架神のカレー日記02.6前半
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2002年6月15日
朝:トマトと挽肉のカレー(終了)

 朝、カレーを食べてバイトへ。バイト終了後、池袋へアムの音楽隊のライブを見に行く。アムの客の人が僕にケーキをくれるというので行ったのだが、結局ケーキはもらえなかった。しかし捨てる神あれば拾う神ありとはよく言ったもので、また別の人からせんべいやら食べかけのオーザックやら貰った。私はお返しに手持ちの唐辛子せんべいを一枚あげた。

 その日のライブでは蛸殴総本山というバンドが頭悪くて良かった。まずは写真を見て欲しい。


 これは30年前の写真ではない。2002年のものだ。もうひとついうと、この人はもちろん日本人だ。いったいこの人がどういう覚悟を持ってこのコスチュームを選んだのか、私たちには知る由もないが、素晴らしいセンスであることに間違いはない。ニセ外人大好きの私にはツボだった。

 ライブの後、アムの音楽隊の打ち上げに参加。1時間程で帰ろうと思っていたが、危惧した通りずるずると居座り、ついに終電を逃し徹夜が決定。ふぅ。

2002年6月14日
朝:トマトと挽肉のカレー

 いつも通り。朝、カレーを食べてバイトへ。楽しく仕事を終え、帰路へと着く。帰りの電車の中で「超クソゲー」という本を読んでいると、「スマッシュTV」なるゲームが取り上げられていた。どこがどうクソゲーなのかは説明が手間なのでこちらのページを見ていただくこととして、簡単に説明すると、丸っきり映画「バトルランナー」そのものの世界観のゲームである。劇中のランニングマンゲームの馬鹿っぷりを考えれば、このゲームの想像も容易いのではないだろうか。
 まあ、内容は、いい。問題なのは、なんとなくこのゲームで遊んだ記憶があることだ。それも結構最近。家に帰って探してみると、案の定PCの奥の方でロムを発見。なんだか嬉しかったので遊んでみる。ちょっとやった感じだと、確かに内容はバカゲーだったが、ゲーム自体はクソではなく、むしろ良質の部類に入るものだった。いつか本格的にヒマができたら、ワンコインクリアを目指してみたいと思ったりしたが、そんな本格的なヒマはなかなか出来ない気がする。

 そういえば、ロト6が当たった。本数字3コと一致で5等1000円。3コなどとセコイことを言わず、6コ全て当たって欲しかった。もしロト6一等など大金を手に入れたら、毎日ゲームとアニメ漬けの優雅なひきこもりライフを死ぬまでエンジョイするつもりだ。モノは作るより消費する方が基本的に楽しい、というのが私の持論だからだ。そうなったらスマッシュTVも是非ワンコインクリアしてみたい。

 ちなみに、晩ゴハンには昨日の残りのもやし豚肉もやし炒めを作って美味しく食べた。

2002年6月13日
朝:トマトと挽肉のカレー

 今日も朝からカレーを食べて仕事へ。本当に今月は良く働いている。普通のサラリーマンのようだ。といっても仕事の内容は普通のサラリーマンほどキツくはないが。
 結局、今日も昨日のトラブルが尾を引いており、昼過ぎまで仕事が出来なかった。仕方なくロビンマスクの似顔絵を描いたりして時を過ごしたが、1時ごろ何とか復旧、仕事が出来る環境が整う。その後、久々の仕事(ゲーム)に皆熱中する。とても楽しかった。

 帰りにスーパー豚肉を半額で購入。他にももやしやらお米やら買って帰る。今日の夕食はチキンラーメン。適当にもやしタマネギを茹で、チキンラーメンと玉子を入れ、最後にネギを乗せて出来上がり。

 ところで、カップラーメンや袋ラーメンは体に悪いという印象があるが、チキンラーメンはなかなかどうして高栄養価食品であると昔何かで見た覚えがある。私はそれを盲信し、袋ラーメンはチキンラーメンばかり食べていたわけだが、せっかくなので調べてみた。
http://www1m.mesh.ne.jp/osaka/mechauma/mecha07.htm
 意外にもチキンラーメンの栄養価について言及したページは少なく、ここらへんが関の山だった。だが、このデータを信じるならば、チキンラーメンはカルシウムビタミンBに関しては問題のない栄養価である。
 なお、もう一つ意外だったのは、カロリーがたった380キロ程度しかないということだ。言うまでもないが、カロリーとは高ければ高いほど良いものである。なぜ、油で揚げたチキンラーメンのカロリーがその程度しかないのか、納得がいかず、悔しい。

2002年6月12日
夜:カレースパ(トマトと挽肉のカレー)

 今日のバイトは何も働いた気がしなかった。というか、実際まったく働かなかった。先方でトラブルがあったらしく、何もすることが出来なかったのだ。当初はすぐに復旧すると思われていたが、結局今日中に復旧することはなく、ヒマを持て余した私たちはブロッケンJr.の似顔絵を描いたりして時を潰し、7時間経ったら帰った。みな、不毛な7時間だったと憤っていたが、これでお金が貰えるなら私としては文句はない。不毛な時間を過ごしたことは確かだが。
 
 綾瀬に帰って、イトーヨーカドー網戸用の網を購入する。私の部屋には網戸がないため、窓を開けていたら虫が入り放題だ。快適なサマーライフのため、多少の出費は止むを得まいと網を購入した訳だが、もともと網戸のない窓にどうやって網を取り付ければ良いのか、問題はいまだ解決されない。明日から試行錯誤することにして、今日は夕食を作った。

 今日の夕食はカレースパ。もはや、カレー消費の定番といった感じだ。適当にを茹で、上からカレーをかけ、サラダと一緒に食べた。やはり挽肉入りのカレーはスパゲティに合う気がする。単にミートソースを思い出すだけかもしれないが。まあ、今日はこんな感じ。

2002年6月11日
朝:トマトと挽肉のカレー

 いつも通り、朝カレーを食べてバイトへ出かけ、帰ってきた。本当にいつも通りなのでコレといって書くことはない。
 そういえば、村上龍の「料理小説集」を読み終わった。彼の文章は「どうだ、オレってカッコイイだろ?」という嫌らしい自己主張が全編から感じられ、なかなか好感が持てた。面白い人だ。しかし、あまりにタイプが違うため、このサイトの参考にはなりそうもない。第一、食べてるものが高価すぎる。

 帰りにスーパーで万能ネギ148円豆腐98円、それとプリン3個100円を買って帰る。今日の夕食は昨日先延ばしにした、石狩鍋っぽいもの。まずは残りの鮭タマネギ豆腐マイタケを適当に湯で煮る。それに、バターお味噌で味をつけ、出来上がり。ハンタハンターOVAを見ながら、1時間近くかけてゆっくり食べた。ゴハンもたくさん食べたので、とても幸せな気分になった。

 その後、いろいろやろうと思っていたこと全て出来ずに、ゲームしていたら今日が終わった。また期日ギリギリになって慌てふためくことだろう。我ながら学習能力がない。小学校の夏休み宿題からずっとこうだから、きっと死ぬまでこうなのだろう、と半ば諦めてもいる。

2002年6月10日
夜:トマトと挽肉のカレー

 朝。いつも通り、もっそりと起きて身支度。朝のテレビ(ズームイン朝とか)で昨日ワールドカップで日本が勝ったことをやっていた。サッカー自体にはこれっぽっちも興味がないが、人が嬉しそうにしてる様子を見るのは嫌いではない。
 その後、バイトへ。今日のバイトはすごく眠かった。昨日が昨日だっただけに疲れているのだろうか。今日こそ早く寝ようと思う。

 帰りの電車で、扉が開くと同時に裂帛の気合と共に席へ駆け込むオジサンを見た。気持ちはよく分かるが、さすがに大人気ないのでやめて欲しい。
 しかし、電車での席取りは確かに戦争だ。特に、座っている人が席を空けたとき、その前に数人の人間が立っていると物言わぬ戦いが繰り広げられる。私の場合、目の前の人が席を立つ兆候を見せたら、わずかづつ席に体を寄せ、間合いを確保。周りの人間を視線で牽制しながら、同時に老人がいないことを確認。席を立つや否や、「オレは座るぞ」という強い気持ちで席を目指す。日本人は基本的に遠慮深い人種なので、「座る」という意思を打ち出せば大体の人間は競争意識を失う。って、なんでこんなコトを書いてるんだろう。
 
 家に帰ってから、先日購入した甘時鮭1パック50円を調理する。最初は、石狩鍋っぽいものを作ろうかと思っていたが、それならネギが欲しい。ネギは明日の火曜100円市で安く買えるかもしれないので、明日に延ばすことにした。
 そういうわけで、どう鮭を調理しようかと迷ったが、とりあえずバターで焼いてみることにした。折角なのでオリーブオイルを使ったり、粉チーズを振り掛けたり、マイタケも一緒に焼いてみた。調理法自体に間違いは無かったものの、鮭の元々の味付けが辛すぎて喉が渇いた。おそらく石狩鍋にすれば丁度いいくらいだろう。本当はこれだけで一食食べるには十分なのだが、義務なので仕方なくカレーも食べた。

 食後、「るろうに剣心星霜編を見ていたらとても眠たくなった。内容自体は「古橋監督が好きなように薫のキャラを創作していやがる」という前評判通りのものだった。確かにあのキャラクターは薫じゃないだろう。原作大嫌いな私としては一向に構わないのだが、原作好きな人には不満の残る一品ではなかろうか。あと、総集編のような場面は「スピーディーな展開」というよりは単に急いでる感じがして、あまり良くなかった。まあ、そんな感じ。

 そういえば昨日の話だが、
「架神さんは、早稲田出てるのに定職にも就かず、毎日極貧生活なのに楽しそうで羨ましいです」
なんていわれた。
私は人からそのように見られているのだろうか。そうだとすれば、とても嬉しい。

2002年6月9日
夜:トマトと挽肉のカレー

 今日は山田とデートだった。山田と花畑を駆け回ったり、山田とお弁当交換をしたりした。山田の作ってきたお弁当は、呪いの藁人形を模したオムライスで、その完成度と禍禍しさからギャラリーの間で歓声が起った。私の作ってきた三食サンドイッチ(梅、ネギ、ししゃも)を、山田は一口ずつかじったが、梅で吐きそうになっていた。おそるおそる私も食べてみたが、梅の酸味がパンの軽い甘さと溶け合い見事な不調和音を奏で、強く吐き気を催した。あれは、とても人間の食う物ではない。食べ物を粗末にしてはいけない、と強く思った。

 結局、山田デートは良く分からない企画だった。絵としてはなかなか面白かったが、暑さのためか客・メンバー共に士気が低く、あまり完成度の高いものではなかった。
 それにも増して問題だったのが、儲けが一人6円しかなかったことだ。あまりに費用対効率が悪い。悪すぎる。実際、各人が作ってきたお弁当もかなりの量が余っていた。次からは綿密な計算の後、予算を組むようにせねばなるまい。

 それから帰って、TSUTAYAにビデオを返しに行き、代わりに「ハンターハンターOVA」3巻「るろうに剣心星霜編上巻」を借りてきた。その後家でカレーを食べた。

 ところで今日、お客さんとの雑談中に話題になったのだが、私が毎日ちゃんと食べているのに痩せていく原因が分かったかもしれない。そう、原因はカレーだ。カレーは香辛料の働きで新陳代謝が活発となるらしく、カレーダイエットなるものまであるらしい。そういわれれば、朝カレーを食べていった日と普通にゴハンを食べていった日では、前者の方がお腹が空くのが早い気がする。困った、そういう意味ではカレーは経済的な食べ物ではないのかもしれない。

2002年6月8日
朝:トマトと挽肉のカレー

 明日の準備でテンパってるため、今日は書けそうもない。カレーは朝食べた。

2002年6月7日
朝:トマトと挽肉のカレー

 朝、起きてカレーを食べる。大体作って3日目くらいまでは何の工夫もなくとも、美味しく食べられる。次の日くらいから玉子を入れたり、ナンプラーをかけたり、若干味に変化を与えないと流石に飽きてくる。

 そして仕事へ。最近、毎日5時間ほどしか寝ていないため眠い眠い。電車は今日も無事に座れたが、昨日の失敗を反省し、乗換駅までは寝ずに頑張った。なので今日は(あまり)遅刻をしなかった。
 7時間と30分後、仕事が終了。30分もサービス残業をしてしまった訳だが、まあ実際のところ少々時間が延びても仕事自体は別に辛くない。いつも時間きっかりに帰るのは単に早く家に帰りたいからなのだが、今日は9時から新宿で用があるため、どちらにしろ早く帰れない。むしろ余り早く新宿に着いてもそれはそれで困るばかりだ。

 結局、新宿に着いたのは7時ごろ。残業してもまだ時間はある。まず私は、自主版倶楽部というCD屋に昔預けたCDの回収に行った。どうも全て売れていたらしく、2月後に振り込まれるよう手続きをした。この調子で他の店にも回収に行かねばならない。・・・・・・めんどうくさい。しかし、全て合計すればそこそこの金にはなるハズなので、労を惜しむ訳にもいかない。ある程度まとまった金が入ったら、昔のメンバーと何か作ってもいいな、と思う。その後、最近のヴィジュアルムーブメントを観察しようかとライカエジソンに立ち寄ったが、気力が足りずにスグに店を出た。後は、チキン亭チキンカツ定食を食べ、時間が来るまでモア(ゲーセン)でヴァンパイアセイヴァーを見ていた。さすが金曜の夜はレベルが違う。感心しながら見ていたら物凄く眠くなってきた。直ちに帰って眠りたかったが、そういう訳にもいかない。今、私が新宿にいるのは、これからの用事のためなのだから。

 新宿の用事とは、アムの音楽隊というバンドが音源を出すからレコーディングに参加しろ、というものだった。本音をいうとタダ働きなど御免なのだが、私もそこまで守銭奴ではない。コネクションカネの次に大事だと考えている。費用対効果を考えればあながち悪い取引ではないだろうと思い、快諾した。
 というわけで、レコーディング。どうやらボーナストラック扱いのスタジオ一発録りらしい。簡単に終わりそうなのは嬉しいが、7日連続の仕事と睡眠不足、それに3時間ほど先に食べたチキンカツ定食が胃にもたれ、あまり歌う気力は湧かない。簡単なコーラスだが、まともに歌えるのは3回が限度だろう。だが、レコーディングというものは、どんなものでも決して時間を余らせて終わることはない。案の定、時間一杯までの録り直しが行われ、最後の方はほとんど声が出なかったのでいろいろと誤魔化しておいた。どうなったのか非常に心配だ。
 
 それからやっと家に帰ってきて、シャワーを浴びたら既に1時。明日、明後日が休みとはいえ、明後日には山田デートが控えている。当日はもちろんのこと、明日も仕込みに東奔西走だろう。決してゆっくりとした休日は過ごせない。
 月曜からはまた仕事になる。それと平行して、宅八郎氏等との出演交渉も行わなければならないし、他にも処理すべき事柄がたくさん貯まっている。人はこれを充実した生活と呼ぶかもしれないが、私としては一日中ゲームしてる方が幸せ。しかし、アイデアが湧く以上、そういうわけにもいかない。まあ、若いからたぶん大丈夫。

2002年6月6日
朝:トマトと挽肉のカレー

 昨日のカレーから。
時間的な問題からあまり工夫を凝らしたものを作れなかった昨日。今までに培った知識技術で作ることにする。まずは、いつも通りタマネギを炒める。タマネギ3個を薄くスライスし(不器用なためあまり薄くはならないが)オリーブオイルニンニク・ショウガ・唐辛子・ガラムマサラを加え中火で炒めること約20分。微妙にキツネ色になったところで根負けする。さすがにタマネギ3個は火の通りが遅い。
 中途半端に炒めたタマネギに、一口大に切ったニンジン豚の挽肉豚のレバーを加えさらに炒める。炒め終わったら鍋に移し、トマト缶烏龍茶を加え煮こむこと約20分。ニンジンが柔らかくなったことを確認し、火を止め、こくまろカレー辛口をベースにガラムマサラコリアンダーを溶かし、最後にナンプラーで味を整え出来上がり。製作時間一時間強といったところか。

 味は、まあ普通だった。いや、いつも通り美味しかったのだが、理解と予見の範疇内のものだった。これでは、心情的には湯で溶かしただけのカレーとあまり変わらない。このカレーは食べるために作ったカレーであって、カレー求道者としてクリエイトしたカレーではない。そんな感じ。まあ、時間がなかったから仕方ないのだが。
 そして、その後は6月9日配布用のマンガを描いた。マンガを描くなんて小学校の時以来だ。客観的に見ても絵自体のクオリティはその頃と何ら変わってはいない。だが、それでも面白いハズ。・・・・・・たぶん。


 と、ここまでが昨日の話。今日はというと、まずはいつも通りに目を覚まし、カレーを食べ身支度。いつも通りに仕事へと向かう。朝の電車は時間帯が良かったのか空いていた。いちばん端っこの寝やすい位置に座る。行きの電車では乗換駅まで暫し仮眠を取ろうと思っていた。そしてコクッと眠りに落ちて、次に気付いたのは終点代々木上原・・・やってしまった、ちゃんと朝起きたのに遅刻だ。こんなことをいうのも何だが、どうせ遅刻なら布団の中で寝過ごせば良かった。なんだかとても損した気分だ。
  
 仕事。私の所属はPC班パソコン関係のデバッグを行う班で、PCのエキスパートから私のような半端者まで、PC好きな人が集まっている。PCを華麗に扱う様は一見カッコイイが、扱う対象にエロゲーが含まれているという危険な落とし穴を内包する。
 とまあ、そんなPC班だが、リーダー(PC班のトップの人)が通算6台目の自作パソコンを作ったという話をしていた。何でも、CPUは2.5GのデュアルCPU、メモリ1G、ビデオカードはMatroxのG550、サウンドカードはAureal社SQ2000の新しいやつで、CDRーW、DVD−ROM、その他もろもろで15万円強で作ったという。私からすればちょっと信じられない値段だ。ビックリした。安いパーツは、探せば見つかるものなのか。デュアルCPU対応のマザーだけでも、かなり高そうな気がするのだが・・・。

 帰ってからは夕飯に豚汁を作った。豚のコマ切れタマネギマイタケ豆腐を適当に煮込んで、最後にインスタントの味噌汁を加えただけの単純なものだ。だが美味しかった。こんな不器用な私でも、料理なんて何とでもなるもんだと強く思う今日この頃。料理が下手でいつも失敗するという人は、一体どんな前衛的挑戦をしているのだろうか。

 ところで、「奇跡体験アンビリーバボー」をずいぶん久しぶりに見たのだが、実にくだらなかった。特に後半。とはいえ、問題は題材ではない。ナレーションのスクリプトだ。一瞬耳に心地よい音を絵に合わせて並べただけのこのスクリプトからは、題材に対する無関心ばかりが伝わってきた。言葉は美しいが、内容がない。人を説得するにはあまりに底が浅い。書き手には「この題材で人を本当に感動させよう」というほどの情熱は無いのだろう。
 愛のない作品など見る価値がないと強く思う。ベテランのこなれたやっつけ仕事よりも、素人臭くても情熱のこもった作品が好きだ。だから私はエーツーやクラス演劇が好きなのだ、とふと考えたりした。

2002年6月5日
夜:トマトと挽肉のカレー

 夜、カレーを作って食べた。眠くて仕方ないので、今日はこれまで・・・。

2002年6月4日
夜:カレースパ(ディナーカレー使用)

 今日も忙し目なのでライトな感じで。

 朝、起きて適当に朝食を取り、バイトへ。最近、睡眠時間が少なめなので眠い眠い。電車の中でぐっすり眠るも、なんとか乗り換え駅・目的地では目を醒ます。人間って便利にできている。

 仕事を終え綾瀬へ帰ってからは、まずは図書館へ。電車の中で読む本がなくなったので、何かしら借りに行く。適当に探した挙句、村上龍「料理小説集」遠藤周作「怪奇小説集」を借りる。村上龍の方は、ちょろっと読んだところ、ココの文章の参考になりそうなので借りてみた。良い文章を読むと、すぐに影響されて似たような文章を書いてしまうから便利だ。明日から読みたいと思う。
 遠藤周作の方は、確か高校の頃に同じ本を読んだ記憶があるのだが、「海と毒薬」のイメージとは異なり、非常に諧謔精神に富んだ文章だった気がする。懐かしかったので借りてみた。ところで講談社文庫から出ているこの単行本だが、やたらと字が大きい。読みやすくて良いのかも知れないが、値段が同じで内容が半分というのは頂けない。まあ、借りる分には問題ないのだが。

 その後、スーパーへ行き、豚のコマ切れ肉、ひき肉、レバー半額で購入。他にも納豆マイタケニンジンなど。明日はカレーを作らなければならないからだ。しかし、致命的なことにタマネギを買い忘れてしまった。結局明日もスーパーに行かねばならない。

 今日の夕食は豚キムチが食べたかったので、とりあえず作ってみた。まずはブタのコマ切れ肉レバーを適当に炒め、そこにキムチを加えさらに炒める。いい感じで炒まったところにレタスを入れ、かるーく炒め完成。キムチの分量をケチったため、少々薄味になったが悪くない。
 本来ならこれだけで十分なのだが、今日はまだカレーを食べていないことを思い出した。米のストックもなかったため、急遽スパゲティを茹でることに。結局、夕食はカレースパ豚キムチとなった。食後に冷奴を食べながらお茶飲んで一息。とても豪華な夕餉だった。

2002年6月3日
朝:ディナーカレー

  朝、カレーを食べて仕事へ。帰ってきてからはゲームをしたり、ジャンプ感想を書いたりした。晩ゴハンはお米レタスキムチ冷奴、それとお味噌汁だった。これを貧しいと感じるかどうかは人それぞれだろう。私としては別に構わないが、それでも出来れば肉を食いたい
 
 今日はジャンプ感想を書いていたら遅くなってしまった。寝ないと明日の仕事が辛いので今日はこの辺で。手抜きで失礼。

2002年6月2日
夜:ディナーカレー

  今日もお仕事。朝起きてハリケンジャー仮面ライダー龍騎を身ながら身支度。久しぶりに龍騎を見たが、実にアツイ!なんといっても、超光戦士シャンゼリオンの主役を演じた萩野崇さんが出演しているのだ。彼が出ていることは知識としては知っていたが、実際目の当たりにすると無駄に感慨深い。私の中での荻野さんは、どうしてもシャンゼリオンのイメージが強く、龍騎でのシリアスなキャラはなんだか面白くてニヤけてしまう。(シャンゼリオンの萩野さん、そして、龍騎の萩野さん。これだけキャラが違っても、どこか奥底に涼村暁を感じてしまう・・・)

 お仕事はいつも通りなので省略。帰ってからはまずスーパー試食。今日は水餃子アメリカンチェリーメロンが食べれた。素晴らしい。しかし、時間さえ合えば今日はトロも食えたようだ。私が通ったときには既になくなっていた。残念だ。
 また、ふと見てみると、チキンラーメン5袋198円だったため、購入。チキンラーメンを買うならこの値段しかないだろう。何故か近くのスーパー(マルエツ)ではすぐに売り切れるチキンラーメン。良い機会だから買っておいた。他にはジャワカレー辛口2つ300円だったので、買ってみた。

 その後、TSUTAYAにビデオを借りに行く。なんだかTSUTAYAから変な手紙が届いており、ラッキーなことにこの手紙を持参すれば半額でレンタルできるらしい。貧乏人なので、半額という言葉には弱い。そういうわけでビデオを借りに行ったのだが、お目当ての「るろうに剣心星霜編」はレンタル中で借りられなかった。「アーケードゲーマーふぶき」も見つからなかったため、とりあえず「ハレのちグゥ」の2巻とOVA「幻魔大戦」を借りてみる。「幻魔大戦」は平井和正先生の原作を故・石ノ森章太郎先生が漫画にしたものがベースらしい。「幻魔大戦」自体、大槻ケンヂのお兄さんが話題にしてたので気になっていた。それに石ノ森章太郎ということで、OVA「ジャイアントロボ」のようなものを期待してしまう。というわけで試しに1巻を借りてみた。

 お腹が減ったので、家に帰ったらさっそく料理。昨日の豚肉の残りを塩コショウで炒め、ネギぽん酢をかける。それに昨日買ったキムチといつも通りカレーで夕食とした。カレーにも豚肉が入っていたため、今日はたくさんお肉が食べれた。とても幸せだ。

 ところで、昨日紹介したココだが、サイトタイトルは「今夜のお・か・ず」。私のブックマークだと「趣味」のフォルダに分類されている。どう誤解されても仕方ない危険な状態だ。が、面白いのでこのままにしておく。誰かひっかからないかなぁ。

2002年6月1日
夜:ディナーカレー

 朝7時起床。今日からまた仕事なのだが、今日はパワー会議もあったりする。パワー会議は昼3時からだが、私のバイトは10時ー5時が基本だ。しかし有難いことに、私のバイト先は若干融通の利く面もあり、開始終了時刻は30分前後ズレていても構わない。非常に幅の狭いフレックス制のようなものだ。というわけで、今日は少しでも早くパワー会議に駆けつけるため、9時半出社することにした。

 無事朝7時に起きた私は計算通り9時半に仕事場へと着く。が、私のチームの人がまだ誰も来ておらず下っ端の私としては何をすればいいのか良く分からない。とりあえずPCのセットアップやらスペックを書き出したりとかしてみる。なんとなく所在無い感じで居心地悪い。やはり人間慣れない事はすべきではない。

 そして4時半少し過ぎたところで今日の労働が終了。急いでパワー会議の地、早稲田へと向かう。早稲田は六大学野球での優勝が決まったため、町全体にお祭り前のソワソワ感が漂う。明日はパレードになるのだろう。くそう、羨ましい。
 パワー会議では、パワーフェスティバルについて、いろいろな事が決まった。とりあえず私は、宅八郎氏・鶴見済氏・さとうれお氏・熊に巴投げをきめた爺さん、に対し出演交鈔をする役となった。さとうれお氏以外はほとんどコネクションがない。誰か仲の良い人いたら紹介していただけるとありがたい。特にクマを投げた爺さんに至っては何をどう取り掛かればいいのか、私も迷っている。

 なお、パワー会議の最中、九印に会った。彼は私を見るや否や、
九印「なんだ、お前、その前髪!!何の罰ゲームだ!!!?
と腰も砕けんばかりに笑い出した。前髪の件で笑われたのはこれで3回目だ。これは、いくら何でもマズイ・・・。まさかここまで多くの人間から一様にダメ出しをされるとは思わなかった。もはや、キャラがどうこうとかいう問題以前に、人としてこの髪は間違っているらしい。
 ここまで来たら私に残された道は二つしかない。一つは羞恥プレイと割り切り耐えること、もう一つは何とか誤魔化すことだ。今までは半ば前者の気分だったのだが、本当に恥ずかしくなってきたので明日からは誤魔化す方向で行きたい。幸い、2号嬢とるん嬢が一緒に誤魔化し方を考えてくれた。それを明日から試してみようと思う。それが不評ならまた考えねばなるまい・・・。

 パワー会議は7時半過ぎにようやっと終了。急いで帰る私。そう、今日は大事な日だ。一刻も早く綾瀬に帰らねばならない。なぜなら今日は6月1日。スーパーマルエツで「一の市」が開かれるのだ。閉店時間は夜9時。間に合うか、自分!?
 
 結局、マルエツに着いたのは8時55分。ギリギリである。入店するやビラを手にとり、買わねばならぬものを瞬時に判別する。そして素早く行動に移る。最も欲しかったタマゴ10個97円長ネギ3本100円は既に売り切れていた。仕方なく、しょうゆドレッシング75円キムチ400g258円もめん豆腐88円、青ネギ98円を購入。ううむ、折角の一の市だがそれほど得した気がしない・・・。

 帰ってからは昨日買った豚肉を使い、キャベツと豚肉の炒め物目玉焼き、それにカレーをかけて食べた。早い話が先日のキャベツ炒めに肉が入ったものである。肉をいれて食べたい、という願望を叶えたわけだ。美味しかった。やはり肉は偉大だ。
 ちなみに、先月の食費は9337円だった。なかなか計算通りの展開だ。しかし、世の中上には上がいるもので、ココの方は月の食費が5000円を超えていない。私ももっと精進しなければいけないということか。


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