架神のカレー日記03.5後半
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2003年5月31日
カレーなし

 昨日はそれなりに酔っていたため、帰ってすぐに寝た。なので、起きてまずお風呂に入る。傷口を水にぬらさないように、ゴム手袋の上から小さなタオルで固め、さらにその上からビニール袋をかぶせて入っている。これだけやっていれば、流石に直接ぬれることはないのだが、当然ながらゴム手袋の中では相当の汗が流れている。これはこれで大丈夫なのだろうか。

 朝食は昨日頂いた肉じゃがを食べた。かなりの量があったので、半分でやめて、残りは夕食に頂くことにした。

 仕事は今日もとても眠かった。今日仕事中に思ったのは、射手座のことだ。



 昔の人はいったいどういう発想をしていたのだろう。弓矢の部分は分かる。髪がなびいているのも良しとしよう。だが、この星の形からどうやって「上半身が人間で、下半身が馬の生き物」の姿を当てはめようと思い立ったのだろうか。
 
ギリシャ人A「う〜ん、ここの先端の部分は絶対弓矢なんだけどなー。なんか人にしてはいびつな形だよな〜。」
ギリシャ人B「ヘラクレスのときみたいに逆さまにしてみてはどうかなあ」
ギリシャ人A「いやぁ、逆さまも上手くいかないねえ。それに同じネタはやばいよ。ひねりがない」
ギリシャ人B「いっそのこと、下半身を馬に見たてるってのはどうかな?なぁに、理由は幾らでも後付けが効くさ」

 そんな会話があったのだろうか。星を見ていると様々なファンタジーが心を豊かにしてくれる。

 ※ちなみに、ケンタウロスは北方の騎馬民族に襲われたギリシア人が恐怖心から人馬一体の怪物と見なした説が一般的です。おそらく星座以前からケンタウロスは存在していたのでしょう。

 家に帰って、残りの肉じゃが牛肉がたくさん入っていて幸せになりました。本当にありがとうございます)を食べながらテレビを見ていた。「USO!ジャパン」「たけしのこんなはずでは」と、ケーブルで「遊幽白書」「カップラーメンの誕生の秘密」「アメフト」「プライド」をやっていて、どれを見ようかとても迷ったが、結局(一般的には最もくだらない選択肢であろう)「USO!ジャパン」を見てしまった。だめだ、こういう子供だましのオカルト番組が好きで好きで仕方がない。
 今日の「USO!ジャパン」はアイヒマン実験の実際の映像が見れたのでちょっと有意義だった。知識としては知っていても実際の映像に触れられるというのは、また意義深い。それにしてもこの日記はアイヒマン実験に触れる機会がやたらと多い気がする。もう3度目だ。
 残念だったのは、今日の「USO!ジャパン」の見出しである「謎の巨大生物… 火を噴く竜発見」が見逃したことだ。これを見たいばかりに最後まで見ていたのに、本当に残念だ。火を吹く動物といえば、『秘密の動物誌』に出てきたピロファグス・カタラナエという、いつも口から火を吹いていて、それでいつも口を火傷している間抜けな大トカゲが印象深いが、今日の「USO!ジャパン」が、その系統のネタなのか(もしくは『秘密の動物誌』そのままなのか)、それともまた全然違うネタなのか、今でも気になる。

 ちなみに『秘密の動物誌』はとても素晴らしい芸術上の試みで、尊敬するに足る作品だと思う。興味を持たれた方は何も考えずに図書館などで借りてみて欲しい。その際、ネットなどで事前に情報を収集しないことが肝要だ。この書がどう素晴らしいのか。私も思う存分熱弁を奮いたいところだが、それをすることはこの書の価値を下げることになってしまう。歯がゆいことだ。

2003年5月30日
朝:激辛ビーフカレー

 昨日に続き、朝はレトルトのカレーを食べる。このカレーは激辛と謳ってはいるが、所詮レトルトの激辛など、LEEの30倍を除いてたいしたものではない。思った通り、このカレーも適度な辛さだった。

 今日も病院に寄ってから仕事へ行く。ケガをしてからというもの、薬を飲まなければならないので、昼食を取っているが(大変悔しいことにオリジンで弁当を買っている)、やはり昼を食べると午後がとても眠い。ウトウトしていたら上司から「落ちないで下さい」と叱られた。

 仕事の後、白鳥さんお弁当を作って来てくれるということで高田馬場まで食べに行く。お手製のオムライスを道端に座ってはぐはぐと食べた。とても美味しかったです。ありがとうございます。明日の分にと、肉じゃがまで持たせてくれた。なんて良い人なんだろう。

 その後、会社の飲み会へ。白鳥さんのオムライスで必要なだけのカロリーは摂ったわけだし、この飲み会に参加する必要性は全くない。だが、栄養面うんぬんは置いておいて、私にも人並みに社交性というものがある。ここは今後の就労関係なども考え、顔を出しておくべきだろう。参加費も1000円だし(えらい人がたくさん出してくれるらしい)。

 飲み会は遅れていったこともあり、会話に参加しづらい雰囲気だった。場は大きく2つのグループに分かれており、大きなグループと小さなグループだった。大きなグループはいちばんえらい人を中心に仕事上の軽いジョークを交えつつ、社会人らしい呑み方をしていた。私はこちらに加わっていたわけだが、一人しらふなこともあり、なかなか場に溶け込めなかった。一方、後ろの小さなグループでは熱く「機動武闘伝Gガンダム」について論議がなされており、私はややもすると「超級覇王電影弾サイコーっすよね!」と彼らに混じりそうになったが、ここでそちらに脱落するのは己の社交スキルの軟弱ぶりを露呈するようなものだ。何とか踏みとどまった。

 結局、私は大きなグループの中で、一人黙々と料理を食べながら日本酒を呑んでいた。医者からあまり呑むなと言われていたこともあり、そもそも彼らのように気持ち良く酔っ払うことは出来ない。前後不覚なまでに酔ってしまえばケガの二次災害も予想されるからだ。結局、お銚子を2本ほど空けたところで自粛した。
 それにしても女の子は恐ろしい。最近入った女の子が二人上司の間に座っていたのだが、自分は決して飲まないくせに両隣の上司に勧めまくっていた。上司の一人は途中で完全に潰れていたようだ。酒を注ぐ女の子はフラワーを取ったマリオのようなものだ。強い。

2003年5月29日
朝:マースカレー

 さて、こまった。朝ごはんは何を食べればいいのだろう。基本的にこのケガでも可能な料理スキルは「鍋に水を入れる」「湯を沸かす」「鍋に物を入れる」「箸でかき混ぜる」「ものを(適当に)洗う」「米を炊く」といったところか。まあ、これだけでも朝食を摂る分にはさほど問題は無いだろう。一週間もすれば糸も抜けるだろうし。

 というわけで朝食は一昨日貰ったレトルトのカレーを温めて食べた。「オリエンタルマースカレー」という奇妙な名前に奇妙な説明がついた奇妙なパッケージだったので、どんな味かとドキドキしながら食べたが、案外普通に美味しかった。あまりこれといって特筆すべきことはなかったが、どうも調べた限りでは「伝説のカレー」扱いされていたりして(でも通販では簡単に買える)、何気に大層なものだったようだ。

 出勤前に医者に立ち寄る。簡単に傷口を消毒して5分くらいで終了。「一日置きでいいよ」と言われたが、保険の関係で毎日来ることにしてもらった。世の中、本当に無駄が多い。

 仕事。傷については「客と乱闘してケガしました。僕はパンクですからね」と言うと、みな普通に信じていたようだ。

 最近、電車の2時間の通勤時間中、大体1時間45分は寝ている。別に疲れているわけでもないし睡眠もしっかりとっているのに不思議だなあ。

 夕食は寿司を買ってきて食べた。220円。どう考えても赤字だろう。私のような人間が割引券を大量入手して大変だ。心から同情する。

 巨大ゴキブリ。(←写真とかはないです。安心して見れます)

 大変危険な発言であることは十も承知であるが、あえて言いたい。私はタイ人を同じ人間だと認めたくはない、と。ユダヤ人を根絶やしにしようとしたヒトラーの気持ちが痛いほど分かった。決して認めることができない異文化というものは確かに存在する。日々偉そうに文化相対主義を謳っている自分さえも、生理的嫌悪感の前にはちっぽけな理性など消し飛んでしまった。巨大ゴキブリをペットにする文化を私は許容できない。10cmですよ?10cm。あなたのパソコンモニターが17インチだとすれば、横幅の大体1/4サイズのゴキブリですよ。・・・・・・耐えられますか?

 家に帰ってゲームが出来ないと、なんだか時間が余る。

2003年5月28日
カレーなし

 休みなのに早起きして身支度。なぜ早起きかというと、昨日の治療の続きと、医療費の清算のため、また江古田まで行かなければならないからだ。治療費も電車費も頭が痛い。

 病院に着いたのが10時半。ずいぶんと待たされ、やっと診療を受けたのが12時。しかも診療時間10分。これだから病院はイヤだ。しかも、昨日の治療費は7000円。はぁ・・・まあ、保険で大方は相殺できるからいいんだけどね・・・。

 せっかく江古田まで来たので、このまま帰るのも勿体無い。すぐ近くの日本大学芸術学部にお邪魔することにする。まずは学生食堂でランチ。基本的にケガをしたときはを食べなければならない。「ファイナルファイト」でも「天地を食らう2」でも、肉を食えば回復する。ナイフで刺されようが、火だるまにされようが、肉を食えば傷は癒える。人体とはそういうものだ。
 なので、私はBランチを頼むことにした。揚げだし豆腐と野菜炒めのセット390円。これはリーズナブルだ。が、実際頼むと、揚げだし豆腐しか出てこない。私は焦って「おばちゃん、野菜炒めは?」と聞いてみた。すると信じられない答えが返ってきた。「野菜炒め、もう無くなったよー」と。・・・あ、ありえない。野菜炒めなくなったから、揚げだし豆腐だけで商売しようとするのか・・・。なんて胆の据わった食堂だ。いくら学生食堂だからって、そんな士族商売が許されるのか・・・。
 結局私はCランチを食べた。鳥の味噌焼き、410円。美味しかったけど、値段考えると普通だ。早稲田の文カフェの方がやっぱり好き。

 せっかく日大まで来たのだから、学生食堂だけ利用して帰るというのも勿体無い。時間も空いていることだし、授業にでも参加していこうかと思い立つ。私立大学の年間授業料を単純にコマ数で割ると1コマあたり5000円弱だという。うむ、これで電車代くらいは浮いた気分になれるだろう。
 しかし、部外者である私に日大のことが分かるはずがない。間違ってゼミになど侵入したら流石にバレバレである。部外者が侵入してもバレないような大教室にもぐる必要がある。私は中庭でのんびりとしている学生に話し掛けた。
 
「適当に授業にもぐりたいんですけど、うってつけの大きい教室無いですかね?」
学生「ああ、それなら視聴覚室が良いですよ」

 うむ、即答か。日大の学生は良い学生だ。

 私が参加した授業はコマーシャルに関する授業で、あまりたいした内容ではなかったが、久しぶりに学生気分が味わえてちょっと楽しかった。あとで教授に質問に行き、ちょっと疑問だったことが聞けた。競合する商品を扱う広告主(企業)から、同時に依頼を受けた広告会社(広告戦略提案会社)は内部にまったく違う2種類のプロダクトチームを作り、お互いの情報を完全にシャットアウトし、あとは各々全力を尽くすらしい。なるほど。しかし、どちらの会社からも「業界シェアを60%にしたい」と依頼された場合は、どうなるのだろう。2つのプロダクトチームの実力が互角ならばシェアは50%で分かたれ、どちらの要望にも応えられないのではないだろうか・・・。それで文句言われたらショックだろうなあ。

 あとは家に帰ってうどんを作って食べた。怪我をしていても大概のことはできる。も不器用ながら使えるし、タイピングもスピードは格段に落ちるが一応打てる。しかし、包丁が使えない・・・。困った、これじゃロクなものが作れない。

 ちょっとダメもとで聞いてみますが、誰ぞ夕食など作って僕に振舞ってやろうなどという方はいませんかね。中野〜綾瀬くらいの間で。無論、男性の方でも構いません。心ばかりのお返しに使いかけの大根を差し上げます。

2003年5月27日
カレーなし

 今日はライブ。朝、シズクタトゥーをつけ間違える。単価にして500円の損失。うわっ、ついてない。朝から縁起の悪いスタートだ。

 果たして、ライブはいまいちだった。演奏がどうこう以前に企画自体に根本的問題があったようだ。しかし、仕方がない。ライブというものは蓋を開けてみるまではどうなるものか分からない。どんなに自信があっても失敗するときは失敗するし、反対に自信がないときに限って会心の出来だったりする。来てくれたお客さんには悪いが、こればかりは仕方がない。今回もこちらとしては学ぶべきものはあったということで長い目で見て欲しい。

 個人的にダメだったことは、途中で歌詞を忘れてしまったことだ。いや、歌詞を忘れたこと自体は別に問題ではない。パンクだから練習しない、だから歌詞がうろ覚え。これ自体は至って自然なことだ。
 問題はごにょごにょと忘れた部分を誤魔化して歌ってしまったことだ。これは恥ずかしい。パンクじゃない。歌詞を忘れた場合の正しい対処法は「その場で歌詞を作る」「1番と同じのを歌う」「『忘れた』といって歌うのを放棄」。これらだろう。いうまでもなく、最もパンク的に正しいのは3番だ。その程度のパンク魂すらなかった自分が恥ずかしい。

 あと、これは一概に悪かったともいえないのだが、怪我人が出た。パンクに暴力は付き物だ。ライブは怪我人が出て、血飛沫が飛び交うくらいで丁度いい。だから怪我人が出たこと自体は問題ではない。むしろパンク的には正しい。問題は、怪我をしたのが私だったということだ。痛かった。

 怪我に関する一連の流れはこうだ。まず、私がステージですっころんだ。そのはずみで電球が割れて、破片で右手中指を切った。ライブの後も血がどくどくと流れて止まらず、動転した私は近くの病院に行き、おそるおそる「縫ったりしなくても大丈夫ですよね、アハハ」と訊いてみたが、「いやー、ぜんぜんダメだねー。だって、ホラ、腱が見えてるよ。腱切れてなくて良かったね―」と返され、結局その場で10針も縫うことになった。オーノー、母ちゃん、パンクってマジこわいよー。まず、ライブの最後に興奮した客が鉄パイプで私に殴りかかってきた。こういうことはパンクのライブではよくあることだ。私は鉄パイプを右手で受け、客の顔面を思いきり殴り返した。その場はそれで終わったのだが(無論乱闘は続いている)、ライブ終了後、鉄パイプを受けた右手からどくどくと血が溢れ、止まらない。私は「ケッ、こんなもんほっときゃ治るぜ」と吐き捨て、そのまま酒でも呑もうかという勢いだったが、周りの皆があまりにも心配するので、嫌々ながら医者に行ってみた。すると10針も縫われた。まったく、医者ってのはやることがいちいち大仰だぜ。まあ、パンクってのはこういうことだ。

2003年5月26日
カレーなし

 昨日、大根の葉の調理法で失敗したため、今日はオーソドックスに料理してみる。油揚げを近所の八百屋で購入し、水・醤油・砂糖・日本酒で煮る。朝食は、それと大根おろしで食べた。大根おろしが辛かったので、とても食が進み、ごはんをいっぱい食べた。

 ちなみに、大根の葉が売りものにならず捨てられている、というのは飽食日本を象徴するエピソードのようだが、実はそれなりに理に適ったことらしい。何でも、農薬というものは地中の野菜に対しては地上に散布し、地上の野菜に対しては地中に散布するものらしい。ということは、つまり大根の葉は農薬まみれというわけだ。私はどうも農薬とかスカラー波とか、そういう目に見えない危険なものに対する危機感覚が無いので、そんな話を聞いても躊躇せず大根の葉を食べているわけだが、気になる人は普通に葉っぱは捨てるか、無農薬大根を買うことになるのだろう。世の中には知らなくてもいいことがたくさんある気がする。

 昼間は明日のライブに備えて衣装とか作ってた。白い布を裁断したりしなければならなかったが、部屋の中では少々狭かったので、隣の駐車場にお邪魔して、そこで切ったりしていた。時節柄、公の場所で白い布を広げることは勇気がいる。職務質問とか受けたらどうしようとビクビクしていたが、さすがにそれは考えすぎだったようだ。

 夕食は残りの大根の葉ごはんで食べようと思っていたが、困ったことにごはんが一口ほどしかなかった。2合も炊いたのに、朝ほとんど食べてしまったらしい。ちょっとショックだ。仕方ないので、一口のごはんと大根の葉、さすがにそれだけでは足りないので、カップラーメンを食べた。

 今日の昼間に裁縫しながら見ていたのだが、アニメ「風魔の小太郎」は素晴らしい。古き良き変態学園格闘アニメの雰囲気に満ちている。「魔界都市ハンター」のようだ。
 あと、「スーパーミルクチャン」はあまりに凄まじいアニメだと思った。アニメは見た目で判断していてはダメだなあ。こんな作品がまったくノーマークだったとは。

2003年5月25日
朝:レッドカリー

 朝レッドカリーを食べながらアバレンジャーを見た。あまりに先々週のインパクトが大きすぎたのか、先週、今週といまいち物足りない出来映えだった。

 仕事は詳しくは言えないが、何気に楽しかった。

 帰りに駅で大根を買った。一本120円で安かったからだ。夕食は大根を使って何か作ろうと思った。いま考えればそれは大間違いだった。大根の葉という難しい食材を使うときはちゃんと下調べをするべきだ。

 夕食はパスタを作ることにした。とりあえずパスタを茹で、大根の葉を細かく切って炒める。黒胡椒とかとかで味付けをして、すこしかじってみるが、まだクセが強すぎる。なのでを入れて蒸し焼きしてみる。若干マシになった気がする。
 適当に大根の葉を炒めたところでパスタを投入。オリーブオイルをかけ、軽く胡椒を振る。・・・・・・つもりだったが、うっかり、一瓶の半分もいれてしまった。あたかもバジリコスパゲティかのようにパスタが胡椒にまみれた。辛党の私といえど、さすがに戦慄した。
 その胡椒まみれのパスタの上に生レタス大根おろしを乗せ、上から和風ドレッシングをかけて完成。味は、辛い。とても刺激的だ。異常に刺激的だ。次に大根おろしがまた辛い。これまたとても刺激的だ。最後に大根の葉が、あれだけやったにも関わらずまだクセがあり、胡椒まみれのパスタと刺激的な大根おろしと合わさり、何とも言えない気持ち悪さになっていた。美味しく食べれるのはドレッシングの掛かったレタスだけだ。
 また、悪いことは重なるもので、今日はパスタの量が多すぎた。残すわけにはいかないので、ドレッシングで誤魔化しながら食べたが、久しぶりに時間を掛けて不味いものを作ってしまった。とても不幸せだ。

 夕食の後、口直しに羊羹日本酒をたしなみながら、アニメ「JOJOの奇妙な冒険」を見た。とても素晴らしい出来映えだった。OPBGMはたまらなくカッコイイし、心音を聴くDIOさまは素敵すぎた。「無駄無駄」も「なじむぞ〜〜」も「タンクローリーだッ!」も素晴らしかった。荒木信者の気持ちが良く分かる。ハンターもこのレベルでアニメ化して欲しいものだなあ。

2003年5月24日
カレーなし

 今日は仕事。眠くて仕方なかった。昨日のナポリタンが美味しかったので、夕食にはナスマイタケでまたナポリタンスパゲティを作って食べた。

 調理の過程でパスタが一本洗濯機の裏に落ちてしまったので、洗濯機を動かして、洗濯機の下を掃除することに。こういう普段掃除しない場所を見るときは、黒い悪魔がたくさん死んでいたりしたらどうしよう、と不安になってしまうが、往々にして何も死んだりはしていない。今回も全くの杞憂に終わった。良かった。

 映画「アポロ13」をいま見ている。見ているといっても怒首領蜂をしながらだったので、流していたといった方が正確か。そんな感じだからあんまり感動できなかった。最近、時間の使い方を間違っている気がしなくも無い。

 来週のゴールデンシアターは、また「ザ・グリード」らしい。この映画はたいして面白くも無いのに、どうしてこんなにヘビーローテーションなのだろう。1と比べて、さっぱり放映されない「トレマーズ2」でも流した方が良いと思うのだが。ちなみにgreed(グリード)とは強欲の意味。ハンターハンターのグリード・アイランドは「強欲の島」。

2003年5月23日
夜:レッドカリー

 今日は完全なお休み。何もする予定が無い。朝方近くまでゲームしていて、それから寝て起きて昼12時。昼食にはナスハムナポリタンスパゲティを作って食べた。

 その後ゲームして、夕食にレッドカリーを食べて、またゲームして終了。充実した一日だった。

2003年5月22日
カレーなし

 昨日は朝の5時くらいまでライブに関してチャットで会議していたため、起きたら昼の1時だった。今日は6時からスタジオがあるため、逆算すると4時には家を出なければならない。これから3時間の間で、朝食兼昼食身支度歌の練習、できればゲームをしなければならない。休みというのに忙しくて辟易する。

 まずは昨日の割引券寿司を買いに行く。自転車5分の寿司屋でアナゴ丼ランチセット(アナゴ丼とざるそばのセット。シャリとそばの大盛り無料)を購入。普段なら750円のところ、持ちかえり割引10%割引券500円を使うことで170円。素晴らしい。

 家でもぐもぐとお寿司を食べる。あと残り1時間半。さて、歌の練習ゲームとだが、どちらを先に行うべきか。少し考えた後、私はとりあえずゲームを選択した。怒首領蜂とかやって遊ぶ。ゲームは楽しいなあ。
 4時まであと1時間。仕方がない。もう少しゲームがしたいところだが、鉄の自制心でぐっとこらえ、少しだけ練習しよう。

 15分後。私は再び怒首領蜂で遊んでいた。良く考えたらナンセンスだ。歌の練習など意味がない。なぜパンクロッカーである私が人が決めたリズムや音程の通りに歌わなければならないのだ。そうだ。私は別にリズム感や音程がないわけではない。そう歌いたいから歌っているのだ。リズムがずれているわけでも、音が外れているわけでもない。よりフィーリングに合った歌い方をしているだけだ。そう考えれば歌の練習にどれほどの意味があろうか。百害あって一利ない。やるだけ無駄だ。この時間をゲームに費やした方がはるかに有意義なはずだ。そうだ、きっとそうに違いない。

 というわけで、結局起きてからゴハン食べてゲームしただけだった。しかし悔いはない。私は決してラクな方に流されてしまったわけではない。パンクロッカーとして当然の選択をしただけだ。ずっとゲームをしていたことを、私はむしろ誇るべきである。

 はたしてスタジオは絶好調だった。やぶれかぶれですてばちなグルーヴに溢れていた。素晴らしい、これぞまさにパンクだ。やっぱりパンクは、リズムとか音程とか気にしていたらダメだ。ギターもベースも、弦を一本切ってライブに臨むとかすればいいと思う。

 帰りに壁の穴プレーンスパゲティー(100円)を食べた。今日は自炊していないのに270円しか食費が掛かってない。素晴らしい。

2003年5月21日
カレーなし

 二日連続で寝過ごしてしまい、朝食が摂れなかった。最近金遣いが荒いのでコンビニで120円パンを買って食べてみた。とても美味しかった。

 今日の仕事はちょっと面白かった。その場の感情に流され明日も仕事をしようかと思ってしまったが、既に他の人が代役で入ってたようで入れなかった。しかしこれで良かったのかもしれない。一時の感情に踊らされうっかり労働すると結局後で後悔する。

 仕事の後はスタジオ。27日がライブなのに、いまさら新曲をやることになり、当然のことだがさっぱりできなかった。私は人よりリズム感音感も悪い上に練習をする気がないのだ。できるわけがない。これはいくらなんでも少しは家で個人練習をしなければならないだろう。家でコツコツ練習するなんてパンクじゃないなあ。
 
 帰りにゲーセンでエスプレイドをやった。今日はノーミスで5面までいけた。残機4ガラ婦人に挑戦したがやっぱり第四形態で負けた。最近第二形態が何故かかわせない。昔は簡単にかわしていたのに、何故なんだろう?

 ところで昨日の話だが、郵便受けに「星の子」という寿司屋割引券付きチラシが入っていた。以前も入っていたが、500円の割引券は非常にありがたい。これがあれば200円くらいでスシが食える。私のアパートの郵便受けにはすぐ下にゴミ箱が設置されており、不要なチラシはすぐにそのまま捨てられる仕組みになっている。・・・・・・無論私にもプライドはあるので、チラシを5つ手に入れたところで自重した。明日はさっそくお寿司を食べようと思う。

2003年5月20日
カレーなし

 昨日は結局あれから熱い風呂に入り、玉子酒を呑んで寝た。その甲斐あってか、朝起きるととても元気になっていた。まあ、もともと熱が出ていたわけでもないし、たまたま頭痛になったのが寝たら治っただけかもしれないが・・・。

 仕事を普通にこなし、帰ってドラゴンボール見ながら味噌煮込みうどんを食べた。そのあとジャンプ感想書いてたら、もう寝る時間だ。今日もゲームができない。忙しいなあ、もう。

2003年5月19日
カレーなし

 朝、適当に納豆とか食べて仕事へ。まじめに働いた。LAN対戦は仕事を忘れて楽しんでしまった。帰りは職場の先輩とドラゴンボールについて熱く語り合いながら帰った。先輩のドラゴンボールに対する愛や情熱は伝わってきたが、残念ながら先輩は大きな誤解をしている。いちばん強い地球人クリリンだ。断じて天津飯ではない。

 帰りの電車の中でジャンプを読んでいたら、気持ち悪くなってきた。頭も痛い。食欲が減退してきた気もする。そういえば朝、咳きも出た。間違いない、これは風邪だ。この気分の悪さからして、おそらくも出ているだろう。37度か、38度か、下手をすればそれ以上かもしれない。私は何故か体だけは強く、ほとんど病気はしないというのに、私が熱を出すということはよっぽどのことだ。これは、かなりの惨事に繋がるおそれがある。

 本格的に風邪をひいてしまえば医者代が大変なことになってしまう。ここは(経済的なことを考えるにつけても)軽度のうちに治さなければならない。私はビタミンCを摂るため、スーパーであまなつ(100円)を買った。他にもナスとかマイタケとか、栄養のつきそうなものを買った。ビタミンCがたくさん含まれてそうなのど飴も買った。

 帰ってナスとマイタケとハムで、味噌炒めを作り、ゴハンにかけて食べた。食欲は減退していたが、こういうときこそ無理してでも食べなければならない。いつもより大目にゴハンをよそい、食べ始めた。いったん食べ始めるとそれまで食欲が無かった気もしていたが、なんのことはなく当たり前のように完食できた。美味しかったけど、味噌炒めには唐辛子を入れたほうがいいと思った。
 
 食後、風邪の治し方を調べる。世界各国の風邪治療を見たところ、基本的には熱い風呂に入って酒を呑んで寝ることらしい。なるほど。金も手間も掛からないし、とりあえずこの方法を実践してみよう。
 しかし、熱があまりに高ければ風呂に入るのは好ましくない。ここで私はおそるおそる体温計を取り出した。何にせよ自分の体のことはしっかりと把握しておかなければならない。38度を超えていたら怖いなあ、これだけ気分が悪いのだからきっとかなりの高熱だろう、とビクビクしながら、覚悟を決めて計ってみた。

 ・・・・・・35.9分だった。かがみは今日も元気です。


2003年5月18日
昼:レッドカリー

 今日は洗濯はしたものの、やっぱりだらだらと過ごした。朝5時ごろ、チキンラーメンゴハンを食べて、眠くなったので睡眠。12時ごろ起きてレッドカリー食べて、それから掲示板にレスを書いたりしていた。
 夜は安い魚でも買いに行こうかと思ったが、家から出るのが面倒くさかったので、親が昔送ってくれた冷やし中華を作って食べた。

 今週はアバレンジャーがいまいちだった。

2003年5月17日
夜:レッドカリー

 今日は一日中、真剣にダラダラしようと考えていたので、アニメを見るかゲームをするかしかしなかった。とても楽しかった。

 今日のプリンセスチュチュ総集編だったが、すごかった。総集編で見ると良く分かるのだが、ここぞという場面では必ず踊っている。このアニメ、誰が考えたのか知らないが尊敬したい。世の中にはすごい才能の人間がいるものだ。

 あと、小学生の頃クリアーできなかった「忍者龍剣伝3」(SFC版)をクリアーした。子供の頃クリアーできなかったのはFC版で、SFC版はとても難しいと聞いていたが、私のようなヘタレでもクリアーできた。大人ってすごいなあ。

 夕食は、冷蔵庫にナスハムがあったので(ナスとハムしかなかったので)、ナスの味噌炒めを作った。フライパンでナスとハムを軽く炒めた後、日本酒を加え、フライパンの上で味噌を溶かす。そのまま蓋をして蒸し焼きにして水気がそれなりに飛んだら完成。料理って本当に楽しいなあ。これとお味噌汁カレーを食べた。ナスの味噌炒めはゴハンの上に乗せて丼にした方が良かったかもしれない。

2003年5月16日
カレーなし

 労働連続4日目。寝過ごし気味に起きたため、昨日作ったまま冷蔵庫に放置していたサンドイッチを職場に持っていき、休憩中に食べた。昨日まで「仕事嫌だ」気分が充満していたので、今日もさぞかしイライラした一日になるかと思ったが、何故だか今日はとても心が晴れやかで比較的健やかに仕事ができた。

 この4日間の連続就労のあとは、パーッと散財しようと考えていた。なので、カネに糸目はつけず新宿へ豪遊しに行く。
 まずはゲーセン「モア」へ。怒首領蜂大往生をやったり、上手い人が怒首領蜂大往生をやっているのを横で見たり、エスプレイドをやったり、上手い人がエスプレイドをやっているのを横で見たり、ヴァンパイアセイヴァーで対戦したり、上手い人がヴァンパイアセイヴァーで対戦しているのを横で見たりしていた。
 今日のエスプレイドは、自分でも驚くことに残機4でガラ婦人まで到達した。しかし、ガラ婦人第三形態にて、痛恨の2ミス。結局第四形態にて全滅。シューティングハイさえ起こせれば、残機1で到達しても第四形態まで進めることはあるので、とても残念な結果だ。

 モアで3時間ほど遊んだ後、アルタの裏にある康龍という、とてもお高いがとても美味しいラーメン屋でラーメン(750円)を食べた。トッピングから豚の角煮が消えていたのが悲しかった。

 と、このように新宿で豪遊して家に帰った。合計して1000円程は使っただろうか。75%ラーメン代なので、新宿でラーメン食べて帰った、と言い換えても支障はなさそうだ。

 最近、エスプレイドが順調に進んでいるので、主に自分のために少しまとめてみる。この先は、ちょっと込み入った話になるので、興味のない人はすっ飛ばして欲しい。エスプレイドをやってない人は、たぶん読んでもつまらない。

 私がこのゲームをクリアーするのには、最低でも残機3(バリアーフル)でガラ婦人に到達しなければならない。エスプレイドのラスボス、ガラ婦人の攻撃形態は破壊神アレスを含め1+5種類。私の今の技量ではガラ婦人を倒すには最低でも残機3は必要になる。
 まず最初の破壊神アレス。アレスは体力ゲージが半分を切ると発狂攻撃を仕掛けてくるが、発狂前の攻撃ならば、大体50%の確率で撃破できる。発狂後はノーボムでは倒せないので最低1回、できれば2回はボムをMAXで使いたい。
 アレス後のガラ婦人第一形態3WAY×5は自力で避けるとしても、次の雪の弾幕がかわせない。ここでボムをMAXで使用。これで1機目のボムは使い切るがガラ婦人第一形態も突破できる。
 第二形態は良く分からない攻撃で、かわせるときは何の問題もなくかわせるが、ミスるときはボムを使うヒマもなくミスる。安全な攻略法がまったく分からないので、気合でなんとかするしかない。幸か不幸か、ボムはなくなっているので、弾除けに集中できる。まあ、ここはなんとかノーミスで抜けるとする(最近、ここでよくミスるのだけど)。
 第三形態はさらに良く分からない。何か有効な対処法がある気がするが、良く分からない。ノーミス・ノーボムで行けるときもあるが、非常に稀だ。逆にミスするか、一発ボムを軽く打つと、弾幕が乱れるので簡単に撃破することができる。なので、ここでは1ミスor1ボムは覚悟する。つまり、この時点で残機2。
 第四形態は辛い。最初に適当な間隔を開けて撃ってくる攻撃は左側からの形、右に移っての形に移動することで避けられる。次の速射砲も右上から引きつけながら下→左→上と移動すれば避けられる。だが、確実ではない。しばしばミスする。できればボムMAX2発で焼き払いたい。
 最終形態の第五形態では、理想的には残機2ボム無し、といったところか。ボム無しでいけるところまで頑張って死亡。残機1でボムをさっさと使いきり、ガラ婦人の体力を削ったところで、あとは「早く死んでくれ」と祈りながらのガチンコ勝負となる。

 と、どう考えてもやはり残機3は必要だ。しかし、今回は残機4でたどり着けたので、そろそろクリアーできると信じたい。もう2年以上もやっているのだから、いくらヘタレとはいえ、そろそろクリアーしたいものだ。


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