2003年5月31日
カレーなし
昨日はそれなりに酔っていたため、帰ってすぐに寝た。なので、起きてまずお風呂に入る。傷口を水にぬらさないように、ゴム手袋の上から小さなタオルで固め、さらにその上からビニール袋をかぶせて入っている。これだけやっていれば、流石に直接ぬれることはないのだが、当然ながらゴム手袋の中では相当の汗が流れている。これはこれで大丈夫なのだろうか。
朝食は昨日頂いた肉じゃがを食べた。かなりの量があったので、半分でやめて、残りは夕食に頂くことにした。
仕事は今日もとても眠かった。今日仕事中に思ったのは、射手座のことだ。
昔の人はいったいどういう発想をしていたのだろう。弓矢の部分は分かる。髪がなびいているのも良しとしよう。だが、この星の形からどうやって「上半身が人間で、下半身が馬の生き物」の姿を当てはめようと思い立ったのだろうか。
ギリシャ人A「う〜ん、ここの先端の部分は絶対弓矢なんだけどなー。なんか人にしてはいびつな形だよな〜。」
ギリシャ人B「ヘラクレスのときみたいに逆さまにしてみてはどうかなあ」
ギリシャ人A「いやぁ、逆さまも上手くいかないねえ。それに同じネタはやばいよ。ひねりがない」
ギリシャ人B「いっそのこと、下半身を馬に見たてるってのはどうかな?なぁに、理由は幾らでも後付けが効くさ」
そんな会話があったのだろうか。星を見ていると様々なファンタジーが心を豊かにしてくれる。
※ちなみに、ケンタウロスは北方の騎馬民族に襲われたギリシア人が恐怖心から人馬一体の怪物と見なした説が一般的です。おそらく星座以前からケンタウロスは存在していたのでしょう。
家に帰って、残りの肉じゃが(牛肉がたくさん入っていて幸せになりました。本当にありがとうございます)を食べながらテレビを見ていた。「USO!ジャパン」「たけしのこんなはずでは」と、ケーブルで「遊幽白書」「カップラーメンの誕生の秘密」「アメフト」「プライド」をやっていて、どれを見ようかとても迷ったが、結局(一般的には最もくだらない選択肢であろう)「USO!ジャパン」を見てしまった。だめだ、こういう子供だましのオカルト番組が好きで好きで仕方がない。
今日の「USO!ジャパン」はアイヒマン実験の実際の映像が見れたのでちょっと有意義だった。知識としては知っていても実際の映像に触れられるというのは、また意義深い。それにしてもこの日記はアイヒマン実験に触れる機会がやたらと多い気がする。もう3度目だ。
残念だったのは、今日の「USO!ジャパン」の見出しである「謎の巨大生物… 火を噴く竜発見」が見逃したことだ。これを見たいばかりに最後まで見ていたのに、本当に残念だ。火を吹く動物といえば、『秘密の動物誌』に出てきたピロファグス・カタラナエという、いつも口から火を吹いていて、それでいつも口を火傷している間抜けな大トカゲが印象深いが、今日の「USO!ジャパン」が、その系統のネタなのか(もしくは『秘密の動物誌』そのままなのか)、それともまた全然違うネタなのか、今でも気になる。
ちなみに『秘密の動物誌』はとても素晴らしい芸術上の試みで、尊敬するに足る作品だと思う。興味を持たれた方は何も考えずに図書館などで借りてみて欲しい。その際、ネットなどで事前に情報を収集しないことが肝要だ。この書がどう素晴らしいのか。私も思う存分熱弁を奮いたいところだが、それをすることはこの書の価値を下げることになってしまう。歯がゆいことだ。
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