架神のカレー日記02.3

2002年3月31日
夜:カレースパ(手抜きの極みカレー使用)

 今日は何をしようか昨日から考えていたのだが、あまり考えることもなかったようである。起きたら既に昼二時でこれといって何もすることが出来なかった。

 朝、「メイドさんベスト」を聴きながら、納豆・タマゴ・海苔・お味噌汁でゴハンを食べる。うーむ、なんと和風なことだろう。

 洗濯をしながらOVA「るろうに剣心―追憶編」を思い出し、むしょうに見たくなった。OVA「るろうに剣心―追憶編」は実に素晴らしい作品だ。不殺とかぬかしている原作の甘甘な展開に辟易している人も是非見て欲しい。私見であるが、江戸末期が好きな人は原作には耐えれないと思う。私もそうだった。だが、OVAなら江戸末期好きも満足して見ることができるだろう。はっきりいって、先にOVAを見た人が原作を読んだら間違いなく幻滅する。とにかくそのくらいこのアニメはクオリティが高い。
 まず映像に関しては作画が非常に丁寧で、どのシーンをとってみても絵になる美しさだ。原作の戦闘シーンはという武器をメインに置いているにも関わらず実に冗長ダラダラと戦うが、OVAではとにかく戦闘がスピーディ。不必要な説明は入らず、ただ剣が走り、血飛沫が飛び、人が死ぬ。中核となる叙情的なストーリーを破壊することなく、繊細かつ緊張感のあるアクセントとして存在している。不必要で無駄に長く肩すかしな原作での戦闘シーンとは大違いだ。
 ストーリーは単純ながらうまく組み立てられている。とくに第三幕にあたる部分では、他の場面と違い、畑仕事や薬売りなど平穏とした日常を結構な時間をかけて描いている。この平穏な生活が続く破滅をより悲壮感溢れるものにしているのだ。よく使われる手段ではあるが、この平穏がまた丁寧に描きこまれているため、滅多なことでは心を動かされない私ですら危うく泣きそうになったくらいだ。
 まあ、そんなこんなで実に耽美的な作品である。「火垂るの墓」で泣きそうになると後で心が荒むが、こちらはちゃんとカタルシスが得られる。アニメということで敬遠せず、ぜひ一度見てみて欲しい。繰り返すが、原作とは別物である。
 
 というわけで、DVDるろ剣の実売価格を確かめ、ついでに星霜編があったら借りてみるつもりでTSUTAYA亀有店へと向かった。
 が、TSUTAYAといえど所詮は亀有店。DVDるろ剣など売ってるはずもなく、実売価格は分からずじまいだ。仕方がない、近日中にアキバにでも行って中古DVD屋でも巡るとしよう。なお、星霜編はレンタル中で借りれなかったため、「ハレのちグゥ」を借りて帰る。

 帰ってから晩ゴハンにパスタサラダを作る。「ハレのちグゥ」を見ながら食べるつもりだったが、「さんまのからくりテレビ」がスペシャルだったのでつい見てしまう。いつもは「こち亀」の裏になってしまい見れないのだが、これは良く出来たバラエティーだと思う。普通に見てて笑える数少ない良質のバラエティーではなかろうか。「ほろ酔いクイズ」は広島編で、久しぶりに広島弁が聞けて少し嬉しかった。

 今日は3月最終日ということで、家計簿の総計を出してみる。食費総計、19121円。クッ、4121円のオーバーか・・・。今月はお誕生日会やら卒業式やらライブやら色々イベントがあったからだろうか。今日買った米4キロが大きかったともいえる。あと、もひそかに財政を圧迫している。が、これはやめられない。
 今月の無駄な出費を考えてみると、バイトにお弁当を持っていけなかった日が2日あり、390円の出費となっている。あと外食が少々多く1576円である。しかし、外食もこの程度は仕方ないかと思わなくもない・・・。追いコンなどのイベントでかかった金は3950円。高い・・・が、これも仕方ないんだよなあ。スーパーでお惣菜とか買わなければ755円浮くが、この程度の贅沢はしたい気がする。
 いろいろ考えた結果、もう少し外食を減らして嗜好品も少し押さえた方がいいかという気がする。うーむ、難解だ。

2002年3月30日
昼:手抜きの極みカレー

 バイトに行く際に昨日買った「捨剣」を読む。小説を読むのはずいぶん久しぶりな気がする。読むスピードも甚だしく落ちている。だが、昔と違い今では遅く読む方が効率的な気もする。

 バイトの昼休み。バイト仲間がお弁当を残していたので、思わずもらってしまった。何でポテトサラダ残すかな。まあ、いいや。大変美味しかった。生まれつき卑しくて良かった。

 バイトの帰りにカメレオンクラブという中古ゲーム店に寄ってみる。ちょっと欲しかった「ワイルドカード」というワンダースワンのゲームが1980円で売っていた。ううむ、ギリギリ許容範囲だ・・・。何か嬉しいことでもあったら買うことにしよう。

 家路の途中でラーメン屋を見て、とてもラーメンが食べたい気分になったので、家に帰ってラーメンを作ることにする。チャルメラとんこつ味もやし・キャベツ・豚肉を入れてラーメンを作る。よく考えたら具材は全てお誕生日会の残り物ではないか!素晴らしき哉、お誕生日会。

2002年3月29日
昼:手抜きの極みカレー

 どうも私は昔から、人の極度の不幸話を聞くと「自分ももっと不幸な目に遭わなければならない」という意味の分からない強迫観念に駆られてしまう。もちろんそんな意味の分からないものに従う気はさらさらないが、これは一体何なのだろうか?未だに不可解なままである。

 というわけで、そんな思念を打ち消しながらバイト。今日は事務処理的な仕事が多かったが、そういうのも意外と得意なためテケテケとこなし、己の職人技に酔う。お昼ゴハンにはお弁当で持っていったカレーを食べた。なぜかお弁当のカレーは美味しい。本当に何でだろう??不可解だ。

 昨日、少女との会話に触発されたのか、急に活字が読みたくなり帰りに古本屋で小説を購入しようと思い立つ。しかし、すっかりぬるま湯人生に浸りきっている自分としてはあまり痛々しいものなどは読む気になれない。何か良い感じでぬるい本がないかと探したがどうも嗜好にぴたりと合うものがない。自分、大分間口が狭くなっているようだ。
 諦めて無難に時代小説を買うことにする。私はぬるいものが好きなくせにも大好きで、古流剣術の話になると胸高鳴って仕方ない。ちなみに好きな人物は河上彦斎。実はるろうに剣心のモデルだったりして、少し嫌。
 そんなわけで司馬遼太郎でも買おうかと思ったが、残念ながら剣客物がそこには無かったため、佐江衆一の「捨剣」を購入。230円

 帰ってからは夕食の準備。昨日、少女が忘れていった豚肉うどん玉があるので、有難く処分させていただくことにする。彼女は優しいからきっと許してくれるだろう。肉は食べれるうちに食べておきたいし。
 というわけで、うどんを軽く煮たあと同じく煮た豚肉と大根おろし、それに生卵を落とし、ぽん酢をかけて食した。あっさりしていて非常に美味しかった。

 それとポストにA2からのバースデーカードが入っていた。本当にありがとう。A2のおかげで架神は今日も元気です。

2002年3月28日
深夜:手抜きの極みカレー

 どうも身近に天才がいたようだ。

 今日はマイハッピーバースデーなので、今月25日に誕生日を迎えた一人の少女とお互いの誕生日を祝うべく、第一回お好み焼き大会を開催した。この少女があまりに良い子で聞き上手なため、私は普段あまり人には話さないようなこともぺらぺらと喋ってしまった。

 これは私の少しだけ不思議な体験談だ。4年前、早稲田の受験時に国語の問題で、問題を読んだ瞬間に答えが浮かぶということがあったのだ。この話自体はよく人にも話している。だが、そのときはかなり誇張した言い方をしていた。実際のところ、この現象が起きたのは2問か3問といった程度だ。しかし、それにしてもこれは実に奇妙な感覚だった。
 少しだけ想像してみて欲しい。問題を読んだ瞬間に、論理的思考を一切介することなく答えだけが脳裏に浮かぶのである。その瞬間は本当に狐につつまれたような感じだ。自分では何故この答えなのかさっぱり分からない。しかし、これ以上考えてもこの答え以外は絶対に出ないという不可解な確信と、この答えに至るまでのプロセスは頭の中で確かに踏んでいるという感覚だけは残っていた。自分はどうかしてしまったのかと、その時は少しばかり焦った。だが、俗に天才と呼ばれる人間はこれと同様の現象が起こるという話を思い出し、そう自分を納得させたのである。つまり、オレって天才かも!?と。・・・そんなことはなかったのだが。

 この現象は後にも先にもこの時一回きりで、それからこのような現象が起こることはなかった。これまで、私がこの話をしてもあまり興味を示してくれる人はいなかった。この事件はやはり私たちとは縁遠い世界の話であるのかと私も思い始めていた。しかし、この少女は共感してくれたばかりでなく、自分にとっては日常的なことであるとさえ話し始めたのだ。

 少女によると、この力は迷惑な話だという。どうも、答えは浮かぶものの本当にプロセスが全く分からないらしい。なまじ答えが分かるばかりに高校数学を中学数学の知識だけで強引に解いてしまうこともあるという。「本当に必要とされるのは順序立って説明が出来る人間で、答えだけ分かる人間なんて浮いちゃうだけ」といっていた。
 
 「努力にまさる天才なし」とも少女はいっていた。その言葉自体は確かにそうだと思う。彼女も努力無しには満足な結果を得ることはできないだろう。万能な力ではない、それは確かにそうなのだと思う。だが、「努力にまさる天才なし」この言葉は実際のところ天才が言わなければ意味のない言葉ではないのか?凡人である私の重ねる努力と彼女の重ねる努力とでは、私は到底勝てる気がしない。私も一度その世界を垣間見た人間として、あの世界で生きている人間はかなり恐ろしく感じられる。残念ながら、私は私が知る何人かに比べれば明らかに才能で一歩劣っている。これは確かなことだろう。

 が、しかしまあ、これはそれ程深刻な事態でないことも私は知っている。幸い、この世の中はどうやら気合さえ入っていれば大概のことはなんとかなるように出来ているものだ。ありがたい。私の才能が少々劣っていようと、とりあえず生きていく上で何も困ることはないだろう。

 だがしかし!それはそれとして才能が欲しい。正直、口惜しい。羨ましい。私が束の間至ったあの世界では、脳が異様な速さで演算を行っている実感があった。少女は常にこの状態のまま生活しているのか?そんな彼女の眼に、この世の中はどう映っているのだろう。どんなことを考えるのだろう。そんなことを思うとやっぱり口惜しい。私が奇跡にも感じたあの一瞬のまま、彼女は世界を捉えることができるのだ。切羽詰った理由でなく、単純な好奇心から才能が欲しいと強く思った一日だった。



 ちなみに、カレーも食べた。この日は一日中、大量のお好み焼きケーキを食べ飲みしていたため、まったくは減っていなかったしむしろ食べ過ぎで気持ち悪かったが、男には避けては通れない道がある。いちばん苦しい時にこそ、あえてカレーを食べるのだ。ケーキの横にカレーを置き、一時間半かけて完食。全く美味しいと思えなかったが、とにかく食べきった。我ながら実に男らしい。凡人は諦めた時が負けだ。

2002年3月27日
昼:手抜きの極みカレー

 バイト、「既出」をガイシュツと読んでしまいネット中毒者と馬鹿にされる。口惜しい(〇キシュツ)。なお、今日はお弁当カレーを入れてみた。職場にはレンジがあるので、普通に美味しく食べれた。

 夜は帰りにスーパーであなごの天ぷらを半額の40円で購入。お味噌汁キムチあなごの天ぷらで美味しく夕食を頂く。本当は山芋が食べたかったのだが、あまりに高くて断念。知らなかった、山芋はあんなに高いものなのか・・・。おまけに今日は大根も高くて買えなかった。無念だ。

 ところで、ちゆニュースによれば、O157の時にカイワレ大根が売れずに困った農家の方々が裁判に勝利したらしい。確かに彼らにも生活がかかっているのだから、裁判を起こすのも当然だと思うし、補償を受けるのも良いだろう。こういう形で税金が使われるなら何も問題はない。
 だが、本当に可哀相なのは厚生省の人たちだ。ちゆちゃんの言う通り、カイワレに疑いを持った時点で公表したのは正解だったと思う。O157の件はあくまで結果論に過ぎない。もし本当にカイワレが犯人だったなら、「調べて確実になったことだけを公表して欲しい」なんて悠長なことをいってる場合ではない。それでO157の被害者が増えようものならマスコミは「政財癒着云々〜」と叩くことだろう。どうもマスコミからは、とりあえず政治家叩いておけば視聴者は喜ぶだろう、という意図が見え隠れする。
 カイワレの件では「科学的根拠がない発表で損害を被った」と農家の方々は怒っていた。一部のマスコミではこれを厚生省に対する正当な糾弾であるかのように扱っていた記憶がある。だが、欺瞞も甚だしい。人命が懸かっている切羽詰った状況において科学的根拠云々を持ち出すのは明らかに間違っている。例えば、脚気(ビタミンBの欠乏による病気)の原因を細菌によるものと盲信していた陸軍軍医森鴎外は「麦飯を食べさせれば治る」という現地軍医の経験を迷信と決め付け麦飯を供給せず、その結果多数の病死者を出した。科学による理論や根拠は残念ながら後付けされるものである。それはフロギストン説など今までの科学の歴史を見ても明らかであり、この状況においてあくまで危険性に過ぎないにも関わらず公表に踏み切った当時の菅厚生大臣の判断は英断といえるだろう。加えて、菅厚生大臣に関しては薬害エイズの問題もある。薬害エイズの過ちを真摯に考えたからこその早期情報公開だったのではないのか?マスコミはもっと好意的な評価を下してもいいはずだ。少なくとも農家と厚生省、両方の視点からこのケースを報道しなければフェアではない。
 今回の件はどう転んでも厚生省は叩かれたであろう。正しい判断とはいえ、農家の方々の怒りに触れるのは仕方ない。それは仕方ないのだが、許せないのはそんな状況を煽って楽しんでる一部のマスコミ連中だ。世の中がこんな状況では政治家が自己の利権に走っても仕方ない気がする。政治家を批判する前に彼らには自己批判が必要なのではないか?

 とかなんとか一瞬考えてしまったが、私がそんなこと考えたってどうしようもないし、第一私には関係ないから、別にどうでもいいや。

2002年3月26日
夜:手抜きの極みカレー

 バイトから帰り、日曜に撮っておいた「ハリケンジャー」「仮面ライダー龍騎」を見ながら晩ゴハン。
 今日の晩ゴハンは冷奴お味噌汁。そしてカレー。豆腐の消費期限が今日までだったので、お味噌汁に豆腐を入れてみた。ううむ、贅沢だ。

 折角なので、ハリケンジャーと龍騎の感想でも書くとしよう。ハリケンジャーは先週から楽しみにしていた「ハリケンブルーvs宇宙コギャルくノ一」宇宙コギャルくノ一というネーミングセンスからして素晴らしいが、その内容も素晴らしかった。とりあえず詳細な内容はちゆちゃんにお任せするが、宇宙コギャルくノ一が「あいーん」と叫びながら突進する光景に苦笑を禁じえなかったことだけは報告しておきたい。
 龍騎は今の時点ではアギトの方が楽しいが、これからもどんどんライダーが増えていきよりどりみどりな感じで楽しくなりそうだ。今週(も)スポットライトだった北岡さんは、シャンゼリオンの涼村暁を彷彿とさせ何だか懐かしい気分になれた。関係ないけどシャンゼリオンは面白すぎるから一度は見た方がいいと思う。新宿TSUTAYAにならあります。

2002年3月25日
朝:手抜きの極みカレー

 とりあえず昨日のカレーの続きから。
20分程煮込んだカレーにこくまろカレー辛口ゴールデンカレー中辛を半分ずつ加え、隠し味にいつも通りチョコ、それと醤油を入れてみた。カレーの穴さんの調べによると、醤油を入れれば和風味になるらしい。
 結局、今回はこれだけで完成。別にお腹は減っていなかったが、せっかくお米も炊き立てなので、食べてみることにする。普通に美味かった。まあたいして不味くなる要素もないし、大根もそれ自体にさほどクセがないため、思いのほかカレーに馴染んでいる。また、単に水気が少なかっただけだろうがカレールーが実にスパイシーに感じられた。相当手抜きで作ったカレーだが、それでも十分美味しく食べれるものが作れると分かった。しかし、たいして工夫をしていないため、作ること自体の楽しみが少ない。次は時間をしっかり作って手間をかけたカレーを作ろう。

 そして、ここからは今日の話。
今日は卒業式だ。朝、8時に目覚ましをセットし、目を覚ます。が、起きて「今日は何か大事なことあった気がするなァ。ま、いっか」二度寝してしまう。次に起きたのは9時T氏からの電話で目が覚める。T氏本当にありがとう。

 急いで着替えてカレーを食べて、学校へ。10分後れで卒業式に到着。予想通り定刻には始まらなかったため、何とか間に合ったようだ。ふう。
 式の内容はそれはそれは退屈なものだった。死にそうなじいさんがフゴフゴモゴモゴと喋っているだけで、そもそも良く聴き取れない。内容に関しても毒にも薬にもならないようなお話をのたまっていた。面白いことや洒落たことを言わなくてもいいから、良い話をするなら本気で卒業生を泣かせるくらいの良い話をして欲しいものだ。
 結局、卒業式は2時間。長い、長すぎる。もし私がプロデュースするなら、卒業証書授与→総長「諸君の検討を祈るッ!以上!!!!」と一喝→校歌斉唱、で10分で終わらせるのだが。長いとどうしてもだらけてしまう。早稲田の卒業式は地元(広島県福山市)の成人式よりは遥かにマシではあったが、それでも1時間も経てば集中力が途切れざわついてくる。これは一概に卒業生の責任ではなく、クソつまらない式をだらだらと二時間も続けている当局にも問題があるだろう。短く、強烈に、カタルシスを!そんな式をクリエイトして欲しいものだ。
 卒業式の会場から外に出ると、多くのサークルが卒業生の先輩に花束を渡したり、胴上げをしたりしていた。し、しまった!ここは後輩を呼んでおくポイントだったのか!?だが、後悔しても後の祭りだ。喧騒で溢れ返る会場前を寂しく後にする。クッ・・・

 まあ、そんなこんなで卒業式は終わった。その後、同じく卒業生であるjm氏と共に「フクちゃん」なるトンカツ屋へ向かう。ここは「チョコ入りトンカツ」通称「チョコトン」で有名な店なのだが、700円もするうえ、明らかに不味そうだ。今までとても行く勇気が無かったのだが、早稲田も今日で最後なのであえて挑戦してみることにしたのだ。
 店の暖簾をくぐり、即座に注文「チョコトン!」。迷ったら負けだ。迷えばとてもチョコトンを注文することは出来ないだろう。注文の後、冷静にメニューを見返すと、同じ700円で「おろしトンカツ」「チーズトンカツ」など明らかに美味しさが保証されたメニューが見つかる。良かった。これを先に見ていたらとてもチョコトンなんて注文できなかっただろう。
 そして出てきたチョコトン。トンカツの中にチョコレートが入っているのかと思っていたが、トンカツの上にチョコレートソースがかかっている一品だった。おそるおそる口へ。・・・・・・思ったほど、不味くはない。だが、チョコがかかったからといって決して美味いとも思えない。普通にチーズトンカツ・おろしトンカツの方が美味しいことは間違いないだろう。jm氏は「ギニューが乗っ取った悟空の体と戦ったクリリンはきっとこんな感じだったのだろうな」と意味深なコメントを残した。
 フクちゃんはトンカツはまあそんな感じだったのだが、ゴハンの量も非常に多かった。別に大盛りにしてもらった覚えは無いのだが、食べても食べても減らない。ゴハンだけでもかなりきつかったのだが、味噌汁お代わり自由だったため、やむなく味噌汁もお代わりする。米と味噌汁を無理に胃に流し込む。苦しくてもお代わりが出来るならついやってしまう、貧乏人の悲しい性だ。
 なお、ここのチョコトンはjm氏が奢ってくれた。彼とは同学年であるし、私に奢られる理由は全く無いのだが、私は生まれつき卑しいため素直に奢っていただく。社交辞令として、一度は断るべきなのだろうが、残念ながら私にそんな心の余裕はなかった。何はともあれ、jm氏ありがとう、本当に。

 jm氏と別れた後、急ぎ足で今度は専修別卒業式へ。私の専修は、哲学科人文専修。人文専修というのは一見何のことやら良く分からない専修だが、実際のところ良く分からない。卒業生の私も未だにその特性を理解していないくらいだ。だがシステム的には自由に受講科目や卒論を選択できる柔軟な専修であるため、他の専修にあぶれた人たちが集まる、ある意味人種の坩堝のような場所でもある。総じて皆うさんくさい。そして我が強い。もちろん誉め言葉だ。
 兎にも角にも、人文での卒業式が始まった。一度きに5000人を集めて行われる全体卒業式と違い、所詮100人程度の専修別卒業式。周りに知った顔もいるし、教員もフランクだ。先生たちのありがたいお話は、要約すると「恋をしろ」「コネを使え」ということだった。全体卒業式でのお話よりはためになる。

 人文卒業式で卒業証書を受け取り、乾杯し、友人たちとしばし歓談した後、次はT氏に会いに行った。朝、電話で起こしてくれたT氏である。彼は大学で一番初めに出来た友達であり、向こうはどうか知らないがこっちは一方的に親友だと思っている。
 私は彼の性格がものすごくものすご好きだ。彼は良い意味で実に大学生気質をしている。今日も映画の会話をしていたのだが、
 
私「タイタニック見た?普通に感動したんだけど・・・」
T氏「タイタニック?あぁ、昔のやつなら見たよ。アレは良かったね。最近のやつは昔のアレのリメイクなのだよ。最近のは駄目だ。下らない恋愛話に成り下がっている」

 素晴らしい。彼の僕はキミたちより常にワンランク格調高いものを見ているのだよ感が私は本当に好きで好きでたまらない。嫌味ではない。本当に好きなのだ。これだけ聞くと彼は単に嫌な奴のように思われるが、決してそんなことはない。まず、彼は偉そうなことをいうだけの努力を常にしている。そして、その結果、自分の考えが間違っていたり人の方が正しいと考えれば素直に考えを改める。実にすっきりとした人間だ。私は持てる知識や才能を隠す人間より、ひけらかす人間の方が断然好きだ。一緒にいて刺激的だし、なによりお茶目だ。彼は常に気高く自信満々で世界は自分を中心に回っているように振舞いながらもその反面、努力家で素直で何より心が優しい。私の理想とする早大生像に、初日で出会えたのはラッキーというしかないだろう。彼とは卒業後も一生、友人でいたいものだ。

 彼との語らいの後、とりあえず文学部カフェテリアに行ってみる。ネットでの情報によれば、カフェテリアでは二文の卒業式が行われており、タダ菓子・タダジュースがあるというのだ。当初の予定では、こっそり潜入して飲み食いするつもりだったが、行った時には既にお開きムードで人もほとんどいなかった。せっかくなので、残っているお菓子をポケット一杯に詰めて持ち帰ることにする。良かった。これで当分酒のつまみには困らない。

 その次は、サークルの追いコン(追い出しコンパ、卒業生を祝う会のこと)。ちなみにサークルとは、私の創立した「ヴィジュアル研究会」である。なお、私は白衣姿で卒業式に出たのだが、5年で卒業した同会の女性の先輩はゴスロリ服をお召しになっていた。お互い実に分かりやすい格好だ。(ちなみに早稲田の卒業式には覆面レスラーなども現れたりするので、さほど目立つことではない。デーモン小暮もアレで出たらしい)
 馬場にある居酒屋で飲み始める。今回は後輩が誰も企画してくれなかったので、自作自演である。私はおもむろに自分で購入した色紙を取り出し、後輩たちに書かせる。皆、思ったより素直に書いてくれる、実に嬉しい。他のサークルの追いコンもあったためちょっと顔を出しただけの人もいたのだが、合わせて10人もの人が来てくれた。小さなサークルだから、これだけでも十分嬉しい。しかもまでくれた人もいて、先輩冥利に尽きる思いだ。同じく卒業生の癌邪悪が何故か私に花束をくれたのは、非常に不可解ではあるが、やはり嬉しかった。(ちなみにとても書けないやんごとなき人からはバンドのCDを頂いた。大変嬉しかったです。ありがとう。僕もCD作ったら差し上げます)

 今日は、卒業と追いコンが実はそれなりに感動的だったため、少々長めになってしまった。とりあえず、僕も今日から学士さまだ。

2002年3月24日
夜:カレースパ(実験カレー2終了)

 今日は昼頃起きたら、後輩からメールがあって、家に来るとのことだ。この後輩は数少ないヴァンパイアセイバー対戦相手なので丁重に出迎える。そして、セイバーしたりD&Dしたりストゼロしたりカレースパご馳走したりしてるとあっという間に夜9時になってしまった。

 後輩を駅へ見送った後、私は考えた。
・・・困った。カレーのストックがなくなってしまった。明日は卒業式の後、追いコンがあるからカレーなんて作るヒマはない。スーパーもこの時間では既に閉まっている。それに今日も早く寝なきゃいけないから作るにしても時間は掛けられない。さてはて、一体どうしたものか・・・。

 とりあえず帰って冷蔵庫などを調べる。カレールー自体は買い置きがあるので、何ら問題はない。問題は具材だ。幸い、鶏の手羽先肉が冷凍してあるので、とりあえずこれを入れればにはなるだろう。しかし、野菜の類が全く入らないのはどうしたものか・・・。
 改めて私が当たりを見回すと、大根を発見した。大根か・・・。普段はカレーに入れない具材ではあるが、メーヤウのカレーには入ってる。多分、大丈夫だろう、ということで大根も入れることにする。
 大根は1cm四方に細かく切り、鍋へ。鶏肉も解凍してそのまま鍋へ。ニンニクをすりおろしたものをそのまま鍋へ。それにを入れて煮込み開始。ううむ、手抜きだ。全くフライパンを使わなかった。

 とりあえず今は煮込み中なので、食後感についてはまた明日。

2002年3月23日
朝:実験カレー2
夜:うらわカレー

 今日はライブ。朝起きて、カレーを食べお風呂に入った後、北浦和KYARAに向けて家を立つ。

 今日のライブでは無意味にを全てステージに上げてみた。何も理由はないのだが、絵的に面白かった。お客さんも皆素直に上がってくれて大変良かった。特に途中で入ってきた客がステージの異様な状況に脅え、すぐに出て行くことが二度もあったのが良かった。しかし、昨日作った打ち込みは想像以上に何も聴こえなかった。打ち込みを作りこんだのもリズムやメロディーや歌詞をいっしょうけんめいに覚えたのも、全て無駄だった気がするがまあいいや。終わった後、何故か楽屋に置いてあるテトリスで遊ぶ。楽しかった。

 その後、不死身屋氏と亜機人氏とわっちー女史と共にKYARA隣のカレー屋へ行く。オープンしたての店のようだが、270円という安価にも関わらずかなり質の高いカレーが食べれた。おそらく低価格カレーでは最もレベルの高い一品だろう。辛口〜甘口が選べるのも良い。辛口は本当に辛く、私だから食べれたものの、一般的な辛口を想像して注文した人は食べきれないんじゃないだろうか。とにかく良いカレー屋だった。KYARAに行くことがあればオススメしたい。

2002年3月23日
朝:実験カレー2
夜:うらわカレー

 今日はライブ。朝起きて、カレーを食べお風呂に入った後、南浦和KYARAに向けて家を立つ。

 今日のライブでは無意味にを全てステージに上げてみた。何も理由はないのだが、絵的に面白かった。お客さんも皆素直に上がってくれて大変良かった。しかし、昨日作った打ち込みは想像以上に何も聴こえなかった。打ち込みを作りこんだのもリズムやメロディーや歌詞をいっしょうけんめいに覚えたのも、全て無駄だった気がするがまあいいや。終わった後、何故か楽屋に置いてあるテトリスで遊ぶ。楽しかった。

 その後、不死身屋氏と亜機人氏とわっちー女史と共にKYARA隣のカレー屋へ行く。オープンしたての店のようだが、270円という安価にも関わらずかなり質の高いカレーが食べれた。おそらく低価格カレーでは最もレベルの高い一品だろう。辛口〜甘口が選べるのも良い。辛口は本当に辛く、私だから食べれたものの、一般的な辛口を想像して注文した人は食べきれないんじゃないだろうか。とにかく良いカレー屋だった。KYARAに行くことがあればオススメしたい。

2002年3月22日
夜:竹弥カレー

 明日のライブに備えて、今日はバイトを休んだ。だが、高校の期末試験などでもそうだが、時間があるとかえって人間何も出来ないものだ。昼間はゲームしたりしてダラダラと過ごす。

 夕方くらいからやっと危機感を覚え、音楽に着手。明日の打ち込みを作らなければならない。が、なんということか、入力用キーボードのアダプターが見つからない(!)音楽以前に入力が出来ないというのでは話にならない。
 仕方なくステップ入力は諦め、TRKファイル(ミックスマンスタジオ用のファイル)を並べて作ることにする。おお、意外と面白い。小回りは利かないものの、ファイル選択がなかなか楽しい。なんかものすごくたいしたことない曲になっていくが、まあいい。どうせ明日のライブは誰も打ち込みなんざ聞いていないだろう。って、最近、こんなのばっかりだな。

 その後、学生寮の同学年の者たちで4年生会(?)のようなものをした。普通、こういう状況では卒業後の進路などを語り合うものだが、みな進学やら留年やら、どうしょうもない社会不適応者ばかりだ。とはいえ、フリーターの私も人のことはいえないのだが。
 ちなみに、この会は竹弥という上野の焼肉食べ放題の店で行われた。2250円。・・・高い。が、まあが食える上に好物のプリンやらやらたくさんあって何だか幸せになれるので好きだ。ちなみにカレーもある。辛口のくせにあんまり辛くなく、コクもないのだが、まあ焼肉食べ放題の店にカレーの文句をいうのは間違っているだろう。

 というわけで、肉を大量に食べ、桃も大量に食べ、プリンもガツガツ食べた結果、食べすぎで苦しくなった。いつも食べ放題では腹9.5分目を念頭に置いているのだが、今日は何故か苦しくなった。おかしい、無理はしていないハズなのに・・・。やはり95%というギリギリの設定に問題があるのか?93%くらいにしておけば良かったと後悔する。
 皆と別れ、一人駅へと向かう。が、吐き気がして進めない。過去の経験からして30分も休めば腹はこなれるハズなので、駅の階段に座って回復を待つ。が、しかし、1時間たっても回復しない。困った・・・。そして結局途中で撃沈。ぐああ、もったいない・・・。た、大切な栄養が〜〜〜。
 食べ放題はついついを取ろうとガツガツ食べてしまうが、吐いてしまうと大損だ。全く、愚かなことをした。今度からよりシビアに損得勘定をしなければなるまい。みなさんも食べ放題には気をつけて欲しい。

2002年3月21日
夜:若干手抜きカレー(終了)

 夜。昨日買った「豚とろ炭火焼肉」というものを食べることにする。レンジで温めなおすだけで食べれる楽ちんな一品だ。にその豚とろを並べ、大根おろし生卵を落とす。ううむ、美味しそうだ。
 今日の夕食はこれだけで十二分だ。だが、そうは問屋が卸さない。今日はまだカレーを食べていないのだ。嫌々ながらそのうえにさらにカレーをかける。たったこれだけで、見た目の美味しさもずいぶん落ちた。明らかに蛇足だ。

 そして実際に食べてみる。ううむ、いろいろ入りすぎていて味が良く分からん。しまった、カレーはかけずに別に食べれば良かった。後悔先に立たず、泣けてくる。しかも大根おろしやらカレーやらで米がすっかり水っぽい。食感も見た目も酷く悪い。まあ、これはカレーばかりが悪いわけではないのだが・・・。とにかく今日の夕食は若干失敗だった。敗因は朝か昼にカレーを食べなかったことだ。

 ところで今日はテレビチャンピオンの「大食い選手権新人戦」を見た。いつもは大食いよりもむしろ出てくる料理が美味しそうだから見てるのだが、今日のは決勝進出者の3人に2人が女性という斬新な映像が見れた。テレビ的には東京の笑顔さんのようなキレイどころの女性が決勝にまで残ってくれたのは嬉しいだろう。うまいこと出来たもんだ。個人的にはとしこさんの性格がとても可愛らしいと思った。友達になりたいタイプだ。

 テレビついでにいうと、明日放映される「ハムナプトラ」は、何も前情報なく見ればそこそこ楽しめるが、「あの有名なハムナプトラ!」と思ってみると絶対に失望するので気をつけたし。「インディペンデンスデイ」に近い(でもインディペンデンスデイよりもつまんない)。

2002年3月20日
夜:実験カレー2

 今日もバイト。帰りにスーパーで好物のカニクリームコロッケ2個100円を購入。カレーに1ついれて食べた。残りは明日の朝ゴハンにしようと思う。
 なお、晩ゴハン時にインスタント味噌汁を作ったのだが、ハッと気づいたら、何故かきゅうすに味噌を入れていた。疲れてるのだろうか・・・。

2002年3月19日
朝:実験カレー2

 今日は「三匹が斬る」を見るため10時半に起床。見ながらまったりとカレーを食べる。
 
 そのあと、宅配便でネットショッピングしたキックボードが届く。私の家は駅から若干離れているため、客人が来た場合15分ほど歩かせることになってしまう。しかし、これで多少機動力が上がるだろう。ちなみにキックボードは1990円で購入した。

 今日はアムの音楽隊というバンドのスタッフをすることになっていたので、新宿LOFTへ。スタッフといっても別段何もすることなく、普通に観賞。オープニングSEで私のカラオケが流れていた。ううむ、自分でいうのもなんだが上手い。

 ライブ。アムの音楽隊ノイズ音が増えていて僕好みの音に近づいてきた。僕好みになったということは、一般受けからさらに遠ざかったということだろう。大丈夫だろうか。
 初めて見たアートマージュドュシャインは、噂ほど斬新でも衝撃的でもなかったが、楽曲が耳に心地良く、普通に楽しめた。ねねさんはアマデウスでもアートマージュでもキュートだった。
 死ね死ね団はライブよりも物販が楽しかった。

 LOFTを出る頃にはいい加減時間も遅く、帰ってゴハン作るのも面倒くさかったので、ついに外食博多天神へと行く。博多天神は基本的にラーメンレベルの低い東京において、コストパフォーマンスも含めると最も優れたラーメン屋ではなかろうか。味付け卵・チャーシュー・海苔・キクラゲなど一通り入っており、ニンニク・辛し高菜・ごま・紅しょうが等も自由に加えることができる。そのうえ、替え玉一回無料で出来ることまで考えると500円という値段もリーズナブルといえよう。せっかく新宿まで来たんだし、ということで食べて帰る。今月は月末に出費がかさむのに大丈夫だろうか・・・。

 なお、余談ではあるが、ラーメンの総合力なら我が実家、広島県福山市の方が東京より遥かに優れている。東京で行列の出来る店と同レベルの味が福山では結構あちこちで食べれる。もちろん、並ばなくていいし、値段も安い。

 さて。ラーメンも食ったしさっさと帰ろう、と歌舞伎町を抜けたところで「気持ちの良くなるキノコ」を売っているお兄さんを発見。売ってるモノ自体見るのは初めてだし、来月から法律で禁止されてしまうので迷わず購入2回分、3000円。ぐむう、高い・・・。くそう、なんという出費だ。しかし、金の使い方としては間違ってないハズなので仕方がない。

 しかし、しばしば思うことだが、国はくだらない法律を作るときだけは迅速だ。もっと先にいろいろやることがあると思うのだが・・・。


2002年3月18日
夜:カレースパ(若干手抜きカレー使用)

 今日は迂闊にも寝過ごした。やはりダメだ。夜は早く寝る必要がある。私は決めた時間に起きるのではなく、一定の睡眠時間の後、目が覚めるように出来ているようだ。
 ゴハンを作るヒマも食べるヒマもないので、そのままバイトへ。20分遅刻。幸いなことに10分20分の遅刻は何もいわれない職場なので問題はなかったが、帰るのが遅くなってしまうのでやはり遅刻は良くない。

 そんなこんなでバイト終了。家に帰って、夜はスパゲティーを作る。いつも通り麺を茹でてカレーを解凍する。それと同時に、危険な色に変わってしまったハムを処理すべくハム3枚を使った豪華ハムエッグを作る。
 ハムは賞味期限が27日までなのだが、既にで食べるのは恐ろしい色に変色してしまっている。パッケージには「未開封の場合の賞味期限です」と書かれているので詐欺ではないが・・・。
 まあいい。焼けば食える。例えこのハムが腐っていようと基本的に焼けば問題はない。万一、このハムが体に有害だとしても、一枚当たりの単価20円強のハムを3枚捨てることの心の痛みとは比べようがないだろう。

 というわけで、夜はハムエッグ入りカレースパを食べた。半分くらい食べたところで「今日のカレースパはいつもと何かが違う。あんまり美味しくない。おかしい??何が悪いのだろう」と感じ始め、しばらく考えた後、タバスコを忘れてた事に気づいた。

2002年3月17日
朝:偽カレーパン(実験カレー2使用)

 バイトなので、忍風戦隊ハリケンジャーを見ながらカレーパンを食べる。食べながら真剣にテレビを見るのは意外と難しい。来週はハリケンブルー宇宙コギャルくノ一との戦いらしい。アホらしくて期待が高まる。

 バイト。今日はPC関連の仕事だった。簡単・単純・地味な業務ではあるが、それでいて時には私の知識・スキルを遥かに超える難問にぶつかることがある。そういう時は諦めて周りの人に聞くのだが、彼らは私が初めて見るようなテクニックを使い、私が見てもさっぱり意味の分からない英文の羅列を前に「フンフン・・・。ううむ・・・・ムムッ・・・(ニヤリ)」と、なんだか分からないが、なんだかすごい感じである。

 帰りにツタヤでビデオアニメ「ぷにぷにぽえみぃ」の後編を借り、帰宅。晩ゴハンはお蕎麦。親が送ってくれたお蕎麦は地元では有名な「宇山蕎麦」。ド級の田舎にありながらも蕎麦目当てに訪れる客もあるという程の一品である。ちなみにどのくらい宇山が田舎かというと、隣の家まで500M、最寄の自販機まで2Kmマムシ・タヌキ・イノシシが現れ、どの農家も山一つ所有してるのが普通という世界だ。
 閑話休題。そういうわけで、大変美味しいお蕎麦大根おろしわさび海苔かつお節梅干でいただくことにする。借りてきた「ぷにぷにぽえみぃ」を見ながら食べようかと思ったが、1分見てムリだと判断。あまりにクオリティが高すぎて、とてもじゃないが食べながらなんて見れないのだ。

 そんなこんなで美味しくお蕎麦をいただいたところで、お楽しみのぷにぷにぽえみぃを鑑賞。実に素晴らしい出来だった。尊敬している黒田洋介先生(イカした脚本家)もちょこっと出てきて、ストーリーのくだらなさオチの酷さも最高に良かった。サービスシーンのパロディも秀逸。OVAだから当たり前とも言えるが、エクセルサーガ以上によく出来た作品だった。素晴らしい。漫画太郎が好きな人にはオススメしたい。次は「アーケードゲーマーふぶき」が見たいものだ。


2002年3月16日
夜:カレーつけめん(実験カレー2使用)

 今日はお休みなので、ゆっくり寝るつもりだった。が、するとホントにゆっくり寝すぎて起きたら2時だった。ちょっとどうかと思う。

 昨日買ったお茶漬け海苔が食べたかったので朝はお茶漬けにした。しかし、お茶漬け海苔って、基本は海苔ワサビだな。これならわざわざ買う必要はないのかもしれない。セコイこといわずに鮭茶漬けを買えば良かった。

 晩は以前失敗したカレーつけめんに再挑戦。前回はチキンラーメンを用いて大失敗したが、今度は大丈夫。生麺だ。麺は半額39円で購入。今度はきっと美味しいハズだ。

 というわけで、さっそく調理。まずは麺を適当に茹でる。3分ほど立ったらざるに移し、水を切る。同時進行でカレーを解凍し、出来上がり。
 それでは、食べてみる。水気のないをがんばってバラして持ち上げ、カレーにつけ、口に運んでみる。
 うむ・・・・・・やっぱりマズイ。前回のチキンラーメンよりは遥かにマシだが、生麺は全く水気がなく、カレーのついた何かボソボソしたものを食べているような感じだった。普通のつけめんつゆにつけて食べるからバランスが取れるのであり、水分の少ないカレーにつけるのは間違いだったのだ。実に不味い夕食で酷く心が荒んだ。冒険には危険が付き物ということか。
 
 これから口直しにマンゴープリンでも食べようかと思う。

2002年3月15日
朝:偽カレーパン(実験カレー2使用)

 今日はバイトなので、偽カレーパンを食べた。微妙に寝坊したため焦って食べてたら舌を火傷してしまった。2日も休むと朝が辛い。

 そしてバイト。いつも通りにこなし、帰宅。ちなみに明日はバイトお休みらしい。会社が閑散期に入りつつあるようで、これからは仕事も少なくなりそうだ。休みが多くなるのもいいが、週4日は働かないと、いくら僕でも食っていけない。

 タバスコ(結局1ヶ月半でなくなった)が切れたので帰りにスーパーで買って帰ることにする。ついでにインスタントの味噌汁も買って帰ろう。スーパーに寄ると必ずいらないものまで買ってしまうが、バイトがこれから仕事が減りそうだから節制しなければならない。今回は目的のものだけ購入してすぐさま帰ろう。

 ・・・しかし、レジに並ぶ僕の手には柳川風鰻があった。嗚呼、なんということか。人はなんと弱い生き物だろう。値引き価格150円という魅力には勝てなかった。今日の昼、バイトの休憩中にカイジを読んで、初給料9万ペリカ豪遊で使ってしまったカイジをあざ笑っていたが、まさか数時間後に我が身となろうとは。
 だが、やはり冷静に考えてみても、150円で食えるチャンスなどそうそうあるものではない。長期的視点から考えれば、あながち間違った判断ではなかったのでは?と、そんなことも所詮言い訳に過ぎないのだが・・・。

 まあ何はともあれ、鰻は美味かった。柔らかかった。なお、調理中に鰻をひっくり返してしまうという大失態を犯したが、3秒ルールの適用で事なきを得た。生まれつき卑しくて良かった。

2002年3月14日
夜:実験カレー2

 というわけで、今日は客人が来た。
とりあえず朝起きて部屋の掃除。普段、掃除などおっくうでしないため、客人が来る時くらいはすることにしている。

 客人が来たので、打ち合わせどおりピザを買いに行く。ドミノ・ピザといういわゆる宅配ピザ屋であるが、なんと持ち帰りだとMサイズ500円引きになるのだ。そして、もっとも安価なMサイズのピザは1000円。つまり、1人あたり250円でピザを食べることができるのだ。
 迷うことなく最も安価なガーリック&トマト(1000円)を購入。トマトガーリックパセリしか乗ってないシンプルなピザではあるが、生地チーズの味はやはりファーストキッチンのそれより大分上等である。二人で美味しくピザを頂いた。

 一通りゲームなどをしたあと、カレータイム。客人は「普通に美味しい」とぱくぱく食べていた。普通に美味しい・・・か。確かに今回のカレーはその程度のレベルではある。しかし!いつの日か、カレーで人を感動させる、中華一番風にいうならカレーで世界を征服できる、そんな究極のカレーを作りたいものである。

2002年3月13日
夜:実験カレー2(チャレンジトマト)

 今日はバイトお休みだったのでだらりと昼頃起床。「三匹が斬る」を楽しく見た後、お腹が減ったのでゴハンにしようと思う。とはいえ、今日は晩にカレーを作る気なので、あまり朝からカレーは食べたくない。しかし、いま家にこれといって手軽に食べれるものもない。
 ということで、カップラーメンを食べてみた。カップラーメンは69円で買ったもの。も食べたので、結局100円くらいか。カップメンを食べても全然安上がりにならないのが悲しい。

 そして、夜はカレーを作った。明日、客人(女の子)が来るため、今回はまろやかで食べやすいカレーを作ろうと思う。今回の実験はトマト。メーヤウのベジタブルカリーも明らかにトマトを使っている。あの凶悪なメーヤウでさえベジタブルカリーは食べやすい。トマトを入れれば食べやすくなるのではないか、という算段である。
 というわけで、初のトマト入りカレーを作るべく、スーパーに買い物に行く。普通のトマトは1個120円くらい。比べて、缶詰のカットトマト108円。・・・缶詰の方が安いではないか。既製品の方が作るより安いという事実にびっくりしながらもトマト缶を購入。
 他にはナス2本(長ナス1本70円、高っ!)、タマネギマイタケジャガイモを購入。肉は豚肉こま切れ半額煮豚用豚肉半額をすごく迷っていたら、二つともおばちゃんに買われてしまい、購入できなかった。まあ牛肉の残りがあるからあれを入れればいいだろう。
 それと近所の八百屋でニンニクも購入。半分のを50円で売ってもらった。

 早速調理開始。まずはいつも通りタマネギみじん切りにし、炒める。今日はどうしたことか目が痛くならなかった。なぜだろう??
 次に、水につけてアクを取った(取れたハズだ。たぶん)ナス輪切りにし、たっぷりをひいたフライパンで両面とも2分ほど焼く。こうすることによりナスの色落ちを防ぐことができる・・・らしい。
 その後、ニンニク・唐辛子を炒め、それらと一口大に切ったジャガイモ、あらかじめ作っておいたゆで卵4コをまとめて鍋に入れ、水を足し煮始める。少し煮たところでそういえば肝心のトマトを入れてなかったことに気づき、あわててトマトを入れる。本当はトマトも軽く炒めた方がいいのであろうが、いまさら手遅れだ。もう少し煮たところで、今度はマイタケを入れ忘れてたことに気づき、やはり慌てて入れる。まあマイタケはいつ入れたって大丈夫だろう。
 
 煮込むこと1時間。ジャガイモは冷凍するととても不味くなるらしいので、完全に溶かす気でいた。今回、ジャガイモを入れたのは食べやすいよう甘味のあるカレーを作るためであり、ジャガイモ自体を楽しむつもりではないからだ。
 しかし、1時間煮込んだところでジャガイモは元気にその原型を留めていた。ニンジンにしてもそうだが、意外と煮崩れしないものだ。生意気な。
 それからさらに1時間、大分ジャガイモも崩れてきたが、まだ「ジャガイモと認識できるレベル」である。くそう、ちょっと悔しい。トマトも若干形を残している。貴様も私に刃向かうのか。しかし、いい加減お腹が減ったので、ここで煮込みは終了。心残りだが仕方ない。泣いて馬謖を斬ることにしよう。

 あとはカレールー(熟カレー中辛)、チョコレー牛乳を加え完成。さっそく食べてみたところ、まず牛肉が消えうせているのが腹立たしい。どうやらコマ切れ肉とかは2時間煮込めばミンチになってしまうようだ。これなら挽き肉でも良いわけで値段的に大変損した気分だ。そしてもう一つ、ナスは影も形もなくなってしまった。今日はナスカレーだ、と意気込んでいただけに非常に悔しい。
 ゆで卵は煮込みの段階から入れたため、ルーの後に入れた前回と比べ、格段に味はついていた。ただ、ルーを入れる際にいくらか攪拌する必要性があるため、いくつかの卵は攪拌の際に欠けたり崩れたりと、少し見た目が悪くなったのは否めない。

 結局、味は普通のカレー+後味がトマト、という想像通りの味となった。やはりメーヤウのベジタブルカリーに似た感じだ。肝心のまろやかさだが、いつもより心なしかまろやかな程度で、たいした変化はなかった。ジャガイモは入れた割りにはカレーは辛かった。
 総評するとなんとも無難な味だ。強くトマトを意識するのは最初の1口2口くらいで、そこから先はやはり普通のカレーという感じだ。トマトを入れただけでは、劇的な変化は見込めないようだ。まあこれはこれで勉強になった。

2002年3月12日
朝:若干手抜きカレー使用

 昨日食べたカレーが美味しかったので、今日も食べた。冷凍ゴハン+冷凍カレーでもそこそこいけるものだ。

 ちなみにお昼のお弁当は、冷凍食品ヤキソバ+米(梅干付き)。とっても美味しかった。やはり米はいい。パンはアクセントにはいいが、常食するとすぐ飽きてしまう。

 夜はいい加減が食いたくなったので、高級食材「牛肉」を購入した。226g364円半額で購入したので、182円。ううむ、高い・・・。
 ゴハンを炊きながら、夕食の準備。牛肉大根の葉を炒めたものに大根おろしを載せ、ぽん酢をかける。大根は本体葉っぱの両方食べれて、一粒二度美味しいというやつだ。これが出来た時点でまだ米が炊き上がってなかったため、ついでにハムエッグとか作ってみた。しかしハムエッグという奴は、単に目玉焼きの横でハムを焼いてるだけとしか思えない。
 結局、夕食は最初の炒め物ハムエッグ、それと味噌汁キムチでなんとも豪華なものになった。特に炒め物が肉を使っているのに非常にあっさりしていて良かった。大根の葉には栄養もたっぷりらしい。
 あと、今日はワインとか買ってしまったので、これから飲もうかと思う。まったく、気づけば毎日を飲んでいるではないか。いくら少量とはいえ、確実に財政を圧迫している。焼酎とかをストレートで飲んだ方が効率いいかもしれない。

 それと、急に聴きたくなったので、今これを書きながらポリスのデビューアルバム「アウトランドス・ダムール」を聴いている。良い意味で人をバカにしたような曲だ。このアルバムにはないが、「高校教師」「ドゥドゥドゥ・デ・ダダダ」といった曲名も人をバカにしてるとしか思えない。ちなみに「アウトランドス・ダムール」では「マソコ・タンガ」がいちばん好きだ。こういう絶妙の肩すかしソングを作りたい。

2002年3月11日
朝:若干手抜きカレー

 朝。食パンもなくなってたので、久しぶりにのカレーを食べた。気のせいか、パンと食べる時より、カレー自体のが引き立つ気がする。とても美味しかった。

 夜は味噌汁大根おろし冷やっこという、人に胸を張っていえる健康食だった。でもやっぱりが食いたい。

2002年3月10日
朝:偽カレーパン(若干手抜きカレー使用)

 今朝もいつも通りに食べた。そろそろパンにも飽きてきたので、明日は朝食を食べようかと思う。

 夜は急に湯豆腐が食べたくなったので、豆腐を買いにいった。しかし、豆腐は高い。200g98円とは、こんな高級品とは思わなかった。今日は約半分食べたので、残りは冷やっこにしてチマチマ食べたいと思う。しかし、豆腐は高いな。

2002年3月9日
朝:偽カレーパン(若干手抜きカレー使用)

 朝はいつも通りに食べた。

 たまには食べ物以外のことも書くとしよう。まずはバイト。久しぶりに本社で仕事だ。やっぱり本社の方がはるかに雰囲気が良く、仕事もやりがいがある。というか、仕事してる気がしないくらい楽しい。というわけで、仕事で7時間ほどプレステしてた。

 1時間ほど電車に揺られ、ホームタウンの綾瀬へ着く。なお、電車の中では先日買ったワンダースワンミスタードリラーに熱中。GBAがどう考えても優勢のご時世にあえてワンダースワンを買うのがサターンユーザーとしての誇りというものである。

 電車から降りて、とりあえず駅前の50円ゲーセンに行く。我ながら良くゲームしているものだ。基本的にゲーセンではスト3しかしない。スト3がプレステに移植されれば、ゲーセンにも行かなくなるだろう。
 というわけで、最近お気に入りの空手小公女まこっちゃんを使う。このコは女の子キャラなのに無駄に露出が多いこともなく、必殺技突進技疾風以外は、中段技めくり専用対空技連携専用コマンド投げなど実に渋い。また超必殺技正中線五段突きはやや下方向気味の正拳突き(正確には正拳ではないのだが)を放つだけ。当たればそれからさらに4hitするものの、超必のクセにとにかく渋い
 もう一つ付け加えると、このキャラは明らかに「猪突猛進」を念頭に作られており、異常に性能の良い前ダッシュに比べ後ろダッシュはほとんど後退しないし、突進技疾風は最も使い勝手の良い必殺技で、連発さえしてれば押し込めるCPUもいるため、まこっちゃんは常に前進しているイメージがある。また、超必殺技「丹田練氣・攻めの型」は一定時間攻撃力1.75倍になる代わりに、一切のガードが出来なくなるというまこっちゃんを象徴するような猪突猛進っぷり。この少女=猪突猛進という図式が大して露出もないまこっちゃんを(自分の中で)萌え萌えキャラにしている主要因であるといえよう。というか、一般的には萌えキャラでないのかもしれない。

 と、まあそういうわけで、この激シブ空手少女を最近使い出したわけだが、かなりテクニカルなためなかなか扱うのは難しい。いまだにコンボ正中線五段突きに繋げることが出来ない。せめて立中P疾風からは繋げれるようになりたいものだ。そんなこんなでいまだに超必殺技を単発カウンターで用いるという初心者丸出しなプレーながらも、今日は調子が良かったらしく9人目まで行けた。
 そして9人目はリュウ。どうもリュウ・ケン・豪鬼苦手意識のある私には勝てる気が全然しない。思ったよりも善戦できたが結局3本ストレート負け。ううむ。そして敗北した時のリュウの勝ち台詞。「まだまだ軽いぞ!拳に全体重を乗せるんだ!」。
 ・・・そ、それって、全体重を乗せたまこっちゃんの拳に殴られたい、ってことか。えろいぞ、リュウ。変態だぞ、リュウ。そしてちょっと羨ましいぞ・・・。

 そんなわけでスト3を終えた私は、帰路に着く。今日は蕎麦が食べたくなったので、帰りにチューブわさびあなごの天ぷら(半額80円)を購入。蕎麦は普通のつゆ蕎麦にするとマズイことを前回学習したので、今回はいわゆる「ぶっかけ蕎麦」にしてみる。
 作業はとっても簡単。茹でた蕎麦に大根おろし生卵を落とし、あなごの天ぷらをおもむろに載せる。それにつゆをかけて食べるという、とってもシンプルなものだ。蕎麦の上に乗せるものは何でも良く、例えば大根おろし+梅干なども可能。
 これにキムチで今晩の夕食。嗚呼、蕎麦が美味い。麺類では一番蕎麦が好きな人間なので、久しぶりの蕎麦に感動。しかも今回は美味い。こないだのカレー蕎麦とはえらい違いだ。後輩からもらった蕎麦自体の味も大変良かった。きっと高価なものなのだろう。ありがとう。
 蕎麦は麺それ自体の美味しさでいえばうどんやパスタより遥かに上回ってるとの私観。

*ちなみにまこっちゃんの攻略ページ。動画もあるので、まこっちゃんの硬派空手少女っぷりが拝見できます。重いですが・・・。
http://www2.odn.ne.jp/~car78270/pd-hp/new_makoto.htm
トップページ
http://www2.odn.ne.jp/~car78270/pd-hp/index.html

2002年3月8日
朝:偽カレーパン(若干手抜きカレー使用)
夜:QUOカレー

 朝はいつも通りに食べた。

 そしてバイト。隣の席の人が、私がいつも迷いながらも買えない、とても美味しそうなお弁当500円)を5分ほどでぺろりと平らげていた。しかも、あろうことかスパゲティを残して捨てているではないか!一瞬、ゴミ箱を漁ろうかという考えがよぎったが、ごときで人としての尊厳を失うわけにはいかない。なんとか平静を装った。

 バイトの帰り際、ちょっと豪華QUOCHINAという店でカレーを食べてみた。税込み315円。高い、がまあ前々から気になっていたことだし、良いだろう。
 ここのQUOカレー烏龍茶で炊き込んだ玄米が特徴だ。だが、実際現物を見ると、米どころかカレールーにまで茶葉が入っている。カレーを煮込む際に玄米茶葉を入れているようだ。なるほど、参考になる。
 具材は、その玄米茶葉ひき肉くらいしか見当たらなかったが、味は良かった。担担麺の具材でカレーを作ったと考えれば想像しやすいだろうか。というか、キーマカリーといった方が分かる人には早いか。
 315円ということで、量は少々少なめだが、私のような(おそらく)平均的成人男子でも足りないことはない程度にはあった。なかなか良いのではなかろうか。今度は私も烏龍茶入りのカレーを作ってみたい。

*QUO CHINA関連ページ
http://www.tfm.co.jp/tokyotopics/2001/20010905.html
http://omise.hanako-net.com/view.html?ID=64107605

2002年3月7日
朝:若干手抜きカレー

 今日はバイトお休み。朝は「またまた三匹が斬る」を見ながらカレーを食べる。至福の一時だ。

 そのあと学校成績通知書を取りに行く。計算ミスとかで留年していたら嫌だなあ、と不安だったが、まあ何の問題なく単位は取れてた。これで無事に卒業できる。
 せっかく往復460円もかけて早稲田まで来たことだし、無事卒業できたお祝いにメーヤウでカレーでも食べて帰ろうかと悩む。が、750円は高いなぁ、と思い直す。結局、メーヤウは諦めて、家に帰ってスパゲティーを食べた。メーヤウは卒業式の日に取っておこう。

2002年3月6日
朝:偽カレーパン(若干手抜きカレー使用)

 今日はちゃんと起きれたので、カレーパンにして食べてみる。うむ、お手軽だ。
 晩ゴハンはとてもパスタが食べたい気分だったが、白菜が腐りそうなのでラーメンにする。インスタントラーメンに大量の白菜キムチを入れて食べてみる。本当はスープの味を壊すから避けた方が良いのだが生卵も入れてみる。どうせインスタントのスープなど壊れようが壊れまいが大差はない。

 ところで食事を取るときは基本的にテレビをつけてるのだが、今日は「はみだし刑事情熱系」をずっと「ロングラブレター・漂流教室」だと思って見ていた。過ちに気づいたのは15分過ぎだった。
 しかし「漂流教室」もそうだが、この手のドラマで劇中に出てくるメッセージ(この場合だと「僕らは物に溢れた時代に生まれて、それが当たり前だと思って云々〜」というもの)に素直に共感できる人間っているのだろうか?こんなちゃちなドラマの中で説明臭く説教臭く語られたセリフに果たしてどれだけの重みがあろうか?少なくともこの脚本を書いている人間は絶対にこんなこと考えてないと思う。「仕事だから書きました」「この要素を入れとかなきゃいけないから書いときました」という臭いがぷんぷんする。こういうセリフが普通に出てくるから、基本的にドラマは嫌いだ。もうちょっとスマートに書いてほしい。

2002年3月5日
夜:偽カレードリア(若干手抜きカレー使用)

 思いっきり寝過ごしたので、朝ゴハンを作る時間も食べる時間もなかった。仕方なく朝抜きバイトへ。当然お弁当も作れなかったのでやむなく外食とした。
 職場の近くでとても美味しそうな500円お弁当を売ってるおねーさんがいるが、そんなブルジョワジーなものを食べるわけにはいかない。近くの駅の地下街へ降りると480円で非常に美味しそうなランチがあるが、まさか食べるわけにはいかない。
 結局、いろいろ考えた末、ファーストキッチン230円ジャガマヨピザを購入。しかし230円のくせに非常に美味しかった。週に一度くらいは食べてもいいかな、とか一瞬考えるが、その230円命取り。月に一度の贅沢としよう。

 夜。食パンが切れていたので、スーパーに寄る。スーパーに寄るとついつい要らない買い物までして出費が大きくなってしまう。しかし、これが楽しいのも事実。
 この日も楽しい逡巡の一時を過ごした後、牛肉コロッケ2個を半額の100円で購入。はぁ〜、少し贅沢癖が付いてきたようで良くない兆候だ。
 晩餐は、偽カレードリア+コロッケ+サラダ+スープ、それと腐りそうだったので納豆も食べた。非常に豪華だ。コロッケの残りは明日のお弁当としよう。

2002年3月4日
朝:若干手抜きカレー
昼:若干手抜きカレー
夜:若干手抜きカレー

 まずは昨日作ったカレー詳細から。
 
 とりあえず風邪気味なので適当に作ろうと思い、一番骨の折れる作業であるタマネギ炒めを適当に切り上げる。そもそもタマネギも今回は輪切りだ(いつもはみじん切り。だって目が痛いんだもん)。オリーブオイルタマネギニンジンを適当に炒めて鍋へ移す。続いて、煮豚用の豚肉を焼いてみることにする。たぶん直接鍋でも問題ないのだろうが、表面に焼き色をつけてみようと思ったわけだ。とはいえ、カレー粉を入れた時点で焼き色など判別つかないのだろうが。
 そしてマイタケ豚肉と解凍した豚モツ(500g190円時に購入したものを冷凍していた)も鍋に加え、煮込むこと約一時間。その後、いつも通りチョコを入れ、今回は烏龍茶を省略し、卵黄を入れる。ルーはゴールデンカレーとろけるカレーのブレンド。製作時間約3時間。まあこんなものか。手抜きしたつもりだが、いつもと一時間程度しか変わらないのが残念だ。
 
 それを来客したTINA氏にお出しする。TINA氏は「OH!Myコンブ」を実践するほどの料理通。私にとっては海原雄山のような畏れ多いお方だ。ドキドキしながらカレーを差し出す。
「・・・ふむ。家庭で、しかもこの低予算でここまでの味が出せれば合格といえるだろう。」
ありがとうございますッ!

というわけで、今日はちょっとだけカレーに自信が取り戻せた。

2002年3月3日
朝:偽カレーパン(実験カレー1終了)

 日曜というのにバイトだから(その代わり明日は休みだ)朝はハリケンジャーを見ながら偽カレーパンを食べた。しかしハリケンブルーはかわいい。ハリケンジャー、ガオレンジャーより面白いかもしれない。それに比べて龍騎は、なぁ・・・。
 夜は残りのマグロペペロンチーニを作った。大目にひいたオリーブオイルマグロ唐辛子マイタケを炒める。それをパスタにからめてみたが、どうにも味が薄い。バターを溶かしてみたが、それでもものすごく上品な味わいだ。いうまでもないことだが、貧乏人の価値観「味が濃い=うまい」だ。こんな上品な味では「おいしい」と思いながらも何故か損した気分になる。
 これに何を足せば良いのかいろいろと考えたが、結局、最後はいつも通りタバスコを大量にかけることにした。するとやっぱり、繊細なマグロのうまみなどがまとめて消し飛んでしまった。タバスコの味しかしない・・・。流石に後悔した。 

 食後でおなかいっぱいにも関わらず明日の為にカレーを作る。明日はバイトは休みだが、昼から客人が来るので今日のうちに作っておこうというわけだ。自分でいうのもなんだが、私は起きて作るほど意志が強くない。必ず二度寝してしまうからだ。それに一晩寝かせた方が美味しいハズだし。
 とりあえず今日作ったカレーについては明日の日記に詳細を書こうと思う。

2002年3月2日
朝:実験カレー1

 今日はバイトが休みだから、久しぶりに朝食を食べた。それで納豆と一緒にカレーを食べた。
 昼頃、新手のセールスマン?らしき人が来て「一日たったの130円水道からおいしい水が出ますよ」とかいってきた。アホなことをいうな。130円あれば、毎日肉を食うわ。
 夜はそんな現状を象徴するかのように、マグロの赤身を使ってしゃぶしゃぶにした。バンドのメンバーその他に「ヒマなら来い」と言っておいたから誰か来るかと思ったが、誰も来なかったので、1人で寂しく大量の白菜を食べた。他にはニンジンマイタケなど。大根おろしとかあればベストだったのだが、1人で食べると確実に余るので諦めた。ネギとかも欲しかったが、そんな嗜好品を欲したらバチが当たると思ってこれも諦めた。
 普通に食べた時点で既におなか一杯だったが、折角なので雑炊も作って食べた。ちょっと苦しかった。

2002年3月1日
夜:カレースパ(実験カレー1使用)

 朝、起きるのが遅かったため、カレーパンを作れなかった(作るといってもカレー解凍してパンに載せてるだけだが)。
 バイト帰りにまたスーパーへ。毎月一日は「一の市」といい、いろいろ安いのだ。なので、安さに目がくらみ色々買い物してしまう。まずは次回のカレー用にマイタケ150円)を購入。お弁当用に冷凍ヤキソバ138円で購入。3食分だから、1食あたり46円か。クソッ、4割引でも高いな、冷凍食品。あとはヤバイ色をしたキャベツ1/234円で、タマゴ10個99円で、キムチ400g298円で、ぽん酢178円みりん149円、晩ゴハン用に唐揚げを半額の70円で購入した。
 さらに、これまた安さに目がくらんでマグロの赤身100円で購入。この赤身を唐辛子と一緒にオリーブオイルでステーキにすれば、きっと美味しいペペロンチーニが作れるのだが、今日は朝カレーを食べてないので夜はなんとしてもカレーを食べなければならない。因果なことだ。
 というわけで、諦めてカレースパを作る。パスタの上に炒りタマゴを載せ、カレールーをかける。その上に唐揚げを載せ、粉チーズタバスコをかける。うむ、豪華だ。賞味期限が3月3日までなので、なんとかして明日明後日でマグロを食さなければならない。

ところで、2月分の食費の総計を出してみた。計13820円。外食込みで15000円を目指していたので、まあ出だしはなかなか順調と言えるだろう。一食あたりの単価は平均167円。これは一日3食として計算しているが、実際バイトのない日は一日2食なためもう少しお金をかけて食べていることになる。しかし、そこそこ豪華に食っていた気がするのに、15000円かかってないとは正直びっくりだ。こう考えるとやはり外食というのは高いものだ。ちなみに今月の外食はバイトの昼休みに食べたコロッケパン100円タルタルフィッシュサンド200円。共にお弁当を作り始める前のものである。それとマックフランクバーガー157円、イトーヨーカドーで食べたアイス157円ファーストキッチンピザ136円吉牛280円と、最も単価が高いのは吉牛だったりした。

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