をテストプレイしてみた。
最もシステムを知り尽くしているはずの私が、何故かボコボコに負けた。納得いかない。

じゃんけんすごろくは、このアイデアを思いついたとき、「これはいける!」と思ったが、Googleあたりで検索してみると、意外とぽこぽこと出てきて、しかもそれを使ったゲームまであった。しかし、幸いなことに(?)まだ確率と駆け引きを極めたゲームはないようだ。たぶん。

家に帰っても、いろいろと考えていたが、うまくいかない。完璧なMAPは、無いのではなく作れないのかもしれない。

夕食はラーメンを作って食べようと思う。あと、いい加減テレビ朝日のアンケートに答えなければいけないと思う。

2003年8月19日
カレーなし

 昨日の残りの麻婆豆腐を食べて仕事へ行った。

 仕事中に、お弁当でやっぱり麻婆豆腐を食べた。

 今日は何故か上司の奢りで飲み会が開かれることになり、仕事の後、皆で飲みに行った。この会社ではよくあることだが、飲み会の席では必ず一人はエロゲーの話をする。今回は私の隣の人がそういう人で、とても熱く語っていた。
 面白かったので、私はその人を適当に煽っていたが、そのうち周りの人まで巻き込み、「エロゲーをするか?ロボコップになるか?」という、とてもくだらないくせに難解な論題になってしまったので、私は無責任にもその場を放棄し、別の席へと逃れた。
私も終盤は酔っていたので、「アイドルは可愛くないんじゃない。めがねをかけていないだけだ!」などと強弁していた気がする。


2003年8月18日
カレーなし

 朝、5時ごろに起きて、ゲームしたりしていた。朝食は納豆ご飯を食べた。

 日中はゲームしたり、うとうとしたりしていた。

 夜は麻婆豆腐を作って食べた。

2003年8月17日
カレーなし

 今日は「みっくすJUICE」を見るために(そのためだけに)、夏コミへ行くつもりだったが、案の定寝過ごし、急いで家を出た。

 それから、細かく話せば長くなるが、完結に言うと「ゆりかもめ」「東京モノレール」を混同していた私は、大変な時間的・経済的ロスの末、ビッグサイトへ辿り着き、それから、更に「みっくすJUICE」のステージ場所が分からず、ビッグサイト中をさまよい歩き、ようやく見つけた頃にはほとんどステージは終わっていた。
 それでも、幾らかはステージも見れたし、歌も一曲聴けたので、BADではあったがWARSTではないだろう。歌の最中は、周りのファンの方々の熱気が凄まじく、「みっくすJUICE」が壇上から放つオーラよりも、それらの方々の熱気にむしろ圧倒された。しかし、こんなにエネルギー溢れる人々から応援してもらえるとは、アイドルという職業も思っていたより楽しいものなのかもしれない。森永さんは髪が茶色になっていた。

 それから、30分並んで都営バスに乗り、そのまま30分バスの中で突っ立って、東京駅へ帰った。バスの中で運転手が落とした100円玉は、目立たぬようこっそり拾っておいた。

 東京駅から大手町まで歩き、そこから千代田線綾瀬へ帰る。綾瀬駅前のうどん屋100円かけうどんを食べた後(意外と美味しかった)、ゲーセンで少し遊んで、スーパーで食料品を買い、図書館へ。「姑獲鳥の夏」を取り寄せてもらい、「悪魔辞典」という本を借りた。「悪魔辞典」は、新紀元社から出ている本で、神話・伝承の悪魔から、「レメゲトン」「神曲」といった創作や文学、さらにはクトゥルフ神話やデビルマンの悪魔まで、様々な悪魔が渾然と盛りこまれている。無論、これらの内容に学術的資料価値としての信憑性を期待することはできないが、しかし私は学者ではないし、逆に好事家が愉しむ分には十分にエンターティメントなものだ。

 今日は、睡眠不足、栄養不足の上、電車を間違え、ビッグサイト中をうろつきまわり、雨の中30分待ってバスに乗り、さらに30分間バスの中で突っ立って綾瀬へ戻ってきたわけで、体力のない私には十分に大変な一日だった。というわけで、布団に転がって悪魔辞典を読んでいたらうとうととし始め、テレビで「こち亀」を見ていた頃までは覚えているが、その後は寝てしまったらしい。

2003年8月16日
カレーなし

 何故か朝食を食べる気になれなかったので、コメだけ持って仕事へ行き、またオリジン弁当でお惣菜を買って食べた。外食の魔力に囚われてしまったようだ。よろしくない。

 仕事へ行く途中、ボードゲームのアイデアが閃いた。簡単に作れそうだし、そこそこ遊べるものになりそうだが、しかし爆発的に売れそうなものでもない。微妙だ。でも、そのうち作って細々と販売しようと思う。

 仕事の後、新宿に立ち寄り、ゲーセンで少しだけ遊んだ。エスプレイドは遂にガラ婦人を最終形態まで追い込んだが、そこで死んだ。もう少しだ。

 帰って明太子スパを食べながらテレビなど見ていた。「スリー・キングス」はあまりに退屈だったので途中でやめた。明日は夏コミに行くので、早く寝るつもりだったが、ゲームなどしていたら5時になってしまった。

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