2002年8月15日
夜:実家カレー
早朝、京都駅を発つ一行。次なる目的地はお隣大阪だ。なお、3日目の朝に太郎氏は脱走。1日目、2日目の、駅→太郎家間の往復で私達の体力を削っておきながら、なんという仕打ちだ。しかし、逃げ出したい気持ちは痛いほど良く分かるので、あまり責める気もしない。
大阪に着いた私たちは大阪マイドームという展示場を目指す。マイドームでは丁度おもちゃ博(?)のようなものを行っていたようで、入り口のショーケースに鉄人28号などの大きなフィギュアが飾られていた。しかし、当然早朝ゆえマイドームが開いてるはずもなく、それ以前に、入り口まで近寄る体力と気力に欠けていたため、横断歩道越しにビデオを撮って、帰った。
なお、大阪駅でエレベーターに乗ろうとしてまごついたら、先に乗っていたおっさんに「大阪は田舎だから電車がないんだ。さっさとしろ」というようなことを大阪弁で言われた。大阪人はせっかちだと聞いていたが実体験できて良かった。
大阪の次は、広島を目指す。ツアーファイナル広島原爆ドームだ。この頃になると、メンバー全員、疲労で会話を交わすことも無く、電車の中でグッタリしている。しかし、お盆というのに座席に座れたのは不幸中の幸いといえよう。
広島には2時ごろ到着。原爆ドームは、今までの場所と違い、「観光名所」でもある。一行、寺田屋に続き、二度目の「観光」に感動する。ここもビデオに収め、観光に来ていたガイジンにインタビューをして、広島駅へと戻る。
広島駅でメンバーの不満が爆発。「広島風お好み焼きを食わせろ」と、リーダー不死身屋氏に詰め寄る。「どうしても食いたければカレーをかけて食べろ」という不死身屋氏を何とか説得し、皆で美味しくお好み焼きを食べる。原爆ドームに続き、久しぶりに旅の楽しみを思い出した一行。言うまでもなく、このツアーで最も楽しかった街は広島だ。たったこれだけしかしてないのに、一番楽しかったのが広島だなんて、思い返すと泣けてくる。
広島を発った一行は、私の実家福山へと。福山では丁度花火大会が行われており、花火も見れて良かった。実家でも私がカレーを作るハズだったが、母がほとんど作っていてくれたので、私は最後にルゥを溶かし入れることしか出来なかった。しかし、よく「おふくろの手料理がいちばん旨い」というが、私は自分で作ったのがいちばん美味しいと思う。
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