架神のカレー日記02.12前半
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2002年12月15日
朝:元祖っぽいチキンカレー

 起きたら10時龍騎が見れなかった。前日遅くまで台本を書いていたので、起きれないかもしれないと懸念はしていたが、まったくその通りの結果となった。まあ、過ぎてしまったものは仕方ないと諦め、ギャラクシーエンジェルを見ようとテレビをつけると、ギャラクシーエンジェルも終わってる。先週は9時からだと勘違いしてビデオを撮りのがし、今週は10時からだと勘違いして、また見逃した。なんということだ。

 その後、カレーを食べ、身支度をして高円寺無力無善寺へ。今日はバンドでクリスマスパーティーだった。今日は前回のリベンジでカレーを作ることになっていたので、炊飯器やら具材一式やら、やらフライパンやらで、絶望的に荷物が重く、もう二度とライブハウスでカレーなんて作るものか、と決意した(でも、また忘れて作るのだろう)。

 この日来てくれたお客さんは15人ほど。内容は、PS2(パンダソックス2足)、GC(ジャイアントカプリコ)、X−BOX(X JAPANのシールを貼ったダンボール)など豪華景品の当たるビンゴ大会他。ちなみにビンゴ大会で、私は見事、N64(ネジ64本)をゲットした。こんなもの、要らない。
 料理は、私のカレーの他に、メンバーさのちゃんによるお手製ケーキや、亀山おじさんの手作りプリン、お客さんが持ってきてくれたサンドイッチ、スタッフの太田さんのお土産チョコレート(何故か辛い)、そしてメンバー吉良君の誕生日を祝うべく用意した豚足と、高カロリー食品に溢れ、幸せな気分になった。お腹がいっぱいだと、無条件に幸せなものだ。
 あと、クリスマスパーティーということで、定番のプレゼント交換会も行われた。全員が円になり、プレゼントを右に回し、伊集院光のトークMDを流す。そして、MDが止まったところで持っていたプレゼントをゲットできるというオーソドックスなもので、私は「なんだかよく分からないけど、握るとぐにゅぐにゅしてリラックスできるもの」を手に入れた。私が持ってきたプレゼントはポケットティッシュ詰め合わせだったため、まさにミジンコでタイを釣った思いだ。

 そんな感じで、お腹いっぱいの上、幸せなプレゼントまで頂き、非常に素晴らしいクリスマスパーティーだった。経済的にも若干黒字が出たようで、助かった。そういえば、バブも貰った。すごく疲れたときか、すごく寒い日に使おうと思う。

 帰って、メッセンジャーでリーダー藤宮君に「レッドツェッペリンみたいに歌いたいから、そういう曲作ってよ」とお願いしたら
「そんなに外人が好きなら、金髪にしろ」
 と、怒られた。ごめんなさい、もういいません。

2002年12月14日
夜:カツカレー(手抜きチキンカレー使用/終了)

 昼頃起きて、ラーメン作って、食べる。軽くゲームした後、12月4日ライブ音源を商品化すべく、波形編集ソフト「Sound Forge」と睨めあいながら過ごす。
 いつも思うことだが、台詞は音量レベルの差が大きすぎて、調整するのが非常に面倒臭い。耳で聞きながら台詞のレベルを調節するのも難しいが、より面倒くさい問題は、台詞の後ろでなっている雑音の音量も変化してしまうことだろう。これにより、折角のライブ音源なのに、編集の跡が見え隠れしてしまう。まあ、一般的に購入者は作り手ほどにはこういったことは気にしないものなので、良しとしよう(キングクリムゾンのライブCDに付いてくるロバート・フィリップ氏のコメントを読めばよく分かる。フィリップさんが気にしている雑音は、私には全く聴き取れなかった)。

 夜、スーパーのお惣菜コーナーでトンカツ(半額120円)を購入。こんな大きく立派なトンカツが120円だなんて、お得だなあ。帰って、カツカレーと、豆腐とレタスのサラダお味噌汁で夕食。

 最近、手がかじかんでキーボードを打つのが辛いため、どうにも文章が短くなりがちだ。困った。

2002年12月13日
朝:元祖っぽいチキンカレー

 昨日の夜は悪魔の後遺症のせいで大変だった。布団に潜り、電気を消しても、物音がするたびに、恐ろしくて確認せずには眠れない(大体は冷蔵庫の音だったりするのだが)。結局寝たのは3時過ぎになった。朝起きても、まず身の回りに悪魔がいないか確認。身の安全を確認した後、朝食。残ったペッパータンサラダと、カレーを食べた。

 その後、少しゲームして、旋風の橘のレビューを読んだ後、必要に迫られてエクセルを学んだ。以前にも何度かエクセルを勉強しようとしたことはあったが、必要のない知識は身につかないものだ。覚えたこともすぐに忘れてしまう。まあ本当に必要になったら、スグ覚えれるだろうと薄々思っていたが、いざやってみると、やっぱりそうだった。関数IFの入れ子構造を理解・応用するのに、一時間ほどてこずったが、他はそこそこすんなりといけた。関数はパズルみたいでちょっと面白い。ちなみに今日、私のガイドとなったサイトはこのページである。この手の教則ページは、なんとなく関西弁で書かれたものが分かりやすい気がする。
 そういう訳で、今日は一日かけてすごく下らないものを作った。今回作ったものは、近いうちに商品化するので、買ってくれると嬉しいなぁ。

 夕食は味噌煮込みうどんとろろごはんで食べた。今日はとても建設的だった気がする。仕事がなくても、このくらい建設的に過ごしていると、なんとなく納得できる(経済的危機に変わりはないのだけど)。

2002年12月12日
朝:カレースパ(手抜きチキンカレー使用)

 朝、「八丁堀の七人」とかいう時代劇を何となく見ながら、カレースパを食べ、お風呂に入る。それから新宿のスタジオへ。

 スタジオでは、まずミーティングをし、15日何をやるかを煮詰める。その後、音楽を練習して(信じられないかもしれないが、一応音楽の練習もしているのだ。それもミルの時より本格的にやっている、かもしれない?)、さらにその後、前回ライブでのアンケートの採点を行った。採点は非常に楽しく、正直、生まれてこの方「バンドって楽しいなあ」と、これほど感じたこともないだろう。

 その後、モアセイヴァーをやったりエスプレイドをやったりした。今日はシューティング日和だったようで、エスプはそこそこ進めた。ガラ婦人(ラスボス)とご対面できる日も近いだろう。まあ、そこからがまた長いのだろうが。

 そんな感じで、今日は何かと有意義で楽しく幸せな一日だった。そう。帰って、アレを目にするまでは。

 晩ゴハンは何を作ろうか。ウキウキしながら家に着いた私を待っていたのは、過酷で悲惨な現実だった。ヤツが、黒い悪魔が、そこにいたのだ。

 悪魔は、私の重要な暖房器具である座布団サイズのホットカーペットの上にいた。私は混乱した。いまは夏ではない。12月だ。しかも一昨日はまで降った。冬は本格的にその厳しさを増している。何故だ?元来、寒さに弱いはずの悪魔が、何故この時期に部屋に現れるのだ。それもよりによって、人間様ですら凍え死にそうな私の部屋に!何故だ?何故なんだ??

 しかし、不幸中の幸いというべきか、やつは微動だにしない。おそらく高い確率で既に息絶えているのだろう。だが、以前瀕死と思えた悪魔にゴキパオを使用したところ、その刹那、超スピードで動き出したこともあった。死んでいるように見えるからといって油断してはならない。ヤツらは死んだように見せかけ人間様を油断させる小賢しい技能も備えているのだ。
 
 私と、悪魔(の死体)の睨み合いは約20分続いた。この勝負を握るカギとなるゴキパオは、ヤツを挟んで向かいにある。つまり、ヤツを跨がない限り、ゴキパオを手にすることも出来ないのだ。だが、迂闊には動けない。どんな刺激で、ヤツが再び運動を開始するともしれない。私と悪魔(の死体)との緊張関係は、ナイフを持った男を前にしたと同じ状況であった。腹を決め、足を一歩前に踏み出そうとしても、身体がそれを拒み、微動だにしてくれないのだ。まさに、理性ではなく、本能が悪魔を恐れているのだ。

 だが、ついに20分後、私はゴキパオまで辿り着き、それを手にした。そして、武器を構える。カーペットの上でゴキパオを使用するデメリットは十分承知していたが、しかし、使わないわけにはいかない。おそらく悪魔は死んでいるだろうが、1%くらい生きている可能性もある。常に最悪の状況を想定して行動しなければ、この危機を乗り越えることは出来ないだろう。ゴキパオを使えば、悪魔は蘇生し、再び動き出し、私の方に飛び向かってくるか、物陰に逃げ込もうとする。この考えうる最悪のケースに対処できるよう、十分に心を落ち着かせ、覚悟を決めた後、私はついに化学兵器を悪魔に向けた。

 果して、悪魔は身じろぎ一つせず、甘んじてゴキパオの攻撃を受けた。やはり、既に悪魔は息絶えていたようだ。想定した最悪のケースをなぞらなかっただけ、私は運が良いといえるだろう。
 だが、(これも想像通りだが)そこからが大変だった。そう、死体の処理である。以前、フローリングにいる悪魔をゴキパオで固めた時は、ちりとりで周りの泡をこそぎ落としてなんとか処理したが、硬いフローリングと違い、カーペットの上ではそういうわけにもいかない。仕方なく、悪魔と遠い部位から、少しずつ素手を引き剥がしていったが、核心部に近付くと、泡で固めた裏側から、悪魔の姿が目に入った。

 私は声にならない叫びをあげながら、後ろに跳びすさった。冗談じゃない!こんなことできるものか!!私は、何度もこの座布団ごと捨ててしまおうかと思ったが、そこは貧乏人、そういう訳にもいかない。なんとか気をしっかりと持ち、大量のティッシュ越しに泡を掴み、座布団から引き剥がす。厚いティッシュ越しに悪魔の手触りや重さを感じ、非常に気分が悪くなったが、頑張ってゴミ箱に移送。手を合わせ、「お願いだから、安らかに成仏してください。間違っても生き返ってゴミ箱から出てきたりしないで下さい。集合ホルモンとか出して、仲間を呼び寄せたりしないで下さい。」と、悪魔の冥福を祈る。

 その後、座布団上に悪魔の足が一本残っているのを細心の注意を払い、除去。これで、眼前の危機は一応全て回避された。ここまでに掛かった時間は、悪魔発見時から、約一時間弱。悪魔はその死体を晒すだけで、人間様の一日の1/24も奪うのだ。まさに、悪魔の名に相応しい。
 その後も、悪魔の後遺症は続いた。まず、先ほどまで悪魔のいた座布団の上に腰を下ろすのが恐ろしく、当分の間、座ることが出来なかった。塩をまくなど、何かすることで、座布団を浄化できるなら、私は迷わず実行しただろう。だが、現実に、悪魔がそこにいた事実を消すことなど出来はしない。悪魔がそこにいた事実を積極的に忘れること最も手っ取り早く合理的な手段であることは疑いの余地がない。10分ほどためらった後、「ええい、ままよ!」と腰を下ろした。これは私にとって、ちょっとした冒険であった。
 後遺症はまだまだ続く。次に私はお腹が痛くなった。軽くお腹を壊してしまったようだ。無理もない。悪魔を見つけたとき、私はまさに「全身に冷や水をかけられた」ような恐怖に襲われたのだ。そのうえ、唯一といっていい暖房器具の上で悪魔は死んでいる。エアコンは、部屋を暖かくしたら他の悪魔が寄ってきそうで、とても恐ろしくて使えない。悪魔を首尾よく処理し、決意を固めて悪魔に汚染された座布団の上に腰を下ろすまで一時間以上、私は寒さに震えていたのだ。お腹が痛くなるのはもちろん、風邪を引いてもおかしくない。
 さらに、空腹だったのが、悪魔を見たことで食欲を失ってしまい、あまり食べる気がしなくなってしまった。しかし、食べないのもどうかと思うので、カップラーメンを適当に作って食べた。本当は味噌煮込みうどんを作ろうと思っていたのだが、とてもそんな手の込んだことをする気にはなれなかった。今回に限らず、悪魔を目にした時は、いつも食欲が減退する。無理もない。あんな忌まわしい、醜い生物を見たのだから。

 しかし、何が悲しいって、冬にも関わらずやつを目にしたことだ。せめて、春になるまでは出現しないとか、その程度の謙虚さを持ってもらいたかった。悪魔が出ないという一点のみに置いて、私は夏よりも冬を好ましく思っていたのだが、これでは何のための冬か分からない。私の信頼に応え、冬にはもう少し頑張ってもらいたい。
 もう一つ。一体、悪魔はどこから侵入したのだろうか。前回、バルサンを連続使用した際に、(理論的には)部屋内の成虫・幼虫は全滅したはずだ。となれば、おそらく悪魔はどこからか侵入したと考えるしかない。だが、私は退室時のドアの開け閉めすら、悪魔が侵入しないか注意深く周りを監視しながら行っているほどだ。これほど厳重な監視下の中、一体、どこから悪魔は侵入したというのだろう。

 ・・・そういえば。そういえば、今日の朝、何故か日本経済新聞が新聞紙受けに刺さっていた。新聞紙自体は、野菜をくるんだりするときに有用なので喜んだのだが・・・まさか、これか!?新聞紙の刺さった隙間から部屋内に悪魔は闖入したのか??物理的に最も納得の行く説明はこれである・・・。しかし、だとすれば、私は何と運が悪いのであろうか。そして、あの身の毛もよだつ怪物は、なんと抜け目のない強敵であることか(!)

 そういうわけで、今日は悪魔のせいで本当に疲れた。幸せな一日が台無しだ。もう、嫌だ。疲れた。神様、あの悪魔どもでも、それとも私でも構いません。どちらでも良いので、この世から存在を消してしまってください。やつらとの共存など初めから不可能なんです。

2002年12月11日
夜:元祖っぽいチキンカレー

 寝過ごして、起きてすぐ仕事に向い、昼頃あまりにお腹が減ったので、ランチボックスというダメ弁当屋チキン唐揚げ弁当390円を食べる。よく分からない体毛とか入ってて、やっぱりダメだった。それでも、またチャレンジするだろう。

 夕食には昨日作ったカレー味噌汁キムチ豆腐レタスとペッパータンのサラダを食べた。美味しかったが豆腐とサラダで、身体がすごく冷えた。いま日記を書いているが、寒くて仕方無い。指とか動かないし。頭まで痛くなってきた。ちょっと、ホント、無理。今日はこれで終わります。すいません。

2002年12月10日
夜:元祖っぽいチキンカレー

 朝、貰った山芋を使いとろろ蕎麦を食べる。美味しい。けど、普通にゴハンにかけて食べた方がやっぱり美味しいと思う。

 ゲームとか洗濯とか、いろいろやって夜カレーを作る。いままでのチキンカレーと違い、たまねぎをすりおろして作ってみる。たまねぎをすりおろすことも、すりおろしたたまねぎを炒めるのも本当に難しく、失敗したかと思ったが、なんとか食べれるものが出来た。

 今回のカレーについては、書きたいことがいろいろあるのだが、残念ながらこの辺で終わることにしたい。部屋が寒くて寒くて、キーボードを打つのが苦痛で仕方無いのだ。タイピング速度も通常時の1/6ほどに落ちている。恐るべし、冬。

2002年12月9日
夜:カレーチャーハン(手抜きチキンカレー使用)

 朝起きると、窓の外では津々とが降りしきっていた。私はそれを確認し、もう一度布団に潜りこんだ。

 次に起きたのは8時50分。普段なら家を出ている時間だ(しかもそれでも遅刻だ)。外の様子を伺うと、見事に道一面にが積もっている。昨日からの悪質な冗談はまだ続いているようだ。普段なら、こんな時間に起きた場合、朝食も摂らずに慌てて出立するところだが、こんな雪道を空腹のまま進む気はしなかった。ゆっくりと朝食を摂り、9時半頃家を出た。

 会社への道のりは遠く険しかった。私のダメ人間レベルがあと2つほど高ければ、無断欠勤していただろう(今日は本当に休みたかった。家から出たくなかった)。私の家から駅までは、歩いて行くには少々遠すぎるので、多少危険だがいつも通り自転車を使うことにした。しかし、歩道には雪が溶けないまま多量に残っており、滑ってこけそうで非常に危険である。私は車道の端をゆっくりと進むことを選んだ(危険なことに変わりはないが)。車道なら雪は溶けている。こける心配はないだろう。
 だが、私は本当に思慮の足りない人間だ、と実感せざるを得ない事態に陥った。少し考えれば分かりそうなものなのに、実際その不幸に遭遇するまでそうと気付かないのだ。何かというと、私の脇を掠めた車が路上の氷水を激しく私に跳ね飛ばしてきたのである。ズボンの半分ほどがびしょぬれになり、朝から極めて不快な思いをすることになった。このクソ寒い中、塗れたズボンで自転車に乗る苦痛を考えてもらいたい。きっとヒャダルコとか喰らったらこういう気分になるのだろう。
 その後も、で大幅にダイヤの遅れた電車を待たされたり、本当にろくでもない道のりだった。雪は決して嫌いではないが、降るなら、私が外出しない日に降って欲しい。窓の外から見るだけなら、雪景色は風情ある情景だが、一歩外に出れば過酷な障碍物でしかない。
 しかし、これほどの雪だから絶対に無断欠勤する人がたくさんいると思ったのに、全く誰もいなかったのは意外だった。職場の同僚たちは、意外とダメ人間ではないようだ。すると相対的に考えて、かなり本気で無断欠勤したかった自分はやはりダメな部類に入るのだろう。

 帰りにスーパーでいろいろと買い物をする。昨日貰った山芋も考えると、いま食べるものがすごく沢山ある。食べ物がたくさん冷蔵庫にあるというのは、次の食事を何にしようか迷う楽しみが与えられるということでもある。次の日の夕食とか考えてるとすごく幸せだ。
 今日は一昨日のリベンジで、またチャーハンを作った。ニンジン・タマネギを適当に炒めて、生玉子を絡めたコメを加え、お好みソースで味付けする。最後にレタスを加え軽く炒め、出来あがり。
 と、これで一品完成した訳だが、今日はカレーを食べていないので、やむなくこのチャーハンにカレーをかけて食べることにする。チャーハンはカレーと一緒に食べるなら、丁度良い味付けだったが、チャーハン単体としてみると薄味に過ぎる。少しお好みソースを足してみたら、今度は辛くなってしまった。なんということだ。一昨日のリベンジでチャーハンを作ったのに、また同じ失敗を犯してしまった。学習能力がないのか、私は。

 夕食を食べながら「アベノ橋魔法商店街」第三話を見たが、素晴らしかった。「2001年宇宙の旅」のパロディーや、ロボット登場時にエヴァンゲリオンのBGMが流れるあたり(アベノ橋もGAINAX作品である)、とても品の良いジョークだと思う。こういうペダンティックな趣向は、私が最も好む部類である。

2002年12月8日
朝:手抜きチキンカレー

 龍騎を見ながらカレーを食べて、仕事へ。龍騎はサトちゃんが真性Sだということが良く分かった。

 最近、仕事(ゲーム)が楽しいので、寝食を忘れて(眠くならずお腹も減らず)作業に励む。本当に、こんなにまで楽しいのは久しぶりだなあ。

 仕事の後、高田馬場の某バカップル邸にてカニ鍋をご馳走になる。酒は自前なので濁り酒を買い、またうどん玉を2つ提供した。これで大体500円くらいか。食べながら、噂のアニメ「ほしのこえ」を見せてもらったが、酒に酔っていたうえ、カニでそれどころではなかったので、いまいち良く分からなかった。
 その後、サターン版デザエモンに付いているサンプルの縦シューをやったが、酔い痴れた頭でまともなプレイができるはずもなく、惨憺たる結果に終わった。バカップル(♀)に負けたのがなんとも口惜しい。職業ゲーマーなのに。
 お土産には長芋を貰った。長芋は大好きだが、スーパーで買うと非常に高いのでとても嬉しい。明日から山芋祭りだ。

 12時過ぎに、終電で帰る。高田馬場に着く頃までは、が入ってることもあり、寒さはたいして苦にならなかったが、綾瀬に降りたときは大粒のが降っていた。雪まで降る程の寒さなら、少々酒が入っていようが関係ない。寒い。寒すぎる。何か悪い冗談かと思った。

 家に着き、真白くなったマントの雪を払い、シャワーを浴びて寝た。雪とか、本当に勘弁して欲しい。

2002年12月7日
朝:カレーの穴風チキンカレー2(終了)

 起きて、コメを炊いて、お風呂に入って、カレーを食べた。

 今日は新宿でセイヴァーの大会。外はものすごく寒そうで家から出るのが非常に辛かったが、遊ぶために外に出ることを億劫がっていては人としてまずいと思い、がんばって外出。がんばってる時点でやはり人としてダメな気がする。

 大会では、アナカリス使いのさらおさんと急造チームを作り、1勝10敗でブービー。私は全く勝てずに、さらおさんが勝っただけだった。何の役にも立てなかった。むう。
 言い訳だが、今日はダークフォースとES技とバックダッシュが全く出なかった。まあ出たからといって勝てたとも思えないが、なんともお粗末な内容だった。なんだかなあ。

 大会の後、後輩のところへ寄って、借りていたアベノ橋魔法商店街を返したり、蜜柑をもらったりするつもりだったが、大会が長引いたのと、外が寒すぎるのと、雨が降っていたため、さっさと家に帰ることにした。

 帰りに酒屋で日本酒を買って、家に帰る。男爵の掲示板に「ナンプラーを使ってチャーハン作ると旨い」とあったので、試しにチャーハンを作ってみたが、どうもナンプラーを入れすぎたようで旨い不味い以前にとにかく塩辛くて困った。食べながら買ってきた日本酒「越後桜」を呑んだが、非常に味が良かった。

 K−1見ていたが、人並みに「ボブ・サップvsアーネスト・ホースト」には興奮した。前回、ボブ・サップがホーストを倒した時は私もかなり驚いたものだが、何時の間にかボブ・サップがヒーローになっていたことに、また驚かされた。過去のアンディ・フグ、マイク・ベルナルドのようだ。確かに、ボブ・サップはボコボコ殴られて、すごく苦しそうな顔しながらも、そこから逆転するので見ていて非常に気持ちいい。経験が浅いのも好感を持たれる要因だろう(普通に考えれば体の小さなホーストの方が贔屓目に見られそうなものだ)。今回は非常に残念な結果となったが、彼のキャラクター性を考えると、全く悪い結末でもなかったと思う。ホーストも優勝したことだし、これで、また彼の人気が上がることだろう。

2002年12月6日
朝:手抜きチキンカレー

 カレーを食べて仕事へ。先日のライブ以降、眠くて仕方無い。昨日もジャンプ感想3日分の日記をまとめて書いていたら寝るのが遅くなった。行きの電車の中で寝て、仕事中にもウトウトして、帰りの電車でもやっぱり寝た。日記を書いてる今も眠くて仕方無い。

 帰りにモアセイヴァーエスプレイドを幾らかやって、初めて挑戦したタイピング・オブ・ザ・デッドは間違えて上級者コースを選んでしまい、それでも何とかなるだろうと思ったら、なんともならずにすぐに死んで悲しかった。
 おうちに帰って、味噌煮込みうどんを作って食べて、今に至って、今もう凄く眠くて眠くて仕方無い。本当に眠い。バンチ「貧民の食卓」を読んでたらチャーハンが食べたくなったので、明日の夕食はチャーハンを食べよう。しかし、山下たろーはすっかり電波になってしまったことだなあ。

2002年12月5日
夜:カレースパ(手抜きチキンカレー使用)

 朝、昨日お客さまから頂いた手作りケーキをがつがつと食べ、仕事へ。仕事の休憩中にも引き続きケーキを食べる。家に帰って、夕食にカレースパを作り、やはりケーキと一緒に食べる。有難い、有難い。ケーキのおかげで一日食い繋げた。明日のお昼もケーキです。

2002年12月4日
夕頃:カレーパン

 朝、残りの穴子天天丼ぽいものを作って朝食とする。

 その後、池袋に行き、ライブハウスの入り時間までメンバーとMCの練習。リハーサルの時間になったので、リハーサルを適当に済まし、またMCの練習。やはり音楽の3倍くらいMCの練習をしている。ギターの練習がしたいらしく、嫌がる紫ちゃんに無理矢理MCの練習をさせる。貴女はギターはどうでもいいから、むしろ台本を覚えてください。本当に。立派なパンクロッカーになれませんよ?
 今日のカレーは、出番の2時間ほど前に小腹が空いたのでカレーパンを食べた。

 ライブは、なんとなく成功だった。動員が少ない時に限って良いものができる。因果なものだ。なお、対バンのポロリおっぱいバンド母檸檬さんが、突然乱入してきて暴れ出したのにはビックリした。私も人に請われて乱入したりすることはあるが、何の諒解も得ずに乱入してくる人たちは初めて見た。すごい人間もいるものだ。なお、その時、私はマイクで前歯を痛打した。まあパンクだからいいや。

 ライブの後、ビルディで豪華に800円くらいかけてハンバーグを食べる。ライブの後はお腹が減って仕方ない。同席していた人から「そんな豪勢に食べるなんて、架神さんじゃないみたいだ」と言われた。私もそう思う。ハンバーグって肉の塊なんだな、と強く感じた。

 家に帰って、アンケートを見ながらニヤニヤする。やっぱり自分は音楽やるよりも、こういうのを作ってるほうが楽しいらしい。メタリカ君もそれは同じようだ。彼と二人で1時間程頭を悩ませた甲斐があり、みんな設問二ひっかけ問題に引っ掛かっていた。いやあ、楽しくて仕方無い。バンドっていいなあ。
 いつの日か、メタリカ君もアンケートが作りたくなって「今度は僕が作りますから!」とか言い出して、僕が「いや!キミのアンケートは全然ダメだ!やっぱりオレが作る!」とかなって、ケンカになって、それが原因でバンドが解散したらすごく楽しいなあ、とか考えながら一人で家で笑っていた。

2002年12月3日
朝:手抜きチキンカレー

 現在、12月6日、午前12時50分。明日も仕事で早く寝たいので、3日分まとめて手抜きですいません。

 朝カレーを食べて仕事に。帰りにスーパーで大きな穴子天2尾100円だったので購入。帰って、穴子天蕎麦を作って食べる。
 それから、明日のライブに向けて、そりゃあもう、あれこれと準備。今回のライブは音楽の練習時間の3倍くらい、アンケート台本を作るのに時間が掛かった。大変、大変。今回の・・・というか、毎回そうなのだけど。

2002年12月2日
夜:手抜きチキンカレー

 昨日は早めに寝たので、朝早起きできた。 なので、朝からレタスを洗ったり、ハムエッグを作ったりして豪勢に朝食を摂る。

 仕事に行き、真面目に労働。頭が痛くなる。ところで今月の20日に会社で忘年会があるそうだ。500円でたらふく飲み食い出来る上、PS2GCX−Boxなどが当たるビンゴゲームもあるという噂だ。賞品の品揃えが流石に職業柄といった感じだが(会社的に税金の関係で都合が良いのかもしれない)、こちらとしても有難い賞品だ。何としてもこの機会に、よろしくPS2をゲットしたい。私自身がPS2を獲得できなくとも、当てた人と交渉する機会もあるだろう。安くPS2を手に入れるチャンスだ。

 帰りに新宿プリンター用紙やら裁断機やら買う。大体5000円くらいの出費。痛い。
 何のためにそれらを買ったかといえば、ミルシアエリアーデ時代のCDに一枚注文があったからだ。ずいぶん前から手元にCDが一枚も無く、いつか作ろうと思っていたので良い機会だ。
 しかし、CDを作るのは印刷ROM焼きに非常に長い時間を奪われる。といっても、それらは放っておいてもPCが勝手にやってくれるのだが。問題なのは、それらをやっている間、PCが全く使えないことだ。
 私の生活に今やPCは欠かすことの出来ないものとなっている。やらなければならないこと(金になるものを作ること)も、やりたいこと(ゲームとかネットとか)も、全てPCがなければ出来ない。ROMを焼いているときは本当に何も出来ないし、印刷しているときも、マシンパワーの多くをそちらに奪われるため、簡単な処理しかできない。ホームページビルダーを起動するのは怖いから、今もわざわざテキストエディタに打っているくらいだ(後でビルダーに貼り付けるつもり)。
 なので、印刷やROM焼きをしている時間は、ゴハンを食べるか、ビデオを見るか、を読むか、お風呂に入るくらいしかない。私はプリンターをセットしてゴハンを作ることにした。

 味噌ラーメンカレーを作って食べる。いつもなら食べながらネットを渉猟したり、PCで動画を見たりしてるのだが、そういうことも出来ないので、何かビデオを見ようと漁っていたら、昔録ったハンターハンターが出てきたので、それを見ながら夕食。テレビアニメ版ハンターは全然ダメダメな低クオリティだが、シズクが可愛いので騙されてあげたい。いろいろ置いといて、シズクが動いているから良しとしたい。 いや、シズクが動いているから、それでいいはず、何の問題も無いはずだ。

 そんなわけで、ゴハンも食べ終わり、ビデオもすっかり見終わって、どうしよう、何をすればいいんだろう、と困りながら、いまこれを書いている。常日頃からやりたいことも、やらなければならないこともたくさんたくさんあるのに、PCが動かせないと何一つ出来ないこの悲しさ。ああ、もう一台、PCが欲しい。

2002年12月1日
朝:カレースパ(手抜きチキンカレー使用)

 8時に起きて、龍騎を見ながらスパゲティーを作り、カレーをかけて食べた。その後、適当にテレビを付けていたらテレ東「ギャラクシーエンジェル」というアニメが始まった。
 何事も見た目で判断してはいけないと、常日頃から思ってはいたが、まだまだ自覚が足りなかったようだ。「ギャラクシーエンジェル」はその絵柄から、極一部のコアなアニメファンだけが楽しむものかと思っていたが、全くそんなことはなく、非常に良く出来た品の良いパロディーだった。何でこんな作品が日曜の朝からやっているのだろう。不思議だ。そして、今までこんな名作を見逃していた自分の不明を悔やんだ。来週からはビデオに録るしかない。

 その後、ゲーム。久しぶりにDRAKANをやった。自分はどうも面倒臭がりなので、疲れてる時や余り時間に余裕が無い時など、気合の要るRPGはやる気が起きない。ついついお手軽ですぐ終わるシューティングアクションに流れてしまう。しかし、今日のDRAKANもそうだが、RPGは一度手を付けてしまえば面白くて仕方無い。凍結状態になっているDQ3も、再びやり出せば面白いことは間違いない。まあ、焦ることはない。そのうちやろう。
 
 ゲームした後、お昼寝したり、4日のライブに向け諸々の準備をした。いろいろやったけど、何に触れてもネタバレになるので、何も書けない。

 夕食には味噌キムチ煮込みうどんを作った。タマネギ・ジャガイモ・ニンジン・キムチ味噌で煮込んでうどんを入れたもので、当然美味しかった。こち亀やワンピースを見ながら食べたのだが、どちらも程ほどに面白かった。ワンピースは非常に珍しいアニメ作品で、アニメオリジナルの話が本編と比べて悪くない、むしろより良いくらいだ。普通、アニメオリジナルの話は時間稼ぎのために挿入されるもので、多くは蛇足であったり、原作の方向性を台無しにしたりとロクなことにならないのだが、ワンピースに関しては何の問題もないのだ。というか、むしろ原作に問題があるのだろう。

 今日は朝早起きして、すごく充実しただらだらした一日だった。何か変な日本語だが、様々なことに手をつけ、どれも楽しみ、有意義にだらだらできたということだ。やっぱり休日はいいものだ。明日からまた労働か。氷河期が過ぎ去ったことは有難いが、やはり働かないに越したことはない。早くロト6で一等当たれ。


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