架神のカレー日記02.10前半
back number

2002年10月15日
朝:初レッドカリー(終了)

 最後のレッドカリーを食べて、仕事へ。

 今日の仕事はタイトルが良かったせいか、非常に楽しく作業できた。明日も同じ作業だといいな。

 帰りにスーパーでもやしを買い、家に帰って味噌ラーメンを作る。キャベツもやしタマネギバターで炒め、それをインスタントの味噌ラーメンに入れて食べた。あと12個入り99円で購入した餃子を4つ食べた。普通に美味しかった。

 今日はいまいち何もする気が起きないので、少しゲームしてさっさと寝ようと思う。

2002年10月14日
夜:カレーうどん(適当カレー使用)

 世間では休みというのに仕事。日曜とか祭日とか、電車が混んでない以上の意味は無い。帰りにモアでセイヴァーして帰ろうかと一瞬思ったが、そんな金など無いことを思い出した。貧乏は明確な敵だ。

 帰って、カレーうどんを作る。サラダ油でキャベツを炒めて、砂糖・醤油・みりん・酒を加え、うどん玉を炒める。うどん玉にといた生卵をかけ、上からカレー。さらに上にかつお節を置いてみる。かつお節を置くのは、ココイチのカレーうどんを真似てみた。味わい自体はたいして変わった気がしないが、見た目はとても美味しそうだった。

 食後、酒のつまみに薄く切った豆腐の上にキムチを乗せ、軽く和風ドレッシングをかけて食べてみた。とても美味しかった。

 ところで、男爵ディーノ今日のアクセス数がついに1000を超えそうだ。現在、23時15分で959ヒット。ギリギリ届くだろうといった感じだ。1日1000ヒット超えは初めてだ。
 こんなとき、特に騒ぎ立てもせず平然と流せば「アクセス数なんて関係ねえよ」みたいな硬派カッコいいのだろうが、根が小市民なのでそういう訳にもいかない。SUNNY GIRLのつぐみさんなどは「1000ヒット超えても何も良いこと無いですよ?」と言っていたが、私は無邪気に嬉しい。小躍りしそうだ。1000という数字に何か意味があるわけでもないが、何となく嬉しい。いやー、嬉しい。
 全ての発端となった、にゅうす(だけ)のTINA氏にこの場を借りてお礼したい。
 

2002年10月13日
朝:カレースパ(適当カレー使用)

 昼頃起きて、龍騎見ながらカレースパを食べた。最近の龍騎はすぐにサバイブする。今日とか別に苦戦もしてなかった気がするのだが。

 今日は、来週のセイヴァーの大会でパートナーとなる(予定の)後輩が遊びに来た。ウチにあるスティックでレバー操作の練習をしておきたいようだ。
 しかし、残念ながら彼は最後までスティックに慣れることは出来なかったようで、「昇竜でねー、ダクネスでねー、大会出るのが憂鬱だー」と嘆いていた。
 一方、私は最近モリガン攻め手の豊富さに改めて気付き、今日は半分くらいモリガン使ってた。飛び込みを空かしてベクタードレインや、ダッシュを空かしてベクタードレインや、起き上がりに重ねてベクタードレインが楽しい。どういう時に決まるのかさっぱり分からないが、反撃ベクタードレインとかも試してみたいなぁ。それにしても無敵時間のあるコマンド投げは面白い。
 ジェダはもちろん大好きだが、無敵が無い上に発生が遅いのでコマンド投げはどうにも使えない。もっと威力を下げてもいいから、使い勝手良くして欲しかった。セイヴァー2なら、無敵があるためいろいろな場面で狙えて楽しいのだが・・・。コマンド投げは狙わないと絶対決まらないので、決まるとすごく楽しい。

 その後輩と延々とセイヴァーをした後、夕食。遠路はるばるやってきてくれた後輩に夕食でも奮発してやりたいところだが、いかんせん危機的に貧しいのでそういう訳にもいかない。
「僕の日頃の夕食はお金を掛けても一食200円というところだ。もちろん、キミにも何か食事を出すつもりはあるが、一人当たり100円前後の食事になってしまう。計算式は『(私の日頃の夕食代=200円)÷2』だ。おそらく、もやしとコメだろう。しかし、キミが何か手土産でも持ってきてくれれば話は別だ。この場合の計算式は『(私の日頃の夕食代+キミの手土産相当代金)÷2』となる。つまり、キミが牛肉でも買ってくれれば、一人あたりの単価200〜300円の夕食が食べれるという訳だ」
 と、事前に説明しておいた。結局、彼は実家から送られてきたという葡萄や貰い物のわらび餅、賞味期限の切れたわさびスープ、などを持ってきてくれた。また、近くのスーパーでサイコロステーキ(半額180円)も買ってくれた。これで、夕食が豪華になる。
 結局夕食は、焼きうどん、もやしと豆腐のサラダ、サイコロステーキ、コメ、そして食後にわらび餅と、非常に豪華なものとなった。普段の私なら3食に分けて食べるような分量だ。しかし、これでも一人当たり200円程度だ。後輩も「200円で全然食べれますね」と喜んでくれた。また「先輩、これだけ食べてれば痩せるような分量じゃないですよ。なんでそんな細くなってるんですか?」といぶかしんでもいた。本当に何でだろう。やっぱりカレーのダイエット効果のせいなのだろうか??
 焼きうどんは初めて作るので、うまく味付けできるか不安だったが、ソースを適当にからめたら、全く問題ない物が出来上がった。やっぱり食えないほど不味いものなんてそうそう出来ない。
 サイコロステーキニンニクショウガを塗りこみ、コショウを振ったあと、バター日本酒で焼き、からしぽん酢付き大根おろしで食べた。このサイコロステーキは、私の考えていたサイコロ大のステーキ、というわけではなく、ミンチ肉をサイコロ状にしたようなものだったが、別に問題なく美味しかった。

 というわけで、今日はお腹いっぱい食べたので、とても眠い。

2002年10月12日
夜:初レッドカリー

 朝、今日もまた寝過ごすも、ちゃんと朝食を摂りたくて仕方なかったので、納豆玉子お味噌汁を食べて行く。40分ほど遅刻したが、まあ別に何の問題もない。たぶん。

 今日の仕事は、おそらくとても楽で簡単だろうと思っていたら、本当にそのままで、3時には全ての作業が終わり、終了時刻まで何もやることがなくまったりしていた。上司手作りの美味しいチョコケーキも頂いた。いま、とても貧しくてカロリーに飢えていたので本当に有難い。やりがいのある作業も意外と好きだが、今日みたいな楽で仕方ない日も好きだ。

 世の中では今日から3連休だと聞き、帰りにジャンプを買って帰る。この仕事では休日とか連休とか本当に意味がない。家に帰ってからはキャベツタマネギを入れた味噌ラーメンレッドカリーを食べた。その後は、いろいろと書いたりしていた。
 ところで今日はすごい発見をした。男爵ディーノのアドレス
http://blue.ribbon.to/~cagami/
は、なんと
http://aria-no-o.ribbon.to/~cagami/
でも同じサイトを表示するのだ。

「亞里亞のおリボン」とはすごいアドレスだ。男爵ディーノを置いているレンタルサーバ「リボンネットワーク」はきっと諧謔精神溢れるオタク集団なのだろう。
 ちなみに、分からない人もいると思うから説明しておくと、「亞里亞のおリボン」とは、テレビアニメ版「シスタープリンセス」第15話のタイトルである。こんなものに気付く私も私だが、こんなタイトルをひっそり採用しているリボンネットワークは相当のツワモノたちだと思う。このアドレス、人によってはかなり美味しいネタだと思うので、もっと広く知られても良いと思うのだが・・・。

2002年10月11日
夜:適当カレー

 朝。今日も寝坊した。二日連続で健康的な朝食を摂れないまま仕事へ。朝食抜きだったためか、休日明けだからか、それとも単なる寝不足か、今日の仕事は非常に気だるいものだった。しかし、パートナーも気だるそうにしていたことを思うと、単に作業内容が気だるかっただけかもしれない。

 仕事の後、ルート14VENOMさんのライブを見に行く。今日はとてもヴィジュアル系なイベントだった。NOIZさんは非常に楽曲の完成度が高かったのに、いかんせんMCが寒すぎてライブ自体が台無しになっていた。
 多くのバンドは音楽に気を取られるあまり、MCなどの重要性が全く分かってないことが多々ある。曲もMCもひっくるめて一つのライブだろう。
 極論だが、MCは基本的にライブ告知だけ事務的に伝達するにとどめ、後は音楽に力を入れたほうが良いと思う。しゃべりの芸人ではないミュージシャンがアドリブで面白いことを話せるわけがない。無駄だ。MCなんてやらない方がいい。もちろん、音楽をかけがえのない第一義”と考えるバンドは、の話だが。私のバンドは音楽そこまで重要じゃないので、MC、大事。

 今回はVENOMさんの関係者パスで無料で入ったので、ちゃんとアンケートを書こうといろいろ注意しながら見ていたのだが、アンケートは用意してなかったようで書けなかった。私はいつもパスを出してくれたバンドにはちゃんとアンケートを書くようにしている。それが、せめてもの恩返し・礼儀だと思っているが、いかんせん一般的なミュージシャンと私では着眼点が全く違うため、私が重要だと考えることは、きっと彼らにはどうでもいいことのように映るだろう。だから、たぶん役には立ってない。

 帰って、カレーと、一昨日のもやしの残りでお味噌汁、それにもやしとキムチのサラを作って食べた。久しぶりにまともな自炊食が食べれて嬉しかった。

2002年10月10日
朝:カレーパン
夜:あいがけカレー(三品)

 朝10時から新宿でスタジオなのだが、すっかり寝過ごし、起きたら9時。流石に迷惑がかかるので急いで家を出る。朝食を摂るヒマもない。今日はカレーを食べる機会があるのか分からないので、念のため、電車の中でカレーパンを食べておく。

 スタジオは、寝起きだからか、朝食がカレーパンだけだったからか、とにかく声が出ずに困った困った。まあ、別に私の調子が悪くてもそれほど迷惑はかかってないだろう。たぶん。
 スタジオの後は、早稲田大学の教室をお借りしてバンド会議。その後、皆で早稲田の名店三品に行き、私はあいがけカレー(牛丼とカレーのあいのこ)を食べた。紫ちゃんはカツカレーが好物らしく、カツミックスを食べて上機嫌だった。
 
 そして、ここからが今日の本番。ロフトプラスワンで開かれる「プラス ワン ゴングショー」への参加だ。
 イベントの趣旨は以下の通り。

「何かを表現したい人の大オー ディション!!〜プラスワン・ザ・ゴ ングショー!!〜」

何かを表現したい人全員集合し参加せよ!!
サブカルの殿堂 ロフトプラスワンが次世代を担う才能を発掘すべく大ゴン グショーオーディションを遂に強行開催!!
ジャンルを問わず とにかく何かを表現したい人を大募集します!!
フリートーク 話芸、コント、漫才、落語、演劇、手品、弾き語り、歌、ダン ス、ポエトリーディング、パントマイム、収集したバカビデオ 上映、等々、個人、グループ問わず10分以内で表現出来 るパフォーマンスならなんでもアリ!!
優勝者にはなんと金一 封とロフトプラスワンでの深夜イベント開催の権利が与え られます!!
サブカル業界大注目のこのオーディションにあなたも是非挑戦してみませんか?
エントリー形式ですが 当日の飛び入りも大歓迎です!!
※オーデイションはゴングショー形式で行われるため、面白くない、客席の反応が悪い場合は独断と偏見でゴングストップをかけられる場合があります。
※パフォーマンスの内容によっては会場で出来ない事も ありますので参加する人は一度内容を御連絡下さい。

 私は昔から「評価は客がすればいい」と考えている人間で、審査員とかそういうお偉いさんにああだこうだ言われるのは好きではない。だからオーディションの類は基本的に敬遠していたのだが、賞金の金一封の魔力には勝てなかった。やるからには、当然優勝を狙いたい。1番を狙わない若者はブタだ。

 今回のイベントの趣旨を鑑み、私たちが立てた作戦は次のようなものだ。まず、なんといっても10分間という時間的制約がある。ならば、限られたネタを短く効果的に見せる形がベストであろう。また、途中退場アリということで、(実際はそんなにゴングストップはないだろうが)一応警戒はした方がいい。ネタの時間は持ち時間の10分より短く5分程度に抑えることにした。あとはネタと、それに対する伏線をキッチリ張っておいた。これで、おそらくそこそこのレベルに達することはできるだろう。あとは他の出演者のレベル次第ということか。

 しかし、私たちの予想は甘かった。4つ点灯することで退場となるダメ出しランプがガンガン点いていく、ほとんどの組は半ばで退場となり散っていく。私は「途中退場アリといっても、実際、真剣にやっている本人たちを前にそんな簡単にダメ出しを出すとは思えない。ほとんどの組は最後までパフォーマンスできるだろう」と考えていたのだが、全く甘かった。審査員たちは、もっともっと軽い気持ちでダメ出しをしている。この空間を占めるものは、基本的に悪意だった。

 私たちは3つランプの点いたリーチ状態ではあったものの、ギリギリ最後まで演じきることが出来た。私たちは3番目の組だったが、初めての合格者でもあった。いちおう、優勝の望みは繋がった訳だが、後は他の出演者たちのレベルに委ねる形となった。いつ、自分達より断然面白いパフォーマーが現れるのか、見ているだけなのに緊張した。

 それでも中盤までは良い感じだった。合格者自体がやはり少ないままだったし、合格者のレベルも私たちと然程変わりはしない。まだまだ優勝の望みはあった。だが、中盤以降、異様に完成度の高いお笑い芸人たちが続々と現れ、私たちの影は霞んでいった。私たちが努力も練習もせず、思いつきだけで実行しているのに対し、彼らは明らかに推敲を重ね、練習を積んで臨んでいる。エンターテイメントとしては、残念ながら彼らには到底敵うレベルではなかった。

 結局、優勝したのは(1組に絞りきれなかったため3組だったが)その完成度の高いお笑い芸人たち3組で、私たちはかすりもしなかった。仕方がない。明らかに客をより楽しませたのは、彼らだったろう。私も笑った。だが・・・

 やっぱりどうにも納得がいかない。自分たちが優勝できなかったこと、ではない。優勝した3組が、全てコテコテのお笑い芸人たちだったことだ。どうもあの空間では、常時客を湧かせることができる、それら作りこまれたお笑いが優位すぎた気がする。審査員たちは、客が湧かない時間が少し長いと、それまでいくら笑いを取っていても遠慮なくランプを点ける。伏線を長く張りすぎてネタに達する前に途中退場となった組もある。少し語弊のある言い方かもしれないが、刹那的な笑いがあの空間では幅を利かせすぎていたのではなかろうか。
 今回、初めてロフトプラスワンに触れ、ロフト住人の喜びそうなネタも分かったし、どうすれば審査員に受けがいいかも分かった。たぶん次にやれば、気軽に挑んでも無難に合格することは出来るだろう。それなりの評価もされよう。しかし、毎日練習しているであろう、彼ら芸人には勝てる気がしない。

 今回のイベントを振り返ると、メタリカ氏の
>> 結局ロフトプラスワンの審査員達は
>> 何ら”新しい”表現者を”発掘”できなかった。
>> 遺跡を掘ってみても、
>> 出てきたのは良く出来てはいるが典型的なコント・ショートコントだけだった。
この言葉が良く言い表していると思う。
 実際のところ、私たちも含め王道コテコテのお笑いではないパフォーマーたちのレベルは低かった。私が見ていても、心を動かされる個人・集団は無かった。それならば完成度の高いプロ・セミプロのお笑い芸人たちが表彰されるのも仕方ない。だが、それでは「何かを表現したい人の〜」という趣旨には合わないだろう。何かを表現したいだけでは、思いつきだけでは、飛び込み参加では、彼らの作りこまれたお笑いには抗し難い。結局、このイベントは事実上、そういったプロ・セミプロレベルでお笑いをしている人たちのオーディションに過ぎなかった感が強い。私が納得行かなかったのは、やはりこの点だ。

 次を本気で狙うとすれば。彼ら、作りこまれたお笑い芸人互角の勝負をし、優勝を狙うに値するアイデアはいちおうある。もちろん、私は日頃からボケ・ツッコミの練習をしたり、コントの脚本を書いたりはしない。衣類を脱ぐといった直感的で刹那的な笑いも私の得意な分野ではない。第一、その方向で優勝したところで、お笑い芸人として芸が優れていただけであって、私の思うこのイベントの趣旨に則って認められる訳ではない。もっとストイックな方向で、練習なんかせずアイデアだけで、完成度の高いお笑い芸に対抗できるアイデアはある。今回が悔しかったので、次回一発かましてやりたい気もするが、その労力を考えると、そこまですることもない気はする・・・

 しかし、サブカルの殿堂として幻想的に美化していたロフトプラスワンだが、正直あんなものかという感じはした。30組も出演者がいたのだから、1組くらい天才的に頭のいい表現をする人がいてもいいと思うのだが・・・。そんな人に優勝を取られたなら、私も清清しい気分になれただろうに。まあ、それが自分でなかったのだから、こんなことをいっても女々しいだけだが。

 ところで、この日の出演者は30組中2組頭がおかしかった。あんな狭い空間の実に7%が頭イカれてるというのは、ちょっとすごい。その点は流石ロフトといったところか。
 今度このイベントがあったら、狩生さんの星と、エーツーと、あと、さとうれおさん辺りに出て欲しい。私の知る限り、あの場所で優勝が狙えそうなのはこの辺りだと思う。

2002年10月9日
朝:適当カレー

 昼頃に起きて、ロールパンカレーを食べる。その後、買い物をしに出かける。

 私の近所のスーパーで一番玉子が安いのは駅前にある青果店(LLサイズ10個で150円)だが、ここは夜7時に閉まってしまうので、仕事帰りに買って帰ることは至難だった。さらに、ここは土日が開いていないので、150円で玉子を買うには平日に仕事を休むしかない。今日はたまたまそんな日だったので、折角なので玉子を買った。
 また、別のスーパーにを買いに行ったときに、野菜炒めセットもやし一袋がセットで60円で売られていたので、流石に安いと思い購入。夕食は野菜炒めに決まった。

 夕食は野菜炒めで食べようと思っていたのだが、この野菜炒め、良く見ると味付けソース付だ。ソースは「バター味」。となれば、これは味噌ラーメンに入れるしかない。というわけで、急遽予定を変更。インスタントの味噌ラーメン野菜炒めになった。味噌ラーメンはバター味の野菜炒めを入れることで、予想通り非常に味わい深いものとなり、インスタントとは思えない美味しさだった。また60円で買える機会があれば食べてみたいものだ。

 夕食後、明日のライブの準備(映像編集と台本作り)に入る。9時からの「世界仰天ニュース」では、人間を襲うインドの赤い怪光「ムノチュワ」の話題をやっており、元々チュパカブラとかスカイフィッシュとか、そういった胡散臭いもの大好きな私はすっかり心を奪われ、作業は一時難航した。
 その後も、12時50分からの「シスタープリンセス リピュア」ほぼ義務的に見なければならないため、作業を中断せざるをえなかった。シスプリは内容はどうかと思うものの、OPがとにかく素晴らしい。OPを歌っているcan/gooさんを検索かけて探してみると、公式ページが見つかった。掲示板を見てみると、なんとメジャーアーティストにも関わらずメンバーが返事を返している(!)なんだか嬉しかったので、私も書き込んでみた。これからは忙しくなると思うけど、今後もがんばってレス書いてください。そういう人たち、好きです。
 

2002年10月8日
夜:カレースパ(適当カレー使用)

 最近、本当に書くことがなくて困り気味。

 いつも通り仕事して、帰りにヤングマガジンを立ち読みして「エリートヤンキー三郎」の安易な展開にかえって安心感を覚えたりした。

 帰って、カレースパを作ってバターロールと一緒に食べて、まあいつも通り普通に美味しく、その後、ネット対戦でセイヴァーした。毎日、延々とセイヴァーしてるだけあって、操作精度も駆け引きも少しずつ上手くなっているのが自分でも分かるが、モアのプレイヤーたちのレベルが格段に高すぎて、彼らと対戦すると何も変わってない気がしてくる。いくら歩いても月が近くに見えないのと似たようなものだ。
 

2002年10月7日
夜:適当カレー

 朝、昨日のおでんの残り汁うどんを煮込んで食べてみる。いくら何でも辛すぎた。

 今日の仕事はデバッグモードを使って全てのルートを攻略することだった。楽しかった。

 帰りにスーパー食材をいろいろと購入。酒屋ではカルアコーヒーを買った。いつも酒といえば日本酒一択だが、最近牛乳がマイブームなので、カルアミルク作りたさにちょっと冒険した。

 帰って、カレーを作る。レッドカリーは美味しいが、いかんせん特殊なカレーなのでスパゲティーやうどんにかけるのはためらわれる。なので、あまり変哲のない普通のカレーを適当に作ることにした。
 材料は、カレー用豚肉をメインに椎茸タマネギ。まずはいつも通り、タマネギをみじん切りにし、弱火で炒める。次に輪切りのタマネギと粗く切った椎茸を中火で炒め、ここで一旦鍋の中へ。ちなみに、みじん切りにしたタマネギは甘さを引き出す香辛料として、輪切りのタマネギは具材として使い分けている。空いたフライパンで、豚肉を軽く焼き目がつく程度に炒め、鍋へ。鍋にお茶輪切り唐辛子を入れ、弱火で煮込むこと約20分熟カレー辛口を溶かし、ヨーグルト醤油を入れて、完成。

 今回はヨーグルトを入れてみたが、量が小量だったせいか、「多少まろやかになったかな?」程度であまり変化がなかった。しかし、過去に何度か牛乳を入れすぎ、まろやか過ぎて失敗したことがあるので、今回はこの程度に抑えておいた。隠し味的には醤油がいちばん目立った感じか。
 また、今回は100円均一で購入したざくろ茶を入れてみたが、これはほとんど変化を感じなかった。

食後、ヨーグルト牛乳カルアコーヒーを混ぜてカルアミルクっぽいものを作り、冷奴を肴にターンエー見ながら呑んでみた。カルアミルクっぽいものは、ヨーグルトが非常に口当たりよく、これと良く似た飲み物を想起させるが、いまその名前が出てこず、少々悔しい。
 これは美味しいが、牛乳、カルアコーヒー共々あまり冷えていなかったため、生ぬるいのがいまいちだった。次からは食前に作っておいて、冷凍庫で冷やしておこうと思う。

 それにしてもターンエーは面白い。現在39話。ギム・ギンガナムが出てきて、キエル嬢ハリー・オードがいちゃいちゃしてるところ。早くコレン軍曹に復活して欲しい。

2002年10月6日
夜:初レッドカリー

 朝、ハリケンジャー龍騎を見た後、二度寝。11時ごろ起きる。

 先日購入した大根をどう消費しようかと悩んだ結果、突然おでんが食べたくなったので朝からおでんを作ることに決定。ゆで玉子大根を、酒・みりん・砂糖・塩・醤油で適当に煮込む。朝はおでんでゴハンを食べたが、やはり10分20分の煮込み時間では、味が染み込まず、大根も中が固くあまり美味しくなかった。

 その後、洗濯とかドラクエとかした。今日はやらなければいけない作業があったのに、いつも通り先延ばしにしてしまう。だめだ。

 サイボーグ009こち亀を見ながら、夕食にカレーおでんを食べる。おでんは流石によく味が染みていた。別に煮込む必要はなく、漬け置くだけで味は十分に染みるようだ。とても美味しかったので、次はガンモやら牛スジ肉やら色々具材を使って作りたい。

 こち亀のスペシャルを見てて思ったのだが、この番組、スペシャル時はつねに特殊刑事課の人たちが出てくる。この手の下品なネタはちびっこには大人気なのだろう。ジャンプ批評サイトでのこち亀不人気と比べ、こち亀のちびっこ人気は注目すべきものがある。かくいう私もアニメのこち亀は結構好きだ。たわいないギャグアニメとして、中々よく出来ていると思う。

 お風呂に入った後、今日やるべき作業にやっとこさ取り組む。やってみると1時間強で終わった。音楽にしろ、何にしろ、実際やり出すとそう面倒臭くもないし、結構すんなり終わったりする。しかし、それに手をつけるまでが大変だ。特に、ほとんどの作業がPCを使わないと出来ないのに対し、PCを起動させるとゲームがしたくなる、というのが致命的だと思う。

2002年10月5日
朝:初レッドカリー

 カレーを食べて、土曜日なのに仕事へ。休日出勤は電車が混んでないから基本的に好きなのだが(どうせ平日休むし)、今日は何故か座れなかった。何のための休日出勤だか。

 今日の仕事は少し仕事っぽいことをした。バグも出したし。

 帰りに無性にスシが食べたくなったので、スーパーへ立ち寄り、お惣菜コーナーのお寿司の前で半額値引きシールが貼られるのを待つ。15分ほど待って、690円のスシを半額で購入。素晴らしい。

 スーパーからの帰り、神社に何やら人だかりが出来ていた。そして演歌の歌声も聴こえてくる。売れない演歌歌手でも来ているのだろうかと思い覗いてみると、「素人演芸発表会」と書かれていた。こんなローカル色の強いイベント、故郷福山でも無かった。さすが綾瀬、亀有の隣駅なだけはある。良い町だ。

 帰って、K−1を見ながらスシを食べた。アーネスト・ホーストが負けてた。相手がすごかった。あんな人に殴られたら私は死ぬと思う。

 しかし、スシは旨い。思うにスシというものは「高級である」という自覚があって、より引き立つものだと思う。考えようによっては、スシというものはゴハンの上におかずが乗っただけのものだ。何も考えず、ポイポイ口に入れることは勿論可能だ。親の金でスシを食っていた高校生までの私はまさにそんな感じだった。
 だが、自分の金でスシを食べるようになった今、「スシは高級な食べ物である」と認識した今、スシはまさに1カン1カンが宝石のように輝いてくる。スシを半口かじるごとに「あぁ〜、このマグロが1カンの単価約69円だから、半口で34.5円か〜〜。オレの労働時間に換算すると約2分間強だなぁ。あー、一口2分か〜」と思いながら食べると、感慨ひとしおである。
 他の高級な食べ物、たとえば天丼などと比べても、スシは単価計算が非常に容易いため、一口一口を味わって食べようとする意識がより強く働く。そうすると、たとえばギョクなら、玉子のふんわり感、味付け、温度、シャリとのバランス、等々、繊細に深く鋭く味わうことができる。また、スシを食べる時の鉄則、「前に食べたネタの味を口中に残さない」ため、お茶・お味噌汁・ガリなどのオプションをバランスよく計算立てて口にすることになる。そうすると、スシ自体をゆっくり味わうことと相まって、食事時間が非常に長くなり、満足感と満腹感を満たすことが出来るのだ。現に今日の食事も1時間かけて食べた。以前、回転寿司に行った時は1時間かけて300円だったこともある。あの時はお茶とガリをたくさん飲み食いしたものだ。
 とまあ、スシとはそのくらい味わって食べるものだと思うのだが、どうだろう。スシは「カロリーが低い」という致命的な欠点もあるが、それを除けば本当に良く出来た食べ物だと思う。いつかスーパーのスシではなく、月に一度くらい寿司屋のスシが食べれるような金持ちになりたいものだ。

2002年10月4日
夜:初レッドカリー

 今日も仕事へ。ここ最近、さっぱりバグが出ないので、一日中本当に遊んでいるだけだ。実に楽しい。入りたての頃は「こんなことでお金貰ってていいのだろうか」と思ったりもしたが、最近はそれなりに辛い作業もこなしてきたため、あまり罪悪感は感じなくなった。人生、山あり谷ありということか。

 仕事の後、モアで少しだけセイヴァーをして8時ごろには新宿を出る。帰りの電車で、一昨日借りた「ウンディネ」というホラー小説を読み終わった。読み始めて10Pでつまらない予感がして仕方なかったが、結局最後までつまらないままだった。

 家に帰り、チキンラーメンレッドカリーで夕食を取った。最近、日々の生活であまり発見がないため、たいしたことが書けない。だからといって、日記のネタがないこと以外、何も困りはしないのだが。

2002年10月3日
夜:初レッドカリー

 朝。お風呂に入った後、フレンチトーストを作る。ついでにオムレツも作る。オムレツがあんなに簡単に作れるとは思わなかった。ふっくらふわふわしててすごく美味しい。ちなみにオムレツにはタバスコをかけると美味しいと思う。

 今日の仕事も一日中遊んでるだけだった。とても楽しかった。貧しくても、楽で楽しいのだから仕方ない気がする。明日こそはクリアしたい。

 帰りにスーパーで何か野菜を買おうとしたが、大根しか安くなかったので、諦めて大根を買った。うどんやラーメンに使える野菜が欲しかったのだが、キャベツ白菜も高かったから仕方無い。大根の有効利用法を考えることにしよう。

 夕食は大根のサラダと、お味噌汁、そして昨日作ったレッドカリーを食べた。レッドカリーは冷凍していたもので、味は然程落ちていなかったが、香りは致命的に落ちていた。これまでのカレーでも香りが落ちることを意識しなくはなかったが、レッドカリーでは致命的かもしれない。


2002年10月2日
夜:初レッドカリー

 今日は多忙な一日だった。

 まず、朝7時に起き代々木のスタジオへ。折角仕事を休んだのに、いつもより早く起きなければならないというのは癪だ。まぁ、千代田線の通勤ラッシュが想像してた程酷くなかったのは嬉しい誤算だが。
 スタジオは11時に終了。その後、1時ごろまで会議。そのあと私は一人で新宿へ。

 なんといっても月初めだ。収穫時に穀物を浪費する農民の如く、私も手元にお金があれば使ってしまう。まずはルミネへお買い物に。
 ルミネでは、レッドカリーペーストを買う。これだ、これ!これが欲しかったんだ!今日の夕食はレッドカリーに決まった。うわーい。

 その後、モアでゲーム。先月の月末もゲーセン行きたい気持ちはあれどお金が無くて行けなかったので鬱憤を晴らす。平日の昼間というのにヴァンパイアセイヴァーに対戦相手がいたので、何度かやってみる。知らない人だったが、勝ったり負けたり、そこそこ良い勝負が出来た。
 対モリガン戦はいつも後輩相手にやっているため何とかなったが、レイレイとかビクトルとか、普段あまり対戦しないキャラを使われると辛かった。エスプレイドもやったが4面ボスで死んだ。いつもここで死ぬ。なんとかしたいなあ。

 また、アルタの裏にある「康龍」なるラーメン屋へ行ってみた。ここは職場の先輩オススメの店であり、また何時見ても行列が出来ているため、気にはなっていたが、750円と極めて高価なためいままで躊躇していたのだ。手元にカネがある今がチャンスと挑戦してみる。
 結果、値が張るだけのことはあった。というか、東京で食べたラーメンの中で、味だけなら一番美味しいとすら思う。スープと麺は「美味しいが、まあ普通」といったところだが、具材がとても良かった。一品一品、選び抜かれているのが良く分かる。チャーシュー・豚の角煮は口の中でとろけ、メンマ・フカヒレは舌に心地よい。味付け玉子はただ辛く味がついているわけでなく、実に奥ゆかしい味わいだ。華の花に行くくらいなら、みんな康龍行こう。

 帰りの電車の中で、ずっと昔にクリアした「デビルサマナーソウルハッカーズ」攻略本が急に欲しくなり、北千住のブックオフに寄ってみるがそんな都合よくあるはずもなく、ゲームセンターあらしを立ち読みして帰った。あらしは全身を高速回転させて、真空状態を作りながらゲームしていた。すごいなあ。

 地元駅に帰り、スーパーでお買い物。先月の月末に切らしながらも金が無いので買えなかったバターやらキムチやら買う。ふう。
 その後、別のスーパーで玉子や今日のカレー用の鳥のムネ肉やら買う。鶏のムネ肉は100g68円だったので、諦めて定価で購入した。月初めは我ながら羽振りが良い。

 帰って、レッドカリーを作る。ペーストの裏に書かれているレシピを読むと、ココナツミルクペーストを合わせ、炒めた野菜を入れて煮込み、最後にナンプラーで味を整える、とある。よく分からないので、そのとおりに作ってみる。
 とりあえず、いつも通りタマネギのみじん切りニンニク・しょうがで炒める。鶏のムネ肉にも軽く焼き目をつけておく。それらに竹の子の水煮を加え、ココナツミルクごとでぐつぐつと煮て、適当な頃合を見計らいレッドカリーペーストを投入。辛党なので、ついでに唐辛子も入れておく。
 ある程度煮込んだところで、ちょっと冒険。味を確認しながら、牛乳・チャツネ・ヨーグルトなどを加えてみる。牛乳を入れるとまろやかになり、チャツネを入れるとフルーティになり、ヨーグルトを入れると、牛乳と同じようになったが、結局のところ、最後に入れたナンプラーでほとんど味の個性はなくなった気がする。

 というわけで、作ったレッドカリーを食べてみたが、これが非常に美味しかった。メーヤウのレッドカリーを彷彿とさせる味と香りだった。ご家庭でお気軽にここまでの味が作れるとは。ペーストは偉大だ。惜しむらくは、バイマックルー(オレンジの葉)があれば、よりメーヤウのカレーに近い香りが出せたことか。今度、なんとかして手に入れてみよう。しかし、どこで売ってるのやら・・・。
 ところでレッドカリー。美味しいのは良いが、非常に辛くもあった。この私が辛いと思うくらいだから余程のものだろう。一般の人がこのレベルの辛さのカレーを食べれるとは思えない。何かマイルドにする技法があるはずだ。このままでは私も客人には出せないので、その方法が知りたいところ。単に唐辛子を入れたことが問題なのかもしれないが・・・。


2002年10月1日
夜:カレー曜日

 今日は仕事。朝、ほとんど冷蔵庫に食材が無いので(何せ月末だから)、玉子ご飯お味噌汁を食べて仕事へ。部屋中からかき集めた小銭で何とかジャンプを買い、読みながら職場へ。

 今日の仕事は久しぶりにゲームだった。一日中、ワー、キャー、と楽しく遊んだ。やっぱり銃を撃ったりするのは楽しいなぁ。8月・9月ときっつい仕事ばかりやっていた私に神さまがご褒美をくれたのだろう。きっと。
 そういえば先月の給料明細を貰ったが、思ったより全然働いてなかった。先月稼いだお金から、今月自由に使えるお金を計算すると約9000円だということも分かった。そこからバンドのメンバーに5000円返さなきゃいけないし、今月もアホほど辛くなりそうだ。何でこんなに貧しいんだ。意味が分からん。

 そんな経済的困難をあざ笑うかのように、帰宅中、暴風によりが大破した。風も激しかったが、雨も激しかったので、濡れたくない一心で傘をさそうとしたのが大間違いだった。やはり台風の日に傘など無力だ。
 傘だけでなく、横からの強風に煽られ、自転車ごと車道に落ちそうになったりと、今日は本当に怖かった。台風の日は仕事休みにして欲しい。
 
 家に帰って、早速シャワー。寒すぎる。筑紫さんのやってるニュース番組で「戦後最大の台風」とか言っていた。戦後最大は言い過ぎだと思うが、とにかくかなり大物の台風だったようだ。
 その後、夕食を食べようとするが、既に作りおきのカレーは無い。もちろん現金もないし、第一、こんな雨風の中外に出る気はしない。ここで記録が途絶えるかと怖れたが、幸い、レトルトカレー「カレー曜日」を発見。備えあれば憂いなしとはまさにこの事だ。

 カレー曜日はすごく普通のカレーだった。でもビーフはちょっと美味しかったかも。しかし、カレー曜日ってすごい言葉だと思う。私のためにあるかのようだ。
 



戻る